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このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、SCE プラットフォームがサポートする独自の CISCO-SCAS-BB Management Information Base(MIB)について説明します。
MIB は Network Management System(NMS; ネットワーク管理システム)でモニタできる、オブジェクト指向データベースです。SCE プラットフォームは、標準 MIB-II および独自 Cisco Service Control Enterprise MIB の両方をサポートします。CISCO-SCAS-BB MIB は、Cisco Service Control Application for Broadband(SCA BB)固有のカウンタとメトリックをモニタするための外部管理システムを有効にする、Service Control Enterprise MIB の一部です。
ここでは、SNMP インターフェイスの設定方法と MIB ファイルのロード方法について説明します。
SNMP インターフェイスを使用する前に、次のことを行います。
• SCE プラットフォーム上での SNMP アクセスを有効にします(デフォルトでは SNMP アクセスは無効です)。
–(任意、セキュリティのために推奨)IP アドレスのアクセス リスト(ACL)これにより、SNMP 情報へのアクセスが既知の場所に制限されます。各 ACL に異なったコミュニティ ストリングを定義できます。
–SCE プラットフォームが SNMP トラップを送信する宛先 IP アドレス
(注) 特定のトラップを有効または無効にすることができます。
SNMP 設定の詳細情報については、『 Cisco Service Control Engine (SCE) Software Configuration Guide 』の「Configuring the Management Interface and Security」の章の「SNMP Configuration and Management」を参照してください。
Service Control Enterprise MIB には、4 つの主要グループ(Products、Modules、Management、および Workgroup)が含まれます。Service Control Enterprise ツリー構造は、MIB ファイル pcube.mib で定義されています。
• pcubeProducts サブツリーには、Service Control 製品の sysObjectIDs が含まれています。
Service Control 製品の sysObjectIDs は、MIB ファイル Pcube-Products-MIB で定義されています。
• pcubeModules サブツリーは、MIB モジュールを定義する元となるルート オブジェクト ID を提供します。
• pcubeMgmt サブツリーには、コンフィギュレーション コピー MIB が含まれています。
– pcubeConfigCopyMib は、シスコ製品の実行コンフィギュレーションの保存を有効にします。この MIB については、『 Cisco Service Control Engine (SCE) Software Configuration Guide 』の付録「Proprietary MIB Reference」に記載されています。
• pcubeWorkgroup サブツリーには、次のものが含まれています。
– pcubeSeEvents および pcubeSEObjs :SCE MIB である pcubeSeMib は、Service Control 製品のメイン MIB であり、さまざまなコンフィギュレーションおよび実行時統計を提供します。この MIB については、『 Cisco Service Control Engine (SCE) Software Configuration Guide 』の付録「Proprietary MIB Reference」に記載されています。
– pcubeEngageObjs :CISCO-SCAS-BB MIB は、SCA BB のコンフィギュレーションおよび実行時ステータスを提供するものであり、次のセクションで説明します。
次の図に、Service Control Enterprise MIB 構造を示します。
(注) 次のオブジェクト ID は、Service Control Enterprise MIB を表します。1.3.6.1.4.1.5655 または iso.org.dod.internet.private.enterprise.pcube
CISCO-SCAS-BB MIB は、SNMP インターフェイス経由でサービス使用カウンタへのアクセスを提供します。MIB を使用すると、ネットワーク管理者はリンク、パッケージ、またはサブスクライバの粒度で、サービスごとの使用情報を収集できます。
CISCO-SCAS-BB MIB は PCubeEngageMib.mib ファイルで定義されます。
MIB については、このモジュールの残りの部分で説明します。
