この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
レポート インスタンスを作成および定義したら、そのレポート インスタンスからレポートを生成できます。
• 「レポート処理」
SCA Reporter のビューにはメニュー項目が表示されます。一部の一般的に使用する処理はアイコンになっているので、簡単に利用できます。
処理およびそのアイコンについて、 表 5-1 で説明します。
レポート テンプレートおよびインスタンスをフィルタ処理し、[Templates] ビューに特定のテンプレートとインスタンスだけを表示させることができます。
ステップ 1 [Templates] ビューで、単語、語句、複雑な式をフィールドに入力します。
入力したテキストを含むテンプレートが表示されます。図 5-1 を参照してください。
ステップ 1 [Templates] ビューで、
([Clear])をクリックします。
フィルタがクリアされ、[Templates] ビューにすべてのテンプレートおよびインスタンスが表示されます。
レポートは、既存の定義済みレポート インスタンスから生成できます。レポート インスタンスは[Templates] ビューに表示されます。レポート インスタンスは複製、修正、名前変更、削除でき、[Favorites] ビューに追加することができます(「レポート インスタンスの管理」を参照)。複数のレポートを生成できます。他のレポートで作業している間、生成プロセスをバックグランドで実行できます。
レポートの中には、非対称ルーティング分類モードで動作する SCE プラットフォームから収集されたデータを使用して作成することができないタイプもあります。
レポートの定義と生成には、SCA Reporter の CLI(コマンドライン インターフェイス)を使用できます。CLI を使用して、レポートを事前にスケジューリングすることもできます (「SCA Reporter の CLI」 を参照)。
• 「非対称ルーティング分類モードで生成できるレポート タイプの表示方法」
• 「レポート インスタンスを選択してレポートを生成する方法」
ステップ 1 [Templates] ビューで、ドロップダウン メニューから [View Filter] > [Split-flow] を選択します。
レポート インスタンスが非対称ルーティング分類モードのデータについて実行できないテンプレート グループは表示されません。図 5-2 を参照してください。
ステップ 1 [Templates] ビューでレポート インスタンスを選択します。
[Properties] ビューに、レポート インスタンス プロパティが表示されます。
[Properties] ビューに、グラフ表示プロパティが表示されます。
(注) 同時に生成可能なレポートの最大数は設定可能です。最大値より多くのレポート インスタンスを選択すると、一部のレポートの生成が待ち状態になります。
ステップ 1 [Templates] ビュー ウィンドウで、 Ctrl キーを押した状態で、必要なレポート インスタンスを選択します 。
レポートの生成中にレポートの実行ダイアログボックスが表示されます。図 5-3 を参照してください。
• SCA Reporter の右下にあるシステム タスク ステータスがレポート生成の完了を示すまで待機します。
レポートの生成中は、システム タスク ステータスが次のようになります。
生成中のすべてのレポートのステータスが表示されます。図 5-4 を参照してください。
• [Run in Background] をクリックします。
レポート生成がバックグラウンドで実行されます。完了すると、各レポートが別々のレポート ビューに表示されます。
レポート生成の実行をキャンセルできます。データベース サーバがキャンセル要求を認識するまでに多少時間がかかることがありますが、キャンセルしたレポートをバックグラウンドに移動して、中断せずに作業を続けることができます。
レポートが生成されると、[Hierarchy] ビューに、レポートに含まれるすべてのグラフ項目の階層が表示されます。
• サービス重要度:階層を重要度に従って構成します。最も重要なトラフィックを作成するグラフ項目は階層の先頭に配置され、トラフィックの重要度が最も低いグラフ項目が階層の末尾に配置されます。
• 設定済みサービス ツリー:定義済みのポリシー ツリーに従って階層を構成します。
(注) 階層の可用性はレポート タイプによって異なります。たとえば、円グラフには階層がありません。
ステップ 2 設定済みサービス ツリー モードで階層ツリーを表示するには、
([based on configured services tree])をクリックします。
ステップ 3 サービス重要度モードでツリーを表示するには、
([based on service popularity])をクリックします。
レポートが生成されたら、[Hierarchy] ビューでグラフ項目を操作して、レポートに含まれるデータのサブセットを表示できます。階層を操作すると、レポートが自動的に更新されて変更が反映されます。次の操作を実行できます。
