show call history fax
ファクス送信のコール履歴テーブルを表示するには、ユーザー EXEC モードまたは特権 EXEC モードで show call history fax コマンドを使用します。
show call history fax [brief [id identifier] | compact [duration {less | more} time] | id identifier | last number ]
構文の説明
brief |
(任意)簡略版のコール履歴テーブルを表示します。 |
id identifier |
(任意)指定した識別子を持つコールのみを表示します。範囲は 1 〜 FFFF の 16 進値です。 |
compact |
(任意)要約版を表示します。 |
duration time |
(任意)指定した time 値よりも長いまたは短いコールの履歴情報を表示します。引数およびキーワードは次のとおりです。
|
last number |
(任意)直近の接続済みコールを表示します。表示するコール数は、number 引数によって定義できます。 範囲は 1 ~ 100 です。 |
コマンド モード
ユーザー EXEC(>)特権 EXEC(#)
コマンド履歴
リリース |
変更内容 |
---|---|
11.3(1)T |
このコマンドが Cisco 3600 シリーズに導入されました。 |
12.0(3)XG |
このコマンドが Cisco 2600 シリーズおよび Cisco 3600 シリーズの Voice over Frame Relay(VoFR)に導入されました。 |
12.0(4)XJ |
このコマンドは、ストアアンドフォワード ファクス用に変更されました。 |
12.0(4)T |
このコマンドが変更されました。キーワード brief が追加され、このコマンドが Cisco 7200 シリーズに導入されました。 |
12.0(7)XK |
このコマンドが変更されました。キーワード brief が Cisco MC3810 に導入されました。 |
12.1(2)T |
このコマンドが Cisco IOS リリース 12.1(2)T に統合されました。 |
12.1(5)XM |
このコマンドが Cisco AS5800 に導入されました。 |
12.1(5)XM2 |
このコマンドが Cisco AS5350 および Cisco AS5400 に導入されました。 |
12.2(2)XA |
このコマンドが変更されました。このコマンドの出力が変更され、対象のコールの確立に Annex E が用いられたかどうかが表示されるようになりました。 |
12.2(4)T |
このコマンドが、Cisco IOS リリース 12.2(4)T に統合されました。 |
12.2(2)XB1 |
このコマンドが Cisco AS5850 に導入されました。 |
12.2(8)T |
このコマンドが Cisco IOS リリース 12.2(8)T に統合されました。このリリースでは、Cisco AS5350、Cisco AS5400、Cisco AS5800、および Cisco AS5850 でのサポートは含まれていません。 |
12.2(11)T |
このコマンドが Cisco AS5350、Cisco AS5400、Cisco AS5800、Cisco AS5850 に導入されました。 |
12.3(1) |
このコマンドが変更されました。FaxRelayMaxJitterBufDepth フィールド、FaxRelayJitterBufOverFlow フィールド、FaxRelayHSmodulation フィールドおよび FaxRelayNumberOfPages フィールドが追加されました。 |
12.3(14)T |
このコマンドが変更されました。T.38 ファクスリレーコールの統計情報が、ベンダー固有の属性(VSA)を介してコール詳細レコード(CDR)で利用できるようになり、コールログに追加されました。 |
12.4(15)T |
このコマンドが変更されました。コマンド出力内の TELE コールレッグレコードに、表示フィールド Port および BearerChannel が追加されました。 |
12.4(16) |
このコマンドが変更されました。コマンド出力内の TELE コールレッグレコードに、表示フィールド Port および BearerChannel が追加されました。 |
12.4(22)T |
このコマンドが変更されました。コマンド出力が更新され、IPv6 情報が表示されるようになりました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドを使用すると、コール履歴テーブルに、当該ルータ経由で接続されたファクスコールを時間降順で一覧表示できます。グローバル コンフィギュレーション モードで dial-control-mib コマンドを使用すると、当該テーブルに含めるコールの最大数を 0 ~ 500 のいずれかの値に設定できます。デフォルトでは、テーブルに含める最大エントリ数は 50 に設定されています。各コールレコードは、同じく dial-control-mib コマンドで指定した分数(設定可能)が経過すると、期限切れとなりテーブルから消去されます。このタイマーのデフォルト値は 15 分です。
