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コマンドまたはアクション |
目的 |
ステップ 1 |
enable
例:
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特権 EXEC モードをイネーブルにします。
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ステップ 2 |
configure terminal
例:
Router# configure terminal
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グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
access-list access-list-number {permit | deny} ip-addressmask
例:
Router(config)# access-list 1 permit 10.1.0.0 0.0.255.255
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変換する IP アドレスを許可する標準のアクセス リストを定義します。
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アクセス リストは、変換されるアドレスだけを許可する必要があります (各アクセス リストの最後には暗黙的な「deny all」があるので注意してください)。アクセス リストでアドレスを許可しすぎると、予期しない結果になる可能性があります。
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ステップ 4 |
route-map map-tag [permit | deny] [sequence-number]
例:
Router(config)# route-map isp-1 permit 10
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ルート マップ コンフィギュレーション モードを開始して、ルート マップを設定します。
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例では、BGP という名前のルート マップを作成します。
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ステップ 5 |
match ip address {access-list access-list-name| prefix-list prefix-list-name}
例:
Router(config-route-map)# match ip address access-list 1
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NAT により変換されるトラフィックを識別するアクセス リストまたはプレフィックス リスト match 句エントリをルート マップに作成します。
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例では、ステップ 3 で作成した、一致基準として 10.1.0.0 0.0.255.255 プレフィックスを指定するアクセス リストを参照します。
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ステップ 6 |
match interface interface-type interface-number [...interface-type interface-number]
例:
Router(config-route-map)# match interface GigabitEthernet 0/0/2
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ルート マップに match 句を作成して、指定されたいずれかのインターフェイスに一致するルートを分散します。
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例では、match 句を作成して、ステップ 5 の match 句をシリアル インターフェイス 1/0 経由で通過するルートを配布します。
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ステップ 7 |
exit
例:
Router(config-route-map)# exit
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ルート マップ インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了して、グローバル コンフィギュレーション モードに戻ります。 |
ステップ 8 |
必要に応じて、ステップ 4 ~ 7 を繰り返し、その他のルート マップを設定します。 |
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ステップ 9 |
ip nat inside source {list {access-list-number| access-list-name} | route-map map-name} {interface type number| pool name} [mapping-id map-id | overload| reversible| vrf vrf-name][oer]
例:
Router(config)# ip nat inside source interface GigabitEthernet 1/0/0 overload oer
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インターフェイスを指定して、オーバーロードでのダイナミックな送信元変換を確立します。
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インターフェイスを指定するには、interface キーワードと、type および number 引数を使用します。
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oer キーワードを使用し、PfR が NAT を使用して動作し、スタティック ルーティングでトラフィック クラスを制御するようにします。
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ステップ 10 |
interface type number
例:
Router(config)# interface GigabitEthernet 1/0/0
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インターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 11 |
ip address ip-address mask
例:
Router(config-if)# ip address 10.114.11.8 255.255.255.0
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インターフェイスのプライマリ IP アドレスを設定します。 |
ステップ 12 |
ip nat inside
例:
Router(config-if)# ip nat inside
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内部と接続されることを示すマークをインターフェイスに付けます。 |
ステップ 13 |
exit
例:
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インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了して、コンフィギュレーション モードに戻ります。 |
ステップ 14 |
interface type number
例:
Router(config)# interface GigabitEthernet 1/1/0
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別のインターフェイスを指定して、インターフェイス コンフィギュレーション モードに戻ります。 |
ステップ 15 |
ip address ip-address mask
例:
Router(config-if)# ip address 172.17.233.208 255.255.255.0
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インターフェイスのプライマリ IP アドレスを設定します。 |
ステップ 16 |
ip nat outside
例:
Router(config-if)# ip nat outside
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外部と接続されることを示すマークをインターフェイスに付けます。 |
ステップ 17 |
end
例:
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インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。 |