この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Cisco IP Phone をネットワークに設置して、ネットワーク設定を構成し、それらをサードパーティ コール制御システムに追加したら、サードパーティ コール制御システムを使用して、テレフォニー機能を設定したり、必要に応じて電話テンプレートを変更したり、サービスをセットアップしたり、ユーザを割り当てたりする必要があります。
Cisco IP Phone のその他の設定は、サードパーティ コール制御設定ユーティリティから変更できます。この Web ベースのアプリケーションを使用して、電話機登録基準とコーリング サーチ スペースのセットアップ、社内ディレクトリとサービスの設定、電話ボタン テンプレートの修正、その他のタスクを行うことができます。
システム管理者は、多くの場合、ネットワーク内や社内の Cisco IP Phone ユーザの主な情報源になります。最新の詳細な情報をエンド ユーザに提供する必要があります。
Cisco IP Phone の機能(サービス、ボイス メッセージ システムのオプションなど)を正常に使用するには、ユーザはシステム管理者やシステム管理者のネットワーク チームから情報を入手する必要があります。また、支援を受けるためにシステム管理者に問い合わせ可能な環境が必要です。支援を求める際の連絡先の担当者の名前、およびそれらの担当者に連絡する手順をユーザに提供しておく必要があります。
エンド ユーザに Cisco IP Phone に関する重要な情報を提供するために、社内のサポート サイトに Web ページを作成することを推奨します。
Cisco IP Phone をサードパーティ コール制御システムに追加したら、電話機に機能を追加できます。次の表に、サポートされているテレフォニー機能のリストを示します。これらの多くは、サードパーティ コール制御システムを使用して設定できます。
(注) | サードパーティ コール制御システムにも、各種テレフォニー機能を設定するためのサービス パラメータがいくつかあります。 |
機能 | 説明と詳細情報 | ||
---|---|---|---|
電話機での AES 256 暗号化サポート |
TLS 1.2 および新しい暗号をサポートすることで、セキュリティが向上します。 |
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英数字ダイヤリング |
英数字を使用してコールを発信することができます。英数字ダイヤリングに使用できる文字は、a ~ z、A ~ Z、0 ~ 9、-、_、.、+ です。 |
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すべてのコール ピックアップ |
コールがどのように電話機にルーティングされたかに関係なく、ユーザはコール ピックアップ グループ内の任意の回線でコールをピックアップできます。 |
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自動応答 |
呼出音を 1 ~ 2 回鳴らした後に、着信コールを自動的に接続します。 自動応答は、スピーカーフォンとヘッドセットのどちらでも機能します。 |
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ブラインド転送 |
ブラインド転送では、確立された 2 つのコール(保留状態または接続状態のコール)を 1 つのコールに結合します。コールを開始したユーザはコールから離脱されます。ブラインド転送では、打診コールが開始されることも、アクティブなコールが保留になることもありません。 一部の JTAPI/TAPI アプリケーションには Cisco IP Phone の結合およびブラインド転送機能との互換性がないため、同じ回線上の(場合によっては複数の回線をまたいだ)結合および直接転送が無効になるように結合/直接転送ポリシーを設定する必要が生じることがあります。 |
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ビジー ランプ フィールド(BLF) |
ユーザは、電話番号のコール状態をモニタできます。 |
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ビジー ランプ フィールド(BLF)ピックアップ |
ユーザは、BLF でモニタしている電話番号への着信コールをピックアップできます。 |
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折り返し |
通話の相手が話し中や通話不能だった場合、その相手が通話可能になったときに、ユーザの電話機に音声による通知と画面表示による通知が送信されます。 |
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コール表示の制限 |
発信回線および接続回線について表示する情報を、コールに関係する通話相手に応じて決定します。RPID および PAID 発信者 ID の処理はサポートされていません。 |
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コール転送 |
ユーザは、着信コールを別の番号にリダイレクトできます。コール転送オプションには、不在転送、話中転送、および無応答時転送があります。 |
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コールの転送通知 |
転送されたコールを受信したときに表示される情報を設定できます。 |
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共有回線のコール履歴 |
電話機のコール履歴に共有回線のアクティビティを表示できるようにします。この機能により次の内容が可能になります。 |
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コール パーク |
ユーザがコールをパーク(一時的に保存)し、別の電話機を使用してそのコールに応答できます。 |
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コール ピックアップ |
ユーザは、自分のピックアップ グループに属する別の電話機で呼出音が鳴っている場合に、そのコールを自分の電話機にリダイレクトできます。 電話機のプライマリ回線に、音声によるアラートと画面表示によるアラートを設定できます。このアラートによって、ピックアップ グループ内でコールの呼び出しがあることが通知されます。 |
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コール待機 |
コールの最中に別の着信コールの呼出音が鳴っていることを通知し、ユーザが応答できるようにします。また、着信コールの情報を電話スクリーンに表示します。 |
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発信者 ID |
