この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
パーソナル着信転送ルールを使用すると、着信コールを受信する方法と場所を統合できます。 パーソナル着信転送ルール Web ツールを使用して、発信者の識別情報、時刻、および会議スケジュールに基づいて、着信コールを転送および発信者確認するルールを作成できます。 また、Cisco Unity Connection が選択した着信コールを通知先または通知先グループに転送するように設定することもできます。
ルールの特性は、必要に応じて変更できます。 たとえば、同僚からの着信すべてを携帯電話に送信するルールを作成した後で、そのルールを同僚以外からの着信すべてを携帯電話に送信するように変更することができます。
「着信はすべてボイスメールに送信する」などの一般的なルールにもできますが、「午前 9:00 から 10:00 の間にジェーン・スミスから着信があった場合は携帯電話に送信し、発信者名を確認する」などの具体的なルールにすることもできます。
ルール セットは、1 つまたは複数のルールのグループで、スケジュールに応じて、特定の日付/曜日および特定の範囲の日付/曜日に有効にできます。 ルール セットで指定されている日付または曜日になると、Connection は、ルール セットを有効にし、そのルール セットに照合して着信の処理を始めます。 Connection では、日付の範囲に対して有効になっているルール セットは、1 つの曜日に対して有効になっているルール セットに優先します。
Connection は、着信コールの条件に最初に一致するルール セット内のルールを使用して、その着信に適用します。 したがって、設定内でルールを並べる順序は重要です。 一般に、ルールは最も固有性の高いものから最も固有性の低いものへと並べます。
ルール セットを正常に設定するには、ルール セットを設定するためのタスク リストを参照してください。
ルール セットを正常に設定するには、次のタスクを記載順に実行します。
ルール セットを作成後、そのルール セットに 1 つまたは複数のルールを追加します。
注意 |
ルールを追加する前に、ルールで使用する連絡先、発信者グループ、個人通知先、または通知先グループをすべて作成する必要があります。 これらが存在しないと、ルールを正しく設定できません。 |
ステップ 1 | パーソナル着信転送ルール Web ツールの [ルール] メニューで、[着信転送ルール セットの表示] を選択します。 |
ステップ 2 | [着信転送ルールの設定] ページで、変更するルールを含むルール設定の名前を選択します。 |
ステップ 3 | [ルール設定] ページの [転送ルール] リストで、そのルール名を選択します。 |
ステップ 4 |
[ルール] ページで、必要な変更を行います。 ルール セットへのルールの追加の表を使用して、フィールドの値を決定します。 |
ステップ 5 | [プレビュー] セクションで、[プレビューのアップデート] を選択してルールのテキスト バージョンを表示し、変更したバージョンが正しいことが確認できます。 |
ステップ 6 | [保存] を選択します。 |
ルール セット内のルールの順序は重要です。その理由は、Cisco Unity Connection では、ルールがリストの先頭から末尾に向けて順番に処理され、着信コールについて条件が最初に一致したルールだけが適用されるからです。
ルール セットに複数のルールがある場合、ルールは最も固有性の高いものから最も固有性の低いものの順に並べて、必ず Connection が、より一般的なルールではなく、最も固有性の高いルールを着信コールに適用するようにします。
ヒント |
ルール セット内の 1 つのルールの優先順位を変更するには、[ルール セット] ページの [転送ルール] リストでそのルールに変更を加えて、[優先順位のアップデート] をクリックします。 これに応じて、ルール セットの他のルールはすべて、優先順位が変更されます。 |
ステップ 1 | パーソナル着信転送ルール Web ツールの [ルール] メニューで、[着信転送ルール セットの表示] を選択します。 |
ステップ 2 | [着信転送ルール セットの設定] ページで、ルール セットの名前を選択します。 |
ステップ 3 | [ルール セット] ページで、[優先順位] カラムに数字を入力して、Connection で設定のルールが処理される順番を指定します (たとえば、「着信はすべてボイスメールに送信する」というルールを最初に処理するには、1 を入力します。「ジェーン・スミスからの着信は携帯電話に送信する」というルールを 2 番目に処理するには、2 を入力します)。 |
ステップ 4 | [優先順位のアップデート] を選択します。 ルールは、それぞれの優先順位に応じて再度並べられ、保存されます。 |
着信転送ルールのテスト機能ツールを使用して、Cisco Unity Connection がセット内にあるルールに基づいて着信コールを転送する状況を見ることができます。 ルールを作成した後でルール セットを選択して、そのルールが特定の発信者または特定の時間に到達する着信コールに適用されるかどうかを見ます。
