この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
通知先は、Cisco Unity Connection で着信コールを転送できる、またはパーソナル着信転送ルールの一部としてテキスト メッセージを送信できる電話番号や電子メール アドレスです。 通知先のタイプには、次の 3 つがあります。
[電話] | 電話通知先は、Connection で着信コールを転送できる電話番号です。 Connection ディレクトリ内の、個人に関連付けられている電話番号は、電話通知先として使用可能です。 この電話番号には、プライマリ内線番号、ボイスメール アクセス番号、および業務用携帯電話が含まれる場合があります。 ディレクトリ内の電話番号は、Connection の管理者が保守します。 また、携帯電話番号、自宅の電話番号(Connection ディレクトリに登録されていない場合)、および出張中に連絡がとれる電話番号など、個人の電話通知先を作成することができます。 これらの通知先はパーソナル着信転送ルール Web ツールで管理します。 |
[SMS] | SMS 通知先は、Connection でテキスト メッセージを送信できる SMS デバイスの電話番号です。 メッセージの標準形式は「<日付> <時刻> に <番号または内線番号> からコールがありました。」です(例:2010 年 10 月 4 日 15:16 に 3233 からコールがありました。)。 SMS 通知先をルールで使用するには、少なくとも 1 つの電話通知先を含む通知先グループにこの通知先を追加する必要があります (SMS 通知先は、ルールの作成時に [ルール] ページの [通知先] リストに表示されることはありません)。 SMS デバイスは、Connection の管理者が追加する場合がありますが、ユーザは Messaging Assistant Web ツールで修正できる場合があります。 Messaging Assistant Web ツールで通知先として使用するために、パーソナル着信転送ルール Web ツールで SMS デバイスを有効にする必要はありません。 |
[SMTP] | SMTP 通知先は、Connection でテキスト メッセージを送信できる電子メール アドレスです。 メッセージの標準形式は「<日付> <時刻> に <番号または内線番号> からコールがありました。」です(例:2010 年 10 月 4 日 15:16 に 3233 からコールがありました。)。 SMTP 通知先をルールで使用するには、少なくとも 1 つの電話通知先を含む通知先グループにこの通知先を追加する必要があります (SMTP 通知先は、ルールの作成時に [ルール] ページの [通知先] リストに表示されることはありません)。 SMTP デバイスは、Connection の管理者が作成する場合がありますが、ユーザは Messaging Assistant Web ツールで修正できる場合があります。 Messaging Assistant Web ツールで通知先として使用できるようにするために、パーソナル着信転送ルール Web ツールで SMTP デバイスを有効にする必要はありません。 |
ステップ 1 | パーソナル着信転送ルール Web ツールの [通知先] メニューで、[通知先の表示] を選択します。 |
ステップ 2 | [通知先] ページで、個人の通知先の名前を選択します。 |
ステップ 3 | [通知先の変更] ページで、変更を加え、[保存] を選択します。 |
個人の通知先は、通知先グループまたはルールで使用されている間は、削除できません。 まず通知先グループまたはルールから通知先を削除してから、その通知先を削除します。
ステップ 1 | パーソナル着信転送ルール Web ツールの [通知先] メニューで、[通知先の表示] を選択します。 |
ステップ 2 | [通知先] ページで、削除する個人の通知先のチェックボックスをオンにします。 複数のチェックボックスをオンにすると、複数の個人の通知先を一度に削除できます。 |
ステップ 3 | メニューバーの下にある [選択行の削除] アイコンを選択します。 |
電話通知先の場合、[通知先] ページで [呼び出し回数] 設定を変更できます。
ステップ 1 | パーソナル着信転送ルール Web ツールの [通知先] メニューで、[通知先の表示] を選択します。 |
ステップ 2 | [通知先] ページの [呼び出し回数] カラムで、着信をボイスメールまたは通知先グループ内の次の通知先に転送するまで Connection が待つ呼び出し回数の新しい値を入力します。 |
ステップ 3 | [アップデート] を選択します。 |