電話番号、名前、その他の説明テキストなど、発信者の識別情報を電話スクリーンに表示します。 |
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発信者 ID ブロック |
発信者 ID が有効になっている電話機から、ユーザが自分の電話番号または名前をブロックできるようにします。 |
||
発信側の正規化 |
発信側の正規化では、ダイヤル可能な電話番号として電話番号がユーザに示されます。エスケープ コードが番号に付加されるため、ユーザは簡単に発信者に再度接続できます。ダイヤル可能な番号は通話履歴に保存され、個人アドレス帳に保存できます。 |
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会議 |
ユーザは、各参加者を個別に呼び出して、複数の通話相手と同時に話すことができます。 標準(アドホック)会議では、開催者以外でも参加者を追加または削除できます。また、どの会議参加者でも同じ回線上の 2 つの標準会議を結合できます。
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設定可能な RTP/sRTP ポート範囲 |
リアルタイム トランスポート プロトコル(RTP)とセキュアなリアルタイム トランスポート プロトコル(sRTP)に設定可能なポート範囲(2048~65535)を提供します。 デフォルトの RTP および sRTP のポート範囲は 16384~16538 です。 SIP プロファイルで RTP および sRTP のポート範囲を設定します。 |
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ダイレクト コール ピックアップ |
GPickUp ソフトキーを押して呼出中のデバイスの電話番号を入力することにより、ユーザはその電話番号を呼び出しているコールに直接応答できます。 |
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転送 |
ユーザは、呼び出し中のコール、接続されたコール、または保留中のコールを、ボイス メッセージ システムに直接転送できます。コールを転送した場合、その回線は新しいコールの発信または受信に使用できるようになります。 |
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サイレント(DND) |
DND をオンにすると、コールが呼び出し状態になっても呼出音が鳴らなくなります。またあらゆる種類の表示や音による通知も、一切行われません。 |
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ヘッドセットの側音の制御 |
管理者は、有線ヘッドセットの側音レベルを設定できます。 |
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グループ コール ピックアップ |
ユーザが、別のグループの電話番号で呼び出し音が鳴っているコールに応答することができます。 |
||
保留状態 |
共有回線を持つ電話機では、ローカル回線とリモート回線のいずれがコールを保留したのかを区別できます。 |
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保留/復帰 |
ユーザは、接続されたコールをアクティブな状態から保留状態に移行できます。 |
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HTTP ダウンロード |
HTTP をデフォルトで使用することで、電話機へのファイルのダウンロード プロセスが向上します。HTTP ダウンロードが失敗した場合、電話機は TFTP ダウンロードの使用に戻ります。 |
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電話サービス用 HTTPS |
HTTPS を使用した通信を要求することで、セキュリティが向上します。
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発信者名と番号の表示の改善 |
発信者名と番号の表示が改善されています。発信者名がわかっている場合、発信者番号が「不明」ではなく表示されます。 |
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ジッター バッファ |
ジッター バッファ機能は、オーディオ ストリームとビデオ ストリームの両方について 10 ミリ秒(ms)~ 1000 ms のジッターを処理します。 |
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回線をまたいで参加 |
ユーザが、複数の電話回線上にある複数のコールを、1 つの会議コールに結合できるようになります。 一部の JTAPI/TAPI アプリケーションでは、Cisco IP Phone の参加および直接転送機能と互換性がないため、参加および直接転送ポリシーを設定して、同一回線上や、場合によっては複数の回線をまたいだ参加と直接転送を無効にする必要があります。 |
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参加 |
ユーザが、同一電話回線上にある 2 つのコールを、1 つの会議コールとして接続したうえで、そのコールに留まることができます。 |
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メッセージ受信 |
メッセージ受信のオンおよびオフのインジケータに対する電話番号を定義します。直接接続型のボイス メッセージ システムでは、指定された電話番号を使用して、特定の Cisco IP Phone のメッセージ受信インジケータを設定したりクリアしたりします。 |
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メッセージ受信インジケータ |
ハンドセットのランプの 1 つで、ユーザに対する 1 つまたは複数の新着ボイス メッセージが届いていることを示します。 |
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最小呼出音量 |
IP Phone の最小呼出音量レベルを設定します。 |
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不在履歴のログ |
ユーザが、特定のライン アピアランスで不在履歴を不在履歴ディレクトリに記録するかどうかを指定できるようにします。 |
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マルチキャスト ページング |
ユーザは電話機のグループまたはすべての電話機にページングできます。グループ ページングが開始されたときに電話機で通話がアクティブである場合は、着信ページングが無視されます。 |
