この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Cisco Service Control Application Reporter(SCA Reporter)のインストールには、次のようなさまざまなレポートのレポート テンプレートが含まれています。
• 各時間または各日付における、サービスごとのグローバル、パッケージ単位、またはサブスクライバ単位の使用量ボリューム
• 上位のサーバ/クライアント/プロトコル/Web ホスト/電子メール送信者/ニュース グループ
• 上位の P2P コンシューマ/アップローダ/ダウンローダ/プロトコル
• サービスごとのグローバル、パッケージ、またはサブスクライバ帯域幅
各レポート インスタンスは、レポート テンプレートに基づいています。レポート インスタンスは、SCA Reporter の[Templates] ビューで作成、選択、複製、および削除できます。頻繁に使用するレポートを[Favorites] ビューに追加できます。レポート インスタンスを選択すると、そのプロパティが[Properties] ビューに表示され、さまざまなレポート プロパティの値を指定できます。たとえば、サービスごとのグローバル帯域幅を確認する場合は、[Templates] ビューから新しいレポートを作成できます。[Properties] ビューでは、必要なサービス、トラフィック方向、時間枠(開始時刻および終了時刻、または前の時間数)を指定できます。
レポート インスタンスを定義するための手順は、厳密には、選択したレポート テンプレートによって異なります。この章の例は、新しいレポート インスタンスの作成および定義手順の一般的なガイドとしてのみご使用ください。
• [Templates] ビューにおいて、レポート テンプレートを右クリックします(たとえば、[Global Monitoring] > [Global Bandwidth per Service versus Total Bandwidth])。
• [Templates] ビューでレポート テンプレートをダブルクリックします。ポップアップ メニューが表示されます(図 4-1 を参照)。
[New Report Wizard] ウィンドウが表示されます(図 4-2 を参照)。
レポート テンプレートの下にレポート インスタンスが追加されます(図 4-3 を参照)。
レポート インスタンスの名前は、Global Bandwidth per Service versus Total Bandwidth #1 です (このレポート テンプレートからレポート インスタンスをもう 1 つ作成した場合、その名前は Global Bandwidth per Service vs Total Bandwidth #2 になります。それ以降も同様の方式で命名されます。レポート インスタンスの名前は変更できます。変更するには、[Report name] フィールドに名前を入力します)。
ステップ 3 レポート インスタンスのプロパティを設定します。
([not set])という値を持つプロパティがある場合は、それに値を割り当てる必要があります(図 4-4 を参照)。
ステップ 5 (オプション)[Execute the new report] をオフにします(図 4-5 を参照)。
ステップ 6 (オプション)[Add the new report to Favorites] をオフにします(図 4-5 を参照)。
レポート テンプレートの下にレポート インスタンスが追加されます。
[SCA Reporter] ウィンドウの右下に[Properties] ビューが表示され、基本的および詳細なレポート インスタンス プロパティが表示されます(図 4-6 を参照)。
図 4-6 [Properties](レポート インスタンス)
([Show Advanced Properties])をクリックすることによって、すべてのレポート インスタンス プロパティを表示できます。
レポートを作成したら、レポート ビュー ツールバーを使用して、アクティブなレポートでさまざまな処理を実行できます。
使用可能な処理の説明については、「レポート処理」を参照してください。
頻繁に生成するレポート インスタンスがある場合は、そのインスタンスを[Favorites] ビューに追加して、そのインスタンスのアクセス、名前変更、削除やレポートの生成をすばやく行うことができます。
ステップ 1 [Templates] ビューでレポート インスタンスを右クリックします。
ポップアップ メニューが表示されます(図 4-7 を参照)。
ステップ 2 メニューから [Add to Favorites] を選択します。レポート インスタンスが[Favorites] ビューに追加されます(図 4-8 を参照)。
ステップ 1 レポート インスタンスを選択します。次のいずれかを実行します。
