この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
ロケーション分析のユーザ インターフェイスを使用することで、さまざまな分析手法を使用してワイヤレス デバイスのロケーション情報を分析することができます。
ユーザ名とパスワードを使用してロケーション分析のユーザ インターフェイスにログインします。次の図に、ロケーション分析の [User Login] ページを示します。
図 4-1 ロケーション分析の [User Login] ページ
ログイン後、[Location Analytics] ホーム ページが表示されます。
図 4-2 [Location Analytics] ホーム ページ
[Location Analytics] ホーム ページには、次のものが含まれます。
– 「2D 分析」
上部バーの隣にある青い逆三角形を使用すると、[Analysis] コントロール パネルを画面から消去し、可視化に使用するスペースを大きくすることができます。
[Rules] グループ ボックスを使用することで、分析の適用対象となる特定のデバイス セットを識別できます。このデータのサブセットを説明するために、パラメータ化されたルール タイプが作成されており、ユーザはこれをデバイスの説明に使用できます。
• [Date/Time]:日付/時刻のルールを使用して、分析を適用する対象となる、特定の日付(または日付の範囲)および(または)時間を選択できます。日付と時刻を設定するには、黒の逆三角形をクリックします。
• [Date/Time]:日付/時刻のルールを使用して、分析を適用する対象となる、特定の日付、または日付と時刻の範囲、または時間の範囲を選択できます。日付と時刻を設定するには、黒の逆三角形をクリックします。
(注) 日付セレクタを使用すると、データが存在する日付のみを選択できます。
[Date] チェックボックスを選択して日付をイネーブルにし、[Date] テキスト ボックスをクリックしてカレンダーを開き、次を実行します。
– [Specific Date]:特定の日付に基づいて分析を適用する場合は、このオプションを選択します。
– [All Dates Before]:このオプションを選択した場合、選択した日付よりも前のすべての日付が、分析で考慮されます。
– [All Dates After]:このオプションを選択した場合、選択した日付よりも後のすべての日付が、分析で考慮されます。
– [Date Range]:このオプションを選択した場合、分析は選択されている開始日と終了日の間に適用されます。
• [Zones]:黒の逆三角形をクリックして、[Restrict to Zones] を開きます。
– [Restrict to Zones]:[Restrict to Zones] チェックボックスを選択し、ドロップダウン リストから 1 つ以上のゾーンを選択して、選択したゾーンに分析を制限します。ビルディング内の特定の一部のみの分析に関心がある場合は、選択した部分に関する情報が表示されます。
(注) ゾーンは、Prime Infrastructure でのカバレッジ領域として定義されています。
• [Filters]:黒の逆三角形をクリックして、滞在時間が異なるポイントに対して次の制約事項を設定します。このオプションを使用することで、パスの定量的な制約に基づいて分析するデータを選択することができます。
次の異なる定量的制約を選択して、パス フィルタのパスに使用できます。
– [Length]:[Length] は、分析対象をポイント間の直線距離の合計内にあるパスに制限します。
– [Duration]:[Duration] は、分析対象をパス上の最初と最後の時間ポイント間の合計期間に制限します。
– [Hops]:[Hops] は、そのパス上で行われたロケーション観測の数の測定値です。
• [Path]:分析用に事前定義されたゾーンで、特定のパスを通ったデバイスを選択できる、[Path] ウィンドウを開くには、黒い逆三角形をクリックします。次のオプションがあります。
– [Starts In]:[Starts In] ドロップダウン リストから、最初にワイヤレス デバイスが検出されたゾーンを選択します。
– [Visits]:[Visits] ドロップダウン リストから、デバイスが通過する中間ゾーンを選択します。
– [Ends In]:[Ends In] ドロップダウン リストから、最後にデバイスが検出されたゾーンを選択します。
• [Load a rule set]:このオプションを使用して、事前定義されたルールをロードできます。いくつかの異なるルールを作成して、ロードできます。複数のルールがまとまってルール セットを構成します。
• [Save this rule set]:ルールを作成したら、保存して必要なときにルールをロードできます。
[Analysis] グループ ボックスを使用して、ビルディングまたは環境を通過するデバイスを対象にさまざまな分析をすることができます。[Analysis] グループ ボックスには次が表示されます。
• [Type]:[Type] ドロップダウン リストから、実行できる分析のタイプを選択します。
– [Typical Locations]:[Typical Locations] の詳細については、「一般的なロケーション分析」を参照してください。
– [Typical Paths]:[Typical Paths] の詳細については、「一般的なパス分析」を参照してください。
• [Advanced]:黒の逆三角形のアイコンをクリックして、分析に含めるロケーションの数を設定します。
(注) [Advanced] オプションは、選択した分析の最初のタイプによって異なります。[Typical Paths] には、別の種類があります。
ロケーションが多数の場合、結果としてビルディングが多数の領域に分けられます。
– [Number of Locations]:分析に含めるロケーションまたはパスの数を入力します。一般的なロケーション分析で多数のロケーションを選択すると、その領域全体でマーカーが高密度に集中します。
ロケーション分析では、分析結果を 3D 環境で表示できる機能が提供されています。これにより、特にフロア パスが複数ある場合や、複数階のビルディング全体で滞在時間が計算されるときに、結果がわかりやすくなります。
• ロケーション分析システムをインストールして設定する必要があります。
• デバイスまたはパス データベースに、十分なポイントまたはデバイス存在することを確認します。
ステップ 1 [Rules] グループ ボックスでは、ルール タイプを設定して、さまざまなルール パラメータに基づいて、どのデバイスを分析の対象とするかを指定できます。ルール パラメータの詳細については、「[Rules] グループ ボックス」を参照してください。
ステップ 2 [Analysis] グループ ボックスでは、ビルディングまたは環境を通過するデバイスを対象にさまざまな分析をすることができます。さまざまな分析を実行するには、「一般的なロケーション分析」および「一般的なパス分析」を参照してください。
ステップ 4 [3D Analytics] をクリックして、3D 環境で結果を表示します。
ステップ 5 [Auxiliary Information] ウィンドウで使用可能なナビゲーション ボタンをクリックして、ビルディングのさまざまなオーバーレイおよびフロアのさまざまなビューを表示します。3D 環境では、フロアの表示/非表示を切り替えることができます。
ステップ 1 [Rules] グループ ボックスでは、ルール タイプを設定して、さまざまなルール パラメータに基づいて、どのデバイスを分析の対象とするかを指定できます。ルール パラメータを設定するには、「[Rules] グループ ボックス」を参照してください。
ステップ 2 [Analysis] グループ ボックスでは、ビルディングまたは環境を通過するデバイスを対象にさまざまな分析をすることができます。さまざまな分析を実行するには、「一般的なロケーション分析」および「一般的なパス分析」を参照してください。
ロケーション分析レポートは、共通の行動パターンを長期にわたってモニタするために必要です。多くのレポートを生成できるため、より定期的でタスク指向の情報セットを提供できます。ロケーション分析レポートでは、詳細な分析が提供され、生成されるレポートのタイプにもある程度の柔軟性があります。詳細については、「レポート」を参照してください。
右側のページの右上隅にある [Auxiliary Information] ダッシュレットにアクセスできます。補助情報メニューでは、3D 環境で表示している場合は、3D ナビゲーションおよびビルディングまたは領域の可視化できるオーバーレイへのアクセスが提供されています。右側のペインのアイコンをクリックし、分析対象のビルディングまたは領域の追加情報を選択します。追加情報は、フロアの表示/非表示、アクセス ポイントのレイアウト、関心のある任意のポイント、または実際のクラスタ領域と同様に含めることができます。