特定のキーワードを使用すると、コール履歴テーブルのサブセットを表示できます。このルータを介して接続された直近のコールを表示するには、キーワード last を使用して、表示するコール数を number 引数で指定します。
コール履歴テーブルの簡略版を表示するには、キーワード brief を使用します。
このコマンドは、オンランプとオフランプの両方のストアアンドフォワード ファクス機能に適用されます。
例
次に、 show call history fax コマンドの出力例を示します。
Router# show call history fax
Telephony call-legs: 1
SIP call-legs: 0
H323 call-legs: 0
MGCP call-legs: 0
Total call-legs: 1
GENERIC:
SetupTime=590180 ms
Index=2
PeerAddress=4085452930
PeerSubAddress=
PeerId=81
PeerIfIndex=221
LogicalIfIndex=145
DisconnectCause=10
DisconnectText=normal call clearing (16)
ConnectTime=59389
DisconnectTime=68204
CallDuration=00:01:28
CallOrigin=2
ReleaseSource=1
ChargedUnits=0
InfoType=fax
TransmitPackets=295
TransmitBytes=5292
ReceivePackets=2967
ReceiveBytes=82110
TELE:
ConnectionId=[0xD9ACDFF1 0x9F5D11D7 0x8002CF18 0xB9C3632]
IncomingConnectionId=[0xD9ACDFF1 0x9F5D11D7 0x8002CF18 0xB9C3632]
CallID=2
Port=3/0/0 (2)
BearerChannel=3/0/0.1
TxDuration=28960 ms
VoiceTxDuration=0 ms
FaxTxDuration=28960 ms
FaxRate=voice bps
FaxRelayMaxJitterBufDepth = 0 ms
FaxRelayJitterBufOverFlow = 0
FaxRelayHSmodulation = 0
FaxRelayNumberOfPages = 0
NoiseLevel=-120
ACOMLevel=127
SessionTarget=
ImgPages=0
CallerName=
CallerIDBlocked=False
OriginalCallingNumber=4085550130
OriginalCallingOctet=0x0
OriginalCalledNumber=52930
OriginalCalledOctet=0xE9
OriginalRedirectCalledNumber=
OriginalRedirectCalledOctet=0xFF
TranslatedCallingNumber=4085550130
TranslatedCallingOctet=0x0
TranslatedCalledNumber=52930
TranslatedCalledOctet=0xE9
TranslatedRedirectCalledNumber=
TranslatedRedirectCalledOctet=0xFF
GwReceivedCalledNumber=52930
GwReceivedCalledOctet3=0xE9
GwReceivedCallingNumber=4085550130
GwReceivedCallingOctet3=0x0
GwReceivedCallingOctet3a=0x80
次の表に、show call history fax コマンド出力に表示される各種フィールドの一覧(アルファベット順)と、各フィールドの説明を示します。
フィールド |
説明 |
---|---|
ACOM Level |
当該コールの現在の ACOM レベル。ACOM は、エコーキャンセラによって実現される複合損失(つまり、当該コールのエコー反射減衰量、エコー反射減衰量拡張および非線形処理損失の合計)を示します。 |
BearerChannel |
コールを伝送するベアラーチャネルの ID。 |
Buffer Drain Events |
ジッター バッファ ドレイン イベントの合計数。 |
Buffer Fill Events |
ジッターバッファ占有イベントの合計数。 |
CallDuration |
コールの長さ(時間、分、秒(hh:mm:ss)単位)。 |
CallerName |
音声ポートのステーション名を示す文字列。 |
CallOrigin |
コールオリジン(応答または発信)。 |
CallState |
コールの現在の状態。 |
ChargedUnits |
システム起動時以降、対象となるピアに適用される課金単位の総数。このフィールドの測定単位は 100 分の 1 秒。 |
CodecBytes |
使用コーデックのペイロードサイズ(バイト単位)。 |