このリファレンスは、MIB オブジェクト グループに従い、いくつかのセクションに分かれています。オブジェクトごとに、次のフォーマットで情報が提供されます。
pcubeEngageObjs オブジェクトは、パッケージ、サービス、およびサブスクライバについて、現在の情報を提供します。
以下は、pcubeEngageObjs オブジェクトのリストです。次のセクションで説明するように、各オブジェクトは従属するオブジェクト タイプで構成されます。
次に、pcubeEngageObjs の構造を説明します。オブジェクトのテーブル構造は、複数のエントリに対応する点に注意してください。
サービス グループは非推奨です。サービス カウンタ グループを使用してください。
リンク サービス グループは、各グローバル スコープ サービス使用カウンタにリンク単位の使用情報を提供します(たとえば、特定のリンクを使用したすべてのサブスクライバのサービスのトラフィック統計情報)。
Link Service Usage テーブルは、各グローバル スコープ サービス使用カウンタにリンク単位の使用情報を提供します。
1 つのグローバル スコープ サービス使用カウンタに含まれるサービスの 1 つのリンクのリソース使用量を定義するパラメータを含む Link Service Usage テーブル エントリ。
リンクで伝達されたこのサービス使用カウンタのサービスのアップストリーム ボリューム。
(注) SCE プラットフォームのボリューム カウンタは 32 ビット整数値を保持しますが、CISCO-SCAS-BB MIB ボリューム カウンタは、最大 29 ビット整数値(0x1FFFFFFF)に達するとラップします(0 に戻ります)。
リンクで伝達されたこのサービス使用カウンタのサービスのダウンストリーム ボリューム。
リンクで伝達されたこのサービス使用カウンタのサービスのセッションの数。
リンクで伝達されたこのサービス使用カウンタのサービスの集約セッション期間。
リンクで伝達されたこのサービス使用カウンタのサービスの同時セッションの数。
リンクで伝達されたこのサービス使用カウンタのサービスのアクティブなサブスクライバの数。
リンクで伝達されたこのサービス使用カウンタのサービスのドロップされたアップストリーム パケットの数。
(注) SCE アプリケーションを有効にして、ドロップされたパケット数とバイト数をカウントするには、SCE プラットフォームの accelerate-packet-drops 機能を無効にします。
accelerate-packet-drops が有効な場合、MIB のドロップされたパケットとドロップされたバイトのカウンタは常に 0xFFFFFFFF の値を示します。accelerate-packet-drops 機能の詳細については、『Cisco Service Control Engine (SCE) Software Configuration Guide』の「Configuring the Line Interface」の章の「Counting Dropped Packets」を参照してください。
リンクで伝達されたこのサービス使用カウンタのサービスのドロップされたダウンストリーム パケットの数。
(注) SCE アプリケーションを有効にして、ドロップされたパケット数とバイト数をカウントするには、SCE プラットフォームの accelerate-packet-drops 機能を無効にします。
accelerate-packet-drops が有効な場合、MIB のドロップされたパケットとドロップされたバイトのカウンタは常に 0xFFFFFFFF の値を示します。accelerate-packet-drops 機能の詳細については、『Cisco Service Control Engine (SCE) Software Configuration Guide』の「Configuring the Line Interface」の章の「Counting Dropped Packets」を参照してください。
リンクで伝達されたこのサービス使用カウンタのサービスのドロップされたアップストリーム バイトの数。
(注) SCE アプリケーションを有効にして、ドロップされたパケット数とバイト数をカウントするには、SCE プラットフォームの accelerate-packet-drops 機能を無効にします。
accelerate-packet-drops が有効な場合、MIB のドロップされたパケットとドロップされたバイトのカウンタは常に 0xFFFFFFFF の値を示します。accelerate-packet-drops 機能の詳細については、『Cisco Service Control Engine (SCE) Software Configuration Guide』の「Configuring the Line Interface」の章の「Counting Dropped Packets」を参照してください。
リンクで伝達されたこのサービス使用カウンタのサービスのドロップされたダウンストリーム バイトのリンク サービス カウンタ数。
(注) SCE アプリケーションを有効にして、ドロップされたパケット数とバイト数をカウントするには、SCE プラットフォームの accelerate-packet-drops 機能を無効にします。
