Cisco Unified OS CLI コマンド
ここでは、Cisco ER プラットフォームで動作している Cisco Unified OS で使用できる CLI コマンドの一覧を示し説明します。
(注) File I/O Reporting(FIOR; ファイル I/O レポート)サービスには、プロセスごとにファイル I/O を収集するためのカーネルベースのデーモンが用意されています。このデーモンはデフォルトではディセーブルになっており、CLI でイネーブルにする必要があります。
delete account
管理者アカウントを削除します。
コマンドの構文
delete account account-name
パラメータ
• account-name は、管理者アカウントの名前を表します。
要件
コマンド特権レベル:4
アップグレード中の使用:不可能
delete dns
DNS サーバの IP アドレスを削除します。
コマンドの構文
delete dns ip-address
パラメータ
• ip-address は、削除する DNS サーバの IP アドレスを表します。
使用上のガイドライン
このコマンドの実行を続けるかどうかを質問されます。
注意 続行する場合、ネットワーク接続が一時的に失われます。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:不可能
delete ipsec
IPSec ポリシーとアソシエーションを削除します。
コマンドの構文
delete ipsec
policy { ALL | policy-name }
association policy-name { ALL | association-name }
パラメータ
• policy-name は IPSec ポリシーを表します。
• association-name は IPSec アソシエーションを表します。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:不可能
delete process
特定のプロセスを削除します。
コマンドの構文
delete process process-id [force | terminate | crash]
パラメータ
• process-id は、プロセス ID 番号を表します。
オプション
• force :プロセスに停止を指示します。
• terminate :オペレーティング システムにプロセスの終了を指示します。
• crash :プロセスをクラッシュさせ、クラッシュ ダンプを生成します。
使用上のガイドライン
(注) force オプションは、コマンドだけではプロセスが削除できない場合にのみ使用し、terminate オプションは、force でプロセスが削除されない場合にのみ使用します。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:可能
delete smtp
SMTP ホストを削除します。
コマンドの構文
delete smtp
要件
コマンド特権レベル:1
使用可能
file check
/usr ディレクトリ ツリーを確認して、最後に新規インストールまたはアップグレードしてからファイルやディレクトリが追加、削除、サイズ変更されているかどうかを確認し、結果を表示します。
コマンドの構文
file check [ detection-size-kb ]
オプション
detection-size-kb には、コマンドでファイルが変更されたものとして表示する、最小のファイル サイズの変化を指定します。
使用上のガイドライン
システムのパフォーマンスに影響が出る可能性があることが通知され、続行するかどうかが質問されます。
注意 このコマンドを実行するとシステムのパフォーマンスが影響を受ける可能性があるため、ピーク時間帯以外の時間にコマンドを実行することをお勧めします。
削除されたファイルと新規ファイルの両方が表示されます。
デフォルト
detection-size-kb のデフォルト値は 100 KB です。
要件
コマンド特権レベル:0
アップグレード中の使用:不可能
file delete
1 つ以上のファイルを削除します。
コマンドの構文
file delete
activelog directory/filename [ detail ] [ noconfirm ]
inactivelog directory/filename [ detail ] [ noconfirm ]
install directory/filename [ detail ] [ noconfirm ]
パラメータ
• activelog は、アクティブ側のログを指定します。
• inactivelog は、非アクティブ側のログを指定します。
• install は、インストール ログを指定します。
• directory/filename には、削除するファイルのパスと名前を指定します。 filename にはワイルドカード文字(*)を使用できます。
オプション
• detail :削除されたファイルとその日付および時刻を表示します。
• noconfirm :削除のたびに確認することなくファイルを削除します。
使用上のガイドライン
注意 ディザスタ リカバリ システムを使用しない限り、削除したファイルは回復できません。
コマンドを入力した後、確認のためのプロンプトが表示されます。使用中のディレクトリやファイルは削除できません。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:可能
例
次にインストール ログを削除する例を示します。
file delete install install.log
file dump
ファイルの内容を一度に 1 ページずつ画面にダンプします。
コマンドの構文
file dump
activelog directory/filename [ detail ] [ hex ]
inactivelog directory/filename [ detail ] [ hex ]
install directory/filename [ detail ] [ hex ]
パラメータ
• activelog は、アクティブ側のログを指定します。
• inactivelog は、非アクティブ側のログを指定します。
• install は、インストール ログを指定します。
• directory/filename には、ダンプするファイルのパスと名前を指定します。1 つのファイルに解決される限り、 filename にワイルドカード文字(*)を使用できます。
オプション
• detail :一覧に日付と時刻を表示します。
• hex :出力を 16 進数で表示します。
• regexp expression :ファイル中の正規表現 expression に一致する行だけを表示します。
• recent :ディレクトリ内で最後に変更されたファイルを表示します。
要件
コマンド特権レベル:ログに対して 1
アップグレード中の使用:可能
例
ファイル _cdrIndex.idx の内容をダンプします。
file dump activelog cm/cdr/_cdrIndex.idx
file get
SFTP を使用してファイルを別のシステムに送ります。
コマンドの構文
file get
activelog directory/filename [ reltime ] [ abstime ] [ match ] [ recurs ]
inactivelog directory/filename [ reltime ] [ abstime ] [ match ] [ recurs ]
install directory/filename [ reltime ] [ abstime ] [ match ] [ recurs ]
partBsalog directory/filename [ reltime ] [ abstime ] [ match ] [ recurs ]
salog directory/filename [ reltime ] [ abstime ] [ match ] [ recurs ]
パラメータ
• activelog は、アクティブ側のログを指定します。
• inactivelog は、非アクティブ側のログを指定します。
• install は、インストール ログを指定します。
• partBsalog には、partBsalog ログ ディレクトリを指定します。
• salog には、salog ログ ディレクトリを指定します。
• directory/filename には、削除するファイルのパスを指定します。1 つのファイルに解決される限り、 filename にワイルドカード文字(*)を使用できます。
オプション
• abstime :絶対期間を、 hh:mm:MM/DD/YY hh:mm:MM/DD/YY で指定します。
• reltime :相対期間を、 months | weeks | days | hours | minutes value で指定します。
• match :ファイル名を string value で指定した文字列と照合します。
• recurs :サブディレクトリを含むすべてのファイルを取得します。
使用上のガイドライン
指定したファイルが特定された後、SFTP ホスト、ユーザ名、パスワードの入力を求めるプロンプトが表示されます。
要件
コマンド特権レベル:0
アップグレード中の使用:可能
例
次のコマンドは、文字列「plat」に一致する activelog オペレーティング システム ディレクトリ内のすべてのファイルを取得します。
file get activelog platform match plat
次のコマンドは、特定の期間のすべてのオペレーティング システム ログ ファイルを取得します。
file get activelog platform/log abstime 18:00:9/27/2005 18:00:9/28/2005
file list
使用可能なログ ディレクトリ内のログ ファイルの一覧を表示します。
コマンドの構文
file list
activelog directory [ page ] [ detail ] [ reverse ] [ date | size ]
inactivelog directory [ page ] [ detail ] [ reverse ] [ date | size ]
install directory [ page ] [ detail ] [ reverse ] [ date | size ]
partBsalog directory [ page ] [ detail ] [ reverse ] [ date | size ]
salog directory [ page ] [ detail ] [ reverse ] [ date | size ]
パラメータ
• activelog は、アクティブ側のログを指定します。
• inactivelog は、非アクティブ側のログを指定します。
• install は、インストール ログを指定します。
• partBsalog には、partBsalog ログ ディレクトリを指定します。
• salog には、salog ログ ディレクトリを指定します。
• directory には、一覧表示するディレクトリのパスを指定します。1 つのディレクトリに解決される限り、 directory にワイルドカード文字(*)使用できます。
オプション
• detail :日付と時刻を含む長い一覧を表示します。
• date :日付でソートします。
• size :ファイル サイズでソートします。
• reverse :逆順のソートを指示します。
• page :出力を一度に 1 画面ずつ表示します。
要件
コマンド特権レベル:ログに対して 1
アップグレード中の使用:可能
例
次に、オペレーティング システム ログファイルを詳細とともに表示する例を示します。
file list activelog platform/log page detail
次に、Cisco ER ログ用に作成されたディレクトリの一覧を表示する例を示します。
file list activelog er/logs
次に、指定したディレクトリ内の Cisco ER ログをサイズごとに一覧表する例を示します。
file list activelog er/logs size
file search
このコマンドは、ログの内容を検索し、一致する行を一度に 1 ページずつ表示します。
コマンドの構文
file search
activelog directory/filename reg-exp [ abstime hh:mm:ss mm/dd/yyyy hh:mm:ss mm/dd/yyyy ] [ ignorecase ] [ reltime { days | hours | minutes } timevalue ]
inactivelog directory/filename reg-exp [ abstime hh:mm:ss mm/dd/yyyy hh:mm:ss mm/dd/yyyy ] [ ignorecase ] [ reltime { days | hours | minutes } timevalue ]
install directory/filename reg-exp [ abstime hh:mm:ss mm/dd/yyyy hh:mm:ss mm/dd/yyyy ] [ ignorecase ] [ reltime { days | hours | minutes } timevalue ]
パラメータ
• activelog は、アクティブ側のログを指定します。
• inactivelog は、非アクティブ側のログを指定します。
• install は、インストール ログを指定します。
• reg-exp は正規表現を表します。
• directory/filename は検索するファイルのパスを表します。ファイル名のすべてまたは一部を表すためにワイルドカード文字(*)を使用できます。
オプション
• abstime :ファイル作成時刻に基づいて検索対象のファイルを指定します。開始時刻と終了時刻を入力します。
• days|hours|minutes :ファイルの経過時間の単位として、日、時間、分単位のいずれかを指定します。
• ignorecase :検索時に大文字と小文字を無視します。
• reltime :ファイル作成時刻に基づいて検索対象のファイルを指定します。検索対象ファイルの経過時間を入力します。
• hh:mm:ss mm/dd/yyyy :「時:分:秒 月/日/年」形式の絶対時刻。
• timevalue :検索対象ファイルの経過時間。この値の単位は、{ days | hours | minutes } オプションで指定します。
使用上のガイドライン
検索する語句を正規表現で記述します。正規表現は、検索パターンを記述するための特殊なテキスト文字列です。
検索語句が 1 つのファイルのみに見つかった場合、ファイル名が出力の先頭に表示されます。検索語句が複数のファイルに見つかった場合、出力の各行の先頭に、一致する行が見つかったファイルの名前が表示されます。
要件
コマンド特権レベル:0
アップグレード中の使用:可能
例
file search activelog platform/log/platform.log Err[a-z] ignorecase
file tail
このコマンドは、ログ ファイルの最後の数行を表示します。
コマンドの構文
file tail
activelog directory/filename [ detail ] [ hex ] [ lines ]
inactivelog directory/filename [ detail ] [ hex ] [ lines ]
install directory/filename [ detail ] [ hex ] [ lines ]
パラメータ
• activelog は、アクティブ側のログを指定します。
• inactivelog は、非アクティブ側のログを指定します。
• install は、インストール ログを指定します。
• directory/filename には、最後の数行を表示するファイルのパスを指定します。1 つのファイルに解決される限り、filename にワイルドカード文字(*)を使用できます。
オプション
• detail :日付と時刻を含む長い一覧を表示します。
• hex :16 進文字列
• lines :表示する行数
要件
コマンド特権レベル:ログに対して 1
アップグレード中の使用:可能
例
次に、オペレーティング システムの CLI ログ ファイルの最後の数行を表示する例を示します。
file tail activelog platform/log/cli00001.log
file view
ファイルの内容を表示します。
コマンドの構文
file view
activelog directory/filename
inactivelog directory/filename
install directory/filename
system-management-log
パラメータ
• activelog は、アクティブ側のログを指定します。
• inactivelog は、非アクティブ側のログを指定します。
• install は、インストール ログを指定します。
• system-management-log は、Integrated Management Log(IML)の内容を表示します。
• directory/filename には、表示するファイルのパスを指定します。1 つのファイルに解決される限り、 filename にワイルドカード文字(*)を使用できます。
使用上のガイドライン
注意 ターミナル セッションが壊れるおそれがあるため、このコマンドを使用してバイナリ ファイルを表示しないでください。
要件
コマンド特権レベル:0
アップグレード中の使用:可能
例
次に、インストール ログを表示する例を示します。
file view install install.log
次に、特定の CDR ファイルを表示する例を示します。
file view activelog er/logs/CERAdmin01.log
run sql
このコマンドを使用すると、SQL コマンドを実行できます。
コマンドの構文
run sql sql_statement
パラメータ
• sql_statement は、実行する SQL コマンドを表します。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:不可能
例
次に、SQL コマンドを実行する例を示します。
run sql select * from cerserver
set account
オペレーティング システム上に新しいアカウントを設定します。
コマンドの構文
set account name
パラメータ
• name は、新しいアカウントのユーザ名を表します。
使用上のガイドライン
ユーザ名を入力した後、新しいアカウントの特権レベルとパスワードの入力を求めるプロンプトが表示されます。
要件
コマンド特権レベル:0
アップグレード中の使用:不可能
set account enable
パスワード非アクティビティ機能によりアカウントがディセーブルになっている場合にユーザ アカウントをイネーブルにするために使用します。
パスワード非アクティビティ期間は、パスワードの有効期限が切れてからアカウントがディセーブルになるまでの、アクティビティがなかった日数です。
このコマンドを実行すると、現在のシステム設定を使用してユーザ アカウントがイネーブルになります。システム設定はパスワード最低日数、パスワード最高日数、パスワード非アクティビティ期間です。
コマンドの構文
set account enable userid
パラメータ
userid は、ユーザ アカウントの名前です。
例
set account enable test
Enabling the account 'test' with current settings....
