コール転送ルール
着信転送ルールは、直接ダイヤルしていない発信者(たとえば、ディレクトリを使用した発信)からの間接コールを Cisco Unity Connection でどのように処理するかを制御するルールです。直接コール(個人の電話番号をダイヤルして外部の発信者や他のユーザが電話をかけた場合)に対しては、Connection の転送ルールは適用されません。
間接的なコールに応答するか、ボイスメールへ即時に転送するかは選択できます。
ヒント |
自分の内線への直接コールに着信転送を設定するには、Connection の管理者に問い合わせてください。自席の電話だけでなく、社内で使用する電話システムでも、直接コールの管理に使用できる転送機能を使用できる場合があります。 |
次に、3 つの基本転送ルールとそのしくみについて説明します。Connection では、使用可能にした基本転送ルールが適切な状況において適用されます。ただし、一部の転送ルールは他の転送ルールより優先されます。
標準転送ルール
この基本転送ルールは、Cisco Unity Connection 管理者が指定した会社の営業時間内、または他の転送ルールがすべて使用不能な状況において適用されます。設計上、標準転送ルールは無効にすることができません。
オプション転送ルール
特定の期間内だけその他の転送ルールを無効にする場合は、この基本転送ルールを有効にします。たとえば、外出中にかかってきたすべての電話をボイスメールに直接転送したり、一時的に別の場所で作業しているときにかかってきた電話を他の内線番号に転送する場合などです。有効になっている場合、このオプション転送ルールは他のどの転送ルールよりも優先されます。
時間外転送ルール
Connection の管理者が指定した会社の営業時間外に、異なる転送処理が実行されるようにする場合は、この基本転送ルールを有効にします(たとえば、営業時間外にかかってきたすべての電話をボイスメールに直接転送する場合)。時間外転送ルールが有効になっていると、営業時間外の場合に限り、この時間外転送ルールが標準転送ルールより優先されます。