accelerate-packet-drops が有効な場合、MIB のドロップされたパケットとドロップされたバイトのカウンタは常に 0xFFFFFFFF の値を示します。accelerate-packet-drops 機能の詳細については、『Cisco Service Control Engine (SCE) Software Configuration Guide』の「Configuring the Line Interface」の章の「Counting Dropped Packets」を参照してください。
パッケージ グループは、各グローバル スコープ パッケージ使用カウンタの一般情報および使用情報を提供します(たとえば、特定のパッケージまたはパッケージのグループに割り当てられたすべてのサブスクライバのサービスのトラフィック統計情報)。
パッケージ グループは、各グローバル スコープ パッケージ使用カウンタの一般情報および使用情報を提供します(たとえば、特定のパッケージまたはパッケージのグループに割り当てられたすべてのサブスクライバのサービスのトラフィック統計情報)。
1 つのパッケージ使用カウンタを定義するパラメータを持つ、Package Counter テーブル エントリ。
パッケージ使用カウンタに含まれるパッケージのアクティブ サブスクライバの合計数。
Package Service Usage テーブルは、各グローバル スコープ パッケージ使用カウンタの使用情報を提供します。
グローバル スコープ パッケージ使用カウンタでパッケージのリソース使用量を定義するパラメータを持つ、Package Service Usage テーブル エントリ。
このパッケージ使用カウンタのパッケージのアップストリーム ボリューム。
(注) SCE プラットフォームのボリューム カウンタは 32 ビット整数値を保持しますが、CISCO-SCAS-BB MIB ボリューム カウンタは、最大 29 ビット整数値(0x1FFFFFFF)に達するとラップします(0 に戻ります)。
このパッケージ使用カウンタのパッケージのダウンストリーム ボリューム。
このパッケージ使用カウンタのパッケージの集約セッション時間。
このパッケージ使用カウンタのパッケージのアクティブ サブスクライバ数。
このパッケージ使用カウンタのパッケージの、ドロップされたアップストリーム パケット数。
(注) SCE アプリケーションを有効にして、ドロップされたパケット数とバイト数をカウントするには、SCE プラットフォームの accelerate-packet-drops 機能を無効にします。
accelerate-packet-drops が有効な場合、MIB のドロップされたパケットとドロップされたバイトのカウンタは常に 0xFFFFFFFF の値を示します。accelerate-packet-drops 機能の詳細については、『Cisco Service Control Engine (SCE) Software Configuration Guide』の「Configuring the Line Interface」の章の「Counting Dropped Packets」を参照してください。
このパッケージ使用カウンタのパッケージの、ドロップされたダウンストリーム パケット数。
(注) SCE アプリケーションを有効にして、ドロップされたパケット数とバイト数をカウントするには、SCE プラットフォームの accelerate-packet-drops 機能を無効にします。
accelerate-packet-drops が有効な場合、MIB のドロップされたパケットとドロップされたバイトのカウンタは常に 0xFFFFFFFF の値を示します。accelerate-packet-drops 機能の詳細については、『Cisco Service Control Engine (SCE) Software Configuration Guide』の「Configuring the Line Interface」の章の「Counting Dropped Packets」を参照してください。
このパッケージ使用カウンタのパッケージの、ドロップされたアップストリーム バイト数。
(注) SCE アプリケーションを有効にして、ドロップされたパケット数とバイト数をカウントするには、SCE プラットフォームの accelerate-packet-drops 機能を無効にします。
accelerate-packet-drops が有効な場合、MIB のドロップされたパケットとドロップされたバイトのカウンタは常に 0xFFFFFFFF の値を示します。accelerate-packet-drops 機能の詳細については、『Cisco Service Control Engine (SCE) Software Configuration Guide』の「Configuring the Line Interface」の章の「Counting Dropped Packets」を参照してください。
このパッケージ使用カウンタのパッケージの、ドロップされたダウンストリーム バイト数。
(注) SCE アプリケーションを有効にして、ドロップされたパケット数とバイト数をカウントするには、SCE プラットフォームの accelerate-packet-drops 機能を無効にします。