.....
Successfully enabled account 'test'
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:可能
show accountlocking
現在のアカウント ロック設定を表示します。
コマンドの構文
show accountlocking
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:可能
set accountlocking disable
現在の管理者アカウントのアカウントロックをディセーブルにします。
コマンドの構文
set accountlocking disable
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:可能
set accountlocking enable
現在の管理者アカウントのアカウントロックをイネーブルにします。
コマンドの構文
set accountlocking enable
要件
コマンド特権レベル:0
アップグレード中の使用:可能
set accountlocking unlocktime
CER OS 管理者アカウントのアンロック時間を秒単位で設定するために使用します。
有効な値は、300 秒以上 3600 秒(60 分)未満です。
コマンドの構文
set accountlocking unlocktime seconds
パラメータ
seconds はアンロック時間(秒単位)です。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:可能
set cert delete
ユニット ipsec の証明書 test.pem を削除します。
コマンドの構文
set cert delete [unit] [name]
パラメータ
unit は信頼カテゴリ名です。
name は証明書ファイル名です。
例:
set cert delete ipsec test.pem
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:不可能
set cert import
タイプ own | trust のユニット名の証明書をインポートします。
コマンドの構文
set cert import [unit name]
パラメータ
name はユニット名です。
例:
set cert import trust tomcat
Successfully regenerated certificate for tomcat.
Please restart services related to tomcat for the new certificate to become active.
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:可能
set csr gen
ユニット name の証明書を再生成します。
コマンドの構文
set csr gen [name]
パラメータ
name は tomcat などのユニット名です。
例
set csr gen tomcat
Successfully regenerated certificate for tomcat.
Please restart services related to tomcat for the new certificate to become active.
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:不可能
set cert regen
ユニット name の証明書を再生成します。
コマンドの構文
set cert regen [name]
パラメータ
name はユニット名です。
例:
set cert regen tomcat
Successfully regenerated certificate for tomcat.
Please restart services related to tomcat for the new certificate to become active.
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:不可能
show csr list
選択した自身の CSR ファイルを表示します。
コマンドの構文
show csr list type
例
show csr list own
tomcat/tomcat.csr
Vipr-QuetzalCoatl/Vipr-QuetzalCoatl.csr
set commandcount
実行した CLI コマンドの数を表示するように CLI コマンド プロンプトを変更します。
コマンドの構文
set commandcount { enable | disable }
パラメータ
• unit-name は、再生成する証明書の名前を表します。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:不可能
set cli pagination
現在の CLI セッションに対し、自動的なページ分割を オン または オフ にします。
コマンドの構文
set cli pagination {on | off}
パラメータ
• on を指定すると、ページ分割がオンになります。
• off を指定すると、ページ分割がオフになります。
要件
レベル特権:1
コマンド特権:1
アップグレード中の使用:不可能
例
admin:set cli pagination off
Automatic pagination is turned off
set date
システムの日付を設定します。
コマンドの構文
set date HH:mm:ss:MM/DD/YY
HH:mm:ss:時刻形式(24 時間形式)
MM/DD/YY:日付形式
(注) 次の形式も指定できます。
MM/DD/YYYY:日付形式
例
日時を 2008 年 2 月 13 日午後 2 時 10 分 33 秒に設定するには、次のコマンドを実行します。
set date 14:10:33:02/13/08
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:不可能
set ipsec
IPSec ポリシーとアソシエーションを設定します。
コマンドの構文
set ipsec
policy { ALL | policy-name }
association policy-name { ALL | association-name }
パラメータ
• policy-name は IPSec ポリシーを表します。
• association-name は IPSec アソシエーションを表します。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:不可能
set logging
ロギングをイネーブルまたはディセーブルにします。
コマンドの構文
set logging { enable | disable }
要件
コマンド特権レベル:0
アップグレード中の使用:不可能
set network cluster publisher hostname
このコマンドは、クラスタ パブリッシャのホスト名を設定します。
新しい設定でネットワークが再起動する間、ネットワーク接続が一時的に失われます。
コマンドの構文
set network cluster publisher hostname name
Name は割り当てるホスト名です。
set network cluster publisher ip
このコマンドは、クラスタ パブリッシャの IP アドレスを設定します。
新しい設定でネットワークが再起動する間、ネットワーク接続が一時的に失われます。
コマンドの構文
set network cluster publisher ip addr
set network dhcp
このコマンドは、イーサネット インターフェイス 0 の DHCP をイネーブルまたはディセーブルにします。イーサネット インターフェイス 1 は設定できません。
コマンドの構文
set network dhcp eth0
enable
disable node_ip net_mask gateway_ip
パラメータ
• eth0 はイーサネット インターフェイス 0 を指定します。
• enable を指定すると DHCP がイネーブルになります。
• disable を指定すると DHCP がディセーブルになります。
• node_ip はサーバの新しいスタティック IP アドレスです。
• net_mask はサーバのサブネット マスクです。
• gateway_ip はデフォルト ゲートウェイの IP アドレスです。
使用上のガイドライン
このコマンドの実行を続けるかどうかを質問されます。
注意 続行すると、システムが再起動します。いずれかの IP アドレスを変更した場合は、必ずすべてのノードを再起動することをお勧めします。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:不可能
set network dns
プライマリまたはセカンダリ DNS サーバの IP アドレスを設定します。
コマンドの構文
set network dns { primary | secondary } ip-address
パラメータ
• ip-address は、プライマリまたはセカンダリ DNS サーバの IP アドレスを表します。
使用上のガイドライン
このコマンドの実行を続けるかどうかを質問されます。
注意 続行する場合、ネットワーク接続が一時的に失われます。DNS サーバの IP アドレスを変更する場合、Cisco Tomcat を再起動する必要があります。詳細については、
「utils service」を参照してください。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:不可能
set network dns options
DNS オプションを設定します。
コマンドの構文
set network dns options [ timeout seconds ] [ attempts number ] [ rotate ]
パラメータ
• timeout には、DNS 要求タイムアウトを設定します。
• attempts には、DNS 要求を試みる回数を設定します。
• rotate を指定すると、設定されている DNS サーバのローテーションを行い、負荷を分散させます。
• seconds には、DNS タイムアウト時間を秒単位で指定します。
• number には試行回数を指定します。
要件
コマンド特権レベル:0
アップグレード中の使用:可能
set network domain
システムのドメイン名を設定します。
コマンドの構文
set network domain domain-name
パラメータ
• domain-name は、割り当てるシステム ドメインを表します。
使用上のガイドライン
このコマンドの実行を続けるかどうかを質問されます。
注意 続行する場合、ネットワーク接続が一時的に失われます。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:不可能
set network failover
このコマンドは、ネットワーク耐障害性をイネーブルまたはディセーブルにします。
コマンドの構文
failover { enable | disable }
パラメータ
• enable を指定すると、ネットワーク耐障害性がイネーブルになります。
• disable を指定すると、ネットワーク耐障害性がディセーブルになります。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:不可能
set network gateway
ネットワーク ゲートウェイの IP アドレスを設定します。
コマンドの構文
set network gateway ip-address
パラメータ
• ip-address は、割り当てるネットワーク ゲートウェイの IP アドレスを表します。
使用上のガイドライン
このコマンドの実行を続けるかどうかを質問されます。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:不可能
set network ip
イーサネット インターフェイス 0 の IP アドレスを設定します。イーサネット インターフェイス 1 は設定できません。
コマンドの構文
set network ip eth0 ip-address ip-mask
パラメータ
• eth0 はイーサネット インターフェイス 0 を指定します。
• ip-address は、割り当てる IP アドレスを表します。
• ip-mask は、割り当てる IP マスクを表します。
使用上のガイドライン
このコマンドの実行を続けるかどうかを質問されます。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:不可能
set network mtu
最大 MTU 値を設定します。
コマンドの構文
set network mtu mtu_max
パラメータ
• mtu_max には、最大 MTU 値を指定します。
(注) システムのデフォルトの MTU 値は 1500 です。
使用上のガイドライン
このコマンドの実行を続けるかどうかを質問されます。
注意 続行すると、一時的にネットワーク接続が失われます。
要件
レベル特権:1
コマンド特権:1
アップグレード中の使用:不可能
例
admin:set network mtu 576
This will cause the system to temporarily lose network connectivity
Do you want to continue ?
Enter "yes" to continue or any other key to abort
set network max_ip_contrack
このコマンドは ip_conntrack_max 値を設定します。
コマンドの構文
set network max_ip_conntrack ip_conntrack_max
パラメータ
• ip_conntrack_max には、ip_conntrack_max の値を指定します。
set network nic
このコマンドは、イーサネット インターフェイス 0 のプロパティを設定します。イーサネット インターフェイス 1 は設定できません。
コマンドの構文
set network nic eth0 [ auto en | dis ] [ speed 10 | 100 ] [ duplex half | full ]
パラメータ
• eth0 はイーサネット インターフェイス 0 を指定します。
• auto には、自動ネゴシエーションをイネーブルにするかディセーブルにするかを指定します。
• speed には、イーサネット接続の速度を 10 Mbps にするか 100 Mbps にするかを指定します。
• duplex には半二重または全二重を指定します。
使用上のガイドライン
このコマンドの実行を続けるかどうかを質問されます。
(注) 一度にアクティブにできる NIC は 1 つだけです。
注意 続行すると、NIC がリセットされる間ネットワーク接続が一時的に失われます。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:不可能
set network pmtud
パス MTU ディスカバリをイネーブルまたはディセーブルにします。
コマンドの構文
set network pmtud [ enable | disable ]
パラメータ
• enable を指定すると、パス MTU ディスカバリがイネーブルになります。
• disable を指定すると、パス MTU ディスカバリがディセーブルになります。
使用上のガイドライン
このコマンドの実行を続けるかどうかを質問されます。
注意 続行すると、一時的にネットワーク接続が失われます。
要件
レベル特権:1
コマンド特権:1
アップグレード中の使用:不可能
例
admin:set network pmtud enable
This will cause the system to temporarily lose network connectivity
Do you want to continue ?