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ライン アピアランス 1 つあたりのコール数 |
各回線は複数のコールに対応できます。デフォルトで、電話機は 1 回線あたり 2 つのアクティブ コールをサポートし、最大で 1 回線あたり 10 個のアクティブ コールをサポートします。ある時点では 1 コールだけが接続でき、他のコールは自動的に保留になります。 システムでは、最大コール/ビジー トリガーを 10/6 以下で設定できます。10/6 を超える設定は公式にはサポートされていません。 |
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保留音 |
発信者が保留状態になっている間、音楽を再生します。 |
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ミュート |
ハンドセットまたはヘッドセットのマイクをミュート状態にします。 |
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アラート名なし |
元の発信者の電話番号を表示することで、エンド ユーザが転送されたコールを簡単に識別できるようにします。コールはアラート コールとして表示され、その後に発信者の電話番号が表示されます。 |
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オンフック ダイヤル |
ユーザは、オフ フックにすることなく、番号をダイヤルできます。次に、ハンドセットを持ち上げるか、[ダイヤル(Dial)] を押します。 |
||
スピード ダイヤルの一時停止 |
スピード ダイヤル機能を設定すると、手動による操作をせずに、Forced Authorization Code(FAC)、Client Matter Code(CMC)、ダイヤル一時停止、追加の番号入力(ユーザ内線番号、会議のアクセス コード、ボイスメール パスワードなど)が必要な宛先に到達できます。スピード ダイヤルを押すと、電話機は指定した DN とのコールを確立し、指定した FAC、CMC、DTMF ディジットを宛先に送信し、必要なダイヤル一時停止を使用します。 |
||
プラス ダイヤル |
ユーザが先頭にプラス(+)記号を付けて E.164 番号をダイヤルできるようにします。 + 記号をダイヤルするには、ユーザはアスタリスク(*)キーを 1 秒以上押し続ける必要があります。これは、オンフック(編集モードを含む)またはオフフック コールの最初の桁のダイヤルに適用されます。 |
||
LLDP での電力ネゴシエーション |
電話機では Link Level Endpoint Discovery Protocol(LLDP)および Cisco Discovery Protocol(CDP)を使用して電力をネゴシエートできます。 |
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問題レポート ツール |
電話機のログを送信するか、問題を管理者に報告します。 |
||
プログラム可能な機能ボタン |
発信、折り返し、不在転送などの機能を回線ボタンに割り当てることができます。 |
||
リダイヤル |
ユーザは、ボタンを押すか、[リダイヤル(Redial)] ソフトキーを押して、最後にダイヤルした電話番号にコールをかけることができます。 |
||
リモート カスタマイズ(RC) |
サービス プロバイダーがリモートから電話機の設定をカスタマイズできます。サービス プロバイダーが物理的に電話機を触って取り扱う必要も、ユーザが電話機の設定を行う必要もありません。サービス プロバイダーは、電話機の注文時にセールス エンジニアと一緒にこの機能をセットアップできます。 |
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呼出音の設定 |
電話機に別のアクティブ コールが着信したときに、回線で使用される呼出音タイプを指定します。 |
||
SIP の RTCP 保留 |
保留中のコールがゲートウェイによってドロップされないようにします。ゲートウェイでは RTCP ポートのステータスを確認して、コールがアクティブかどうかが判別されます。電話ポートを開いたままにしておくことによって、ゲートウェイは保留中のコールを終了しません。 |
||
SIP エンドポイントの有用性 |
管理者が電話機からデバッグ情報をより迅速かつ簡単に収集できるようにします。 この機能は、各 IP フォンにリモート アクセスするために SSH を使用します。この機能を使用するには、各 IP フォンの SSH が有効になっている必要があります。 |
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共有回線 |
複数の電話機で同じ電話番号を共有したり、電話番号を同僚と共有したりできるようにします。 |
||
発信者 ID および発信者番号の表示 |
電話機に、着信コールの発信者 ID と発信者番号の両方を表示できます。IP 電話機の LCD ディスプレイのサイズによって、表示される発信者 ID と発信者番号の長さが制限されます。 発信者 ID および発信者番号の表示機能は、着信コールのアラートのみに適用されます。コール転送とハント グループの機能は変更されません。 この表の "発信者 ID" を参照してください。 |
||
通話履歴での通話時間の表示 |
通話履歴の詳細に発信、受信通話の通話時間を表示します。 通話時間が 1 時間以上になった場合、時間、分、秒(HH:MM:SS)の形式で時間が表示されます。 通話時間が 1 時間を超えない場合、時間は分、秒(MM:SS)の形式で表示されます。 通話時間が 1 分未満の場合は、秒(SS)形式で時間が表示されます。 |
||
スピード ダイヤル |
記憶されている指定番号をダイヤルします。 |
||
タイム ゾーンのアップデート |
タイム ゾーンの変更に伴い、Cisco IP Phone を更新します。 |
||
転送 |
ユーザは、接続されているコールを自分の電話機から別の番号にリダイレクトできます。 一部の JTAPI/TAPI アプリケーションでは、Cisco IP Phone の参加および直接転送機能と互換性がないため、参加および直接転送ポリシーを設定して、同一回線上や、場合によっては複数の回線をまたいだ参加と直接転送を無効にする必要があります。 |
||
ボイス メッセージ システム |
コールに応答がない場合に、発信者がメッセージを残せるようにします。 |
||
デフォルトで有効にされる Web アクセス |
Web サービスはデフォルトで有効にされます。 |
次の表に、ソフトキーで使用可能な機能、専用機能ボタンで使用可能な機能、さらにプログラム可能な機能ボタンとして設定する必要がある機能を示します。この表の「X」は、その機能が対応するボタンのタイプまたはソフトキーでサポートされることを意味します。2 つのボタン タイプとソフトキーのうち、プログラム可能な機能ボタンだけは Cisco IP Phone の管理ページでの設定が必要です。
