この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Cisco Service Control Application for Broadband(SCA BB)は、Excel などのサードパーティ アプリケーションを使用して表示したり、設定できるいくつかのタイプの Comma-Separated Value(CSV)フラット ファイルを提供します。
• 「サービス コンフィギュレーション エンティティ CSV ファイルのフォーマットに関する情報」
ここでは、サービス コンフィギュレーション エンティティを CSV ファイルにエクスポートする場合に作成される CSV ファイルのフォーマットについて説明します。このようなエンティティをサービス コンフィギュレーションにインポートする場合にも同じフォーマットを使用する必要があります。
サービス コンフィギュレーション エンティティのエクスポートとインポートの詳細については、『 Cisco Service Control Application for Broadband User Guide 』の「Using the Service Configuration Editor」の章の「Managing Service Configurations」を参照してください。
(注) CSV ファイルの後続の行で同じ値を繰り返す必要はありません。ある行でフィールドが空のままであると、以前の行のこのフィールドの値が使用されます。
サービス CSV ファイルの行には、次の固定フォーマットがあります。
• 親サービスのないサービスだけが、デフォルト サービスです。
• サービスがその親でカウントされる場合、-1 のカウンタ インデックスが必要です。
• 1 つのサービスにつき、ファイル内に複数のエントリを持つことができます(次の例を参照)。項目のそれぞれについてサービス プロパティを指定する必要はありません。
• いくつかのフィールドはヌル値をとるかもしれません(次の例の最後の行を参照)。
プロトコル CSV ファイルの行には、次の固定フォーマットがあります。
1 つのプロトコルにつき、ファイル内に複数のエントリを持つことができます(次の例を参照)。port range のフォーマットは、MinPort-MaxPort です。たとえば、 1024-5000 は、ポート 1024 ~ 5000 を意味します。
ゾーン CSV ファイルの行には、次の固定フォーマットがあります。
ここで、IP range は後ろにマスクが続く、ドット付き表記の IP アドレスです。
フレーバ CSV ファイルのフォーマットは、フレーバ タイプにより決定します。
すべての フレーバ CSV ファイルの各行は、同じ 3 つのフィールドで始まります。
異なったフレーバの CSV ファイルのフォーマットについては、次のセクションで説明します。
HTTP URL CSV ファイルの行には、次の固定フォーマットがあります。
HTTP ユーザ エージェント CSV ファイルの行には、次の固定フォーマットがあります。
RTSP ユーザ エージェント CSV ファイルの行には、次の固定フォーマットがあります。
RTSP ホスト名 CSV ファイルの行には、次の固定フォーマットがあります。
HTTP コンポジット CSV ファイルの行には、次の固定フォーマットがあります。
ここで、 RTSP_Host_Name および RTSP_User_Agent_name は、それぞれ既存のフレーバ タイプ RTSP ホスト名および RTSP ユーザ エージェントの名前です。
SIP 宛先ドメイン CSV ファイルの行には、次の固定フォーマットがあります。
SIP 発信元ドメイン CSV ファイルの行には、次の固定フォーマットがあります。
HTTP コンポジット CSV ファイルの行には、次の固定フォーマットがあります。
ここで、 SIP_Destination_Domain_name および SIP_Source_Domain_name は、それぞれ既存のフレーバ タイプ SIP 宛先ドメインおよび SIP 発信元ドメインの名前です。
SMTP ホスト名 CSV ファイルの行には、次の固定フォーマットがあります。
ここでは、SCMS SMによって使用されるさまざまな サブスクライバ CSV ファイルのファイル フォーマットについて説明します。これらの CSV ファイル フォーマットの詳細については、『 Cisco Service Control Engine (SCE) Software Configuration Guide 』の「Managing Subscribers」の章の「Subscriber Files」および『 Cisco Service Control Management Suite Subscriber Manager User Guide 』を参照してください。
• 「ファイルのインポート/エクスポート:mappings フィールドのフォーマット」
• 「SCE サブスクライバ テンプレート CSV ファイル」
一部の CSV ファイルには、mappings フィールドが含まれます。mappings フィールドには、コロン(「:」)またはセミコロン(「;」)で区切られた次のような値を 1 つ以上指定できます。
• ドット付き表記の単一 IP アドレス(xx.xx.xx.xx)
• ドット付き表記の IP アドレス範囲(xx.xx.xx.xx/マスク)
• 0 ~ 2044 の 10 進表記整数としての単一 VLAN(xx)
• 両方の値が 0 ~ 2044 の 10 進表記整数である VLAN 範囲(xx-yy)
(注) 同じ行には VLAN と IP のマッピングを指定できないことに注意してください。
SCE サブスクライバ CSV ファイルの行には、次の固定フォーマットがあります。
次に、SCE CLI と併用する場合の CSV ファイルの例を示します。