Enter "yes" to continue or any other key to abort
set network restore
指定したイーサネット ポートで指定したスタティック IP アドレスを使用するように設定します。
注意 このコマンド オプションは、他の
set network コマンドを使用してネットワーク接続を復元できない場合にのみ使用します。このコマンドを実行すると、指定したネットワーク インターフェイスの、ネットワーク耐障害性を含む以前のネットワーク設定がすべて削除されます。このコマンドを実行した後、以前のネットワーク設定を手動で復元する必要があります。
注意 このコマンドを実行すると、サーバのネットワーク接続が一時的に失われます。
コマンドの構文
set network restore eth0 ip-address network-mask gateway
パラメータ
• eth0 はイーサネット インターフェイス 0 を指定します。
• ip-address には IP アドレスを指定します。
• network-mask にはサブネット マスクを指定します。
• gateway にはデフォルト ゲートウェイの IP アドレスを指定します。
要件
コマンド特権レベル:0
アップグレード中の使用:可能
set network status
このコマンドは、イーサネット 0 のステータスをアップまたはダウンにします。イーサネット インターフェイス 1 は設定できません。
コマンドの構文
set network status eth0 { up | down }
パラメータ
• eth0 はイーサネット インターフェイス 0 を指定します。
使用上のガイドライン
このコマンドの実行を続けるかどうかを質問されます。
注意 続行すると、一時的にネットワーク接続が失われます。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:不可能
set password
このコマンドを使用すると、管理者パスワードを変更できます。
コマンドの構文
set password { admin | security }
パラメータ
• eth0 はイーサネット インターフェイス 0 を指定します。
使用上のガイドライン
以前のパスワードと新しいパスワードを入力するよう求められます。
(注) パスワードには 6 文字以上が含まれている必要があり、システムによって強度が確認されます。
クラスタ内のサーバ間の通信は、セキュリティ パスワードを使用して認証されます。セキュリティ パスワードを変更した後に、クラスタをリセットする必要があります。
手順
ステップ 1 パブリッシャ サーバでセキュリティ パスワードを変更し、サーバをリブートします。
ステップ 2 すべてのサブスクライバ サーバで、パブリッシャ サーバで作成したのと同じパスワードにセキュリティ パスワードを変更し、サブスクライバ サーバを再起動してパスワードの変更を伝えます。
(注) 各サーバでパスワードを変更した後、そのサーバを再起動することをお勧めします。
注意 サーバをリブートしない場合、システム サービスで問題が発生し、サブスクライバ サーバ上の Cisco ER Administration で問題が発生します。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:不可能
set password history
履歴に保存するパスワードの数を設定します。
コマンドの構文
set password history number
パラメータ
• number は、履歴に保存するパスワードの数を表します。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:可能
set password inactivity disable
OS アカウントのパスワード非アクティビティをディセーブルにします。
コマンドの構文
set password inactivity disable
set password inactivity enable
デフォルト値を 10 日間に設定して、OS アカウントのパスワード非アクティビティをイネーブルにします。
コマンドの構文
set password inactivity enable
set password inactivity period
OS アカウントのパスワード非アクティビティを設定値に設定します。
有効な値は 1 ~ 99 日です。
コマンドの構文
set password inactivity period days
パラメータ
days は、非アクティビティを設定する必要がある日数を表します。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:可能
set password expiry maximum-age enable
OS アカウントのパスワードの有効期限切れをイネーブルにします。CER OS 管理者アカウントの最大パスワード経過時間が 3650 日(10 年)に設定されます。
コマンドの構文
set password expiry maximum-age enable
set password expiry maximum-age disable
OS アカウントのパスワードの有効期限切れをディセーブルにします。
つまり、CER OS 管理者アカウントのパスワードは有効期限切れにならなくなります。
コマンドの構文
set password expiry maximum-age disable
set password expiry minimum-age enable
OS アカウントのパスワードの有効期限切れをイネーブルにします。
OS 管理者アカウントの最小パスワード経過時間が 1 日(24 時間)に設定されます。
コマンドの構文
set password expiry minimum-age enable
set password expiry minimum-age disable
OS アカウントの最小パスワード経過時間をディセーブルにします。
つまり、OS 管理者アカウントのパスワードはいつでも変更できます。
コマンドの構文
set password expiry minimum-age disable
set password expiry user maximum-age disable
特定の OS カウントのパスワードの有効期限切れをディセーブルにします。
コマンドの構文
set password expiry user maximum-age disable userid
パラメータ
userid は、最大パスワード経過時間設定をディセーブルにするアカウントの名前です。
set password expiry user maximum-age enable
特定の OS アカウントのパスワードの有効期限切れをイネーブルにします。
コマンドの構文
set password expiry user maximum-age enable userid
パラメータ
userid は、最大パスワード経過時間設定をイネーブルにするアカウントの名前です。
set password expiry user minimum-age disable
特定の OS アカウントの最小パスワード経過時間設定をディセーブルにします。
コマンドの構文
set password expiry user minimum-age disable userid
パラメータ
userid は、最小パスワード経過時間設定をディセーブルにするアカウントです。
set password expiry minimum-age enable
特定の OS アカウントの最小パスワード経過時間をイネーブルにします。
コマンドの構文
set password expiry user minimum-age enable userid
パラメータ
userid は、最小パスワード経過時間設定をイネーブルにするアカウントです。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:可能
set password age minimum
OS 管理者アカウントの最小パスワード経過時間の値を、日数単位で変更します。
有効な値は、0 日以上 10 日以下です。
コマンドの構文
set password age minimum days
パラメータ
days は、最小パスワード経過時間(日数)です。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:可能
set password age maximum
CER OS 管理者アカウントの最大パスワード経過時間の値を、日数単位で変更します。
有効な値は、10 日以上 3650 日(10 年)未満です。
コマンドの構文
set password age maximum days
パラメータ
days は、最大パスワード経過時間(日数)です。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:不可能
set password complexity character disable
パスワードの複雑さをディセーブルにします。変更内容は、次回パスワードを変更するときに有効になります。
ディセーブルにすると、コマンドを実行した後で作成または変更されるパスワードは強力でなくなります。つまり、パスワードに大文字、小文字、数字、特殊文字が含まれていなくてもよくなります。
コマンドの構文
set password complexity character disable
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:可能
set password complexity character enable
パスワード中の文字の種類に対するパスワード複雑さルールをイネーブルにします。
イネーブルにした場合、パスワードは次のガイドラインに従う必要があります。
1. 1 文字以上の小文字が含まれている必要があります。
2. 1 文字以上の大文字、数字、特殊文字が含まれている必要があります。
3. キーボード上のすべての隣接する文字は許可されません。
4. 以前の 10 個のパスワードを再利用できません。
5. 管理者ユーザ パスワードは、24 時間以内に一度しか変更できません。
上記のいずれかのルールに違反すると失敗します。
コマンドの構文
set password complexity character enable
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:不可能
set password complexity minimum-length
CUCM OS アカウントの最低パスワード長の値を変更します。
有効な値は 6 以上です。このコマンドは、
パスワードの文字の複雑さをイネーブルにした後でのみ使用します。
コマンドの構文
set password complexity minimum-length length
パラメータ
length は、最低パスワード長です。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:不可能
set password user admin
新しい管理者パスワードを設定します。
コマンドの構文
set password user admin
例:
set password user admin
Please enter the old password :********
Please enter the new password :********
re-enter new password to confirm :********
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:不可能
set password user security
新しいプラットフォーム セキュリティ パスワードを設定します。
コマンドの構文
set password user security
例:
set password user security
Please enter the password :********
re-enter the password to confirm: ********
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:不可能
utils import config
platformConfig.xml ファイル中のすべての設定をインポートし、システムをリブートします。
コマンドの構文
utils import config
set smtp
SMTP サーバのホスト名を設定します。
コマンドの構文
set smtp hostname
パラメータ
• hostname は、SMTP サーバ名を表します。
要件
コマンド特権レベル:0
アップグレード中の使用:不可能
set timezone
システム時間帯を変更します。
コマンドの構文
set timezone timezone
パラメータ
• timezone には、新しい時間帯を指定します。
使用上のガイドライン
新しい時間帯を一意に識別するために十分な文字を入力します。時間帯名では大文字と小文字が区別されることに注意してください。
注意 時間帯を変更した後はシステムを再起動する必要があります。
要件
コマンド特権レベル:0
アップグレード中の使用:不可能
例
次に、時間帯を太平洋時間に設定する例を示します。
set trace
指定したタスクのトレース アクティビティを設定します。
コマンドの構文
set trace
enable Error tname
enable Special tname
enable State_Transition tname
enable Significant tname
enable Entry_exit tname
enable Arbitrary tname
enable Detailed tname
disable tname
パラメータ
• tname は、トレースをイネーブルまたはディセーブルにするタスクを表します。
• enable Error を指定すると、タスク トレース設定が error レベルに設定されます。
• enable Special を指定すると、タスク トレース設定が special レベルに設定されます。
• enable State_Transition を指定すると、タスク トレース設定が state transition レベルに設定されます。
• enable Significant を指定すると、タスク トレース設定が significant レベルに設定されます。
• enable Entry_exit を指定すると、タスク トレース設定が entry_exit レベルに設定されます。
• enable Arbitrary を指定すると、タスク トレース設定が arbitrary レベルに設定されます。
• enable Detailed を指定すると、タスク トレース設定が detailed レベルに設定されます。
• disable を指定すると、タスク トレース設定が解除されます。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:不可能
set web-security
オペレーティング システムの Web セキュリティ証明書情報を設定します。
コマンドの構文
set web-security orgunit orgname locality state country alternate-host-name
パラメータ
• orgunit は組織単位を表します。
• orgname は組織名を表します。
• locality は組織の場所を表します。
• state は組織の状態を表します。
• country は組織の国を表します。
• alternate-host-name (オプション)には、Web サーバ(Tomcat)証明書を生成するときの、ホストの代替名を指定します。
(注) alternate-host-name パラメータを set web-security コマンドとともに設定すると、Tomcat 用の自己署名された証明書に、指定した alternate-host-name で Subject Alternate Name 拡張が含まれます。Cisco ER 向け CSR には、Subject Alternate Name Extension が含まれており、CSR に代替ホスト名が含まれています。
要件
コマンド特権レベル:0
アップグレード中の使用:不可能
set workingdir
アクティブ ログ、非アクティブ ログ、インストール ログの作業ディレクトリを設定します。
コマンドの構文
set workingdir
activelog directory
inactivelog directory
install directory
パラメータ
• activelog を指定すると、アクティブ ログの作業ディレクトリが設定されます。
• inactivelog を指定すると、非アクティブ ログの作業ディレクトリが設定されます。
• install を指定すると、インストール ログの作業ディレクトリが設定されます。
• directory は、現在の作業ディレクトリを表します。
要件
コマンド特権レベル:ログに対して 0
アップグレード中の使用:可能
show account
マスター管理者アカウントを除く、現在の管理者アカウントの一覧を表示します。
コマンドの構文
show account
要件
コマンド特権レベル:4
アップグレード中の使用:可能
show cert
証明書の内容と証明書信頼リストを表示します。
コマンドの構文
show cert
own filename
trust filename
list { own | trust }
パラメータ
• filename は証明書ファイルの名前を表します。
• own には所有している証明書を指定します。
• trust には信頼できる証明書を指定します。
• list には証明書信頼リストを指定します。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:可能
例
自身の証明書信頼リストを表示します。
show cli pagination
自動 CLI ページ分割のステータスを展開します。
コマンドの構文
show cli pagination
パラメータ
なし
要件
レベル特権:0
コマンド特権:0
アップグレード中の使用:可能
例
admin: show cli pagination
Automatic Pagination : Off.