機能名 |
専用機能ボタン |
プログラム可能な機能ボタン |
ソフトキー |
---|---|---|---|
応答 |
X |
X |
|
すべてのコールの転送 |
X |
X |
|
コール パーク |
X |
X |
|
コール パークの回線ステータス |
X |
||
コール ピックアップ(ピックアップ) |
X |
X |
|
コール ピックアップの回線ステータス |
X |
||
会議 |
X |
X(接続される会議コール シナリオでのみ表示) |
|
転送 |
X |
||
サイレント |
X |
X |
|
保留 |
X |
X |
|
ミュート |
X |
||
リダイヤル |
X |
X |
|
スピード ダイヤル |
X |
X |
|
スピード ダイヤルの回線ステータス |
X |
||
転送 |
X |
X(接続される通話転送のシナリオでのみ表示) |
ユーザの電話機のアイドル回線に短縮ダイヤルを設定できます。これにより、ユーザはその回線キーで短縮ダイヤルを使用できるようになります。回線キーで短縮ダイヤルを有効にすると、ユーザには短縮ダイヤルのアイコン、短縮ダイヤルの回線キーの名前が表示されます。ユーザがその回線キーを押すと、割り当てられている内線番号がダイヤルされます。
Web インターフェイスを使用して電話機に短縮ダイヤルを設定できます。
ステップ 1 | [設定ユーティリティ(Configuration Utility)] ページで、 の順にクリックします。 |
ステップ 2 | 回線キーを選択し、その回線キーを有効にする内線を選択します。 |
ステップ 3 | [すべての変更を送信(Submit All Changes)] をクリックします。 |
同僚がコールを受信できるかどうかをユーザが監視する必要がある場合、ユーザ(監視側)の電話機で話中ランプ フィールドを設定できます。この機能では、色分けされた LED により、同僚(監視対象)の回線が話中であるか、コールに応答できるかが示されます。
ユーザが監視対象の回線への着信コールに応答できるように、話中ランプ フィールドを設定することができます。話中ランプ フィールド ピックアップを使用すると、ユーザは点滅中の回線キーを選択して、着信コールに応答できます。
さらに、短縮ダイヤルやコール ピックアップと連動する話中ランプ フィールドを設定すると、ユーザはコールをより柔軟に処理できます。
監視対象の電話機に対する話中ランプ フィールドを設定するには、次のようにします。
[BLF リストに回線キーを使用(Use Line Keys For BLF List)] が有効になっている場合、BLF リスト URI が拡張機能の設定をオーバーライドします。つまり、話中ランプ フィールド機能、短縮ダイヤル機能、コール ピックアップ機能が BLF リスト URI で指定されている各ユーザに対して設定されるということです。
電話機が BroadSoft サーバに登録されている場合、複数のユーザの話中ランプ フィールドを一度にまとめて設定できます。
サーバ上で BLF リスト URI を設定する必要があります。
電話機が BroadSoft サーバに登録されている場合、電話設定ファイルを使用して話中ランプ フィールドを設定できます。
同僚がコールを処理できるかどうかをユーザが監視する必要がある場合、電話回線で話中ランプ フィールドを設定できます。
話中ランプ フィールドを、短縮ダイヤルまたはコール ピックアップと任意に組み合わせて連動するように設定できます。たとえば、話中ランプ フィールドを単独で設定することも、話中ランプ フィールドと短縮ダイヤル、話中ランプ フィールドとコール ピックアップ、または話中ランプ フィールドと短縮ダイアルおよびコール ピックアップが連動するように設定することもできます。ただし、短縮ダイヤルだけは別の設定が必要になります。
キー拡張モジュールの他の機能(短縮ダイヤル、コール ピックアップなど)と連動するように話中ランプ フィールドを設定できます。正しい文字列形式を選択するために、次の表の情報を参考にしてください。
ステップ 1 | [設定ユーティリティ(Configuration Utility)] ページで、 の順に選択します。 | ||
ステップ 2 | [URI ダイヤル 1 の有効化(Enable URI Dialing 1)] フィールドで、[はい(Yes)] を選択します。これで、英数字ダイヤリングが有効になります。 [電話(Phone)] ページで、次の形式で回線キーに文字列を追加し、英数字ダイヤリング機能を使った短縮ダイヤルを有効にできます。 fnc=sd;ext=xxxx.yyyy@$PROXY;nme=yyyy,xxxx 次に例を示します。 fnc=sd;ext=first.last@$PROXY;nme=Last,First上記の例で、ユーザは「first.dial」をダイヤルしてコールを発信できます。
| ||
ステップ 3 | [すべての変更を送信(Submit All Changes)] をクリックします。 |
ユーザがサーバを介さずにすべての電話機または電話機のグループを一度にページングできるようにするには、マルチキャスト ページングを設定できます。[設定ユーティリティ(Configuration Utility)] ページで電話機をページング グループの一部として設定した後、グループに含まれる複数の電話機を同じマルチキャスト アドレスにサブスクライブできます。これにより、ユーザは特定の電話機のグループに直接ページングできるようになります。各ページング グループに固有の番号を割り当てると、ユーザはそのページング グループ番号をダイヤルしてページングを開始することになります。(同じく [設定ユーティリティ(Configuration Utility)] ページで設定された)同じマルチキャスト アドレスにサブスクライブされているすべての電話機がページを受信します。ページング コールが着信すると、3 回連続した短いビープ音のページング トーンが鳴ります。
次の点に注意してください。
同じページング グループに属するすべてのデバイスが対応するマルチキャスト グループに参加できるよう、ネットワークでマルチキャストがサポートされていなければなりません。
グループ ページングが開始されている間、電話機でアクティブな通話が行われると、着信ページングが無視されます。
グループ ページングは片方向であり、G711 コーデックを使用します。ページングされた電話機では、発信者からのコールしか聞こえません。
DND が有効にされている場合、着信ページは無視されます。
ハンドセットやヘッドセットが使用されていない限り、ページングが発生すると、ページングされた電話機のスピーカーが自動的にオンになります。
グループ ページングが開始されている間、電話機でアクティブな通話が行われると、着信ページングが無視されます。コールが終了した時点で、ページングへの応答が行われます(ページがアクティブな場合)。
複数のページが発生した場合、ページングの応答は発生順で行われます。アクティブなページが終了するまで、次のページへの応答は行われません。