• 親グラフ項目だけを表示:親ノードを縮小して、特定の子を識別せずに、レポートに親グラフ項目だけが表示されるようにすることができます。図 5-5 を参照してください。
(注) 親ノードを縮小すると、親ノード値は子ノードのすべての値を集約したものになります。
• 親グラフ項目の展開:親ノードを展開してドリル ダウンし、親に含まれる個々のすべての子項目を識別できます。図 5-6 を参照してください。
(注) サービス ツリー ベース モードでは、親グラフ項目に、グローバル使用カウンタが割り当てられていない子が含まれる場合、親が展開されると、親と子の両方のグラフ項目がグラフに表示されます。
• グラフ項目のオフ:階層内のグラフ項目をオフにして、それらをレポートから削除できます。図 5-7 を参照してください。
• グラフ項目のオン:階層内のグラフ項目をオンにして、それらをレポートに追加できます。
(注) 親ノードをオンまたはオフにすると、すべての子が親を反映します。ただし、個々のグラフ項目のレポートへの表示をオンまたはオフにできます。
ステップ 1 必要な表示を選択するには、レポート ビューの左下にある該当するタブをクリックします。図 5-8 を参照してください。
表は、特定の情報を検索する場合に便利です。図 5-9 を参照してください。
3 次元表示設定、グラフのレンダリング、およびグラフのカラーなどのグラフ表示プロパティを修正することによって、任意のレポートのグラフの外観およびタイプを変更できます。レポートの外観を変更することもできます。
• 凡例から項目を隠します。グラフで対応する項目が非表示になります。
• ズーム インまたはズーム アウト:グラフをドラッグし、目的のセクションに焦点を当てます。
• 「項目のズーム」
グラフ表示プロパティは、[Properties] ビューで設定します。変更を加えるにしたがって、グラフ表示は更新されます。レポート ビューで直接行う調整もあります(「グラフ表示の調整」を参照)。
(注) グラフ表示プロパティの変更は、レポート インスタンスには保存されません。レポート インスタンスを次回実行したときには、レポートはデフォルトのグラフ表示プロパティで生成されます。
表 5-2 は、グラフ表示プロパティとその説明の一覧です。
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8 つのグラフィカル プロパティのスライディング スケールを備えた [3D properties] ダイアログボックスが開きます。 |
表 5-3 に、 Chart Rendering プロパティに指定できる値を示します。
表 5-4 は [3D Properties] ダイアログ ボックスに設定されるプロパティとそれらの可能な値の一覧です。
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ステップ 1 レポートを生成します。レポート ビューが開き、レポートが表示されます。[Properties] ビューにはグラフ表示プロパティが表示されます。
ステップ 2 [Properties] ビューで [Chart Rendering] の行を選択し、[Browse] ボタンをクリックしてドロップダウン リスト(図 5-10)を開きます。
ステップ 3 表示するグラフのタイプをドロップダウン リストから選択します。
[Properties] ビューの別の領域をクリックすると、レポートが更新されます。
ステップ 1 レポートを生成します。レポート ビューが開き、レポートが表示されます。[Properties] ビュー ウィンドウにはグラフ表示プロパティが表示されます。
ステップ 2 2 次元でグラフを表示するには、[3D property] をクリックします。
[3D property] プロパティの値が [True] から [False] に切り替わり、[Look/3D] カテゴリが[Properties] ビュー ウィンドウから削除されます。
ステップ 3 [3D property] を再びクリックします。
グラフは 3 次元で表示され、[Look/3D] カテゴリが再び表示されます。
ステップ 4 [Settings] プロパティを選択します。[3D properties] ダイアログボックスが表示されます。図 5-11 を参照してください。
ステップ 5 スライディング スケールを使用して 3 次元のプロパティを変更します。
ステップ 6 プロパティの変更に従ってグラフ表示が変化します。
ステップ 7 [OK] をクリックします。新しい値が [Settings] プロパティに割り当てられます。
グラフの凡例項目に適用されるデフォルトのカラーを変更できます。これは、たとえば、グラフ内の隣接した凡例項目のカラーが似ている場合に、変更する必要があることがあります。
(注) レガシー カラーリングが有効な場合(「グラフ カラーの設定」を参照)、このオプションは使用できません。
(注) 独自のカラー セットをグローバルに作成して適用できます。「グラフ カラーの設定」を参照してください。
ステップ 1 レポートを生成します。レポート ビューが開き、レポートが表示されます。
