この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
このマニュアルでは、Cisco 1941 サービス統合型ルータでの CompactFlash(CF)メモリ カードの取り付けと取り外しについて説明します。これらの手順は、すべての電源ケーブルとインターフェイス ケーブルが接続された状態でルータが所定の位置に取り付けられた場合に実行できます。このマニュアルの構成は、次のとおりです。
CompactFlash メモリ カードは、Electrostatic Discharge(ESD; 静電気放電)による損傷を受けやすい製品です。静電破壊は電子カードまたは電子部品の取り扱いが不適切な場合に発生し、一時的な障害や完全な障害をもたらします。
• 常に、静電気防止用リスト ストラップまたはアンクル ストラップを肌に密着させて着用してください。
• ストラップの装置側を、シャーシの塗装されていない面に取り付けます。
• 取り外した CompactFlash メモリ カードは、静電気防止用シートの上に置くか、または静電気防止用袋に入れてください。カードを返却する場合には、ただちに静電気防止用袋に入れてください。
• カードと衣服が接触しないように注意してください。リスト ストラップは身体の静電気からカードを保護するだけです。衣服の静電気が、静電破壊の原因になることがあります。
• 取り付け作業が完了するまで、リスト ストラップを外さないでください。
シャーシから CompactFlash メモリ カードを取り外す手順は、次のとおりです。図 8-2 を参照してください。
ステップ 1 CompactFlash カバーを取り外すには、マイナス ドライバをスロットに差し込み、横方向に押してカバー ドアを開きます(図 8-1と図 8-3 を参照)。
図 8-1 CompactFlash カバーにドライバを差し込む
ステップ 2 CompactFlash メモリ カードの隣にあるイジェクト ボタンを押します。イジェクト ボタンは外側に動くので、パネルから突き出ます。
ステップ 3 再びイジェクト ボタンを押します。図 8-3 を参照してください。これにより、CompactFlash メモリ カードが一部スロットからはみ出した状態になります。
ステップ 4 スロットから CompactFlash メモリ カードを引き抜きます。
ステップ 5 イジェクト ボタンがベゼルに揃うまで押し込みます。
図 8-3 Cisco 1900 シリーズ ルータの CompactFlash メモリ カード スロット
|
|
||
|
|
CompactFlash メモリ カードを取り付ける手順は、次のとおりです(図 8-3 を参照)。
ステップ 1 イジェクト ボタンが完全に押し込まれた状態で、パネルから突き出ていないことを確認します。
(注) イジェクト ボタンがパネルから突き出ている場合は、ベゼルに揃うまで押し込みます。
ステップ 2 完全に収まるまで、スロットに CompactFlash メモリ カードを挿入します。イジェクト ボタンは、パネルに揃った状態を保ちます。
(注) CompactFlash メモリ カードを挿入したあとにイジェクト ボタンがパネルから突き出ている場合は、CompactFlash メモリ カードを取り外し、カチッという音がするまでイジェクト ボタンを押し、もう一度 CompactFlash メモリ カードを挿入します。
ステップ 3 CompactFlash のカバーを押し、所定の位置に収まるようにして CompactFlash のカバーを取り外します。