ステップ 1 | [設定ユーティリティ(Configuration Utility)] ページで、 の順に選択します。 |
ステップ 2 | [複数ページ グループのパラメータ(Multiple Paging Group Parameters)] セクションの [グループ ページング スクリプト(Group Paging Script)] フィールドに、次の形式で文字列を入力します。
pggrp=multicast-address:port;[name=xxxx;]num=yyy;[listen={yes|no}]]; 引数の説明
設定文字列の最後にページング グループを追加することで、さらにページング グループを追加できます。次に例を示します。 pggrp=224.168.168.168:34560;name=All;num=500;listen=yes; pggrp=224.168.168.168:34562;name=GroupA;num=501;listen=yes; pggrp=224.168.168.168:34564;name=GroupB;num=502; pggrp=224.168.168.168:34566;name=GroupC;num=503; この例では、4 つのページング グループ(All、GroupA、GroupB、GroupC)を作成します。すべての電話機にページを送信する場合は 500 をダイヤルします。GroupA グループの一部として設定されている電話機にページを送信する場合は 501 を、GroupB グループの一部として設定されている電話機にページを送信する場合は 502 を、GroupC グループの一部として設定されている電話機にページを送信する場合は 503 をダイヤルします。設定されている電話機が、All グループおよび GroupA グループ宛てのページを受信します。 |
ステップ 3 | [すべての変更を送信(Submit All Changes)] をクリックします。 |
ユーザがコールを保留中にした後で、自分の電話機からでも別の電話機からでもそのコールを取れるようにコール パークを設定できます。
コール パークを設定する際は、コール パーク コードとコール パーク解除コードを、サーバ上に設定されている機能アクセス コードと一致させる必要があります。
回線キーにコール パークを追加すると、ユーザが一時的にコールを保存して取得できるようになります。コール パークはプライベート回線および共有回線でサポートされます。
ステップ 1 | [設定ユーティリティ(Configuration Utility)] ページで、[管理者ログイン(Admin Login)] > [詳細(Advanced)] > [音声(Voice)] > [電話機(Phone)] の順に選択します。 |
ステップ 2 | 回線キーを選択します。 |
ステップ 3 | [無効(Disabled)] を選択して内線を無効にします。 |
ステップ 4 | [拡張機能(Extended Function)] フィールドに、次の形式で文字列を入力します。 プライベート回線の場合は、fnc=park;sub=$USER@$PROXY;nme=CallPark-Slot1 と入力します。 共有回線の場合は、fnc=prk;sub=$USER@$PROXY;nme=Call-Park1;orbit=<DN of primary line> と入力します。 引数の説明 |
ステップ 5 | [すべての変更を送信(Submit All Changes)] をクリックします。 |
電話機上に表示されるソフトキーをカスタマイズできます。デフォルトのソフトキー(電話機がアイドル状態のとき)は、[リダイヤル(Redial)]、[ディレクトリ(Directory)]、[コール転送(Call Forward)] および [応答不可(Do Not Disturb)] です。その他のソフトキーは、特定のコール状態のときに使用できます(たとえば、コールが保留中であれば、[復帰(Resume)] ソフトキーが表示されます)。
ステップ 1 | の順にクリックします。 |
ステップ 2 | [プログラム可能なソフトキー(Programmable Softkeys)] で、ソフトキーを表示するコール状態に基づいてソフトキーを編集します。詳細については、プログラム可能なソフトキーを参照してください。
[プログラム可能なソフトキー(Programmable Softkeys)] セクションでは、各電話機の状態が表示され、その状態のときに表示される使用可能なソフトキーが列挙されます。各ソフトキーはセミコロンで区切られます。ソフトキーは次の形式で表示されます。 softkeyname |[ position ] ここで、softkeyname はキーの名前で、position はキーが IP 電話画面上に表示される位置です。位置には番号が付けられています。位置 1 が IP 電話画面の左下に表示され、その後に位置 2 ~ 4 が続きます。その他の位置(5 以降)は、電話機の右矢印キーを押してアクセスします。ソフトキーの位置が指定されなかった場合は、キーがフローティングして、IP 電話画面の最初の使用可能な空の位置に表示されます。 |
ステップ 3 | [すべての変更を送信(Submit All Changes)] をクリックします。 |
この電話機には、16 個のプログラム可能なソフトキー(フィールド PSK1 ~ PSK16)が用意されています。これらのフィールドは、短縮ダイヤル スクリプトによって定義できます。
ステップ 1 | [設定ユーティリティ(Configuration Utility)] ページで、 の順に選択します。 |
ステップ 2 | [プログラム可能なソフトキー(Programmable Softkeys)] セクションで、[プログラム可能なソフトキー有効(Programmable Softkey Enable)] を [はい(Yes)] に設定します。 |
ステップ 3 | 電話機の機能を設定するプログラム可能なソフトキーの番号フィールドを選択します。 |
ステップ 4 | プログラム可能なソフトキーの文字列を入力します。各種のプログラム可能なソフトキーの説明については、プログラム可能なソフトキーでの短縮ダイヤルの設定を参照してください。 |
ステップ 5 | [すべての変更を送信(Submit All Changes)] をクリックします。 |
プログラム可能なソフトキーを短縮ダイヤルとして設定できます。短縮ダイヤルは、内線番号でも電話番号でも構いません。プログラム可能なソフトキーに短縮ダイヤルを設定して、特定業種向けサービス アクティベーション コード(またはアスタリスク(*)コード)が定義するアクションを実行することもできます。たとえば、プログラム可能なソフトキーに *67 の短縮ダイヤルを設定した場合、ソフトキーでコールを保留中にすることができます。
ステップ 1 | [設定ユーティリティ(Configuration Utility)] ページで、 の順に選択します。 | ||