accelerate-packet-drops が有効な場合、MIB のドロップされたパケットとドロップされたバイトのカウンタは常に 0xFFFFFFFF の値を示します。accelerate-packet-drops 機能の詳細については、『Cisco Service Control Engine (SCE) Software Configuration Guide』の「Configuring the Line Interface」の章の「Counting Dropped Packets」を参照してください。
サブスクライバ グループは、各サブスクライバの一般情報および各サブスクライバのサービス使用カウンタ単位の使用情報を提供します(たとえば、システムで定義された特定のサブスクライバのサービスのトラフィックの統計情報)。
(注) このグループでテーブルを使用するには、まず(CISCO-SCAS-BB MIB ではなく)SCE MIB 内の subscriberGrp の subscribersPropertiesValueTable オブジェクトの特定のサブスクライバを参照するエントリを作成します。このテーブルのインデックス(spvIndex)を使用して、サブスクライバの情報を収集できます。SNMP インターフェイスを使用してサブスクライバ レベルの情報にアクセスする方法については、「サブスクライバ情報へのアクセス(spvIndex)」を参照してください。
Subscribers テーブルは、各サブスクライバの情報を提供します。
各サブスクライバのパッケージ インデックスを持つ、Subscribers テーブル エントリ。
Subscriber Service Usage テーブルは、各サブスクライバのサービス使用カウンタ単位の使用情報を提供します。
サービス使用カウンタでサービスのサブスクライバによるリソース使用量を定義するパラメータを持つ、Subscriber Service Usage テーブル エントリ。
このサブスクライバによって使用される、このサービス使用カウンタのサービスのアップストリーム ボリューム。
(注) SCE プラットフォームのボリューム カウンタは 32 ビット整数値を保持しますが、CISCO-SCAS-BB MIB ボリューム カウンタは、最大 29 ビット整数値(0x1FFFFFFF)に達するとラップします(0 に戻ります)。
このサブスクライバによって使用される、このサービス使用カウンタのサービスのダウンストリーム ボリューム。
(注) SCE プラットフォームのボリューム カウンタは 32 ビット整数値を保持しますが、CISCO-SCAS-BB MIB ボリューム カウンタは、最大 29 ビット整数値(0x1FFFFFFF)に達するとラップします(0 に戻ります)。
このサブスクライバによって使用される、このサービス使用カウンタのサービスのセッション数。
このサブスクライバによって使用される、このサービス使用カウンタのサービスの集約セッション時間。
サービス カウンタ グループは、各グローバル スコープおよびサブスクライバ スコープ サービス使用カウンタの一般情報を提供します。たとえば、SCA BB サービス コンフィギュレーションで定義されるサービス名を読む際に使用します。
Global-Scope Service Counter テーブルは、リンクおよびパッケージで使用される各サービス使用カウンタの関連データから構成されます。
グローバル スコープ サービス使用カウンタを定義するパラメータを持つ、Global-Scope Service Counter テーブル エントリ。
Subscriber-Scope Service Counter テーブルは、サブスクライバで使用される各サービス使用カウンタの関連データから構成されます。
サブスクライバ スコープ サービス使用カウンタを定義するパラメータを持つ、Subscriber-Scope Service Counter テーブル エントリ。
サブスクライバ スコープ サービス使用カウンタのインデックス。
サブスクライバ スコープ サービス使用カウンタのステータス。
ここでは、CISCO-SCAS-BB MIB を使用して SCE プラットフォームの SNMP 情報にアクセスするためのガイドラインを示します。
(注) SNMP のインデックスは 1 から始まり、SCA BB のインデックスは 0 から始まります。インデックスを使用して SCA BB SNMP MIB のカウンタにアクセスするには、エンティティのインデックスに 1 を足します。たとえば、インデックス 0 のグローバル使用カウンタは、globalScopeServiceCounter インデックス 1 にあります。
(注) SCE プラットフォームのボリューム カウンタは 32 ビット整数値を保持しますが、CISCO-SCAS-BB MIB ボリューム カウンタは、最大 29 ビット整数値(0x1FFFFFFF)に達するとラップします(0 に戻ります)。
(注) SCE アプリケーションを有効にして、ドロップされたパケット数とバイト数をカウントするには、SCE プラットフォームの accelerate-packet-drops 機能を無効にします。accelerate-packet-drops が有効な場合、MIB のドロップされたパケットとドロップされたバイトのカウンタは常に 0xFFFFFFFF の値を示します。
