認証モードの設定
認証モードを使用すると、Cisco Unity Connection クレデンシャルを使用して SMTP ベースの HTML 通知に埋め込み画像やアイコンを表示できます。クレデンシャルが認証された後に画像が表示されます。
設定されているモードを確認するには、システム管理者にお問い合わせください。
デフォルトのシステム設定は認証モードです。管理者は、Cisco Unity Connection Administration を使用して認証モードを設定できます。
認証モードを設定するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 Cisco Unity Connection Administration で、[システム設定] > [全般設定] を選択します。
ステップ 2 [全般設定の編集] ページで、[HTML通知用グラフィックの認証] オプションを選択し、認証モードをオンにします。
ステップ 3 [保存] をクリックします。
(注) • Unity Connection クレデンシャルは、Outlook の各セッションでのみ必要です。
• ユーザが、[キャンセル] ボタンをクリックし、最初に要求されたときに、Unity Connection クレデンシャルを入力しなかった場合、電子メール通知に画像は表示されません。Unity Connection のクレデンシャルを入力し、画像を表示するには、Outlook を再起動する必要があります。
• 誤ったパスワードを連続で 3 回入力すると、Unity Connection は二度とプロンプトを表示しなくなるため、Outlook を再起動する必要があります。
非認証モードの設定
非認証モードでは、ユーザにクレデンシャルを要求するプロンプトは表示されず、埋め込み画像やアイコンはそのまま電子メール通知内に表示されます。設定されているモードをシステム管理者に確認してください。
HTML メッセージ通知内の画像を表示するように Microsoft Outlook を設定する
認証モードでは、すべてのカスタム グラフィックまたは管理者が置き換え可能な画像を HTML ベースのテンプレートごとに表示するには、Outlook クライアントにすべての必要な修正プログラムとレジストリ エントリがあることを確認する必要があります。
非認証モードが設定されている場合、Outlook クライアントに修正またはレジストリ エントリは必要ありません。
注意 管理者によって選択されたモード(認証モードまたは非認証モード)に関係なくユーザのワークステーションに SSL 証明書がインストールされている必要があります。
Cisco Unity Connection での SSL の設定方法については、『 System Administration Guide for Cisco Unity Connection Release 10.x』の「 Securing Cisco Unity Connection Administration, Cisco PCA, and IMAP Email Client Access to Cisco Unity Connection 10.x 」の章( http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/connection/10x/administration/guide/10xcucsagx.html )を参照してください。
Internet Explorer バージョン 8 を使用している場合は、「Cisco Unity Connection Mini Web Inbox 用の Internet Explorer 8 の設定」セクションの設定を参照してください。
(注) 特定のセキュリティ上の理由のために、必要な修正プログラムのインストールやレジストリ エントリの更新が許可されない場合は、画像、MWI ステータス、メッセージ ステータスが含まれないテンプレートを作成することができます。
Microsoft Outlook のレジストリ エントリを作成するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 [スタート] > [ファイル名を指定して実行] に移動します。regedit と入力して、Enter を押します。
ステップ 2 次の Microsoft Outlook 2007 のパスを参照します。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\12.0\Common
ステップ 3 次の Microsoft Outlook 2010 のパスを参照します。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\14.0\Common
ステップ 4 「AllowImageProxyAuth = 1」を新しい DWORD 値として追加します。
画像を自動的ににダウンロードするように Microsoft Outlook を設定する
必要な修正プログラムおよびレジストリ エントリを使用して Microsoft Outlook を更新した後でも、テンプレートで指定されている場合は、画像を右クリックして [表示] を選択する必要があります。メッセージ ウィンドウの上に表示されるプロンプトを右クリックして画像を表示することもできます。
セッションのたびにこれらの手順を実行しなくとも画像が自動的にダウンロードされるようにするには、Outlook 電子メール クライアントの [ツール] > [セキュリティ センター] > [自動ダウンロード] セクションで必要なオプションを選択する必要があります。
ボイス メッセージを添付ファイルとして送信するように Cisco Unity Connection を設定する
Cisco Unity Connection 10.0(1) リリース以降、管理者が接続を設定し、ボイス メッセージを HTML 通知の添付ファイルとしてユーザに送信できるようになりました。さらに、HTML 通知電子メールの Connection Mini Web Inbox にアクセスするためのリンクを使用して、ユーザは、.wav 形式のボイス メール添付ファイルにアクセスし、任意のプレーヤーを使用して PC または携帯電話で再生できます。
Unity Connection 10.0(1)よりも前のバージョンでは、エンドユーザは HTML 通知内で、Unity Connection Mini Web Inbox にアクセスするためのリンクのみを受信し、Mini Web Inbox のみを使用してボイス メッセージを聞きました。
(注) 転送されたメッセージの場合、最新のボイス メッセージの添付ファイルのみが送信されます。