show ctl
サーバ上の Certificate Trust List(CTL; 証明書信頼リスト)ファイルの内容を表示します。CTL が無効かどうかがわかります。
コマンドの構文
show ctl
show date
システム日付を表示します。
コマンドの構文
show date
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:可能
show diskusage
サーバのディスク使用量に関する情報を表示します。
コマンドの構文
show diskusage
activelog { filename filename | directory | sort }
common { filename filename | directory | sort }
inactivelog { filename filename | directory | sort }
install { filename filename | directory | sort }
tmp { filename filename | directory | sort }
パラメータ
• activelog を指定すると、アクティブログ ディレクトリに関するディスク使用量情報が表示されます。
• common を指定すると、共通ディレクトリに関するディスク使用量情報が表示されます。
• inactivelog を指定すると、非アクティブログ ディレクトリに関するディスク使用量情報が表示されます。
• install を指定すると、インストール ディレクトリに関するディスク使用量情報が表示されます。
• tmp を指定すると、tmp ディレクトリに関するディスク使用量情報が表示されます。
オプション
• filename filename : filename で指定したファイルに出力を保存します。これらのファイルは platform/cli ディレクトリに格納されます。保存したファイルを表示するには、 file view activelog コマンドを使用します。
• directory :ディレクトリ サイズだけを表示します。
• sort :ファイル サイズに基づいて出力をソートします。ファイル サイズは 1024 バイト ブロック単位で表示されます。
要件
コマンド特権レベル:0
アップグレード中の使用:可能
show environment
サーバ ハードウェアに関する情報を表示します。
コマンドの構文
show environment
fans
power-supply
temperatures
オプション
• fans :ファン プローブによって収集された情報を表示します。
• power-supply:電源プローブによって収集された情報を表示します。
• temperatures:温度プローブによって収集された情報を表示します。
show firewall list
サーバのシステムの各側面を表示します。
コマンドの構文
show firewall list [ detail ] [ page ] [ file filename ]
オプション
• detail :システムで使用可能なすべてのデバイスについて詳細な統計情報を表示します。
• page :出力を一度に 1 ページずつ表示します。
• file filename :情報をファイルに出力します。
(注) file オプションを指定すると、情報が platform/cli/filename.txt に保存されます。ファイル名に「.」文字が含まれていないことを確認してください。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:可能
show hardware
プラットフォーム ハードウェアに関する次の情報を表示します。
コマンドの構文
show hardware
使用上のガイドライン
プラットフォーム ハードウェアに関する次の情報を表示します。
• プラットフォーム
• シリアル番号
• BIOS ビルド レベル
• BIOS メーカー
• アクティブなプロセッサ数
• RAID コントローラのステータス
要件
コマンド特権レベル:0
アップグレード中の使用:可能
show ipsec
このコマンドは、IPSec ポリシーとアソシエーションに関する情報を表示します。
コマンドの構文
show ipsec
policy
association policy
information policy association
status
パラメータ
• policy を指定すると、ノード上のすべての IPSec ポリシーが表示されます。
• association を指定すると、ポリシーのアソシエーション リストとステータスが表示されます。
• information を指定すると、ポリシーのアソシエーションの詳細とステータスが表示されます。
• status を指定すると、システムで定義されているすべての IPSec トンネルのステータスが表示されます。
• policy は、特定の IPSec ポリシーの名前を表します。
• association はアソシエーション名を表します。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:可能
例
次のコマンドは IPSec ポリシーを表示します。
show logins
サーバへの最近のログインを一覧表示します。
コマンドの構文
show logins number
パラメータ
• number には、表示する最近のログインの数を指定します。デフォルトは 20 です。
show memory
サーバ メモリに関する情報を表示します。
コマンドの構文
show memory
count
module [ ALL | module_number ]
size
オプション
• count :システム上のメモリ モジュールの数を表示します。
• module :各メモリ モジュールに関する詳細な情報を表示します。
• size :メモリの総量を表示します。
パラメータ
ALL を指定すると、搭載されているすべてのメモリ モジュールに関する情報が表示されます。
module_number には、表示するメモリ モジュールを指定します。
show myself
このコマンドは、現在のアカウントに関する情報を表示します。
コマンドの構文
show myself
要件
コマンド特権レベル:0
アップグレード中の使用:可能
show network
ネットワーク情報を表示します。
コマンドの構文
show network
eth0 [ detail ]
failover [ detail ] [ page ]
route [ detail ]
status [ detail ] [ listen ] [ process ] [ all ] [ nodns ] [ search stext ]
ip_conntrack
max_ip_conntrack
dhcp eth0 status
all [ detail ]
パラメータ
• eth0 はイーサネット 0 を指定します。
• failover はネットワーク耐障害性情報を指定します。
• route はネットワーク ルーティング情報を指定します。
• status はアクティブなインターネット接続を指定します。
• ip_conntrack は ip_conntrack 使用情報を指定します。
• max_ip_conntrack は max_ip_conntrack 情報を指定します。
• dhcp eth0 status を指定すると、DHCP ステータス情報が表示されます。
• all はすべての基本的なネットワーク情報を指定します。
オプション
• options :追加情報を表示します。
• detail :より詳細な追加情報を表示します。
• page :情報を一度に 1 ページずつ表示します。
• listen :リッスンしているソケットだけを表示します。
• process :各ソケットが属するプログラムのプロセス ID と名前を表示します。
• all :リッスンしているソケットとリッスンしていないソケットの両方を表示します。
• nodns :DNS 情報のない数値アドレスを表示します。
• search stext :出力中で stext を検索します。
使用上のガイドライン
eth0 パラメータを指定すると、DHCP と DNS の設定およびオプションを含む、イーサネット ポート 0 の設定が表示されます。
要件
コマンド特権レベル:0
アップグレード中の使用:可能
例
次に、アクティブなインターネット接続を表示する例を示します。
show network ipprefs
ファイアウォールでオープンまたは変換することを要求されたポートの一覧を表示します。
コマンドの構文
ipprefs {all | enabled | public}
パラメータ
all :製品で使用されている可能性があるすべての着信ポートを表示します。
enabled :現在オープンされているすべての着信ポートを表示します。
public :リモート クライアント向けに現在オープンされているすべての着信ポートを表示します。
要件
レベル特権:0
コマンド特権:0
アップグレード中の使用:可能
例
admin:show network ipprefs public
Application IPProtocol PortValue Type XlatedPort Status Description
------------ ------------ ------------ ------------ ------------ ------------ ------------
sshd tcp 22 public - enabled sftp and ssh access
tomcat tcp 8443 translated 443 enabled secure web access
tomcat tcp 8080 translated 80 enabled web access
clm udp 8500 public - enabled cluster manager
clm tcp 8500 public - enabled cluster manager
ntpd udp 123 public - enabled network time sync
snmpdm udp 161 public - enabled SNMP
ccm tcp 2000 public - enabled SCCP-SIG
ctftp udp 6969 translated 69 enabled TFTP access to CUCM TFTP Server
ctftp tcp 6970 public - enabled HTTP access to CUCM TFTP Server
show open
システム上でオープンされているファイルとポートを表示します。
構文の説明
show open
files [ all ] [ process processID ] [ regexp reg_exp ]
ports [ all ] [ regexp reg_exp ]
パラメータ
• files を指定すると、システムでオープンされているファイルが表示されます。
• ports を指定すると、システムでオープンされているポートが表示されます。
オプション
• all :オープンされているすべてのファイルまたはポートを表示します。
• process :指定したプロセスに属するオープンされているファイルを表示します。
• processID :プロセスを指定します。
• regexp :指定した正規表現に一致する、オープンされているファイルまたはポートを表示します。
• reg_exp :正規表現。
show packages
インストールされているパッケージの名前とバージョンを表示します。
コマンドの構文
show packages
active name [ page ]
inactive name [ page ]
パラメータ
name は、パッケージ名を表します。アクティブまたは非アクティブなすべてのパッケージを表示するには、ワイルドカード文字(*)を使用します。
オプション
• page :出力を一度に 1 ページずつ表示します。
要件
コマンド特権レベル:0
アップグレード中の使用:可能
show password expiry maximum-age
設定されているパスワード有効期限パラメータを表示します。
コマンドの構文
show password expiry maximum-age
show password expiry minimum-age
設定されているパスワード有効期限パラメータを表示します。
コマンドの構文
show password expiry minimum-age
show password expiry user maximum-age
特定の OS ユーザに対して設定されているパスワード有効期限パラメータを表示します。
コマンドの構文
show password expiry user maximum-age userid
show password expiry user minimum-age
特定の OS ユーザに対して設定されているパスワード有効期限パラメータを表示します。
コマンドの構文
show password expiry user minimum-age userid
show password history
OS 管理者アカウントの、履歴に保持されるパスワードの数を表示します。
コマンドの構文
show password history
要件
コマンド特権レベル:0
アップグレード中の使用:可能
show password inactivity
OS アカウントのパスワード非アクティビティのステータスを表示します。
パスワード非アクティビティは、パスワードの有効期限が切れてからアカウントがディセーブルになるまでの、アクティビティがなかった日数です。
コマンドの構文
show password inactivity
例
show password inactivity
Password Inactivity : Enabled and is currently set to 10 days
要件
コマンド特権レベル:0
アップグレード中の使用:可能
show process
システムで動作しているプロセスに関する情報を表示します。
構文
show process
list [ file filename ] [ detail ]
load [ cont ] [ clear ] [ noidle ] [ num number ] [ thread ] [ cpu | memory | time ] [ page ]
name process [ file filename ]
open-fd process-id [ , process-id2 ]
search regexp [ file filename ]
using-most cpu [ number ] [ file filename ]
using-most memory [ number ] [ file filename ]
パラメータ
• list を指定すると、すべてのプロセスと各プロセスに関する重要な情報の一覧が表示され、プロセス間の親子関係が視覚的に示されます。
• load を指定すると、システムの現在の負荷が表示されます。
• name を指定すると、同じ名前を共有する複数のプロセスの詳細とその親子関係が表示されます。
• open-fd を指定すると、カンマ区切りのプロセス ID のリストに対する、オープンされているファイル記述子の一覧が表示されます。
• search を指定すると、オペレーティング システム固有のプロセス リストの出力中で、正規表現 regexp で指定されたパターンを検索します。
• using-most cpu を指定すると、最も CPU 消費が激しいプロセスの一覧が表示されます。
• using-most memory を指定すると、最もメモリ消費が激しいプロセスの一覧が表示されます。
オプション
• file filename :結果を filename で指定したファイルに出力します。
• detail :詳細な出力を表示します。
• cont :コマンドを連続的に繰り返します。
• clear :出力を表示する前に画面をクリアします。
• noidle :アイドル プロセスまたはゾンビ プロセスを無視します。
• num number : number で指定された数のプロセスを表示します。デフォルトのプロセス数は 10 です。 number を all に設定すると、すべてのプロセスが表示されます。
• thread :スレッドを表示します。
• [ cpu | memory | time ]:出力を CPU 使用率、メモリ使用量、または使用時間でソートします。デフォルトでは CPU 使用率でソートされます。
• page :出力をページ単位で表示します。
• process :プロセスの名前を指定します。
• process-id :プロセスのプロセス ID 番号を指定します。
• regexp :正規表現。
• number :表示するプロセスの数。デフォルトは 5 です。
show smtp
SMTP ホストの名前を表示します。
コマンドの構文
show snmp
要件
コマンド特権レベル:0
アップグレード中の使用:可能
show stats io
システム I/O 統計情報を表示します。
コマンドの構文
show stats io [ kilo ] [ detail ] [ page ] [ file filename ]
オプション
• kilo :統計情報をキロバイト単位で表示します。
• detail :システムで使用可能なすべてのデバイスについて詳細な統計情報を表示し、kilo オプションを上書きします。
• page :一度に 1 ページずつ表示します。
• file filename :情報をファイルに出力します。
(注) file オプションを指定すると、情報が platform/cli/filename.txt に保存されます。ファイル名に「.」文字が含まれていてはなりません。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:可能
show status
基本的なプラットフォーム ステータスを表示します。
コマンドの構文
show status
使用上のガイドライン
このコマンドは、次の基本的なプラットフォーム ステータスを表示します。
• ホスト名