SCMS SM サブスクライバ CSV ファイルの行には、次の固定フォーマットがあります。
ドメインを指定しない場合、デフォルト ドメイン(サブスクライバ)が割り当てられます。
次に、SM CLI と併用する場合の CSV ファイルの例を示します。
SCE アノニマス グループ CSV ファイルの行には、次の固定フォーマットがあります。
subscriber-template-number を指定しない場合は、このグループのアノニマス サブスクライバに、デフォルト テンプレート(subscriber-template-number 値 0 に相当)が使用されます。
subscriber-template-number と package-id の間のマッピングは、次のセクションに示す SCE サブスクライバ テンプレート CSV ファイルで定義されます。
次に、アノニマス グループ CSV ファイルの例を示します。
SCE サブスクライバ CSV ファイルの行には、次の固定フォーマットがあります。
SCA BB には、0 ~ 63 の値で package-id と subscriber-template-number の間にデフォルトの 1 対 1 マッピングが含まれます。
subscriber-template-number は、0 ~ 199 の値をとることができ、複数のsubscriber-template-number を同じ package-id にマッピングできます。
このファイルの詳細情報については、『 Cisco Service Control Engine (SCE) Software Configuration Guide 』を参照してください。
ここでは、SCMS SM のアダプタによって作成される CSV ファイルのフォーマットについて説明します。CM とそのアダプタの詳細については、『 Cisco Service Control Management Suite Collection Manager User Guide 』を参照してください。
各RDRは、CSV アダプタ、TA アダプタ、または Real-Time Aggregating(RAG)アダプタなどの適切なアダプタにルーティング、変換され、CSV ファイルに書き込まれます。
デフォルトでは、CSV アダプタは、 ~/cm/adapters/CSVAdapter/csvfiles のサブディレクトリにファイルを書き込みます。ここで、各サブディレクトリ名は、その CSV ファイルを生成した RDR のタグとなります。
CSV アダプタによって作成される各 CSV ファイルは、そのファイル内に示される RDR と一致する構造を持っています。
TA アダプタは、Subscriber Usage RDR を受信してそのデータを集約し、統計情報を CSV ファイルに出力します。デフォルトでは、CSV ファイルは毎夜12 時 に作成されます。
CSV ファイルの名前は、作成された日付と時間です。ファイル名のデフォルト フォーマットは yyyy-MM-dd_HH-mm-ss.csv (たとえば 2005-09-27_18-30-01.csv )です。デフォルトでは、CSV ファイルの位置は ~/cm/adapters/TAAdapter/csvfiles です。
デフォルトでは、CSV ファイルの各行のフィールドは、次のようになります。
ここで、 subsID はサブスクライバ ID、 svcXY はサービス X に対するメトリック Y の合計量です( svcN の N は、最大のサービス数であり、この値は設定済みのサービス数から 1 を引いた値になります)。
合計ボリュームは、アップストリーム ボリュームおよびダウンストリーム ボリュームを加算することで得られるため、CSV ファイルには格納されません。
各 CSV ファイルの先頭にコメントを挿入するよう、アダプタを設定できます。コメントには、ファイル作成時のタイムスタンプおよびファイル形式の説明を含めることができます。デフォルトでは、この機能は無効です。このオプションをオンにするには、 csvadapter.conf ファイルを編集して、 includeRecordSource の値を変更します。
RAG アダプタは、1 つまたは複数のタイプの RDR を処理し、あらかじめ指定されたフィールド位置のデータをバケットに集約します。RAG アダプタのバケットがフラッシュされると、その内容は 1 つの RDR あたり 1 つのファイルでアダプタの CSV リポジトリ内の CSV ファイルに、単一行として書き込まれます。
CSV ファイルの名前は、作成された日付と時間です。ファイル名のデフォルト フォーマットは
yyyy-MM-dd_HH-mm-ss.csv (たとえば 2005-09-27_18-30-01.csv )です。デフォルトでは、CSV リポジトリはフラットで(すべての CSV ファイルは 1 つのディレクトリ内にあり)、
~/cm/adapters/RAGAdapter/csvfiles に置かれます。また、サブディレクトリ構造を使用するようにアダプタを設定することもできます。この場合は、CSV ファイルは、
~/cm/adapters/RAGAdapter/csvfiles のサブディレクトリに書き込まれます。ここで、各サブディレクトリ名は、その CSV ファイルに書き込まれた RDR タイプの RDR タグとなります。
CSV ファイルに書き込まれる各行には、このバケットに格納された最初と最後の RDR のタイムスタンプ、このバケットの RDR の総数など、合成フィールドが追加されることがあります。それと同時に、その他のフィールドが一緒に削除されることもあります。集計に使用されなかった出力行のフィールドの値は、バケットに格納された最初の RDR の値に対応しています。ただし、CSV ファイル内の行に付け加えられたタイムスタンプ フィールドの値は、バケット内の最後の RDR のタイムスタンプに対応します。