ステップ 2 | [プログラム可能なソフトキー(Programmable Softkeys)] セクションで、[プログラム可能なソフトキー有効(Programmable Softkey Enable)] を [はい(Yes)] に設定します。 | ||
ステップ 3 | 短縮ダイヤル PSK を設定するには、[PSK 番号(PSK number)] フィールドに次の形式で文字列を入力します。 fnc=sd;ext=extensionname/starcode@$PROXY;vid=n;nme=name ここで、
| ||
ステップ 4 | 次のフィールドを編集します。
また、プログラム可能なソフト キーに、XML サービスを設定することもできます。次の形式で文字列を入力します。 fnc=xml;url=http://xml.service.url;nme=name | ||
ステップ 5 | [すべての変更を送信(Submit All Changes)] をクリックします。 |
次の表に、各ソフトキーとそのキーが表示される電話機の状態を示します。コール状態フィールドごとに最大 16 個のソフトキーを使用できます。
キーワード |
キー ラベル |
定義(Definition) |
使用可能な電話機の状態 |
---|---|---|---|
acd_login |
Agt サインイン |
ユーザが自動着信呼分配(ACD)にログインします。 |
アイドル(Idle) |
acd_logout |
Agt サインアウト |
ユーザが ACD からログアウトします。 |
アイドル(Idle) |
answer |
応答 |
着信コールに応答します。 |
呼び出し中(Ringing) |
astate |
Agt ステータス |
ACD ステータスを確認します。 |
アイドル(Idle) |
avail |
Avail |
ACD サーバにログインしているユーザが自分のステータスを応対可能に設定していることを示します。 |
アイドル(Idle) |
割り込み |
割込み(Barge) |
他のユーザが共有コールに割り込めるようにします。 |
[共有アクティブ(Shared-Active)] |
bargesilent |
[バージ無音(BargeSilent)] |
他のユーザがマイクは使用できない状態で共有コールに割り込めるようにします。 |
[共有アクティブ(Shared-Active)] |
bxfer |
[ブラインド転送(BlindXfer)] |
ブラインド コール転送(コールの転送先の相手と話さずにコールを転送する)を実行します。[ブラインド転送サービス(Blind Xfer Serv)] が有効になっている必要があります。 |
接続されている状態 |
call(または dial) |
コール |
リスト内の選択した項目に発信します。 |
ダイヤリング入力(Dialing Input) |
cancel |
キャンセル(Cancel) |
コールをキャンセルします(電話会議の開催時に相手が応答しなかったときなど)。 |
ダイヤル入力、オフフック |
cfwd |
転送/転送クリア |
すべてのコールを指定された番号に転送します。 |
[アイドル(Idle)]、[オフフック(Off-Hook)]、[共有アクティブ(Shared-Active)]、[保留(Hold)]、[共有保留(Shared-Held)] |
conf |
会議(Conference) |
会議通話を開始します。[会議サーバ(Conf Server)] が有効になっており、アクティブまたは保留中の 2 つ以上のコールが存在する必要があります。 |
接続中、会議開始 |
confLx |
会議回線(Conf line) |
電話機の会議アクティブ回線。[会議サービス(Conf Serv)] が有効になっており、アクティブまたは保留中の 2 つ以上のコールが存在する必要があります。 |
接続されている状態 |
delchar |
delChar:バックスペース アイコン |
テキストの入力中に文字を削除します。 |
ダイヤリング入力(Dialing Input) |
dir |
Dir |
電話帳へのアクセスを提供します。 |
アイドル、接続中、会議開始、転送開始、オフフック(入力なし) |
dnd |
DND/Dnd クリア |
応答不可を設定して着信時に電話機が鳴動しないようにします。 |
[アイドル(Idle)]、[オフフック(Off-Hook)]、[共有アクティブ(Shared-Active)]、[共有保留(Shared-Held)]、[会議中(Conferencing)]、[会議開始(Start-Conf)]、[転送開始(Start-Xfer)] |
em_login(または signin) |
サインイン(Sign in) |
ユーザがエクステンション モビリティにログインします。 |
アイドル(Idle) |
em_logout(または signout) |
サインアウト(Sign out) |
ユーザがエクステンション モビリティからログアウトします。 |
アイドル(Idle) |
endcall |
通話を終了する |
通話を終了します。 |
接続中、オフフック、進行中、転送開始、会議開始、会議中、リリース、保留 |
gpickup |
GrPickup |
ユーザが呼び出し中の内線番号を検出することにより、そのコールに応答できるようにします。 |
[アイドル(Idle)]、[オフフック(Off-Hook)] |
hold |
保留(Hold) |
コールを保留にします。 |
接続中、転送開始、会議開始、会議中 |
ignore |
拒否(Decline) |
着信コールを無視します。 |
呼び出し中(Ringing) |
join |
参加(Join) |
会議コールに接続します。会議のホストがユーザ A で、ユーザ B とユーザ C が参加者である場合、A が [参加(Join)] を押すと、A は離脱して、ユーザ B とユーザ C が接続されます。 |
[会議(Conferencing)] |
lcr |
Call Rtn/lcr |
最後の不在着信を返します。 |
アイドル、不在着信、オフフック(入力なし) |
left |
左矢印アイコン |
カーソルを左に移動します。 |
ダイヤリング入力 |
miss |
不在(Miss) |
不在着信のリストを表示します。 |
不在着信 |
newcall |
発信(New Call) |
新しいコールを開始します。 |
[アイドル(Idle)]、[保留(Hold)]、[共有アクティブ(Shared-Active)]、[共有保留(Shared-Held)] |
option |
オプション(Option) |
入力オプションのメニューを開きます。 |
オフフック(入力なし)、ダイヤリング(入力) |
park |
パーク(Park) |
指定された「パーク」番号でコールを保留にします。 |
接続されている状態 |
phold |
PrivHold |
アクティブ共有回線上のコールを保留にします。 |
接続されている状態 |
pickup |
ピック(PickUp) |
別の内線番号で呼出音が鳴っていても、その内線番号を入力してそのコールに応答できます。 |
アイドル、オフフック |
recents |
履歴(Recents) |
通話履歴から全通話の一覧を表示します。 |
