この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、コンフィギュレーション変更管理機能を使用する方法を取り上げます。
• 「前提条件」
コンフィギュレーション変更管理機能を使用すると、管理対象デバイスのコンフィギュレーションをアーカイブに保存できます。アーカイブ済みコンフィギュレーションを表示および比較できます。Cisco Data Center Network Manager(DCNM)内のデバイスで使用可能な、任意のアーカイブ済みコンフィギュレーション バージョンに、管理対象デバイスの実行コンフィギュレーションをロールバックできます。
バージョン ブラウザ機能を使用すると、アーカイブ済みコンフィギュレーションの情報を表示したり、特定のコンフィギュレーション バージョンを表示して比較したり、1 つのコンフィギュレーション バージョンから別のコンフィギュレーション バージョンに変更をマージしたりできます。変更をマージしてコンフィギュレーションを変更した後、変更したコンフィギュレーションは、Cisco DCNM クライアントを実行するために使用しているコンピュータで使用可能なファイル システムに、テキスト ファイルとして保存できます。
バージョン ブラウザからは、デバイスの Cisco DCNM で使用可能な、任意のアーカイブ済みコンフィギュレーションを使用して、Cisco Nexus 7000 シリーズの管理対象デバイスのコンフィギュレーションのロールバックを開始できます。Cisco DCNM は Cisco NX-OS で使用できるロールバック機能を使用します。Cisco NX-OS ロールバック機能の詳細については、『 Cisco Nexus 7000 Series NX-OS System Management Configuration Guide, Release 5.x 』を参照してください。
アーカイブ ジョブ機能を使用すると、管理対象デバイスでの実行コンフィギュレーションの自動アーカイブを管理できます。カスタム アーカイブ ジョブは追加、編集、削除できます。ジョブは、ジョブの実行時間を決定する設定とジョブに含まれている管理対象デバイス リストで構成されます。コンフィギュレーションのアーカイブは、選択した曜日の決められた時間に定期的に実行することも、Cisco DCNM でデバイスのコンフィギュレーションの変更が検出されるたびに実行することもできます。ジョブにコメントを記すこともできます。
デフォルトのアーカイブ ジョブは常に存在します。削除することはできません。デフォルトでは、このアーカイブ ジョブはディセーブルです。
デバイスは 1 つのアーカイブ ジョブだけに割り当てることができます。デバイスをアーカイブ ジョブに割り当てると、Cisco DCNM はこれまで割り当てられていたジョブからそのデバイスを削除します。
管理対象デバイスがカスタム アーカイブ ジョブに割り当てられていない場合、Cisco DCNM は自動的にそのデバイスをデフォルトのアーカイブ ジョブに割り当てます。
アーカイブ設定機能を使用すると、コンフィギュレーション変更管理に関連する設定を行えます。たとえば、Cisco DCNM が管理対象デバイスごとに保管するコンフィギュレーション バージョンの数、Cisco DCNM が管理対象デバイスごとに保管するロールバックとアーカイブ履歴エントリの数、コンフィギュレーション ロールバック中に Cisco DCNM が使用するファイル サーバなどを設定できます。
Cisco DCNM は Cisco NX-OS デバイスの各 Virtual Device Context(VDC; 仮想デバイス コンテキスト)を個別のデバイスとして扱います。このため、Cisco DCNM が正常に VDC を検出し、VDC を管理対象デバイスとして認識すると、Cisco DCNM は各 VDC の実行コンフィギュレーションをアーカイブに保存します。
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コンフィギュレーション変更管理には、LAN エンタープライズ ライセンスが必要です。Cisco DCNM LAN エンタープライズ ライセンスの取得およびインストールについては、『 Cisco DCNM Installation and Licensing Guide, Release 5.x 』を参照してください。 |
Cisco DCNM でコンフィギュレーション変更管理機能を使用するには、次の前提条件が必要です。機能固有の前提条件の詳細については、プラットフォームごとのマニュアルを参照してください。
• コンフィギュレーション変更管理機能は、Cisco DCNM で管理されているデバイスだけをサポートします。つまり、Cisco DCNM でデバイスが正常に検出されている必要があります。
• コンフィギュレーション変更管理機能は、Cisco DCNM のライセンスを持つデバイスのリストに追加されているデバイスだけをサポートします。