CoderTypeRate |
ネゴシエート済みのコーダーレート。この値によって、このコールで関連付けられたコールレッグへの音声圧縮またはファクス圧縮の送信レートが指定されます。 |
ConnectionId |
このゲートウェイコールのグローバルコール ID。 |
ConnectTime |
当該コールが接続されていた時間(ミリ秒(ms)単位)。 |
Consecutive-packets-lost Events |
連続した(2 つ以上の)パケット損失イベントの合計数。 |
Corrected packet-loss Events |
RFC 2198 メソッドを使用して修正されたパケット損失イベントの合計数。 |
Dial-Peer |
このコールを送信するダイヤルピアのタグ。 |
DisconnectCause |
このコールの接続が解除された理由を示す原因コード。 |
DisconnectText |
接続解除の理由を示す説明文。 |
DisconnectTime |
このコールの接続が解除されていた時間(ミリ秒単位)。 |
EchoCancellerMaxReflector=64 |
最大リフレクターの位置(ミリ秒単位)。リフレクタのサイズは、設定したエコーパス容量を超えません。たとえば 32 ミリ秒に設定されている場合、リフレクタは 32 ミリ秒を超えて報告しません。 |
ERLLevel |
このコールの現在のエコー反射減衰量(ERL)レベル。 |
FaxTxDuration |
このコールのこのピアから音声ゲートウェイへのファクス送信の時間。FaxTxDuration の値を TxDuration の値で割ることにより、そのファクスの使用率を導き出すことができます。 |
FaxRelayJitterBufOverFlow |
ネットワーク ジッター バッファ オーバーフローの数(パケット数)。このパケット数は、損失パケット数に相当します。 |
FaxRelayMaxJitterBufDepth |
ジッターバッファの最大深さ(ミリ秒単位)。 |
FaxRelayHSmodulation |
直近で使用された高速変調。 |
FaxRelayNumberOfPages |
送信ページ数。 |
GapFillWithInterpolation |
音声データが失われたか、当該コールの時間内に音声ゲートウェイから受信されなかったことが原因で、時間的に前後するデータのパラメータまたはサンプルから合成された信号を使って音声信号が再生された時間。 |
GapFillWithRedundancy |
音声データが失われたか、当該コールの時間内に音声ゲートウェイから受信されなかったことが原因で、利用可能な冗長性パラメータから合成された信号を使って音声信号が再生された時間。 |
GapFillWithPrediction |
音声データが失われたか、当該コールの時間内に音声ゲートウェイから受信されなかったことが原因で、時間的に先行するデータのパラメータまたはサンプルから合成された信号を使ってその音声信号が再生された時間。このようなプルアウトの例には、G.729 および G.723.1 圧縮アルゴリズムでのフレーム消去方式やフレーム隠蔽方式が挙げられます。 |
GapFillWithSilence |
音声データが失われたか、当該コールの時間内に受信されなかったことが原因で、音声信号が無音に置き換えられた時間。 |
GENERIC |
汎用パラメータまたは共通パラメータ(つまり VoIP コールレッグおよびテレフォニーコールレッグに共通のパラメータ)。 |
GwReceivedCalledNumber、GwReceivedCalledOctet3、GwReceivedCallingNumber、GwReceivedCallingOctet3、GwReceivedCallingOctet3a |
ゲートウェイで受信したコール情報。 |
H323 call-legs |
コールレコードが利用可能な H.323 コールレッグの合計数。 |
HiWaterPlayoutDelay |
当該コール中における最高水準音声の再生 FIFO 遅延。 |
ImgPages |
処理されたファクスページ数。 |
Incoming ConnectionId |
incoming_GUID。long_pound 機能または blast_call 機能が関与している場合、ConnectionId(GUID)とは異なる場合があります。この場合、incoming_GUID は生成されたすべてのサブコールに共通した一意の ID となり、GUID はサブコールごとに異なります。 |
Index |
ダイヤルピア識別番号。 |
InfoActivity |
このコールのアクティブ情報転送アクティビティ状態。 |
InfoType |
このコールの情報タイプ。たとえば、音声またはファクスなど。 |
InSignalLevel |
このコールで使用されるテレフォニー インターフェイスからのアクティブな入力信号レベル。 |
Last Buffer Drain/Fill Event |
前回のジッター バッファ ドレイン イベントまたはジッターバッファ占有イベントからの経過時間(秒単位)。 |
Local UUID |
発信元のユーザーエージェントから生成された一意の識別子。 |
LogicalIfIndex |