(注) accelerate-packet-drops 機能の詳細については、『Cisco Service Control Engine (SCE) Software Configuration Guide』の「Configuring the Line Interface」の章の「Counting Dropped Packets」を参照してください。
SCA BB サービス コンフィギュレーションで定義されるサービス使用カウンタのインデックスは、CISCO-SCAS-BB MIB のサービスを参照するのに使用されます。MIB インデックスは 1 からカウントしますが、SCA BB インデックスは 0 からカウントするため、MIB で使用するインデックスは常に参照しているサービスのインデックスより 1 つ大きくなければなりません。
たとえば、リンク上のサービスで使用されるアップストリーム バイト数を求めるには、 LinkServiceTable.lnkServiceUpVolume (linkGrp の一部)を使用します。このテーブルの serviceIndex に割り当てられる値は、サービス コンフィギュレーションでこのサービスに定義されるサービス インデックスより 1 大きくなければなりません。
サービスのインデックスを識別または変更するには、SCA BB コンソールの Service Settings ダイアログボックスの Advanced タブにアクセスします(『Cisco Service Control Application for Broadband User Guide』の「Using the Service Configuration Editor: Traffic Classification」の章を参照)。たとえば、MIB の P2P サービス(デフォルトのサービス インデックスは 9)を参照するには、10(= 9 + 1)の serviceIndex を使用する必要があります。
SCA BB サービス コンフィギュレーションで定義されるパッケージ インデックスは、 packageTable および packageServiceTable ( packageGrp の一部)のエントリを参照するのに使用されます。serviceIndex 同様、 packageIndex に割り当てられた値は、サービス コンフィギュレーションのパッケージ インデックスより 1 大きくなければなりません。
パッケージのインデックスを識別または変更するには、SCA BB コンソールの Package Settings ダイアログボックスの Advanced タブにアクセスします(『Cisco Service Control Application for Broadband User Guide』の「Using the Service Configuration Editor: Traffic Control」の章を参照)。たとえば、MIB のデフォルト パッケージ(パッケージ インデックスは 0)を参照するには、1(= 0 + 1)の
packageIndex を使用する必要があります。
SNMP インターフェイスを使用してサブスクライバ レベルの情報を収集するには、まず
(PCubeEngageMib ではなく)pcubeSEMib の subscriberGrp の subscriberPropertiesValuesTable 部にエントリを作成する必要があります。このテーブルのエントリが作成され、サブスクライバ名と対応付けられると、このサブスクライバの使用統計を収集する際に、そのインデックス(spvIndex)を PCubeEngageMib で参照できます。エントリの spvRowStatus オブジェクトを CreateAndGo(4) に設定して、次にサブスクライバ名を spvSubName プロパティに設定し、サブスクライバへのインデックスとして使用される spvIndex 変数を設定すると、エントリが subscriberPropertiesValuesTable テーブルに作成されます。たとえば、PCubeEngageMib を使用して P2P サービスのサブスクライバ「sub123」のダウンストリーム ボリュームをポーリングするには、次の手順を実行します。
ステップ 1 SCA BB コンソールから P2P サービスのインデックスを入手します(これは、サービスがポリシーで変更されたときに実行する、1 回限りの操作です)。[この例では、P2P サービス インデックスのデフォルト値は 9 であると仮定します。]
ステップ 2 SEMib:subscriberGrp:subscriberPropertiesValuesTable
にエントリを作成します。
• pmoduleIndex については、1 を使用します。
• spvIndex に適切な値を設定します[この例では 1 を使用します]。
ステップ 4 spvRowStatus を 4 に設定します(CreateAndGo を使用)。
ステップ 5 spvSubName を「sub123」に設定します。
ステップ 6 EngageMib:subscriberGrp:subscriberServiceTable から subscriberServiceDownVolume プロパティを読み込みます。ここで、spvIndex は 1 に設定され、serviceIndex は 10 に設定されます。