アイドル(Idle) |
redial |
リダイヤル(Redial) |
リダイヤル リストを表示します。 |
アイドル、接続中、会議開始、 転送開始、オフフック(入力なし)、保留 |
resume |
復帰(Resume) |
保留中のコールを再開します。 |
[保留(Hold)]、[共有保留(Shared-Held)] |
right |
右矢印アイコン |
カーソルを右に移動します。 |
ダイヤリング(入力) |
starcode |
スター コード/* コードの入力(Input Star Code/ *code) |
選択可能なスター コードのリストを表示します。 |
オフフック、ダイヤリング(入力) |
unavail |
応対不可(Unavail) |
ACD サーバにログインしているユーザが自分のステータスを応対不可に設定していることを示します。 |
アイドル(Idle) |
unpark |
パーク解除(Unpark) |
パークされたコールを再開します。 |
[アイドル(Idle)]、[オフフック(Off-Hook)]、[接続中(Connected)]、[共有アクティブ(Shared-Active)] |
xfer |
転送(Transfer) |
コール転送を実行します。[在席転送サービス(Attn Xfer Serv)] が有効になっており、少なくとも 1 つの接続済みコールと 1 つのアイドル コールが存在する必要があります。 |
接続中、転送開始 |
xferlx |
転送回線(Xfer line) |
電話機上のアクティブ回線を着信者番号に転送します。[在席転送サービス(Attn Xfer Serv)] が有効になっており、アクティブまたは保留中の 2 つ以上のコールが存在する必要があります。 |
接続されている状態 |
プロビジョニング権限を設定することで、ユーザが自分個人用の電話機の設定に別の電話機からアクセスできるようになります。たとえば、曜日によって異なるシフトや異なるデスクで勤務する複数のユーザが内線番号を共有しながらも、それぞれに自分用の個人設定を使用することができます。
電話機でプロビジョニング権限を有効にすると、[サインイン(Sign in)] ソフトキーが表示されるようになります。ユーザは自分のユーザ名とパスワードを入力して、個人用の電話機の設定にアクセスします。また、サインインを無視して、ゲストとして電話機を使用することもできます。サインオンした後、ユーザは電話機で個人用の電話番号にアクセスできます。ユーザがサインアウトすると、電話機は機能が限定された基本プロファイルに戻ります。
ステップ 1 | [設定ユーティリティ(Configuration Utility)] ページで、 の順に選択します。 |
ステップ 2 | [設定プロファイイル(Configuration Profile)] セクションで、[プロファイル ルール(Profile Rule)] フィールドを電話設定ファイルの URL に設定します。 例:http://192.0.2.1:80/dms/CP-8851-3PCC/8851System.xml [EM 有効(EM Enable)] および [EM ユーザ ドメイン(EM User Domain)] フィールドに、電話設定ファイルで指定されている情報に基づく値が取り込まれます。 |
ステップ 3 | [エクステンション モビリティ(Extension Mobility)] セクションの [非アクティビティ タイマー(m)(Inactivity timer(m))] に、電話機の非アクティブな状態を許容する期間(分数)を設定します。非アクティブな状態がこの期間続くと、電話機は自動的にプロビジョニング権限からサインアウトします。
[エクステンション モビリティ(Extension Mobility)] セクションにアクセスするには、 の順に選択します。 |
ステップ 4 | [カウントダウン タイマー(s)(Countdown Timer(s))] に、ユーザのサインアウトをキャンセルするまでの期間(秒数)を設定します。 |
ステップ 5 | (任意)
[プログラム可能なソフトキー(Programmable Softkeys)] セクションの [プログラム可能なソフトキー有効(Programmable Softkey Enable)] フィールドが [はい(Yes)] に設定されている場合、[アイドル キー リスト(Idle Key List)] に signin を追加します。 例:newcall|1;signin|2 |
ステップ 6 | [すべての変更を送信(Submit All Changes)] をクリックします。 |
ステップ 1 | 電話設定ファイルで、次のパラメータを設定します。 |
ステップ 2 | 設定ファイルを保存して、プロビジョニング サーバにアップロードします。 |
ステップ 3 | [設定ユーティリティ(Configuration Utility)] ページで、 の順に選択します。 |
ステップ 4 | [プロファイル ルール(Profile Rule)] フィールドのいずれかに、設定ファイルのファイル パスを入力します。 例:http://<SERVER IP ADDRESS>:80/dms/td_8861/8861System.xml |
ステップ 5 | [すべての変更を送信(Submit All Changes)] をクリックします。 |
ステップ 1 | [設定ユーティリティ(Configuration Utility)] ページで、 (ここで、[n] は内線番号)の順に選択します。 |
ステップ 2 | [コール機能設定(Call Feature Settings)] セクションで、[Broadsoft ホテリングの有効化(Enable Broadsoft Hoteling)] を [はい(Yes)] に設定します。 |
ステップ 3 | ユーザがゲストとして電話機にサインインしていることができる時間を [ホテリング サブスクリプション期限切れ(Hoteling Subscription Expires)] に秒単位で設定します。 |
ステップ 4 | [すべての変更を送信(Submit All Changes)] をクリックします。 |
ユーザのパスワードは、ユーザ自身が電話機で設定することも、ユーザに代わって設定することもできます。
ユーザが問題レポートを送信する際は、問題レポート ツールを使用します。
Cisco TAC と協力して問題をトラブルシューティングする場合、通常は問題を解決するための参考として、Cisco TAC から問題報告ツールのログを提出するよう求められます。
問題レポートを発行するには、ユーザは問題レポート ツールにアクセスし、問題の発生日時、および問題の説明を入力します。問題レポートをダウンロードするには、[設定ユーティリティ(Configuration Utility)] ページを使用する必要があります。
電話機は、HTTP フォーム ベースのアップロードに類似したパラメータと共に HTTP/HTTPS POST メカニズムを使用します。アップロードには次のパラメータが含まれます(マルチパート MIME 符号化を使用)。