このコールにおける論理インターフェイスのインデックス番号。 |
LoWaterPlayoutDelay |
当該コール中における最低水準音声の再生 FIFO 遅延。 |
LowerIFName |
物理下位インターフェイスの情報。メディアが ATM、フレームリレー(FR)またはハイレベル データリンク コントロール(HDLC)の場合にのみ表示されます。 |
Media |
コールを伝送するメディア。コールが(電話による)アクセス側を経由して伝送された場合、エントリは TELE となります。コールが音声ネットワーク側経由を経由して伝送された場合、エントリは ATM、FR または HDLC のいずれかとなります。 |
Modem passthrough signaling method in use |
このコールがモデムパススルーであり、シグナリングコーデックのアップスピードに、名前付きシグナリングイベント(NSE)(シスコ独自版の RFC 2833 名前付き電話イベント)が使用されることを示しています。アップスピードメソッドとは、ネットワーク状態に応じてコーデックの種類や速度を動的に変更するために用いるメソッドを指します。つまり、音声コールとデータコールの両方を処理する場合はより高速なコーデックに移行し、音声トラフィックのみを処理する場合はコーデック速度を下げる場合があります。 |
NoiseLevel |
当該コールのアクティブノイズレベル。 |
OnTimeRvPlayout |
当該コールに対して、時間通りに受信したデータからの音声再生の持続時間。アクティブ音声の合計音声再生時間は、OnTimeRvPlayout 値を GapFill 値に加算することで求めることができます。 |
OriginalCallingNumber、OriginalCalling Octet、OriginalCalledNumber、OriginalCalledOctet、OriginalRedirectCalledNumber、OriginalRedirectCalledOctet |
発信番号、着信番号、リダイレクト番号およびオクテット 3 に関する元のコール情報。オクテット 3 とは、番号のタイプ、番号計画インジケータ、プレゼンテーション インジケータ、およびリダイレクト理由情報を含む Q.931 の情報要素(IE)を指します。 |
OutSignalLevel |
当該コールで使用されるテレフォニー インターフェイスへのアクティブな出力信号レベル。 |
PeerAddress |
当該ピアに関連付けられた宛先パターンまたは宛先番号。 |
PeerId |
当該コールの発信先であるピアテーブルエントリの ID 値。 |
PeerIfIndex |
このピアの音声ポートインデックス番号。ISDN メディアの場合は、当該コールで使用される B チャネルのインデックス番号となります。 |
PeerSubAddress |
当該コール接続時のサブアドレス。 |
Percent Packet Loss |
合計パケット損失率。 |
Port |
コールを伝送する音声ポートの識別。 |
ReceiveBytes |
当該コール中にこのピアが受信したバイト数。 |
ReceiveDelay |
当該音声コール中における再生 FIFO 遅延の平均値とデコーダ遅延を加算した時間。 |
ReceivePackets |
当該コール中にこのピアが受信したパケット数。 |
ReleaseSource |
リリース元の数値。 |
RemoteIPAddress |
VoIP コールでのリモートシステムの IP アドレス。 |
RemoteUDPPort |
音声パケットの送信先であるリモートシステムの User Datagram Protocol(UDP)リスナーポート。 |
Remote UUID |
終端ユーザーエージェントから生成された一意の識別子。 |
RoundTripDelay |
当該コールの IP バックボーン上におけるローカルシステムとリモートシステム間での音声パケットのラウンドトリップ遅延。 |
SelectedQoS |
当該コールに選択された Resourse Reservation Protocol(RSVP)の RSVP Quality of Service(QoS)。 |
SessionProtocol |
IP バックボーンを介したローカルルータとリモートルータ間でのインターネットコールに使用されるセッションプロトコル。 |
SessionTarget |
このコールに使用されるピアのセッションターゲット。 |
SetupTime |
このエントリに関連付けられたコールの開始時におけるシステム稼動時間の値(ミリ秒)。 |
SignalingType |
このコールのシグナリングタイプ。たとえば、個別線信号方式(CAS)または共通線信号(CCS)などです。 |
SIP call-legs |
コールレコードが利用可能な SIP コールレッグの合計数。 |
Telephony call-legs |
コールレコードが利用可能なテレフォニーコールレッグの合計数。 |
Time between Buffer Drain/Fills |
ジッター バッファ ドレイン イベント間またはジッター バッファ占有イベント間の最小間隔および最大間隔(秒単位)。 |