• 日付
• 時間帯
• ロケール
• 製品バージョン
• プラットフォーム バージョン
• CPU 使用率
• メモリとディスクの使用量
要件
コマンド特権レベル:0
show tech all
すべての show tech コマンドの出力を組み合わせた内容を表示します。
コマンドの構文
all [ page ] [ file filename ]
オプション
• page :一度に 1 ページずつ表示します。
• file filename :情報をファイルに出力します。
(注) file オプションを指定すると、情報が platform/cli/filename.txt に保存されます。ファイル名に「.」文字が含まれていてはなりません。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:可能
show tech database
データベース全体の CSV ファイルを作成します。
コマンドの構文
show tech database
dump
sessions
パラメータ
• dump は、データベース全体の CSV ファイルを作成します。
• sessions を指定すると、現在のセッション ID のセッションと SQL 情報がファイルにリダイレクトされます。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:可能
show tech database dump
データベース全体の CSV ファイルを作成します。
コマンドの構文
show tech database dump
show tech dbintegrity
データベースの整合性を表示します。
コマンドの構文
show tech dbintegrity
show tech dbinuse
使用中のデータベースを表示します。
コマンドの構文
show tech dbinuse
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:可能
show tech dbschema
CSV ファイル中のデータベース スキーマを表示します。
コマンドの構文
show tech dbschema
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:可能
show tech dbstateinfo
データベースの状態を表示します。
コマンドの構文
show tech dbstateinfo
show tech network
サーバのネットワークの各側面を表示します。
コマンドの構文
show tech network [ page ] [ file filename ]
show tech network
all [ page ] [ search text ] [ file filename ]
hosts [ page ] [ search text ] [ file filename ]
interfaces [ page ] [ search text ] [ file filename ]
resolv [ page ] [ search text ] [ file filename ]
routes [ page ] [ search text ] [ file filename ]
sockets { numeric }
パラメータ
• all を指定すると、すべてのネットワーク技術情報が表示されます。
• hosts を指定すると、ホストの設定に関する情報が表示されます。
• interfaces を指定すると、ネットワーク インターフェイスに関する情報が表示されます。
• resolv を指定すると、ホスト名の解決に関する情報が表示されます。
• routes を指定すると、ネットワーク ルートに関する情報が表示されます。
• sockets を指定すると、オープンされているソケットの一覧が表示されます。
オプション
• page :一度に 1 ページずつ表示します。
• search text :出力中の text で指定した文字列を検索します。検索では大文字と小文字は区別されません。
• file filename :情報をファイルに出力します。
• numeric :シンボリックなホストを特定する代わりに、ポートの数値のアドレスを表示します。これは、Linux のシェル コマンド netstat [-n] を実行するのと同等です。
使用上のガイドライン
file オプションを指定すると、情報が platform/cli/ filename .txt に保存されます。ファイル名に「.」文字が含まれていてはなりません。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:可能
show tech prefs
Cisco ER とそのデータベースのすべての環境設定ファイルを表示します。この情報はファイルに書き込まれ、 file view CLI を使用して表示できます。
コマンドの構文
show tech prefs
show tech runtime
サーバの実行時の各側面を表示します。
コマンドの構文
show tech runtime
all [ page ] [ file filename ]
cpu [ page ] [ file filename ]
disk [ page ] [ file filename ]
env [ page ] [ file filename ]
memory [ page ] [ file filename ]
パラメータ
• all を指定すると、すべての実行時情報が表示されます。
• cpu を指定すると、コマンドを実行した時点での CPU 使用率情報が表示します。
• disk を指定すると、システム ディスク使用量情報が表示されます。
• env を指定すると、環境変数が表示されます。
• memory を指定すると、メモリ使用量情報が表示されます。
オプション
• page :一度に 1 ページずつ表示します。
• file filename :情報をファイルに出力します。
使用上のガイドライン
file オプションを指定すると、情報が platform/cli/ filename .txt に保存されます。ファイル名に「.」文字が含まれていてはなりません。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:可能
show tech systables
sysmaster データベース内のすべてのテーブルの名前を表示します。
コマンドの構文
show tech systables
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:可能
show tech system
サーバのシステムの各側面を表示します。
コマンドの構文
show tech system
all [ page ] [ file filename ]
bus [ page ] [ file filename ]
hardware [ page ] [ file filename ]
host [ page ] [ file filename ]
kernel [ page ] [ file filename ]
software [ page ] [ file filename ]
tools [ page ] [ file filename ]
パラメータ
• all を指定すると、すべてのシステム情報が表示されます。
• bus を指定すると、サーバ上のデータ バスに関する情報が表示されます。
• hardware を指定すると、サーバ ハードウェアに関する情報が表示されます。
• host を指定すると、サーバに関する情報が表示されます。
• kernel を指定すると、インストールされているカーネル モジュールの一覧が表示されます。
• software を指定すると、インストールされているソフトウェアのバージョンに関する情報が表示されます。
• tools を指定すると、サーバ上のソフトウェア ツールに関する情報が表示されます。
オプション
page :一度に 1 ページずつ表示します。
file filename :情報をファイルに出力します。
使用上のガイドライン
file オプションを指定すると、情報が platform/cli/ filename .txt に保存されます。ファイル名に「.」文字が含まれていてはなりません。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:可能
show tech table
指定したデータベース テーブルの内容を表示します。
コマンドの構文
show tech table table_name [ page ] [ csv ]
パラメータ
table_name は、表示するテーブルの名前を表します。
オプション
• page :出力を一度に 1 ページずつ表示します。
• csv :出力をカンマ区切り形式のファイルに送ります。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:可能
show tech version
インストールされているコンポーネントのバージョンを表示します。
コマンドの構文
show tech version [ page ]
オプション
page :出力を一度に 1 ページずつ表示します。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:可能
show timezone
時間帯情報を表示します。
コマンドの構文
show timezone
config
list [ page ]
パラメータ
• config を指定すると、現在の時間帯設定が表示されます。
• list を指定すると、使用可能な時間帯が表示されます。
オプション
• page :出力を一度に 1 ページずつ表示します。
要件
コマンド特権レベル:0
アップグレード中の使用:可能
show trace
特定のタスクのトレース情報を表示します。
コマンドの構文
show trace [ task_name ]
パラメータ
task_name は、トレース情報を表示するタスクの名前を表します。
(注) パラメータを入力しない場合、指定可能なタスクの一覧が返されます。
要件
コマンド特権レベル:0
アップグレード中の使用:可能
例
次に、CDP のトレース情報を表示する例を示します。
show ups status
USB 接続された APC スマート UPS デバイスの現在のステータスを表示し、すでに開始されていなければモニタリング サービスを開始します。
このコマンドによる完全なステータスの表示は、7835-H2 サーバと 7825-H2 サーバのみで利用できます。
コマンドの構文
show ups status
show version
アクティブまたは非アクティブ パーティション上のソフトウェア バージョンを表示します。
コマンドの構文
show version
active
inactive
パラメータ
active を指定すると、アクティブ パーティションで動作しているバージョンが表示されます。
inactive を指定すると、非アクティブ パーティション上のバージョンが表示されます。
要件
コマンド特権レベル:0
アップグレード中の使用:可能
show web-security
現在の Web セキュリティ証明書の内容を表示します。
コマンドの構文
show web-security
要件
コマンド特権レベル:0
アップグレード中の使用:可能
show workingdir
アクティブログ、非アクティブログ、インストールの現在の作業ディレクトリを取得します。
コマンドの構文
show workingdir
要件
コマンド特権レベル:0
アップグレード中の使用:可能
unset ipsec
IPSec ポリシーとアソシエーションをディセーブルにします。
コマンドの構文
unset ipsec
policy { ALL | policy-name }
association policy-name { ALL | association-name }
パラメータ
• policy-name は IPSec ポリシーの名前を表します。
• association-name は IPSec アソシエーションの名前を表します。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:不可能
unset network
DNS オプションの設定を解除します。
コマンドの構文
unset network dns options [ timeout ] [ attempts ] [ rotate ]
パラメータ
• timeout を指定すると、DNS クエリを失敗したと見なすまでの待ち時間がデフォルトに設定されます。
• attempts を指定すると、失敗と見なす前に試行する DNS クエリの回数がデフォルトに設定されます。
• rotate を指定すると、ネーム サーバを選択する方法がデフォルトに設定されます。これは、負荷がネーム サーバ全体に分散される方法に影響します。
使用上のガイドライン
このコマンドの実行を続けるかどうかを質問されます。
注意 続行すると、一時的にネットワーク接続が失われます。
unset network domain
ドメイン名を設定解除し、サーバを再起動します。
コマンドの構文
unset network domain
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:可能
utils core list
既存のすべてのコア ファイルの一覧を表示します。
コマンドの構文
utils core list
utils core analyze
指定したコア ファイルのバックトレース、スレッド リスト、すべての CPU レジスタの現在の値を生成します。
コマンドの構文
utils core analyze core file name
パラメータ
• core file name にはコア ファイルの名前を指定します。
使用上のガイドライン
コア ファイルと同じ名前で、拡張子が .txt のファイルが、コア ファイルと同じディレクトリに作成されます。このコマンドはアクティブ パーティションのみに対して使用できます。
utils create report
サーバに関するレポートをプラットフォームまたはログ ディレクトリに作成します。
コマンドの構文
utils create report
hardware
platform
csa
パラメータ
• hardware を指定すると、ディスク アレイ、リモート コンソール、診断、環境データを含むレポートが作成されます。
• platform を指定すると、プラットフォーム コンフィギュレーション ファイルが TAR ファイルに収集されます。
• csa を指定すると、CSA 診断で必要なすべてのファイルが収集され、単一の CSA 診断ファイルが作成されます。このファイルは file get コマンドを使用して取得できます。
使用上のガイドライン
コマンドを入力した後、続行するかどうか質問されます。
レポート作成後にレポートを取得するには、 file get activelog platform/log/ filename を使用します。ここで、 filename は、コマンドが完了した後に表示されるレポート ファイル名です。
要件
レベル特権:1
コマンド特権レベル:0
アップグレード中の使用:可能
utils csa disable
Cisco Security Agent(CSA)を停止します。
コマンドの構文
utils csa disable
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:不可能
utils csa enable
Cisco Security Agent(CSA)をイネーブルにします。
コマンドの構文
utils csa enable
使用上のガイドライン
CSA をイネーブルにするかどうか確認を求められます。
注意 CSA を開始した後はシステムを再起動する必要があります。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:不可能
utils csa status
Cisco Security Agent(CSA)の現在のステータスを表示します。
コマンドの構文
utils csa status
使用上のガイドライン
CSA が動作しているかどうかが表示されます。
要件
コマンド特権レベル:0
アップグレード中の使用:不可能
utils dbreplication status
データベース レプリケーションのステータスを表示します。このコマンドは、クラスタの最初のパブリッシャ サーバのみで実行する必要があります。
コマンドの構文
utils dbreplication status
utils dbreplication repair
データベース レプリケーションを修復します。
コマンドの構文
utils dbreplication repair
utils dbreplication reset
データベース レプリケーションをリセットして再起動します。
コマンドの構文
utils dbreplication reset
(注) utils dbreplication reset コマンドを実行した後は、CUOS Administration を使用するか CLI コマンド utils system restart を実行して、Cisco ER サブスクライバ ノードを再起動する必要があります。詳細については、CLI コマンド help utils dbreplication reset を参照してください。
utils diagnose
システムの問題を診断し自動的に修復を試みます。
コマンドの構文
utils diagnose
fix
list
module module_name
test
version
パラメータ
• fix を指定すると、すべての診断コマンドを実行し、問題の修復を試みます。
• list を指定すると、使用可能なすべての診断コマンドの一覧が表示されます。
• module を指定すると、単一の診断コマンドまたは一連のコマンドが実行され、問題の修復が試みられます。
• test を指定すると、すべての診断コマンドが実行されますが、問題の修復は試みられません。
• version を指定すると、診断フレームワークのバージョンが表示されます。
