この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Cisco IP Phone は、インターネット プロトコル(IP)ネットワーク経由の音声通信を提供します。Cisco IP Phone は、デジタル ビジネス フォンとほぼ同様に機能し、電話コールの発受信に加えて、ミュート、保留、転送、スピード ダイヤル、コール転送などの機能を使用できます。また、データ ネットワークに接続するため、IP テレフォニー機能が拡張され、ネットワーク情報やサービス、およびカスタマイズ可能な機能やサービスにアクセスできるようになります。
Cisco IP Phone 7841 はギガビット イーサネット接続をサポートしています。
電話機の回線キーに機能を追加する場合は、使用可能な回線キーの数に制限されます。電話機の回線キーの数より多い機能を追加することはできません。
電話 |
サポートされる回線キー |
---|---|
Cisco IP Phone 7811 |
0 |
Cisco IP Phone 7821 |
2 |
Cisco IP Phone 7841 |
4 |
Cisco IP Phone 7861 |
16 |
Cisco IP Phone は、他のネットワーク デバイスと同様に設定と管理を行う必要があります。これらの電話機は、G.711 a-law、G.711 mu-law、G.722、G.722.2/AMR-WB、G.729a、G.729ab および iLBC コーデックのエンコード、および G.711 a-law、G.711 mu-law、G.722、G.722.2/AMR-WB、G.729a、G.729ab および iLBC コーデックのデコードをサポートしています。
注意 | セル方式の電話、携帯電話、GSM 電話、または双方向ラジオを Cisco IP Phone のすぐ近くで使用すると、相互干渉が発生することがあります。詳細については、干渉が発生するデバイスの製造元のマニュアルを参照してください。 Cisco IP Phone は、コール転送や転送、リダイヤル、スピード ダイヤル、会議コール、ボイス メッセージング システムへのアクセスなど、従来のテレフォニー機能を提供します。Cisco Unified IP Phone では、さらにその他の各種の機能も提供します。 Cisco IP Phone は、他のネットワーク デバイスと同様に、サードパーティ コール制御システムおよび IP ネットワークの他の部分にアクセスできるように設定する必要があります。DHCP を使用すると、電話機上で設定する内容が少なくなります。ただし、ネットワークで必要な場合は、IP アドレス、TFTP サーバ、サブネット情報などの情報を手動で設定できます。 Cisco Unified IP Phone は、IP ネットワーク上の他のサービスやデバイスと連携することで、高度な機能を提供できます。たとえば、サードパーティ コール制御を社内の Lightweight Directory Access Protocol 3(LDAP3)標準ディレクトリと統合すると、ユーザが同僚の連絡先情報を IP Phone で直接検索できるようになります。XML を使用すると、天気予報、株価情報、商品相場などの Web ベースの情報にユーザがアクセスできるようになります。 さらに、Cisco Unified IP Phone はネットワーク デバイスであるため、詳細なステータス情報を IP Phone から直接取得することができます。この情報は、ユーザが IP Phone を使用しているときに生じた問題をトラブルシューティングするのに役立ちます。また、現在のコールに関する統計情報や、ファームウェアのバージョンも電話機で取得できます。 Cisco IP Phone を IP テレフォニー ネットワークで機能させるには、IP Phone を Cisco Catalyst スイッチなどのネットワーク デバイスに接続する必要があります。また、コールを送受信する前に、Cisco IP Phone をサードパーティ コール制御システムに登録する必要があります。 |
イーサネット ケーブルを使って電話機を LAN に接続することにより、電話機の全機能が使用可能になります。イーサネット ポートに Power over Ethernet(PoE)が付属している場合は、LAN ポートを介して電話機に電力を供給できます。建物の外側に LAN イーサネット ケーブルを延長しないでください。電話機を動作させるには、電話機が IP テレフォニー ネットワークに接続されている必要があります。
1 |
DC アダプタ ポート(DC 48 V) |
4 |
ネットワーク ポート(10/100 SW)接続IEEE 802.3af 電源対応 |
2 |
AC-DC 電源装置(任意) |
5 |
アクセス ポート(10/100 PC)接続(オプション) |
3 |
AC 電源コンセント(任意) |
6 |
ハンドセットの接続 |
イーサネット ケーブルを使用して Cisco IP Phone を LAN に接続すると、Cisco IP Phone の全機能を使用できるようになります。イーサネット ポートに Power over Ethernet(PoE)が付属している場合は、LAN ポートを介して Cisco IP Phone に電力を供給できます。建物の外側に LAN イーサネット ケーブルを延長しないでください。電話機を動作させるには、電話機が IP テレフォニー ネットワークに接続されている必要があります。
1 |
DC アダプタ ポート(DC48V)(オプション) |
5 |
アクセス ポート(10/100 PC)接続(オプション) |
2 |
AC-DC 電源装置(任意) |
6 |
補助ポート(オプション) |
3 |
AC 電源コンセント(任意) |
7 |
ハンドセットの接続 |
4 |
ネットワーク ポート(10/100 SW)接続IEEE 802.3af 電源対応 |
8 |
アナログ ヘッドセット接続(任意) |