プライマリ内線番号以外の電話通知先の場合、Cisco Unity Connection に着信コールを転送するように電話を設定したときは、[ループ検出の有効化] 設定を使用して示すことができます。 たとえば、すべての着信コールを Connection に転送するように携帯電話を設定して、すべてのボイス メッセージを Connection に格納することができます。 Connection から携帯電話に着信コールを転送するルールを作成する場合、気付かずにコールループ状況を作成してしまうことがあります。コールループ状況では、Connection が着信コールを携帯電話に転送した後で、携帯電話が着信コールを Connection に送り返します。そのため、発信者がユーザに到達できないことがあります。
この設定を選択すると、コールループの問題を排除できます。 電話通知先から Connection に着信コールが転送され、その後電話に送り返されている場合、Connection は、着信コールを次の割り当て済みデバイスに転送するか(通知先グループが作成されている場合)、または定義された通知先が他になければボイスメールに転送します。
(注) |
この設定が有効の場合、Connection が着信コールを通知先グループ内の次の通知先またはボイスメールに転送するため、多少の遅延が発生することがあります。 |
ステップ 1 | パーソナル着信転送ルール Web ツールの [通知先] メニューで、[通知先の表示] を選択します。 |
ステップ 2 | Cisco Unity Connection に着信を転送するようにこの通知先を設定した場合は、[ループ検出の有効化] チェックボックスをオンにします。 |
ステップ 3 | [アップデート] を選択します。 |
通知先グループには順番に並べられた複数の通知先が含まれ、1 つのグループ名で保存されます。
たとえば、特定の連絡先からの着信コールを必ず受信できるようにするには、プライマリ内線番号、携帯電話番号、および自宅の電話番号を含む通知先グループを作成してから、連絡先からの着信コールを通知先グループに転送するよう Cisco Unity Connection に指示するルールを作成します。 ルールに使用するには、通知先グループに少なくとも 1 つの電話通知先が含まれている必要があります。
着信コールが通知先グループに転送されると、Connection は、通知先にリストの順序で転送しようとします。この試みは、応答があるまで、発信者がボイス メッセージを残すか電話を切るまで、またはグループの最後の通知先に達するまで続けられます。 グループに SMS または SMTP 通知先が含まれている場合、Connection は着信コールに関するテキスト メッセージをデバイスに送信します。
通知先が応答しない場合、Connection は発信者に対し、次の通知先を試みるには 1 を押し、ボイス メッセージを残す場合は 2 を押すよう指示します。 Connection は、指定された呼び出し回数に基づいて、応答があるまで待機します。この呼び出し回数は、通知先の作成時に [呼び出し回数] フィールドで設定します。 呼び出し回数の指定がない場合、Connection はデフォルト値の 4 回を使用します。 呼び出し回数の設定は、通知先を作成した後にいつでも変更できます。
Connection が通知先をすべて試みて応答がないとき、その着信コールはデフォルトの電話番号または通知先グループ内のプライマリ内線番号(通常はプライマリ内線番号)に転送されます。
通知先グループには、任意の通知先を追加できます。 1 つの通知先を複数の通知先グループに追加することもできます。 通知先グループには、最低 1 つの電話番号が含まれている必要があります。
グループ内の通知先の順序は重要です。その理由は、Cisco Unity Connection がリストの先頭の通知先から末尾の通知先に向けて順番にダイヤルするからです。 通知先は、グループに追加した後、要求に合うように順序を変更する必要があります。
グループ名を変更したり、グループに対して通知先を追加または削除したり、グループにおける通知先の優先順位を変更することができます。
削除の結果、グループ内の通知先が SMS または SMTP 通知先だけになる場合は、最後の電話通知先は通知先グループから削除できません。
通知先グループは、ルールで使用されている間は、削除できません。 まず通知先グループをルールから削除してから、その通知先グループを削除します。
ステップ 1 | パーソナル着信転送ルール Web ツールの [通知先] メニューで、[通知先グループの表示] を選択します。 |
ステップ 2 | [通知先グループ] ページで、削除するグループのチェックボックスをオンにします。 複数のチェックボックスをオンにすると、複数の通知先グループを一度に削除できます。 |
ステップ 3 | メニューバーの下にある [選択行の削除] アイコンを選択します。 |