• module_name は診断モジュールの名前です。
utils disaster_recovery backup tape
バックアップ ジョブを開始し、得られた tar ファイルをテープに格納します。
コマンドの構文
utils disaster_recovery backup tape featurelist tapeid
パラメータ
• featurelist には、バックアップする機能のリストを、カンマ区切りで指定します。
• tapeid は、使用可能なテープ デバイスの ID を表します。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:可能
utils disaster_recovery backup network
バックアップ ジョブを開始し、得られた tar ファイルをリモート サーバに格納します。
コマンドの構文
utils disaster_recovery backup network featurelist path servername username
パラメータ
• featurelist には、バックアップする機能のリストを、カンマ区切りで指定します。
• path は、リモート サーバ上のバックアップ ファイルの場所を表します。
• servername は、バックアップ ファイルを格納するサーバの IP アドレスまたはホスト名を表します。
• username は、リモート サーバにログインするために必要なユーザ名を表します。
使用上のガイドライン
(注) リモート サーバ上のアカウントのパスワードの入力を求めるプロンプトが表示されます。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:可能
utils disaster_recovery cancel_backup
このコマンドは、進行中のバックアップ ジョブをキャンセルします。
コマンドの構文
utils disaster_recovery cancel_backup
使用上のガイドライン
バックアップ ジョブをキャンセルするかどうかの確認を求められます。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:可能
utils disaster_recovery device add local
バックアップ ローカル デバイスを追加します。
コマンドの構文
utils disaster_recovery device add local device_name Number_of_backups
パラメータ
device_name はバックアップ デバイスの名前です。
Number_of_backups は必要なバックアップの数です。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:不可能
utils disaster_recovery device add network
バックアップ ネットワーク デバイスを追加します。
コマンドの構文
utils disaster_recovery device add network device_name path server_name/ip_address username Number_of_backups
パラメータ
device_name は、追加するバックアップ デバイスの名前です。
path は、この場所からバックアップ デバイスを取得するためのパスです。
server_name/ip_address は、バックアップ ファイルを格納するサーバのホスト名または IP アドレスです。
username はリモート マシンに接続するためのユーザ ID です。
オプション パラメータ
Number_of_backups は、ネットワーク ディレクトリに格納するバックアップの数です(デフォルトは 2)。
例:
utils disaster_recovery device add network networkDevice /root 10.77.31.116 root 3
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:不可能
utils disaster_recovery device add tape
バックアップ テープ デバイスを追加します。
コマンドの構文
utils disaster_recovery device add tape device_name tapeid
パラメータ
device_name は、追加するバックアップ デバイスの名前です。
tapeid はテープ ID です。
例:
utils disaster_recovery device add tape tapeDevice /dev/nst0
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:不可能
utils disaster_recovery device delete
デバイスを削除します。
コマンドの構文
utils disaster_recovery device delete device_name|*
パラメータ
device_name は、削除するデバイスの名前です。
* は、スケジュールに関連付けられているデバイス以外のすべての既存のデバイスを削除することを意味します。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:不可能
utils disaster_recovery device list
すべてのバックアップ デバイスのデバイス名、デバイス タイプ、デバイス パスを表示します。
コマンドの構文
utils disaster_recovery device list
例:
utils disaster_recovery device list
sftpdevice NETWORK 10.77.31.116 : /root
tapedevice TAPE /dev/nst0
localdevice LOCAL /common/drfbackup
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:可能
utils disaster_recovery history
以前のバックアップまたはリストアの履歴を表示します。
コマンドの構文
utils disaster_recovery history operation
パラメータ
operation は、操作の名前(backup または restore)です。
例:
utils disaster_recovery history backup
Tar Filename: Backup Device: Completed On: Result: Backup Type: Features Backed Up:
2009-10-30-14-53-32.tar TAPE Fri Oct 30 14:55:31 CDT 2009 ERROR MANUAL
2009-12-10-10-30-17.tar TAPE Thu Dec 10 10:35:22 CST 2009 SUCCESS MANUAL CDR_CAR,CCM
utils disaster_recovery schedule add
設定されているスケジュールを追加します。
コマンドの構文
utils disaster_recovery schedule add schedulename devicename featurelist datetime frequency
パラメータ
schedulename はスケジューラの名前です。
devicename はスケジューリングを行うデバイスの名前です。
featurelist はバックアップ対象の機能のカンマ区切りのリストです。
datetime はスケジューラを設定する日付です。形式は yyyy/mm/dd-hh:mm で、24 時間制です。
frequency は、バックアップを取得するために設定するスケジューラの頻度です。ONCE、DAILY、WEEKLY、MONTHLY などを指定します。
例:
utils disaster_recovery schedule add schedulename devicename featurelist datetime frequency
Schedule has been saved successfully.
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:可能
utils disaster_recovery schedule delete
指定したスケジュールを削除します。
コマンドの構文
utils disaster_recovery schedule delete schedulename|*
パラメータ
schedulename は、削除するスケジュールの名前です。
* を指定すると、既存のスケジュールがすべて削除されます。
例:
utils disaster_recovery schedule delete schedule1|*
Schedule(s) deleted successfully.
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:不可能
utils disaster_recovery schedule disable
指定したスケジュールをディセーブルにします。
コマンドの構文
utils disaster_recovery schedule disable schedulename
パラメータ
schedulename は、ディセーブルにするスケジュールの名前です。
例:
utils disaster_recovery schedule disable schedule1
Schedule disabled successfully.
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:不可能
utils disaster_recovery schedule enable
指定したスケジュールをイネーブルにします。
コマンドの構文
utils disaster_recovery schedule enable schedulename
パラメータ
schedulename は、イネーブルにするスケジュールの名前です。
例:
utils disaster_recovery schedule enable schedule1
Schedule enabled successfully.
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:不可能
utils disaster_recovery schedule list
設定されているすべてのスケジュールを表示します。
コマンドの構文
utils disaster_recovery schedule list
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:不可能
utils disaster_recovery restore tape
リストア ジョブを開始し、テープからバックアップ tar ファイルを取得します。
コマンドの構文
utils disaster_recovery restore tape server tarfilename tapeid
パラメータ
• server には、リストアするサーバのホスト名を指定します。
• tarfilename には、リストアするファイルの名前を指定します。
• tapeid には、リストア ジョブを実行するテープ デバイスの名前を指定します。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:可能
utils disaster_recovery restore network
リストア ジョブを開始し、リモート サーバからバックアップ tar ファイルを取得します。
コマンドの構文
utils disaster_recovery restore network restore_server tarfilename path servername username
パラメータ
• restore_server には、リストアするサーバのホスト名を指定します。
• tarfilename には、リストアするファイルの名前を指定します。
• path は、リモート サーバ上のバックアップ ファイルの場所を表します。
• servername は、バックアップ ファイルを格納するサーバの IP アドレスまたはホスト名を表します。
• username は、リモート サーバにログインするために必要なユーザ名を表します。
使用上のガイドライン
(注) リモート サーバ上のアカウントのパスワードの入力を求めるプロンプトが表示されます。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:可能
utils disaster_recovery show_backupfiles tape
テープに格納されているバックアップ ファイルに関する情報を表示します。
コマンドの構文
utils disaster_recovery show_backupfiles tape tapeid
パラメータ
• tapeid は、使用可能なテープ デバイスの ID を表します。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:不可能
utils disaster_recovery show_backupfiles network
リモート サーバに格納されているバックアップ ファイルに関する情報を表示します。
コマンドの構文
utils disaster_recovery show_backupfiles network path servername username
パラメータ
• path は、リモート サーバ上のバックアップ ファイルの場所を表します。
• servername は、バックアップ ファイルを格納するサーバの IP アドレスまたはホスト名を表します。
• username は、リモート サーバにログインするために必要なユーザ名を表します。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:不可能
utils disaster_recovery show_registration
指定したサーバ上に登録されている機能とコンポーネントを表示します。
コマンドの構文
utils disaster_recovery show_registration hostname
パラメータ
• hostname には、登録情報を表示するサーバを指定します。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:不可能
utils disaster_recovery show_tapeid
テープ デバイス ID の一覧を表示します。
コマンドの構文
utils disaster_recovery show_tapeid
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:不可能
utils disaster_recovery status
現在のバックアップまたはリストア ジョブのステータスを表示します。
コマンドの構文
utils disaster_recovery status operation
パラメータ
• operation には、進行中の操作の名前( backup または restore )を指定します。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:不可能
utils fior
サーバ上の I/O を監視します。ファイル I/O レポート サービスには、プロセスごとのファイル I/O を収集するためのカーネルベースのデーモンが用意されています。
コマンドの構文
utils fior
disable
enable
list [ start= date-time ] [ stop= date-time ]
start
status
stop
top number [ read | write | read-rate | write-rate] [ start= date-time ] [ stop= date-time ]
オプション
• disable :マシンをブートしたときにファイル I/O レポート サービスが自動的に開始されないようにします。リブートしないとサービスは停止されません。ただちにサービスを停止するには stop オプションを使用します。
• enable :マシンをブートしたときにファイル I/O レポート サービスが自動的に開始されるようにします。リブートしないとサービスは開始されません。ただちにサービスを開始するには start オプションを使用します。
• list :ファイル I/O イベントの一覧を、古いものから新しいものへ時系列順に表示します。
• start :以前停止したファイル I/O レポート サービスを開始します。手動で停止するかマシンをリブートするまで、サービスは開始状態のままになります。
• status :ファイル I/O レポート サービスのステータスを表示します。
• stop :ファイル I/O レポート サービスを停止します。手動で開始するかマシンをリブートするまで、サービスは停止状態のままになります。
• top :ファイル I/O が多いプロセスの一覧を表示します。この一覧は、合計読み込みバイト数、合計書き込みバイト数、読み込み速度、書き込み速度でソートできます。
• start :開始日時を指定します。
• stop :停止日時を指定します。
• date-time :日時を、 H : M 、 H : M : S a 、 H : M 、 a 、 H : M : S Y - m - d 、 H : M 、 Y - m - d 、 H : M : S のいずれかの形式で指定します。
• number :一覧に表示する上位プロセス数を指定します。
• [read | write | read-rate | write-rate] :上位のプロセスの一覧をソートするために使用するメトリックを指定します。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:可能
utils firewall