TranslatedCallingNumber、TranslatedCallingOctet、TranslatedCalledNumber、TranslatedCalledOctet、TranslatedRedirectCalled Number、TranslatedRedirectCalledOctet |
トランスレーション済みのコール情報。 |
TransmitBytes |
当該コール中にこのピアが送信したバイト数。 |
TransmitPackets |
当該コール中にこのピアが送信したパケット数。 |
TxDuration |
通話時間メディアが TELE の場合にのみ表示されます。 |
VAD |
このコールで音声アクティベーション検出(VAD)が有効になっているかどうか。 |
VoiceTxDuration |
このコールの当該ピアから音声ゲートウェイへの音声送信の持続時間。VoiceTxDuration の値を TxDuration の値で割ることにより、音声使用率を導き出すことができます。 |
次に、show call history fax brief コマンドの出力例を示します。
Router# show call history fax brief
<ID>: <start>hs.<index> +<connect> +<disc> pid:<peer_id> <direction> <addr>
tx:<packets>/<bytes> rx:<packets>/<bytes> <disc-cause>(<text>)
IP <ip>:<udp> rtt:<time>ms pl:<play>/<gap>ms lost:<lost>/<early>/<late>
delay:<last>/<min>/<max>ms <codec>
Telephony <int>: tx:<tot>/<voice>/<fax>ms <codec> noise:<lvl>dBm acom:<lvl>dBm
2 : 5996450hs.25 +-1 +3802 pid:100 Answer 408
tx:0/0 rx:0/0 1F (T30 T1 EOM timeout)
Telephony : tx:38020/38020/0ms g729r8 noise:0dBm acom:0dBm
2 : 5996752hs.26 +-1 +3500 pid:110 Originate uut1@linux2.allegro.com
tx:0/0 rx:0/0 3F (The e-mail was not sent correctly. Remote SMTP server said: 354 )
IP 14.0.0.1 AcceptedMime:0 DiscardedMime:0
3 : 6447851hs.27 +1111 +3616 pid:310 Originate 576341.
tx:11/14419 rx:0/0 10 (Normal connection)
Telephony : tx:36160/11110/25050ms g729r8 noise:115dBm acom:-14dBm
3 : 6447780hs.28 +1182 +4516 pid:0 Answer
tx:0/0 rx:0/0 10 (normal call clearing.)
IP 0.0.0.0 AcceptedMime:0 DiscardedMime:0
4 : 6464816hs.29 +1050 +3555 pid:310 Originate 576341.
tx:11/14413 rx:0/0 10 (Normal connection)
Telephony : tx:35550/10500/25050ms g729r8 noise:115dBm acom:-14dBm
4 : 6464748hs.30 +1118 +4517 pid:0 Answer
tx:0/0 rx:0/0 10 (normal call clearing.)
IP 0.0.0.0 AcceptedMime:0 DiscardedMime:0
5 : 6507900hs.31 +1158 +2392 pid:100 Answer 4085763413
tx:0/0 rx:3/3224 10 (Normal connection)
Telephony : tx:23920/11580/12340ms g729r8 noise:0dBm acom:0dBm
5 : 6508152hs.32 +1727 +2140 pid:110 Originate uut1@linux2.allegro.com
tx:0/2754 rx:0/0 3F (service or option not available, unspecified)
IP 14.0.0.4 AcceptedMime:0 DiscardedMime:0
6 : 6517176hs.33 +1079 +3571 pid:310 Originate 576341.
tx:11/14447 rx:0/0 10 (Normal connection)
Telephony : tx:35710/10790/24920ms g729r8 noise:115dBm acom:-14dBm
6 : 6517106hs.34 +1149 +4517 pid:0 Answer
tx:0/0 rx:0/0 10 (normal call clearing.)