• Cisco DCNM がコンフィギュレーションをアーカイブに保存するとき、またはコンフィギュレーション ロールバックを実行するとき、デバイスは Cisco DCNM から到達可能である必要があります Cisco DCNM がデバイスに到達できないと、アーカイブ ジョブまたはコンフィギュレーション ロールバックは失敗します。
コンフィギュレーション変更管理には、コンフィギュレーションに関する次の注意事項と制約事項があります。
• 管理対象デバイスごとに最大 50 個のコンフィギュレーション バージョンをアーカイブできます。
• 組織の必要に応じて、アーカイブ ジョブおよびアーカイブ設定を設定します。
• デフォルトのアーカイブ ジョブをイネーブルにして、バックアップ ポリシーで許容できる最小頻度でジョブを実行するように設定することを推奨します。
• コンフィギュレーション ロールバックは、Cisco Nexus 7000 シリーズの管理対象デバイスだけで実行できます。
• アーカイブ済みコンフィギュレーションにアクセスできるのは、Cisco DCNM クライアントからだけです。クライアントには、アーカイブ済みコンフィギュレーションの表示、比較、削除を実行する機能があります。それぞれのアーカイブ済みコンフィギュレーションには、Cisco DCNM がコンフィギュレーションをアーカイブに保存した日時が付けられています。詳細については、「バージョン ブラウザの使用」を参照してください。
この機能は次のプラットフォームでサポートされていますが、異なる方法で実装される場合があります。注意事項や制約事項、システムのデフォルト、コンフィギュレーションの制限などに関するプラットフォーム固有の情報については、対応するマニュアルを参照してください。
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• 「デバイスの現在の実行コンフィギュレーションのアーカイブ」
• 「アーカイブ済みコンフィギュレーション バージョンの表示」
• 「デバイスのすべてのアーカイブ済みコンフィギュレーションの削除」
デバイスのアーカイブ ステータスを表示できます。デバイスのアーカイブ ステータスには、次の情報が含まれます。
コンフィギュレーション変更管理で管理対象デバイスを使用するには、Cisco DCNM のライセンスを持つデバイスのリストに、そのデバイスが加えられている必要があります。ライセンスを持つデバイスだけがバージョン ブラウザに表示されます。
ステップ 1 [Feature Selector] ペインから、[Configuration Change Management] > [Version Browser] の順に選択します。
ステップ 2 表示するアーカイブ ステータスのあるデバイスをクリックします。
[Details] ペインには、[Archival Status] セクションなど、デバイスのアーカイブ関連情報が表示されます。
デバイスが含まれているアーカイブ ジョブがイネーブルの場合、[View Schedule] リンクが表示されます。
デバイスが含まれているアーカイブ ジョブがディセーブルの場合、[Enable Archival Schedule] リンクが表示されます。
ステップ 3 (任意)デバイスが含まれているアーカイブ ジョブの詳細を表示するには、[View Schedule] リンクまたは [Enable Archival Schedule] リンクをクリックします。詳細については、「アーカイブ ジョブの詳細の表示」を参照してください。
デバイスのアーカイブ履歴を表示できます。アーカイブ履歴では、デバイスの現在の実行コンフィギュレーションから新しいアーカイブ コンフィギュレーション バージョンを作成する試行をすべて記録します。
コンフィギュレーション変更管理で管理対象デバイスを使用するには、Cisco DCNM のライセンスを持つデバイスのリストに、そのデバイスが加えられている必要があります。ライセンスを持つデバイスだけがバージョン ブラウザに表示されます。
ステップ 1 [Feature Selector] ペインから、[Configuration Change Management] > [Version Browser] の順に選択します。
ステップ 2 アーカイブ履歴を表示するデバイスをクリックします。
[Details] ペインには、[Archival History] セクションなど、デバイスのアーカイブ関連情報が表示されます。
ステップ 3 (任意)必要に応じて、[Archival History] セクションをクリックして展開します。
[Archival History] セクションには、デバイスの新しいアーカイブ コンフィギュレーション バージョンを作成するすべての試行についての情報が表形式で表示されます。
管理対象デバイスのアーカイブ済みコンフィギュレーション バージョンを参照できます。参照すると、すべてのアーカイブ済みコンフィギュレーション バージョンの情報を表示できます。