ノード上のファイアウォールを管理します。
コマンドの構文
utils firewall
disable { time }
enable
list
status
パラメータ
• disable を指定すると、ファイアウォールがディセーブルになります。
• time には、ファイアウォールをディセーブルにする期間を、次のいずれかの形式で指定します。
– [0-1440] m :分単位で期間を指定します。
– [0-24] h :時間単位で期間を指定します。
– [0-23] h [0-60] m :時間および分単位で期間を指定します。
時間を指定しないと、デフォルトでは 5 分になります。
• list を指定すると、現在のファイアウォール設定が表示されます。
• status を指定すると、ファイアウォールのステータスが表示されます。
使用上のガイドライン
ファイアウォールをディセーブルにする場合、Web インターフェイスにログインするため、次の形式で Cisco Unified Communications Manager サーバの URL を入力する必要があります。
ここで、 server はサーバのサーバ名または IP アドレスです。
ファイアウォールをディセーブルにすることはお勧めしません。
要件
コマンド特権レベル:0
アップグレード中の使用:可能
utils iostat
指定した繰り返し回数と間隔で iostat 出力を表示します。
コマンドの構文
utils iostat [ interval ] [ iterations ] [ filename ]
パラメータ
• interval は、2 回の iostat の読み取りの間の秒数を表します(繰り返し回数を指定する場合は必須)。
• interations は、iostat の繰り返し回数を表します(間隔を指定する場合は必須)。
• filename を指定すると、出力がファイルにリダイレクトされます。
要件
レベル特権:0
コマンド特権:1
アップグレード中の使用:不可能
utils iothrottle enable
I/O スロットリング拡張をイネーブルにします。I/O スロットリング拡張をイネーブルにすると、アップグレードによるアクティブ システムへの影響が小さくなります。
コマンドの構文
utils iothrottle enable
utils iothrottle disable
I/O スロットリング拡張をディセーブルにします。アップグレード中にシステムに悪影響が出る可能性があります。
コマンドの構文
utils iothrottle disable
utils iothrottle status
I/O スロットリング拡張のステータスを表示します。
コマンドの構文
utils iothrottle status
utils netdump client
netdump クライアントを設定します。
コマンドの構文
utils netdump client
start ip-address-of-netdump-server
status
stop
パラメータ
• start を指定すると、netdump クライアントが開始されます。
• status を指定すると、netdump クライアントのステータスが表示されます。
• stop を指定すると、netdump クライアントが停止されます。
• ip-address-of-netdump-server には、クライアントが診断情報を送信する netdump サーバの IP アドレスを指定します。
使用上のガイドライン
カーネル パニック クラッシュの場合、netdump クライアントはクラッシュに関する診断情報を netdump サーバに送信します。
要件
コマンド特権レベル:0
アップグレード中の使用:不可能
utils netdump server
netdump サーバを設定します。
コマンドの構文
utils netdump server
add-client ip-address-of-netdump-client
delete-client ip-address-of-netdump-client
list-clients
start
status
stop
パラメータ
• add-client を指定すると、netdump クライアントが追加されます。
• delete-client を指定すると、netdump クライアントが削除されます。
• list-clients を指定すると、この netdump サーバに登録されているクライアントの一覧が表示されます。
• start を指定すると、netdump サーバが開始されます。
• status を指定すると、netdump サーバのステータスが表示されます。
• stop を指定すると、netdump サーバが停止されます。
• ip-address-of-netdump-client には、netdump クライアントの IP アドレスを指定します。
使用上のガイドライン
カーネル パニック クラッシュの場合、netdump 対応のクライアント システムはクラッシュに関する診断情報を netdump サーバに送信します。
netdump 診断情報は netdump サーバの crash / に格納されます。netdump 情報は、クライアントの IP アドレスと日付からなるサブディレクトリに格納されます。
各 Cisco ER サーバを netdump クライアントおよびサーバの両方として設定できます。
サーバが別の Cisco ER サーバ上にある場合、カーネル パニック トレースのシグニチャだけがサーバに送信されます。そうでない場合は、コア ダンプ全体が送信されます。
要件
コマンド特権レベル:0
アップグレード中の使用:不可能
utils network arp
Address Resolution Protocol(ARP; アドレス解決プロトコル)テーブルのエントリを一覧表示、設定、または削除します。
コマンドの構文
utils network arp
list [ host host ] [ page ] [ numeric ]
set { host } { address }
delete host
パラメータ
• list を指定すると、アドレス解決プロトコル テーブルの内容が一覧表示されます。
• set を指定すると、アドレス解決プロトコル テーブル中にエントリが設定されます。
• delete を指定すると、アドレス解決プロトコル テーブル中のエントリが削除されます。
• host は、テーブルに追加または削除するホストのホスト名または IP アドレスを表します。
• address は追加するホストの MAC アドレスを表します。MAC アドレスは XX:XX:XX:XX:XX:XX の形式で入力します。
オプション
• page :出力を一度に 1 ページずつ表示します。
• numeric :ホストをドット付き IP アドレスとして表示します。
要件
コマンド特権レベル:0
アップグレード中の使用:可能
utils network capture eth0
指定したイーサネット インターフェイス上で IP パケットをキャプチャします。
コマンドの構文
utils network capture eth0 [ page ] [ numeric ] [ file fname ] [ count num ] [ size bytes ] [ src addr ] [ dest addr ] [ port num ]
パラメータ
• eth0 はイーサネット インターフェイス 0 を指定します。
オプション
• page :出力を一度に 1 ページずつ表示します。
page オプションまたは file オプションを使用した場合、コマンドが完了する前に、要求されたすべてのパケットの完全なキャプチャが完了する必要があります。
• numeric :ホストをドット付き IP アドレスとして表示します。
• file fname :情報をファイルに出力します。
file オプションを指定すると、情報が platform/cli/ fname .cap に保存されます。ファイル名に「.」文字が含まれていてはなりません。
• count num :キャプチャするパケット数を設定します。
画面出力の場合の最大数は 1000 であり、ファイル出力の場合の最大数は 10,000 です。
• size bytes :キャプチャするパケットのバイト数を設定します。
画面出力の場合の最大バイト数は 128 であり、ファイル出力の場合の最大バイト数は任意の数または ALL です。
• src addr :パケットの送信元アドレスをホスト名または IPV4 アドレスとして指定します。
• dest addr :パケットの宛先アドレスをホスト名または IPV4 アドレスとして指定します。
• port num :パケットのポート番号(送信元または宛先)を指定します。
要件
コマンド特権レベル:0
アップグレード中の使用:可能
utils network connectivity
サーバのパブリッシャ サーバへのネットワーク接続を確認します。サブスクライバ サーバのみで有効です。
コマンドの構文
utils network connectivity
要件
コマンド特権レベル:0
アップグレード中の使用:可能
utils network host
ホスト名からアドレス、またはアドレスからホスト名に解決します。
コマンドの構文
utils network host hostname [ server server-name ] [ page ] [ detail ] [ srv ]
パラメータ
• hostname は、解決するホスト名または IP アドレスを表します。
オプション
• server-name :代替ドメイン ネーム サーバを指定します。
• page :出力を一度に 1 画面ずつ表示します。
• detail :詳細な一覧を表示します。
• srv :DNS SRV レコードを表示します。
要件
コマンド特権レベル:0
アップグレード中の使用:可能
utils network ping
別のサーバに ping を実行します。
コマンドの構文
utils network ping destination [ count ]
パラメータ
• destination は、ping を行うサーバのホスト名または IP アドレスを表します。
オプション
• count :外部サーバに ping を行う回数を指定します。デフォルトの回数は 4 です。
要件
コマンド特権レベル:0
アップグレード中の使用:可能
utils network tracert
リモートの宛先に送信される IP パケットを追跡します。
コマンドの構文
utils network tracert destination
パラメータ
• destination は、トレースの送信先のサーバのホスト名または IP アドレスを表します。
要件
コマンド特権レベル:0
アップグレード中の使用:可能
utils ntp
NTP のステータスまたは設定を表示します。
コマンドの構文
utils ntp { status | config }
要件
コマンド特権レベル:0
アップグレード中の使用:可能
utils ntp restart
NTP サービスを再起動します。
コマンドの構文
utils ntp restart
パラメータ
なし
要件
レベル特権:0
コマンド特権:0
アップグレード中の使用:可能
utils ntp server add
指定した NTP サーバを最大 5 台まで追加します。
norestart を指定すると、サーバを追加した後で NTP サービスが再起動されません。
(注) norestart オプションを使用する場合、変更内容を有効にするには、NTP サービスを明示的に再起動する必要があります。
コマンドの構文
utils ntp server add s1 [s2 s3 s4 s5] [norestart]
パラメータ
必須パラメータ:追加する 1 台以上の NTP サーバ
オプション パラメータ:最大 4 台の追加の NTP サーバと norestart オプション
例 1:誤ったコマンド ライン パラメータを使用したサーバの追加
--------------------------------------------------------------
admin:utils ntp server add s1 s2 s3 s4 s5 s6 s7 s8
Incorrect number of parameters entered for add
usage: utils ntp server add s1 [s2 s3 s4 s5] [norestart]
admin:
例 2:サーバを指定せず norestart を使用した追加
-----------------------------------------------------------
admin:utils ntp server add norestart
At least one NTP server must be specified for add operation.
usage: utils ntp server add s1 [s2 s3 s4 s5] [norestart]
例 3:norestart を使用しないサーバの追加
-----------------------------------------
admin:utils ntp server add clock1.cisco.com clock2.cisco.com
clock1.cisco.com : added successfully.
clock2.cisco.com : added successfully.
Restarting NTP on the server.
例 4:norestart を使用しない、すでに追加されているサーバの追加
-----------------------------------------------------------------
admin:utils ntp server add clock1.cisco.com clock2.cisco.com
clock1.cisco.com : [The host has already been added as an NTP server.]
clock2.cisco.com : [The host has already been added as an NTP server.]
admin:
例 5:norestart を使用しない、自身へのサーバの追加
------------------------------------------------
admin:utils ntp server add bglr-ccm26
bglr-ccm26 : [This server cannot be added as an NTP server.]
admin:
例 6:norestart を使用しない、アクセス不能なサーバの追加
-----------------------------------------------------
admin:utils ntp server add clock3.cisco.com
clock3.cisco.com : [ Inaccessible NTP server.Not added.]
admin:
例 7:norestart を使用したサーバの追加
--------------------------------------
admin:utils ntp server add ntp01-syd.cisco.com ntp02-syd.cisco.com clock.cisco.com norestart
ntp01-syd.cisco.com : added successfully.
ntp02-syd.cisco.com : added successfully.
clock.cisco.com : added successfully.
The NTP service will need to be restarted for the changes to take effect.
例 8:すでに 5 台設定済みの場合のサーバの追加
-----------------------------------------------------
admin:utils ntp server add clock3.cisco.com
The maximum permissible limit of 5 NTP servers is already configur
要件
コマンド特権レベル:0
アップグレード中の使用:可能
utils ntp server delete
設定されている NTP サーバのいずれかまたはすべてを削除するための選択肢を表示します。
ユーザが選択内容を入力すると、NTP サービスを再起動するかどうかを質問されます。
No と答えると、サーバを削除した後で NTP サービスが再起動されません。
(注) NTP サービスを再起動しないことを選択した場合、変更内容を有効にするには、NTP サービス明示的に再起動する必要があります。
コマンドの構文
utils ntp server delete
例 1:誤ったコマンド ライン パラメータを使用したサーバの削除
----------------------------------------------------------------
admin:utils ntp server delete clock1.cisco.com clock2.cisco.com
Incorrect number of optional parameters entered for delete
usage: utils ntp server delete
admin:
例 2:NTP を再起動し 1 台のサーバを削除
------------------------------------------------
admin:utils ntp server delete
1: clock1.cisco.com
2: clock2.cisco.com
3: ntp01-syd.cisco.com
4: ntp02-syd.cisco.com
5: clock.cisco.com
a: all
q: quit
Choice: 1
Restart NTP (y/n): y
clock1.cisco.com will be deleted from the list of configured NTP servers.