devicename(例:"SEP001122334455")
serialno(例:"FCH12345ABC")
username(ユーザ名は [ステーション表示名(Station Display Name)] または内線の [ユーザ ID(User ID)] のいずれかに指定されている値です。[ステーション表示名(Station Display Name)] が最初に考慮されます。このフィールドが空の場合、[ユーザ ID(User ID)] が使用されます)。
prt_file(例:"probrep-20141021-162840.tar.gz")
スクリプト例を次に示します。このスクリプトは参考用の目的のみに掲載されています。シスコでは、お客様のサーバにインストールされたアップロード スクリプトをサポートしていません。
<?php // NOTE: you may need to edit your php.ini file to allow larger // size file uploads to work. // Modify the setting for upload_max_filesize // I used: upload_max_filesize = 20M // Retrieve the name of the uploaded file $filename = basename($_FILES['prt_file']['name']); // Get rid of quotes around the device name, serial number and username if they exist $devicename = $_POST['devicename']; $devicename = trim($devicename, "'\""); $serialno = $_POST['serialno']; $serialno = trim($serialno, "'\""); $username = $_POST['username']; $username = trim($username, "'\""); // where to put the file $fullfilename = "/var/prtuploads/".$filename; // If the file upload is unsuccessful, return a 500 error and // inform the user to try again if(!move_uploaded_file($_FILES['prt_file']['tmp_name'], $fullfilename)) { header("HTTP/1.0 500 Internal Server Error"); die("Error: You must select a file to upload."); } ?>
ステップ 1 | [設定ユーティリティ(Configuration Utility)] ページで、 の順に選択します。 |
ステップ 2 | [問題レポート ツール(Problem Report Tool)] セクションの [PRT アップロード ルール(PRT Upload Rule)] フィールドに、PRT アップロード スクリプトのパスを入力します。 例: https://proxy.example.com/prt_upload.php または http://proxy.example.com/prt_upload.php |
ステップ 3 | [PRT アップロード方法(PRT Upload Method)] ドロップダウン リスト ボックスを使用して、アップロード方法を選択します。 |
ステップ 4 | [すべての変更を送信(Submit All Changes)] をクリックします。 |
シングル ページングまたはインターコム機能により、ユーザは別のユーザと電話で直接連絡することができます。ページング先ユーザの電話機がページングを自動的に受け入れるように設定されている場合、電話機の呼出音は鳴りません。ページングが開始されると、2 台の電話機間で直接接続が自動的に確立されます。
サーバ上にページング グループを設定し、ユーザが電話機グループをページングできるようにします。詳細については、サーバのマニュアルを参照してください。
Technical Report 069(TR-069)で定義されているプロトコルおよび標準を使用して電話機を管理できます。TR-069 では、大規模な展開において電話機や他の顧客宅内機器(CPE)のすべてを管理する際に一般なプラットフォームについて説明しています。このプラットフォームは電話機のタイプや製造元には依存しません。
双方向 SOAP/HTTP ベースのプロトコルとして、TR-069 では CPE と自動設定サーバ(ACS)間の通信を規定しています。
ステップ 1 | [設定ユーティリティ(Configuration Utility)] ページで、 の順に選択します。 |
ステップ 2 | TR-069の表の説明に従ってフィールドをセットアップします。 |
ステップ 3 | [すべての変更を送信(Submit All Changes)] をクリックします。 |
TR-069 ステータスの表で TR-069 パラメータのステータスを確認できます。 |
Plantronics Savi 740
Jabra PRO920
Jabra PRO9400
Sennheiser DW Pro1
ステップ 1 | [設定ユーティリティ(Configuration Utility)] ページで、 の順に選択します。 |
ステップ 2 | 音量の表の説明に従ってフィールドをセットアップします。 |
ステップ 3 | [すべての変更を送信(Submit All Changes)] をクリックします。 |
Cisco TAC と協力して問題をトラブルシューティングする場合、通常は問題を解決するための参考として、Cisco TAC から問題報告ツールのログを提出するよう求められます。設定ユーティリティを使用して PRT のログを生成し、リモート ログ サーバにアップロードできます。
ステップ 1 | [設定ユーティリティ(Configuration Utility)] ページで、 の順に選択します。 |
ステップ 2 | [問題レポート(Problem Reports)] セクションで、[PRT の生成(Generate PRT)] をクリックします。 [問題のレポート(Report Problem)] ダイアログが表示されます。 |
ステップ 3 | [問題のレポート(Report Problem)] ダイアログに次の情報を入力します。 |
ステップ 4 | [問題のレポート(Report Problem)] ダイアログの [送信(Submit)] をクリックします。 [送信(Submit)] ボタンは、[問題の選択(Select Problem)] ドロップダウン リスト ボックスで値を選択した場合にのみ有効になります。 PRT アップロードが成功したかどうかを示す通知アラートが [設定ユーティリティ(Configuration Utility)] ページに表示されます。 |