着信転送ルールのテスト機能ツールは、着信転送の問題を診断する優れた方法でもあります。 たとえば、着信コールが予想どおりに転送されなかった場合、実際の発信者の名前と着信が発信された時刻と日付を入力します。このルール テスト機能は、ルール セットの中の Connection が着信コールに適用する部分をつきとめるのに役立ちます。
着信転送ルールのテスト機能を使用して結果を得るには、テストするルールを含むルール セットが有効またはアクティブになっている必要があります。
(注) |
着信転送ルールのテスト機能ツールを使用しても着信転送の問題が診断できない場合は、Connection の管理者に問い合わせてください。 |
ステップ 1 | パーソナル着信転送ルール Web ツールの [ツール] メニューで、[着信転送ルールのテスト] を選択します。 | ||
ステップ 2 |
[着信転送ルールのテスト] ページで、テストに使用する着信コールの条件を入力または選択します。
このルールのテスト機能ツールを使用して正確な結果を得るために、日付を指定します。 日付を指定しなかった場合、このルールはデフォルトである現在の日付で評価されます。 ルールをテストする条件は任意の方法で組み合わせることができます。 たとえば、発信者、時刻、日付、および年を指定できます。 または、時刻と日付だけを指定することもできます。 |
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ステップ 3 |
[テスト] を選択します。 有効またはアクティブになっているルールを指定した着信条件に適用すると、Connection によってルールが表示されます。 有効またはアクティブになっていないルールを指定した着信条件に適用すると、Connection によって一致するルールが見つからなかったことを示すメッセージが表示されます。
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ステップ 1 | パーソナル着信転送ルール Web ツールの [ルール] メニューで、[着信転送ルール セットの表示] を選択します。 |
ステップ 2 | [着信転送ルール セットの設定] ページで、削除するルール セットの横にあるチェックボックスをオンにします。 |
ステップ 3 |
メニューバーの下にある [選択行の削除] アイコンを選択します。 ルール セットがアクティブになっている場合は、ルール セットが削除できないというエラー メッセージが表示されます。 |
ステップ 4 | [OK] を選択してそのルール設定を削除します。 |
ルール セットの有効化とは、そのルール セットをアクティブにする日付または期間を設定することを意味します。 Cisco Unity Connection では、スケジュールを使用して、ルールを着信コールに適用します。 パーソナル着信転送ルール Web ツールで、アクティブにする期間を事前にスケジュールできます。
ルール セットの無効化とは、そのルール セットをアクティブにできなくすることを意味します。
Connection では、複数のルール セットを同一期間内に有効になるように設定できます。 複数のルール セットが有効になっている場合、日付の範囲で有効になっているセットが、曜日によって有効になっているセットよりも優先されます。 日付の範囲が適用できなくなった場合は、曜日によって有効にされた設定が元に戻されます。 重複した日付に複数のルール セットを有効にすることはできません。
ステップ 1 | パーソナル着信転送ルール Web ツールの [ルール] メニューで、[ルール セットの有効化] を選択します。 |
ステップ 2 |
日付の範囲に対してルール セットを有効にするには、次の手順を実行します。
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ステップ 3 |
曜日に対してルール セットを有効にするには、次の手順を実行します。
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ステップ 4 |
ルール セットを無効にするには、次の手順を実行します。
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パーソナル着信転送ルールは、パーソナル着信転送ルールを適用するために、基本設定の代わりにアクティブな基本ルール(標準、オプション、または時間外転送ルール)が設定されている場合にのみ使用されます。 パーソナル着信転送ルール設定を作成して適用した後は、パーソナル着信転送ルールを適用するように基本転送ルールを設定する必要があります。
(注) |
Messaging Assistant Web ツールを使用して、次の手順を実行します(パーソナル着信転送ルール Web ツールではありません)。 |
ステップ 1 | Messaging Assistant Web ツールの [設定] メニューで、[着信転送と発信者名確認] を選択します。 |
ステップ 2 | 転送ルールの表内で、パーソナル着信転送ルールを使用するために設定する基本転送ルールを選択します。 |
ステップ 3 | [この基本ルールがアクティブな場合] フィールド内で、[パーソナル着信転送ルールを適用] を選択します。 |
ステップ 4 | [保存] を選択します。 |
ステップ 5 | パーソナル着信転送ルールを使用するために設定する基本転送ルールごとに、手順 1 ~ 4 を繰り返します。 |