• 既存のレポート ビューを選択し、ビューの上にあるドロップダウン メニューから [Go to report] を選択します。
• [Templates] ビューからレポート インスタンスを選択します。
• [Favorites] ビューからレポート インスタンスを選択します。
[Properties] ビュー ウィンドウに、レポート インスタンス プロパティが表示されます。
ステップ 2 プロパティの行をクリックし、変更を加えることによって、プロパティを編集します。
変更は保存されます。新しい値は、次回そのレポート インスタンスが実行されたときに使用されます。
次に、レポート インスタンス プロパティに値を割り当てる例を示します。
ステップ 1 [Templates] ビューまたは[Favorites] ビューでレポート インスタンスを選択します(または作成します)。
レポート インスタンスは[Templates] ビューで選択され、[Properties] ビューにレポート インスタンス プロパティが表示されます。
(注) 修正するプロパティが表示されない場合は、([Show Advanced Properties])をクリックします。
ステップ 2 [Traffic Direction] プロパティの行をクリックし、表示される
アイコンをクリックします。
プロパティ値のドロップダウン メニューが表示されます(図 4-9 を参照)。
リストの項目が 5 個未満の場合は、ドロップダウン メニューが表示されます。5 個以上ある場合は、リスト ボックスが表示されます。
ステップ 4 [Services to View] プロパティの行をクリックし、表示される
アイコンをクリックします。
プロパティ値のチェックリストが表示されます(図 4-10 を参照)。
ステップ 7 [Ending Before Date] プロパティの行をクリックし、表示される
アイコンをクリックします。
[choose date and time] ダイアログボックスが表示されます(図 4-11 を参照)。
既存のレポート インスタンスに似た新しいレポート インスタンスを作成するには、既存のレポート インスタンスを複製すると便利です。レポート インスタンスを複製し、それを修正した方が、新しいレポート インスタンスを定義するよりも早く完成できます。
ステップ 1 [Templates] ビューでレポート インスタンスを右クリックします。ポップアップ メニューが表示されます(図 4-12 を参照)。
ステップ 2 メニューから [Duplicate] を選択します。
既存のレポート インスタンスの名前を変更できます。同一レポートを定期的に生成する場合は、名前を変更すると便利です。日付またはその他の識別情報をレポート名に含めることができます。
ステップ 1 [Templates] ビューまたは[Favorites] ビューでレポート インスタンスを右クリックします。ポップアップ メニューが表示されます(図 4-13 を参照)。
ステップ 2 メニューから [Rename] を選択します。
レポート インスタンスが強調表示され、名前を変更できるようになります。
ステップ 3 新しい名前を入力し、 Enter キーを押します。
レポート インスタンスが名前変更され、新しい名前で表示されます。
ステップ 1 [Templates] ビューまたは[Favorites] ビューにおいて、レポート インスタンスを右クリックします(または、レポート インスタンス選択時に Ctrl キーを押しながら右クリックすることによって複数のインスタンスを選択します)。
ポップアップ メニューが表示されます(図 4-14)。
ステップ 2 メニューから [Delete] を選択します。選択したレポート インスタンスが削除されます。
ステップ 1 [Favorites] ビューでレポート インスタンスを右クリックします。ポップアップ メニューが表示されます(図 4-15 を参照)。
ステップ 2 メニューから [Remove from Favorites] を選択します。
レポート インスタンスが[Favorites] ビューから削除されます。
ステップ 1 [Favorites] ビューでレポート インスタンスを右クリックします。ポップアップ メニューが表示されます(図 4-16 を参照)。
ステップ 2 メニューから [Properties] を選択します。
レポートのグラフ インスタンスが強調表示され、タイトルを変更できるようになります。
ステップ 3 新しいタイトルを入力し、 Enter キーを押します。
レポートのグラフ インスタンスが名前変更され、新しいタイトルで表示されます。
ステップ 4 SCE をサブタイトルとして追加するには、レポートのグラフ インスタンスのプロパティを設定します。
[Show SCE on Title] の値を true に設定します。