Connection クラスタが設定されていない単一サーバへの 7.x パブリッシャ サーバの変換
サブスクライバ サーバを Connection クラスタから削除して、Connection クラスタを解除することができます。パブリッシャ サーバは Connection クラスタが設定されていない単一サーバになり、サブスクライバ サーバはネットワークから削除されます(サブスクライバ サーバを Connection クラスタが設定されていない単一サーバとして使用するには、サーバに Connection を再インストールする必要があります)。
(注) パブリッシャ サーバを Connection クラスタから削除することはできません。
この項にある 5 つの手順を順番に実行します。
パブリッシャ サーバを Primary ステータスに手動で変更する
ステップ 1 Cisco Unity Connection Serviceability にログオンします。
ステップ 2 [Tools]メニューで、 [Cluster Management] をクリックします。
ステップ 3 [Cluster Management]ページの[Server Manager]で、パブリッシャ サーバを見つけます。
ステップ 4 パブリッシャ サーバが Primary ステータスになっている場合は、この手順を中断し、次の手順に進みます。
パブリッシャ サーバが Secondary ステータスになっている場合は、ステップ 5 に進みます。
パブリッシャが Deactivated ステータスになっている場合は、次の手順に従って、ステータスを Secondary に変更します。
a. パブリッシャ サーバの[Change Server Status]カラムにある [Activate] をクリックします。
b. サーバ ステータスを変更することを確認するメッセージが表示されたら、 [OK] をクリックします。
c. [Server Status]カラムで、パブリッシャ サーバが Secondary ステータスになったことを確認します。
ステップ 5 パブリッシャ サーバの[Change Server Status]カラムにある [Make Primary] をクリックします。
ステップ 6 サーバ ステータスを変更することを確認するメッセージが表示されたら、 [OK] をクリックします。
変更が完了すると、[Server Status]カラムに変更後のステータスが表示されます。
(注) サブスクライバ サーバは Secondary ステータスに自動的に変更されます。
サブスクライバ サーバを Secondary ステータスから Deactivated ステータスに手動で変更する
ステップ 1 Real-Time Monitoring Tool(RTMT)にログオンします。
ステップ 2 [Cisco Unity Connection]メニューで、 [Port Monitor] をクリックします。右ペインに[Port Monitor]ツールが表示されます。
ステップ 3 [Node]フィールドで、サブスクライバ サーバをクリックします。
ステップ 4 右ペインで、 [Start Polling] をクリックします。
ステップ 5 サーバで現在通話を処理しているボイス メッセージ ポートがあるかどうかを確認します。
ステップ 6 サーバで現在通話を処理しているボイス メッセージ ポートがない場合は、ステップ 7 に進みます。
サーバで現在通話を処理しているボイス メッセージ ポートがある場合は、Cisco Unity Connection Serviceability の[Cluster Management]ページの[Change Port Status]で、サブスクライバ サーバの [Stop Taking Calls] をクリックします。RTMT にサブスクライバ サーバのすべてのポートがアイドル状態として示されるまで、待機します。
ステップ 7 Cisco Unity Connection Serviceability の[Cluster Management]ページの[Server Manager]で、サブスクライバ サーバの[Change Server Status]カラムにある [Deactivate] をクリックします。
ステップ 8 サーバ ステータスを変更することを確認するメッセージが表示されたら、 [OK] をクリックします。
変更が完了すると、[Server Status]カラムにサブスクライバ サーバの変更後のステータスが表示されます。
サブスクライバ サーバを環境から削除する
ステップ 1 サブスクライバ サーバをシャットダウンします。
[Server Status]カラムに、サブスクライバ サーバが Not Functioning ステータスになったことが示されます。
ステップ 2 サブスクライバ サーバからネットワーク ケーブルを取り外します。
これで、サブスクライバ サーバを環境から削除できる状態になりました。
サブスクライバ サーバをクラスタから削除する
ステップ 1 パブリッシャ サーバで、Cisco Unity Connection の管理にログオンします。
ステップ 2 Cisco Unity Connection の管理で、 [システム設定(System Settings)] を展開し、 [クラスタ(Cluster)] をクリックします。
ステップ 3 [サーバの検索と一覧表示(Find and List Servers)]ページで、 [検索(Find)] をクリックして、クラスタ内のサーバをすべて表示します。
ステップ 4 サブスクライバ サーバの名前の先頭にあるチェックボックスをオンにし、 [選択項目の削除(Delete Selected)] をクリックします。
ステップ 5 サーバを削除することを確認するメッセージが表示されたら、 [OK] をクリックします。
すべての通話が残りの Connection サーバに送信されることを確認する
次に示す電話システム連動のタイプに応じて、該当するマニュアルを参照してください。
Skinny Client Control Protocol(SCCP)を介した Cisco Unified Communications Manager との連動
a. 電話システムでサブスクライバ サーバに接続しているポートを削除するには、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps556/prod_maintenance_guides_list.html にある『 Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。
b. 電話システムでボイスメール ポートのハント グループから残りのサーバ(パブリッシャ)のみに通話が送信されるように設定します。
Skinny Client Control Protocol(SCCP)を介した Cisco Unified Communications Manager Express との連動
a. 電話システムでサブスクライバ サーバに接続しているポートを削除するには、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps4625/products_installation_and_configuration_guides_list.html にある『 Cisco Unified Communications Manager Express システム アドミニストレータ ガイド 』を参照してください。
b. 電話システムでボイスメール ポートのハント グループから残りのサーバ(パブリッシャ)のみに通話が送信されるように設定します。
SIP トランクを介した Cisco Unified Communications Manager との連動
電話システムでボイスメール ポートのハント グループから残りのサーバ(パブリッシャ)のみに通話が送信されるように設定するには、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps556/prod_maintenance_guides_list.html にある『 Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。
SIP トランクを介した Cisco Unified Communications Manager Express との連動
電話システムでボイスメール ポートのハント グループから残りのサーバ(パブリッシャ)のみに通話が送信されるように設定するには、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps4625/products_installation_and_configuration_guides_list.html にある『 Cisco Unified Communications Manager Express システム アドミニストレータ ガイド 』を参照してください。
PIMG/TIMG ユニットを介した連動
PIMG/TIMG ユニットから残りのサーバ(パブリッシャ)にすべての通話が送信されるように設定するには、
http://www.cisco.com/en/US/products/ps6509/products_installation_and_configuration_guides_list.html で、該当する Cisco Unity Connection のインテグレーション ガイドの「Setting Up the PIMG Units」または「Setting Up the TIMG Units」の項を参照してください。
SIP を使用したその他の連動
電話システムでボイスメール ポートのハント グループから残りのサーバ(パブリッシャ)のみに通話が送信されるように設定するには、電話システムのマニュアルを参照してください。
(注) この章には、日本語化されたマニュアル名と英語版 URL が併記された箇所があります。日本語版マニュアルを参照する場合は、次の URL にアクセスしてください。
http://www.cisco.com/japanese/warp/public/3/jp/service/manual_j/index_ipt_ucm.shtml
http://www.cisco.com/japanese/warp/public/3/jp/service/manual_j/index_ipt_cme.shtml