この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
OVF テンプレートを展開する場合は、「VM に対する Cisco CSR 1000V OVA テンプレートの展開」の説明に従ってブート前に vSphere GUI を使用してルータの基本プロパティを設定することもできます。Cisco IOS XE CLI コマンドに合わせてカスタム属性を設定することもできます。「Cisco CSR 1000V のカスタム属性の追加」を参照してください。
VM が .iso ファイルから手動で作成された場合、vSphere GUI または Cisco IOS XE CLI を使用してルータの基本プロパティを手動で設定する必要があります。手動 VM 作成プロセスでは、Cisco CSR 1000V のブート後まで、ルータの基本プロパティを設定できません。
vApp オプションを編集して Cisco CSR 1000V の基本プロパティを設定するには、以下の手順に従ってください:
ステップ 1 vSphere GUI で [Options] タブを選択します。
ステップ 2 [vApp Options] > [Advanced] を選択します。
図 4-1 を参照してください。
図 4-1 Cisco CSR 1000V の vApp の高度なオプション
ステップ 3 [Properties] ボタンをクリックします。
編集可能なプロパティへのアクセスを提供する新しいウィンドウが開きます。表示されるプロパティは基本的なプロパティです。図 4-2 を参照してください。
(注) これらのプロパティは、「VM に対する Cisco CSR 1000V OVA テンプレートの展開」で説明されている手順の指定手順を使用しても設定できます。
図 4-2 Cisco CSR 1000V の [Advanced Property Configuration] 画面
表 4-1 に、vSphere vApp GUI で編集できる Cisco CSR 1000V の基本的なプロパティを示します。
vSphere GUI を使用して Cisco IOS XE CLI コマンドに基づいて Cisco CSR 1000V にカスタム属性を追加できます。Cisco CSR 1000V のブートの前または後に、これらのプロパティを追加できます。Cisco CSR 1000V のブート後にこれらのカスタム属性を設定した場合は、プロパティ設定を有効にするには、ルータをリロードするか、VM の電源を再投入する必要があります。
vApp オプションを編集してカスタム Cisco CSR 1000V のプロパティを追加するには、以下の手順に従ってください:
ステップ 1 vSphere GUI で [Options] タブを選択します。
ステップ 2 [vApp Options] > [Advanced] を選択します。
図 4-1を参照してください。
ステップ 3 [Properties] ボタンをクリックします。
ステップ 4 プロパティを追加するには、[New] をクリックします。
[Edit Property Settings] ウィンドウが表示されます。図 4-3 を参照してください。
図 4-3 [Edit Property Settings] ウィンドウ
ステップ 5 Cisco IOS XE CLI コマンドに基づいて新しいカスタム プロパティを作成するための情報を入力します。
(注) カスタム プロパティを追加する前に、カスタム プロパティの基になる Cisco IOS XE コマンドが、ご使用のリリースの Cisco CSR 1000V でサポートされていることを確認します。
a. ドロップダウン メニューから、カテゴリ [5.Additional IOS CLI Config Commands] を選択します。
b. 以下で設定する ID 番号に一致する数値のラベルを入力します。
c. 「com.cisco.csr1000v」としてクラス ID を入力します。
d. ID「ios-config-xxxx」をプロパティに割り当てます。ここで xxxx は、カスタム プロパティを適用する順序を決定する 0001 ~ 9999 のシーケンス番号です。
f. 「string」としてプロパティ タイプを入力します。これは、サポートされる唯一のタイプです。
g. デフォルト値として、カスタム プロパティが基にするコマンド名を入力します。
ステップ 6 作業が完了したら [OK] をクリックします。
図 4-4 に、カスタム プロパティ追加後のプロパティ画面の例を示します。追加されたカスタム プロパティは、図で強調表示されています。
ステップ 8 Cisco CSR 1000V をリブートします。
新規または編集されたプロパティを有効にするにはルータをリブートする必要があります。