ユーザが、携帯電話を使用してボイス メッセージの添付ファイルにアクセスする場合、以下のモバイル クライアントがサポートされます。
• サポートされるバージョンの iPhone 4 および 4s
• サポートされるバージョンの Android
(注) セキュアおよびプライベートのボイス メッセージを添付ファイルとして送信することはできません。
デフォルトでは、システムはボイス メッセージを添付ファイルとして送信しないように設定されます。
管理者は、Cisco Unity Connection Administration を使用して添付ファイルとしてボイス メッセージを送信するように設定できます。
ボイス メッセージを添付ファイルとして送信するように Unity Connection を設定するには
ステップ 1 Cisco Unity Connection Administration で、[詳細設定] > [メッセージング] を選択します。
ステップ 2 [メッセージングの設定] ページで、[HTML通知へのボイスメールの添付を許可する] オプションを選択し、ボイス メッセージを添付ファイルとして送信します。
[保存] をクリックします。
HTML 通知で添付ファイルとして送信されるボイス メッセージのサイズの設定
管理者は、HTML 通知で添付ファイルとして送信されるボイス メッセージのサイズを設定することができます。ユーザは、.wav 形式でボイス メッセージの添付ファイルにアクセスし、PC または携帯電話の任意のプレーヤーを使用して再生できます。
デフォルトでは、システムが添付ファイルとして送信できるボイス メッセージの最大サイズは 2,048 KB に設定されます。最大サイズは 12,288 KB まで設定できます。管理者は、Cisco Unity Connection Administration を使用してボイス メッセージのサイズを設定できます。
添付ファイルとして送信するボイス メッセージのサイズを設定するには
ステップ 1 Cisco Unity Connection Administration で、[詳細設定] > [メッセージング] を選択します。
ステップ 2 [メッセージングの設定] ページで、[HTML通知に添付するボイスメールの最大サイズ(KB)] テキスト ボックスにボイス メッセージのサイズを入力します。
ステップ 3 [保存] をクリックします。変更を有効にするには、Connection Notifier サービスを再起動してください。
Cisco Unity Connection 10.x for Cisco Unity Connection Mini Web Inbox の設定
次のセクションを参照してください。
• 「IBM Lotus Notes 用のCisco Unity Connection Mini Web Inbox の設定」
• 「Cisco Unity Connection Mini Web Inbox 用の Internet Explorer 8 の設定」
• 「Cisco Unity Connection Mini Web Inbox 用の Windows Vista および Windows 7(32 ビットおよび 64 ビット)の設定」
IBM Lotus Notes 用のCisco Unity Connection Mini Web Inbox の設定
Cisco Unity Connection Mini Inbox は、IBM Lotus Notes でデフォルトでサポートされるブラウザをサポートしません。ユーザが自分の IBM Lotus Notes 電子メール クライアントでメッセージを受信し、通知内のリンクをクリックして Connection Mini Inbox を開くときには、Connection Mini Web Inbox がデフォルトのオペレーティング システムのブラウザで開かれる必要があります。
Lotus Notes 電子メール クライアントで Web ブラウザをオペレーティング システムのデフォルトのブラウザとして構成するには
ステップ 1 Lotus Notes クライアントで、[ファイル] > [設定] > [Web ブラウザ] を選択します。
ステップ 2 [このオペレーティング システムのデフォルトとして設定しているブラウザを使用する] オプションを選択します。
ステップ 3 [適用] をクリックし、[OK] をクリックします。
Cisco Unity Connection Mini Web Inbox 用の Internet Explorer 8 の設定
Cisco Unity Connection Mini Web Inbox 用の Internet Explorer 8 を設定するには
ステップ 1 ブラウザ ウィンドウで、[ツール] > [イントラネット オプション] に移動し、[セキュリティ] タブを選択します。
ステップ 2 [ローカル イントラネット] オプションを選択し、[サイト] をクリックします
ステップ 3 すべてのチェック ボックスをオフにし、[OK] をクリックします。
ステップ 4 [信頼できるサイト] オプションを選択し、[サイト] をクリックします。
ステップ 5 接続に使用する Web サイト(たとえば、https://ucbu-cisco-vmxyz.cisco.com)を追加します。
ステップ 6 [閉じる] をクリックし、[OK] をクリックします。
Cisco Unity Connection Mini Web Inbox 用の Windows Vista および Windows 7(32 ビットおよび 64 ビット)の設定
Cisco Unity Connection Mini Web Inbox 用の Windows Vista および Windows 7(32 ビットおよび 64 ビット)を設定するには
ステップ 1 [スタート] > [コントロール パネル] > [Flash Player] を選択します。
ステップ 2 Flash Player設定マネージャーのウィンドウで、[カメラとマイク] タブを選択します。
ステップ 3 [次の場合に選択したサイトでカメラまたはマイクを使用] をクリックします。
ステップ 4 [次の場合に選択したサイトでカメラまたはマイクを使用] ウィンドウで、[カメラまたはマイクをサイトで使用する場合に確認] オプションを選択します。
ステップ 5 次に、[追加] をクリックします。
ステップ 6 Unity Connection で使用する Web サイト(たとえば、ucbu-cisco-vmxyz.cisco.com)を追加します。
ステップ 7 [許可] をクリックし、[閉じる] をクリックします。