イーサネット ケーブルを使用して Cisco IP Phone を LAN に接続すると、Cisco IP Phone の全機能を使用できるようになります。イーサネット ポートに Power over Ethernet(PoE)が付属している場合は、LAN ポートを介して Cisco IP Phone に電力を供給できます。建物の外側に LAN イーサネット ケーブルを延長しないでください。電話機を動作させるには、電話機が IP テレフォニー ネットワークに接続されている必要があります。
1 |
DC アダプタ ポート(DC48V)(オプション) |
5 |
アクセス ポート(10/100/1000 PC)接続(オプション) |
2 |
AC-DC 電源装置(任意) |
6 |
補助ポート(オプション) |
3 |
AC 電源コンセント(任意) |
7 |
ハンドセットの接続 |
4 |
ネットワーク ポート(10/100/1000 SW)接続IEEE 802.3af 電源対応 |
8 |
アナログ ヘッドセット接続(任意) |
イーサネット ケーブルを使用して Cisco IP Phone を LAN に接続すると、Cisco IP Phone の全機能を使用できるようになります。イーサネット ポートに Power over Ethernet(PoE)が付属している場合は、LAN ポートを介して Cisco IP Phone に電力を供給できます。建物の外側に LAN イーサネット ケーブルを延長しないでください。電話機を動作させるには、電話機が IP テレフォニー ネットワークに接続されている必要があります。
1 |
DC アダプタ ポート(DC48V)(オプション) |
5 |
アクセス ポート(10/100 PC)接続(オプション) |
2 |
AC-DC 電源装置(任意) |
6 |
補助ポート(オプション) |
3 |
AC 電源コンセント(任意) |
7 |
ハンドセットの接続 |
4 |
ネットワーク ポート(10/100 SW)接続IEEE 802.3af 電源対応 |
8 |
アナログ ヘッドセット接続(任意) |
Cisco IP Phone 7800 シリーズには、さまざまなハードウェア タイプがあります。
Cisco IP Phone 7811:画面の両側にボタンなし
Cisco IP Phone 7821:画面の左側に 2 つのボタン
Cisco IP Phone 7841:画面の両側に 2 つのボタン
Cisco IP Phone 7861:画面の右側に 16 個のボタン
次の図に、Cisco IP Phone 7841 を示します。
1 |
ハンドセット、およびライト ストリップ付きハンドセット |
着信コール(赤色に点滅)または新しいボイス メッセージ(赤色に点灯)があるかどうかを示します。 |
2 |
プログラム可能な機能ボタンと回線ボタン |
電話回線、機能、コール セッションにアクセスできます。 詳細については、ソフトキー、回線ボタン、機能ボタンを参照してください。 Cisco IP Phone 7811 にはプログラム可能な機能ボタンや回線ボタンがありません。 |
3 |
ソフトキー ボタン |
機能とサービスにアクセスできます。 詳細については、ソフトキー、回線ボタン、機能ボタンを参照してください。 |
4 |
ナビゲーション クラスタ |
ナビゲーション リングと選択 ボタン。メニューのスクロールや項目の強調表示、強調表示された項目の選択ができます。 |
5 |
[保留/再開(Hold/Resume)]、[会議(Conference)]、および [転送(Transfer)] |
[保留/再開(Hold/Resume) ]:アクティブ コールを保留にしたり、保留中のコールを再開したりします。 |
6 |
[スピーカーフォン(Speakerphone)]、[ミュート(Mute)]、および [ヘッドセット(Headset)] |
[スピーカーフォン(Speakerphone)]:スピーカフォンのオン/オフを切り替えます。スピーカーフォンがオンになっているとき、ボタンは点灯しています。 [ミュート(Mute)]:マイクロフォンのオン/オフを切り替えます。マイクロフォンがミュートになっているとき、ボタンは点灯しています。 [ヘッドセット(Headset)]:ヘッドセットのオン/オフを切り替えます。ヘッドセットがオンのときは、ボタンが点灯します。 Cisco IP Phone 7811 には[ヘッドセット(Headset)] ボタンがありません。 |
7 |
[連絡先(Contacts)]、[アプリケーション(Applications)]、および [メッセージ(Messages)] |
[連絡先(Contacts)]:個人用ディレクトリや社内ディレクトリにアクセスします。 [アプリケーション(Applications)] :通話履歴、ユーザ設定、電話機の設定、電話機のモデル情報にアクセスします。 [メッセージ(Messages)] :ボイス メッセージング システムを自動的にダイヤルします。 |
8 |
[音量(Volume)] ボタン: |
ハンドセット、ヘッドセット、およびスピーカフォンの音量(オフフック)と呼出音の音量(オンフック)を調整します。 |
電話機上の機能との対話は複数の方法で行うことができます。
画面下部に配置されたソフトキーによって、画面上でソフトキーの上に表示される機能にアクセスできます。ソフトキーは、その時点で何を実行しているかによって異なります。[詳細...(More...)] ソフトキーは、その他にも使用可能な機能があることを示します。
画面の両側に配置された機能ボタンと回線ボタンは、電話機能と電話回線へのアクセスを可能にします。
機能ボタンと回線ボタンのランプは、次のステータスを示します。
管理者は、いくつかの機能をソフトキーまたは機能ボタンとして設定できます。さらに、ソフトキーや関連するハード ボタンを使っていくつかの機能にアクセスすることもできます。
次の表に、『Cisco IP Phone 7800 シリーズ マルチプラットフォーム電話機 User Guide』と『Cisco IP Phone 7800 シリーズ マルチプラットフォーム電話機 Administration Guide』で使用されている用語の違いの一部を取り上げます。
ユーザ ガイド |
アドミニストレーション ガイド |
---|---|
メッセージ インジケータ |
メッセージ受信インジケータ(MWI)またはメッセージ受信ランプ |
ボイスメール システム |
ボイス メッセージ システム |