コンフィギュレーション変更管理で管理対象デバイスを使用するには、Cisco DCNM のライセンスを持つデバイスのリストに、そのデバイスが加えられている必要があります。ライセンスを持つデバイスだけがバージョン ブラウザに表示されます。
参照またはコメントするコンフィギュレーション バージョンのアーカイブが、Cisco DCNM に存在する必要があります。
ステップ 1 [Feature Selector] ペインから、[Configuration Change Management] > [Version Browser] の順に選択します。
ステップ 2 参照するアーカイブ済みコンフィギュレーション バージョンが存在するデバイスをダブルクリックします。
アーカイブ済みコンフィギュレーション バージョンのリストが、ダブルクリックしたデバイスの下に表示されます。[Summary] ペインには、各バージョンのバージョン ID、Cisco DCNM でそのバージョンが作成された日時、そのバージョンを作成した Cisco DCNM ユーザ、バージョンのコメントが表示されます。
ステップ 3 (任意)バージョンにコメントを追加するには、次の手順を実行します。
a. コメントを付けてアップデートするバージョンをクリックします。
[Details] ペインには [Version Details] タブが表示されます。このタブには、[Summary] ペインに表示されるのと同じバージョン情報が表示され、さらに [Comments] ボックスも使用できます。
b. [Comments] ボックスをクリックして、コメントを入力します。
c. メニュー バーで、[File] > [Deploy] の順に選択して、変更内容を Cisco DCNM サーバに保存します。
管理対象デバイスの現在の実行コンフィギュレーションをアーカイブできます。
現在の実行コンフィギュレーションのアーカイブは、Cisco DCNM にある最新のアーカイブ バージョンが、現在の実行コンフィギュレーションと異なる場合だけ成功します。
コンフィギュレーション変更管理で管理対象デバイスを使用するには、Cisco DCNM のライセンスを持つデバイスのリストに、そのデバイスが加えられている必要があります。ライセンスを持つデバイスだけがバージョン ブラウザに表示されます。
ステップ 1 [Feature Selector] ペインから、[Configuration Change Management] > [Version Browser] の順に選択します。
ステップ 2 アーカイブに保存する実行コンフィギュレーションのあるデバイスをクリックします。
ステップ 3 メニュー バーから [Actions] > [Archive Configuration] の順に選択します。
ステップ 4 Cisco DCNM でコンフィギュレーションが正常にアーカイブに保存されたことを確認するには、デバイスのアーカイブ済みコンフィギュレーション バージョンのリストを表示します。必要に応じて、デバイスをダブルクリックして、リストを開きます。新しいバージョンがリストの一番上に表示されます。
(注) コンフィギュレーションのアーカイブがスキップされたというメッセージがメッセージ ボックスに表示される場合、Cisco DCNM では、デバイスの現在の実行コンフィギュレーションと最新のアーカイブ済みコンフィギュレーション バージョンの相違が検出されませんでした。メッセージ ボックスを閉じるには、[OK] をクリックします。
コンフィギュレーション変更管理で管理対象デバイスを使用するには、Cisco DCNM のライセンスを持つデバイスのリストに、そのデバイスが加えられている必要があります。ライセンスを持つデバイスだけがバージョン ブラウザに表示されます。
ステップ 1 [Feature Selector] ペインから、[Configuration Change Management] > [Version Browser] の順に選択します。
ステップ 2 表示するアーカイブ済みコンフィギュレーション バージョンのあるデバイスをクリックします。
ステップ 3 (任意)必要に応じて、デバイスをダブルクリックして、デバイスのアーカイブ済みコンフィギュレーション バージョンを表示します。
ステップ 4 表示するアーカイブ済みコンフィギュレーションのバージョンをクリックします。
ステップ 5 メニュー バーから [Actions] > [View Configuration] の順に選択します。
[Details] ペインの [Configuration] タブに、選択したコンフィギュレーション バージョンが表示されます。
ヒント コンフィギュレーションのテキストを検索できます。検索するには、Ctrl キーを押した状態で F キーを押します。
