コールをエントリ ポイントに転送するタスク フロー
エージェントは顧客からのコール リクエストを受け付けました。エージェントは、アクティブな音声コール(着信および発信)を別のエントリ ポイントに転送できます。
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エージェントは、エージェントデスクトップの [転送(Transfer)] をクリックし、[キュー(Queue)]ドロップダウンリストからエントリポイントを選択します。
コールの転送方法の詳細に関しては、『Cisco Webex Contact Center Agent Desktop User Guide(Cisco Webex Contact Center エージェント デスクトップ ユーザー ガイド)』を参照してください 。
コールがエントリポイントに転送された後は、コールを転送した同じエージェントに再転送することはできません。
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転送中に、名前とデータ型が同じ グローバル変数の値が、上記で選択されたエントリポイントに関連付けられた新しいフローにコピーされます。
(注)
最初のフローに含まれる グローバル変数のうち、新しいフローに含まれる グローバル変数の名前とデータ型に一致しないものは引き継がれません。
例
エージェントが、エントリ ポイントに関連付けられているフロー 1 からフロー 2 にコールを転送する場合は次のようになります。
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フロー 1 とフロー 2 の両方に、整数型の グローバル 変数である customerID が含まれており、フロー 2 がアクティブである場合、 グローバル 変数である customerID の値はフロー 1 からフロー 2 にコピーされます。
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フロー 1 とフロー 2 の両方に変数 var1 が含まれており、フロー 1 では整数データ型、フロー 2 では文字列データ型である場合、var1 はフロー 1 からフロー 2 に引き継がれません。
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フロー 1 とフロー 2 に整数型の グローバル 変数である var1 が含まれており、Set Variable や HTTP Request アクティビティによってフロー 2 で var1 の値が更新された場合、フロー 2 の var1 は新しい値になります。
グローバル 変数の詳細については、「グローバル変数」を参照してください。
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