Continue (y/n)?y
clock1.cisco.com : deleted successfully.
Restarting NTP on the server.
admin:
例 3:NTP を再起動せずすべてのサーバを削除
-------------------------------------------------
admin:utils ntp server delete
1: clock1.cisco.com
2: clock2.cisco.com
3: ntp01-syd.cisco.com
4: ntp02-syd.cisco.com
5: clock.cisco.com
a: all
q: quit
Choice: a
Restart NTP (y/n): n
This will result in all the configured NTP servers being deleted.
Continue (y/n)?y
clock1.cisco.com : deleted successfully.
clock2.cisco.com : deleted successfully.
ntp01-syd.cisco.com : deleted successfully.
ntp02-syd.cisco.com : deleted successfully.
clock.cisco.com : deleted successfully.
The NTP service will need to be restarted for the changes to take effect.
admin:
例 4:サーバが設定されていない場合のすべてのサーバの削除
------------------------------------------------------------
admin:utils ntp server delete
There are no NTP servers configured to delete.
要件
コマンド特権レベル:0
アップグレード中の使用:可能
utils ntp server list
設定されている NTP サーバの一覧を表示します。
コマンドの構文
utils ntp server list
例 1:誤ったコマンド ライン パラメータを使用したサーバの一覧表示
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admin:utils ntp server list all
Incorrect optional parameter entered for list
usage: utils ntp server list
admin:
例 2:サーバの一覧表示
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admin:utils ntp server list
clock1.cisco.com
clock2.cisco.com
ntp01-syd.cisco.com
ntp02-syd.cisco.com
clock.cisco.com
admin:
例 3:サーバが設定されていない場合のサーバの一覧表示
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admin:utils ntp server list
There are no NTP servers configured.
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:可能
utils ntp start
NTP サービスが動作していない場合、NTP サービスを開始します。
(注) コマンド ライン インターフェイスからは NTP サービスを停止できません。このコマンドは、utils ntp status コマンドで stopped が返される場合に使用します。
コマンドの構文
utils ntp start
パラメータ
なし
要件
レベル特権:0
コマンド特権:0
アップグレード中の使用:可能
utils remote_account
リモート アカウントのイネーブル化、ディセーブル化、作成、およびステータス確認を行います。
コマンドの構文
utils remote_account
status
enable
disable
create username life
パラメータ
• username には、リモート アカウントの名前を指定します。ユーザ名には小文字だけを含めることができ、長さが 6 文字以上であることが必要です。
• life には、アカウントの有効期限を日単位で指定します。指定した日数が経過すると、アカウントは期限切れになります。
使用上のガイドライン
リモート アカウントにより、アカウントの指定した有効期間の間シスコのサポート担当者がシステムにアクセスするためのパス フレーズが生成されます。一度にイネーブルにできるリモート アカウントは 1 つだけです。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:可能
例
utils remote_account status
utils reset_ui_administrator_password
Cisco ER Administration のパスワードをリセットします。
コマンドの構文
utils reset_ui_administrator_password
utils service
サービスを停止、開始、または再起動します。
コマンドの構文
utils service
start service-name
stop service-name
restart service-name
auto-restart { enable | disable | show } service-name
パラメータ
• service-name は、停止または開始する次のサービスの名前を表します。
– System NTP
– System SSH
– Cisco IDS
– Cisco Tomcat
– Cisco Database Layer Monitor
– Cisco Emergency Responder
– Cisco Phone Tracking Engine
• auto-restart を指定すると 、 サービスが自動的に再起動されます。
• enable を指定すると、自動再起動がイネーブルになります。
• disable を指定すると、自動再起動がディセーブルになります。
• show を指定すると、自動再起動ステータスが表示されます。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:不可能
utils service list
すべてのサービスとそのステータスの一覧を取得します。
コマンドの構文
utils service list [ page ]
オプション
• page :出力を一度に 1 ページずつ表示します。
要件
コマンド特権レベル:0
アップグレード中の使用:可能
utils sftp handshake
クラスタのすべてのメンバと SFTP SSH キーを交換します。
コマンドの構文
utils sftp handshake
utils snmp
サーバ上の SNMP を管理します。
コマンドの構文
utils snmp
get version community ip-address object [ file ]
hardware-agents [ status | restart ]
test
walk version community ip-address object [ file ]
パラメータ
• get を指定すると、指定した SNMP オブジェクトの値が表示されます。
• hardware-agents status を指定すると、サーバ上のハードウェア エージェントのステータスが表示されます。
• hardware-agents stop を指定すると、ハードウェア ベンダーから提供されているすべての SNMP エージェントが停止します。
• hardware-agents restart を指定すると、サーバ上のハードウェア エージェントが再起動されます。
• test を指定すると、ローカル syslog、リモート syslog、SNMP トラップにサンプル アラームを送信することで、SNMP ホストがテストされます。
• walk を指定すると、指定した SNMP オブジェクトから始めて、SNMP MIB 内を移動します。
• version には SNMP バージョンを指定します。有効な値は 1 または 2c です。
• community には、SNMP コミュニティ ストリングを指定します。
• ip-address には、サーバの IP アドレスを指定します。ローカル ホストを指定するには 127.0.0.1 と入力します。クラスタ内の別のノードの IP アドレスを入力し、そのノード上でコマンドを実行できます。
• object には、取得する SNMP Object ID(OID; オブジェクト ID)を指定します。
• file には、コマンド出力を保存するファイルを指定します。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:可能
utils snmp walk 3
このコマンドは、指定した OID から始めて、SNMP MIB 内を移動するために使用します。
コマンドの構文
utils snmp walk 3
(システムによりパラメータの入力が求められます)
例:
MIB のリーフに対して snmp walk を実行すると、基本的に「utils snmp get ...」コマンドで得られるのと同じ内容が得られます。次に、OID 1.3.6 に対して得られる walk の出力例を示します。
iso.3.6.1.2.1.1.1.0 = STRING: "Hardware:7825H, 1 Intel(R) Pentium(R) 4 CPU 3.40GHz, 2048 MB Memory: Software:UCOS 2.0.1.0-62"
iso.3.6.1.2.1.1.2.0 = OID: iso.3.6.1.4.1.9.1.583
iso.3.6.1.2.1.1.3.0 = Timeticks: (15878339) 1 day, 20:06:23.39
iso.3.6.1.2.1.1.4.0 = ""
iso.3.6.1.2.1.1.5.0 = STRING: "bldr-ccm34.cisco.com"
iso.3.6.1.2.1.1.6.0 = ""
iso.3.6.1.2.1.1.7.0 = INTEGER: 72
iso.3.6.1.2.1.2.1.0 = INTEGER: 3
iso.3.6.1.2.1.2.2.1.1.1 = INTEGER: 1
iso.3.6.1.2.1.2.2.1.1.2 = INTEGER: 2
iso.3.6.1.2.1.2.2.1.1.3 = INTEGER: 3
iso.3.6.1.2.1.2.2.1.2.1 = STRING: "lo"
iso.3.6.1.2.1.2.2.1.2.2 = STRING: "eth0"
iso.3.6.1.2.1.2.2.1.2.3 = STRING: "eth1"
iso.3.6.1.2.1.2.2.1.3.1 = INTEGER: 24
iso.3.6.1.2.1.2.2.1.3.2 = INTEGER: 6
iso.3.6.1.2.1.2.2.1.3.3 = INTEGER: 6
iso.3.6.1.2.1.2.2.1.4.1 = INTEGER: 16436
iso.3.6.1.2.1.2.2.1.4.2 = INTEGER: 1500
iso.3.6.1.2.1.2.2.1.4.3 = INTEGER: 1500
iso.3.6.1.2.1.2.2.1.5.1 = Gauge32: 0
iso.3.6.1.2.1.2.2.1.5.2 = Gauge32: 100000000
iso.3.6.1.2.1.2.2.1.5.3 = Gauge32: 10000000
iso.3.6.1.2.1.2.2.1.6.1 = Hex-STRING: 00 00 00 00 00 00
iso.3.6.1.2.1.2.2.1.6.2 = Hex-STRING: 00 16 35 5C 61 D0
iso.3.6.1.2.1.2.2.1.6.3 = Hex-STRING: 00 16 35 5C 61 CF
iso.3.6.1.2.1.2.2.1.7.1 = INTEGER: 1
.....
リモート ホストの IP アドレスを指定した場合、コマンドはそのリモート ホスト上で実行されます。ドメイン名ではなく IP アドレスを指定する必要があることに注意してください。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:不可能
utils snmp get 3
指定した MIB OID の SNMP データを取得します。
コマンドの構文
utils snmp get 3
(システムによりパラメータの入力が求められます)
例:
MIB 内の特定の OID(リーフ)に対して実行した場合、その MIB の値が得られます。システム アップタイムの snmp get の出力例は、iso.3.6.1.2.1.25.1.1.0 = Timeticks: (19836825) 2 days, 7:06:08.25 となります。
リモート ホストの IP アドレスを指定した場合、コマンドはそのリモート ホスト上で実行されます。ドメイン名ではなく IP アドレスを指定する必要があることに注意してください。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:不可能
utils system
同じパーティション上でのシステムの再起動、非アクティブ パーティション上でのシステムの再起動、またはシステムのシャットダウンを行います。
コマンドの構文
utils system { restart | shutdown | switch-version }
パラメータ
restart を指定すると、システムが再起動されます。
shutdown を指定すると、システムがシャットダウンされます。
switch-version を指定すると、非アクティブ パーティションにインストールされている製品リリースに切り替えられます。
使用上のガイドライン
utils system shutdown コマンドには 5 分間のタイムアウトがあります。システムが 5 分以内にシャットダウンしない場合、強制的にシャットダウンするかどうかを質問されます。
要件
コマンド特権レベル:1
アップグレード中の使用:不可能
utils system boot
システム ブート出力の送信先をリダイレクトします。
コマンドの構文
utils system boot {console | serial | status}
パラメータ
• console を指定すると、システム ブート出力がコンソールにリダイレクトされます。
• serial を指定すると、システム ブート出力が COM1(シリアル ポート 1)にリダイレクトされます。
• status を指定すると、シリアル ブート出力の現在の送信先が表示されます。
要件
レベル特権:1
コマンド特権:1
アップグレード中の使用:可能
utils system upgrade
アップグレード ファイルおよび Cisco Option Package(COP)ファイルを、ローカルおよびリモート ディレクトリからインストールします。
コマンドの構文
utils system upgrade {initiate | cancel | status}
パラメータ
• cancel を指定すると、アクティブなアップグレードがキャンセルされます。
• initiate を指定すると、新しいアップグレード ウィザードを開始するか、既存のアップグレード ウィザードを制御します。ウィザードによりアップグレード ファイルの場所を入力するよう求められます。
• status を指定すると、アップグレードのステータスが表示されます。
使用上のガイドライン
システムをアップグレードするには、次の概略手順を実行します。
1. utils system upgrade list コマンドを使用して、アップグレード元として計画している、ローカル ディスクまたはリモート サーバ上にある .iso アップグレード ファイルの一覧を表示します。
2. utils system upgrade get コマンドを使用して、使用するアップグレード ファイルを取得します。
3. utils system upgrade start コマンドを使用して、取得したアップグレード ファイルからのアップグレードを開始します。
utils vmtools status
現在動作している VMware Tools のバージョンを表示します。
コマンドの構文
utils vmtools status
要件
コマンド特権レベル:0
アップグレード中の使用:可能
utils vmtools upgrade
現在インストールされている VMware Tools を、その VM 用の ESXi ホストによって指示されている最新版に更新します。
コマンドの構文
utils vmtools upgrade