2 つのコンフィギュレーション バージョンを比較できます。比較できるコンフィギュレーションは、Cisco DCNM にある任意の 2 つのアーカイブ済みコンフィギュレーション バージョンです。異なる管理対象デバイスにあるアーカイブ済みコンフィギュレーションも比較できます。また、アーカイブ済みコンフィギュレーション バージョンを管理対象デバイスの実行コンフィギュレーションまたはスタートアップ コンフィギュレーションと比較することもできます。
コンフィギュレーション変更管理で管理対象デバイスを使用するには、Cisco DCNM のライセンスを持つデバイスのリストに、そのデバイスが加えられている必要があります。ライセンスを持つデバイスだけがバージョン ブラウザに表示されます。
アーカイブ済みコンフィギュレーション バージョンを比較している場合、2 つのバージョンは Cisco DCNM に存在する必要があります。
アーカイブ済みコンフィギュレーション バージョンを管理対象デバイスの実行コンフィギュレーションまたはスタートアップ コンフィギュレーションと比較している場合、デバイスは Cisco DCNM から到達可能である必要があります。
ステップ 1 [Feature Selector] ペインから、[Configuration Change Management] > [Version Browser] の順に選択します。
ステップ 2 別のコンフィギュレーション バージョンと比較するアーカイブ済みコンフィギュレーション バージョンのあるデバイスをダブルクリックします。
ステップ 3 (任意)必要に応じて、デバイスをダブルクリックして、デバイスのアーカイブ済みコンフィギュレーションを表示します。
ステップ 4 別のコンフィギュレーション バージョンと比較するアーカイブ済みコンフィギュレーション バージョンをクリックします。
ステップ 5 次の表を使用して、選択したバージョンを目的のコンフィギュレーション バージョンと比較します。
[Details] ペインの [Compare] タブには、2 つのコンフィギュレーション バージョンが左右のペインに表示されます。
ステップ 6 必要に応じて、バージョン比較ツールを使用します。詳細については、「バージョン比較ツールの使用」を参照してください。
バージョン ブラウザを使用してコンフィギュレーション バージョンを比較する場合、[Details] ペインの [Compare] タブには、比較に役立つオプションが多数あります。
(注) バージョン比較ツールを使用するには、2 つのコンフィギュレーションの比較を実行している必要があります。詳細については、「コンフィギュレーション バージョンの比較」を参照してください。
次の表で説明されているオプションを使用すると、2 つのコンフィギュレーション バージョンの比較に役立ちます。
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リストから目的の表示オプションを選択します。オプションには次のものがあります。 |
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このオプションを使用して、右のコンフィギュレーション ペインに表示されているアーカイブ済みコンフィギュレーション バージョンを選択します。 1. [Device] リストから、左ペインのコンフィギュレーションと比較するコンフィギュレーション バージョンのあるデバイスを選択します。 2. [Version] リストから、比較するコンフィギュレーション バージョンを選びます。Cisco DCNM でアーカイブに保存された任意のバージョン、現在デバイスにある実行コンフィギュレーションまたはスタートアップ コンフィギュレーションのいずれかを使用できます。 |
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このオプションを使用して、コンフィギュレーションの相違を左のコンフィギュレーション ペインから右のコンフィギュレーション ペインにコピーします。 手順の詳細については、「コンフィギュレーションの相違のマージ」を参照してください。 |
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アイコンをクリックして、表示された [Save] ダイアログボックスで指定した場所とファイル名で、右ペインのコンフィギュレーションを保存します。 |
2 つのコンフィギュレーション バージョンの比較中に、相違のある行をマージできます。マージ機能を使用すると、左のコンフィギュレーション ペインに表示されているすべての行を、右のコンフィギュレーション ペインに表示されているコンフィギュレーションにマージできます。
相違のある 2 つのコンフィギュレーション バージョンの比較を実行している必要があります。
変更をマージするコンフィギュレーション バージョンが、右のコンフィギュレーション ペインに表示されていることを確認します。
ステップ 1 必要に応じて、 アイコンと アイコンを使用して、左のコンフィギュレーション ペインから右のコンフィギュレーション ペインにマージする行にジャンプします。