IP 0.0.0.0 AcceptedMime:0 DiscardedMime:0
7 : 6567382hs.35 +1054 +3550 pid:310 Originate 576341.
tx:11/14411 rx:0/0 10 (Normal connection)
Telephony : tx:35500/10540/24960ms g729r8 noise:115dBm acom:-14dBm
7 : 6567308hs.36 +1128 +4517 pid:0 Answer
tx:0/0 rx:0/0 10 (normal call clearing.)
IP 0.0.0.0 AcceptedMime:0 DiscardedMime:0
次の例は、show call history fax コマンドで T.38 ファクスリレー統計情報を表示した場合の出力例です。
Router# show call history fax
Telephony call-legs: 1
SIP call-legs: 0
H323 call-legs: 0
MGCP call-legs: 0
Total call-legs: 1
GENERIC:
SetupTime=9872460 ms
Index=8
PeerAddress=41023
PeerSubAddress=
PeerId=1
PeerIfIndex=242
LogicalIfIndex=180
DisconnectCause=10
DisconnectText=normal call clearing (16)
ConnectTime=9875610 ms
DisconnectTime=9936000 ms
CallDuration=00:01:00 sec
CallOrigin=2
ReleaseSource=1
ChargedUnits=0
InfoType=fax
TransmitPackets=268
TransmitBytes=4477
ReceivePackets=1650
ReceiveBytes=66882
TELE:
ConnectionId=[0xD6635DD5 0x9FA411D8 0x8005000A 0xF4107CA0]
IncomingConnectionId=[0xD6635DD5 0x9FA411D8 0x8005000A 0xF4107CA0]
CallID=7
Port=3/0/0:0 (7)
BearerChannel=3/0/0.8
TxDuration=6170 ms
VoiceTxDuration=0 ms
FaxTxDuration=0 ms
FaxRate=disable bps
FaxRelayMaxJitterBufDepth=560 ms
FaxRelayJitterBufOverFlow=0
FaxRelayMostRecentHSmodulation=V.17/short/14400
FaxRelayNumberOfPages=1
FaxRelayInitHSmodulation=V.17/long/14400
FaxRelayDirection=Transmit
FaxRelayPktLossConceal=0
FaxRelayEcmStatus=ENABLED
FaxRelayEncapProtocol=T.38 (UDPTL)
FaxRelayNsfCountryCode=Japan
FaxRelayNsfManufCode=0031B8EE80C48511DD0D0000DDDD0000DDDD000000000000000022ED00B0A400
FaxRelayFaxSuccess=Success
NoiseLevel=0
ACOMLevel=0
SessionTarget=
ImgPages=0
CallerName=Analog 41023
CallerIDBlocked=False
OriginalCallingNumber=
OriginalCallingOctet=0x80
OriginalCalledNumber=41021
OriginalCalledOctet=0xA1
OriginalRedirectCalledNumber=
OriginalRedirectCalledOctet=0xFF
TranslatedCallingNumber=41023
TranslatedCallingOctet=0x80
TranslatedCalledNumber=41021
TranslatedCalledOctet=0xA1
TranslatedRedirectCalledNumber=
TranslatedRedirectCalledOctet=0xFF
GwReceivedCalledNumber=41021
GwReceivedCalledOctet3=0xA1
下表に、上の表に示されていない各種フィールドの説明を示します。
フィールド |
説明 |
---|---|
FaxRelayDirection |
ファクスリレーの方向。 |
FaxRelayEcmStatus |
ファクスリレーのエラー訂正モードのステータス。 |
FaxRelayEncapProtocol |
ファクスリレーのカプセル化プロトコル。 |
FaxRelayFaxSuccess |
ファクスリレーの成功。 |
FaxRelayInitHSmodulation |
ファクスリレーの初期高速変調。 |
FaxRelayMostRecentHSmodulation |
ファクスリレーの直近の高速変調。 |
FaxRelayNsfCountryCode |
ファクスリレーの Nonstandard facilities(NSF)国コード。 |
FaxRelayNsfManufCode |
ファクスリレーの NSF 製造者コード。 |
FaxRelayPktLossConceal |
ファクスリレーのパケット損失発生。 |