ヒント アイコンは、 アイコンと アイコンを使用して相違を見つける場合だけに利用できます。
左ペインで選択されているコンフィギュレーション行が、右ペインで選択されている行に置き換わります。
ステップ 3 必要に応じて、ステップ 1 およびステップ 2 を繰り返します。
ヒント すべてのマージを取り消すには、アイコンをクリックします。
ステップ 4 (任意)左ペインのコンフィギュレーションのコピーを ASCII テキスト ファイルとして保存する場合、 アイコンをクリックし、[Save] ダイアログボックスを使用して、指定した場所とファイル名でコンフィギュレーションを保存します。
Cisco Nexus 7000 シリーズの管理対象デバイスのコンフィギュレーションを、Cisco DCNM でアーカイブに保存した以前のバージョンにロールバックできます。ロールバックを実行すると、管理対象デバイスの実行コンフィギュレーションが、指定したアーカイブ済みコンフィギュレーション バージョンに置き換わります。
コンフィギュレーション変更管理で管理対象デバイスを使用するには、Cisco DCNM のライセンスを持つデバイスのリストに Cisco Nexus 7000 シリーズの管理対象デバイスが加えられている必要があります。ライセンスを持つデバイスだけがバージョン ブラウザに表示されます。
ロールバックで使用するアーカイブ済みコンフィギュレーション バージョンは、Cisco DCNM に存在する必要があります。
ステップ 1 [Feature Selector] ペインから、[Configuration Change Management] > [Version Browser] の順に選択します。
ステップ 2 コンフィギュレーションのロールバックを実行する Cisco Nexus 7000 シリーズのデバイスをクリックします。
[Details] ペインに、[Rollback History] セクションなどのデバイスに関するアーカイブ情報が表示されます。
ステップ 3 (任意)必要に応じて、デバイスをダブルクリックして、デバイスのアーカイブ済みコンフィギュレーションを表示します。
ステップ 4 デバイスで実行コンフィギュレーションとして使用するアーカイブ済みコンフィギュレーションのバージョンをクリックします。
• デバイスでスタートアップ コンフィギュレーションとして選択したコンフィギュレーション バージョンを保存するには、次のロールバック オプションのいずれかを選択します。
– ロールバック中にコンフィギュレーション コマンドが失敗した場合に、Cisco DCNM でデバイスの元の実行コンフィギュレーションを回復するには、メニュー バーで [Actions] > [Rollback and Save as Start-up] > [Restore Original Config on Error (Atomic)] の順に選択します。
– ロールバック中にコンフィギュレーション エラーが発生しても、Cisco DCNM で無視する場合は、メニュー バーで [Actions] > [Rollback and Save as Start-up] > [Skip Errors and Rollback (Best Effort)] の順に選択します。
– 最初のコンフィギュレーション エラーで Cisco DCNM でロールバックを停止するには、メニュー バーで [Actions] > [Rollback and Save as Start-up] > [Stop Rollback at First Error] の順に選択します。
• 現在デバイスにあるスタートアップ コンフィギュレーションに影響を与えずにロールバックを実行するには、次のロールバック オプションのいずれかを選択します。
– ロールバック中にコンフィギュレーション コマンドが失敗した場合に、Cisco DCNM でデバイスの元の実行コンフィギュレーションを回復するには、メニュー バーで [Actions] > [Rollback] > [Restore Original Config on Error (Atomic)] の順に選択します。
– ロールバック中のコンフィギュレーション エラーを Cisco DCNM で無視するには、メニュー バーで [Actions] > [Rollback] > [Skip Errors and Rollback (Best Effort)] の順に選択します。
– 最初のコンフィギュレーション エラーで Cisco DCNM でロールバックを停止するには、メニュー バーで [Actions] > [Rollback] > [Stop Rollback at First Error] の順に選択します。
コンフィギュレーション変更管理で管理対象デバイスを使用するには、Cisco DCNM のライセンスを持つデバイスのリストに Cisco Nexus 7000 シリーズの管理対象デバイスが加えられている必要があります。ライセンスを持つデバイスだけがバージョン ブラウザに表示されます。
ステップ 1 [Feature Selector] ペインから、[Configuration Change Management] > [Version Browser] の順に選択します。
ステップ 2 ロールバック履歴を表示するデバイスをクリックします。
[Details] ペインに、[Rollback History] セクションなどのデバイスに関するアーカイブ情報が表示されます。
ステップ 3 (任意)必要に応じて、[Rollback History] セクションをダブルクリックして展開します。
[Rollback History] セクションには、ロールバック履歴のイベントの表が表示されます。コンフィギュレーション ロールバックがデバイスで実行されたことがない場合、この表は空です。
デバイスのアーカイブ済みコンフィギュレーション バージョンをすべて削除できます。
(注) アーカイブ済みコンフィギュレーションの特定のバージョンを削除することはできません。
デバイスのアーカイブ済みコンフィギュレーション バージョンがすべて不要であることを確認します。削除を取り消すことはできません。また、Cisco DCNM クライアントでは、アーカイブ済みコンフィギュレーション バージョンの削除を実行するかどうかの確認は求めません。
ステップ 1 [Feature Selector] ペインから、[Configuration Change Management] > [Version Browser] の順に選択します。
ステップ 2 削除するアーカイブ済みコンフィギュレーションのあるデバイスをクリックします。
ステップ 3 適切なデバイスをクリックしたことを確認します。
(注) 次の手順でアーカイブ済みコンフィギュレーション バージョンを削除するときに、削除するかどうかの確認は求められません。
ステップ 4 メニュー バーから [Actions] > [Delete All Versions] の順に選択します。
選択されているデバイスのアーカイブ済みコンフィギュレーションが [Summary] ペインから削除されます。
アーカイブ ジョブを作成することも、既存のアーカイブ ジョブを変更することもできます。
(注) デフォルトでは、新しいアーカイブ ジョブはイネーブルです。
コンフィギュレーション変更管理で管理対象デバイスを使用するには、Cisco DCNM のライセンスを持つデバイスのリストに、そのデバイスが加えられている必要があります。アーカイブ ジョブには、ライセンスを持つデバイスだけを含めることができます。
ステップ 1 [Feature Selector] ペインから、[Configuration Change Management] > [Archival Jobs] の順に選択します。
[Summary] ペインにアーカイブ ジョブの表が表示されます。
• アーカイブ ジョブを作成する場合、メニュー バーから [File] > [New Job] の順に選択します。
• 既存のアーカイブ ジョブを変更する場合、[Summary] ペインで変更するジョブをクリックします。
[Details] ペインにはジョブの [Details] タブと [Archival History] タブが表示されます。
ステップ 3 (任意)必要に応じて、[Details] ペインで [Details] タブをクリックします。
ステップ 4 (任意)[Comments] フィールドに、ジョブのコメントを入力します。
ステップ 5 (任意)ジョブでコンフィギュレーションを特定の時間にアーカイブに保存するには、次の手順を実行します。
a. [Archive at Specified Time] オプション ボタンをクリックします。
b. [Days] チェックボックスの行で、アーカイブ ジョブを実行するそれぞれの曜日を選択します。
– ジョブでコンフィギュレーションを定期的にアーカイブに保存するには、[Archive Interval] オプション ボタンをクリックし、隣にあるボックスとリストを使用して間隔を指定します。間隔は分単位または時単位で指定できます。最大間隔はそれぞれ 59 分または 23 時間です。
– ジョブがアクティブな日ごとに 1 回、ジョブでコンフィギュレーションをアーカイブに保存するには、[Archive at] オプション ボタンをクリックして、隣にあるボックスを使用してジョブを開始する時間を指定します。
ステップ 6 (任意)ジョブに含まれているデバイスのコンフィギュレーションへの変更が Cisco DCNM で検出されるたびに、ジョブでコンフィギュレーションをアーカイブに保存するには、[Archive whenever a Configuration Change is Detected] オプション ボタンをクリックします。
ステップ 7 1 台以上のデバイスをアーカイブ ジョブに追加するには、次の手順を実行します。
a. [Device] で空白の領域を右クリックして、[Add New Device] を選択します。
利用可能なデバイスと選択されているデバイスがダイアログボックスに表示されます。
a. [Available Devices] で、追加する各デバイスをクリックし、[Add] をクリックします。
ヒント ジョブにすべてのデバイスを追加するには、[Add All] をクリックします。
ステップ 8 アーカイブ ジョブからデバイスを削除するには、次の手順を実行します。
a. [Device] でジョブから削除するデバイスをクリックします。
b. デバイスを右クリックして、[Remove Device] を選択します。
ステップ 9 メニュー バーで、[File] > [Deploy] の順に選択して、変更内容を Cisco DCNM サーバに保存します。
アーカイブ ジョブを作成すると、そのジョブはデフォルトでイネーブルになります。既存のアーカイブ ジョブを変更すると、ジョブのイネーブルまたはディセーブルは変更されません。
ステップ 1 [Feature Selector] ペインから、[Configuration Change Management] > [Archival Jobs] の順に選択します。
[Summary] ペインにアーカイブ ジョブの表が表示されます。[Job ID] カラムで、イネーブルになっているジョブには緑の三角が、ディセーブルになっているジョブには赤の四角が表示されます。
ステップ 2 [Summary] ペインで、イネーブルまたはディセーブルにするアーカイブ ジョブをクリックします。
• ジョブをイネーブルにするには、メニュー バーから [Actions] > [Enable] の順に選択します。[Job ID] カラムのアイコンが緑の三角に変わります。
• ジョブをディセーブルにするには、メニュー バーから [Actions] > [Disable] の順に選択します。[Job ID] カラムのアイコンが変化して赤い四角になります。
デフォルトのアーカイブ ジョブ以外のアーカイブ ジョブを削除できます。アーカイブ ジョブを削除する場合、削除されたジョブに含まれているすべてのデバイスは自動的にデフォルトのアーカイブ ジョブに追加されます。
Cisco DCNM には少なくとも 1 つのアーカイブ ジョブが必要です。デフォルトのアーカイブ ジョブは削除できません。
ステップ 1 [Feature Selector] ペインから、[Configuration Change Management] > [Archival Jobs] の順に選択します。
[Summary] ペインにアーカイブ ジョブの表が表示されます。
ステップ 2 [Summary] ペインで、削除するアーカイブ ジョブをクリックします。
ステップ 3 メニュー バーで、[Actions] > [Delete] の順に選択します。
アーカイブ ジョブが [Summary] ペインから削除されます。
削除されたジョブに含まれていたデバイスは、自動的にデフォルトのアーカイブ ジョブに追加されます。
ジョブ ID、ジョブのオーナー、ジョブのコメント、ジョブのスケジュール、ジョブに含まれているデバイスなどのアーカイブ ジョブの詳細を表示できます。
ステップ 1 [Feature Selector] ペインから、[Configuration Change Management] > [Archival Jobs] の順に選択します。
[Summary] ペインにアーカイブ ジョブの表が表示されます。
ステップ 2 [Summary] ペインで、表示する詳細が含まれるアーカイブ ジョブをクリックします。
[Details] ペインには、[Details] タブなどアーカイブ ジョブの情報が表示されます。
ステップ 3 (任意)必要に応じて、[Details] ペインで [Details] タブをクリックします。
[Details] ペインには、選択したアーカイブ ジョブの情報と設定が表示されます。
アーカイブ ジョブは少なくとも一度は実行されている必要があります。実行されていないと、アーカイブ履歴のエントリは表示されません。
ステップ 1 [Feature Selector] ペインから、[Configuration Change Management] > [Archival Jobs] の順に選択します。
[Summary] ペインにアーカイブ ジョブの表が表示されます。
ステップ 2 [Summary] ペインで、表示するアーカイブ履歴があるアーカイブ ジョブをクリックします。
[Details] ペインには、[Archival History] タブなどアーカイブ ジョブの情報が表示されます。
ステップ 3 [Details] ペインで、[Archival History] タブをクリックします。
[Details] ペインには、アーカイブ履歴のエントリが実行された日時の順番にエントリが表示されます。
ステップ 4 (任意)アーカイブ履歴のエントリの詳細をさらに表示するには、[Status] カラムでプラス シンボル(+)をクリックして、エントリを展開します。
展開されたエントリには、エントリに含まれている各デバイスの情報が一覧で表示されます。
次のコンフィギュレーション バージョンと履歴を設定できます。
• 管理対象デバイスごとに Cisco DCNM がアーカイブに保存するコンフィギュレーション バージョンの最大数。
• 管理対象デバイスごとに Cisco DCNM が保持するロールバック履歴状態およびアーカイブ履歴状態のエントリの最大数。
ステップ 1 [Feature Selector] ペインから [Configuration Change Management] > [Archival Settings] の順に選択します。
[Contents] ペインに [Archival Settings] フィールドが表示されます。
ステップ 2 (任意)[Maximum Version for a Device [0 - 50]] ボックスを使用して、管理対象デバイスごとに Cisco DCNM がアーカイブに保存するコンフィギュレーション バージョンの最大数を設定します。
ステップ 3 (任意)[Max Rollback and Archival History Status [0 - 100]] ボックスを使用して、管理対象デバイスごとに Cisco DCNM が保持するロールバック履歴状態およびアーカイブ履歴状態のエントリの最大数を設定します。
ステップ 4 メニュー バーで、[File] > [Deploy] の順に選択して、変更内容を Cisco DCNM サーバに保存します。
コンフィギュレーション ロールバック中に、Cisco DCNM が特定のファイル サーバを使用するか、または設定されている使用可能な任意のファイル サーバを使用するかどうかを設定できます。
Cisco DCNM には少なくとも 1 台のファイル サーバを設定する必要があります。詳細については、「ファイル サーバの追加」を参照してください。
ステップ 1 [Feature Selector] ペインから [Configuration Change Management] > [Archival Settings] の順に選択します。
[Contents] ペインに [Archival Settings] フィールドが表示されます。
ステップ 2 (任意)コンフィギュレーション ロールバック中に、使用可能な任意のファイル サーバを Cisco DCNM で使用する場合、[File Server for Configuration Rollback] で [Any File Server] オプション ボタンをクリックします。
ステップ 3 (任意)コンフィギュレーション ロールバック中に Cisco DCNM が使用するファイル サーバを指定するには、次の手順を実行します。
a. [File Server for Configuration Rollback] で、[Use the following File Server] オプション ボタンをクリックします。
b. [File Server] ドロップダウン リストで、ファイル サーバを選択します。
ステップ 4 メニュー バーで、[File] > [Deploy] の順に選択して、変更内容を Cisco DCNM サーバに保存します。
ここでは、コンフィギュレーション変更管理の [Feature Selector] ドロワーで利用可能な次の 3 つの機能のフィールドを説明します。
• 「[Archival Settings Contents] ペインのフィールドの説明」
ここでは、コンフィギュレーション変更管理機能の次のフィールドを説明します。
• 「[Device]:[Details]:[Archival Status] セクション」
• 「[Device]:[Details]:[Rollback History] セクション」
• 「[Device]:[Details]:[Archival History] セクション」
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ここでは、アーカイブ ジョブ機能の次のフィールドを説明します。
コンフィギュレーション変更管理に関する詳細情報については、次の項を参照してください。
• 「関連資料」
• 「標準規格」
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『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS System Management Configuration Guide, Release 5.x 』 |
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この機能でサポートされる新規または改訂された標準規格はありません。また、この機能による既存の標準規格サポートの変更はありません。 |
表 8-9 は、この機能のリリースの履歴です。
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