ステップ 2 凡例の項目を右クリックします。ポップアップ メニューが表示されます(図 5-12 を参照)。
ステップ 3 メニューから、[Edit Color (this chart only)] または [Edit Entity Color] を選択します。前者のオプションは、このグラフだけ一時的にカラーを変更し、後者のオプションは、現在と将来のすべてのグラフで永続的に変更します。カラー パレットが表示されます。図 5-13 を参照してください。
ステップ 5 パレットを閉じます。新しいカラーがグラフの選択した変数に適用されます。
ステップ 3 で [Edit Entity Color] を選択すると、一時的なカラーを使用しているグラフを除いて、開いているすべてのグラフに新しいカラーが適用されます。
ズーム インしているときは、グラフをドラッグすることで別の部分を表示できます。
ステップ 1 レポートを生成します。レポート ビューが開き、レポートが表示されます。[Properties] ビューにはグラフ表示プロパティが表示されます。
ステップ 2 2 次元でグラフを表示するには、[3D] プロパティをクリックします。
[3D] プロパティの値が [True] から [False] に切り替わり、[Look/3D] カテゴリが[Properties] ビューから削除されます。
ステップ 3 グラフ上でマウスをドラッグし、長方形を描きます。
ステップ 4 マウス ボタンから指を放すと、表示がズーム インします。
ステップ 1 レポートを生成し、2 次元でグラフを表示します。
ステップ 3 グラフを下に移動するには、グラフを中央ボタンでクリックしながらグラフをドラッグします。
ステップ 1 右クリックしながら、グラフ上でマウスをドラッグし、長方形を描きます。
ステップ 2 マウス ボタンから指を放すと、表示がズーム アウトします。
ステップ 1 レポート ビューで
([Reset Zoom])をクリックします。
グラフの凡例はデフォルトの位置から移動したり、グラフ表示から削除したりできます。
(注) 凡例の表示方法をグローバルに設定することもできます。「グラフの凡例の設定」を参照してください。
ステップ 2 グラフの凡例を右クリックし、それを必要な位置にドラッグします。
[Properties] ビューに、グラフ表示プロパティが表示されます。
ステップ 2 グラフの凡例を非表示化するには、[Legend visibility] プロパティをクリックします。
[Legend visibility] プロパティの値が [True] から [False] に切り替わり、グラフの凡例がグラフから削除されます。
• レポートを印刷、電子メールで送信、または PDF 形式にエクスポートできます。
• 表を CSV または Quoted CSV 形式で保存し、スプレッドシートで開くことができます。
• 1 回の送信操作で、複数のレポートを印刷、送信、エクスポートします。
ステップ 1 1 つまたは複数のレポート インスタンスを実行したら、[File] > [Print Reports] を選択します。
Print Reports ウィザードが表示されます。図 5-14 を参照してください。
ステップ 2 印刷する各レポートの 1 つまたは複数の形式を選択します。
(注) PDF および CSV 形式の場合、印刷機能は、デスクトップ インターフェイスを使用し、関連付けられているアプリケーションでデスクトップから印刷可能な場合にのみ印刷します。アプリケーションを開かずにデスクトップから印刷できる場合に、この印刷機能が機能します。
(注) 複数のレポートの印刷を選択した場合、レポートがプリンタに送信される間、アプリケーションが複数回フリーズすることがあります。
ステップ 1 1 つ以上のレポート インスタンスを実行した後で、[File] > [Send Reports] を選択します。
Send Reports ウィザードが表示されます。図 5-15 を参照してください。
ステップ 2 送信する各レポートの 1 つまたは複数の形式を選択します。
デスクトップにインストールされているデフォルトの電子メール アプリケーションから、選択したレポートが添付された電子メール メッセージが表示されます。
ステップ 1 1 つ以上のレポート インスタンスを実行した後で、[File] > [Export] を選択します。
Export ウィザードが表示されます。図 5-16 を参照してください。
• Export chart to an image file
Export ウィザードの [Tables and Destination] ページが表示されます。図 5-17 を参照してください。
図 5-17 [Charts and Destination]
ステップ 4 [Available reports] のうち 1 つ以上をオンにします。
ステップ 5 (オプション)[Output folder] を変更するには、[Browse] をクリックします。
• ステップ 2 で [Report] を選択した場合は、ステップ 8 に進みます。
• ステップ 2 で [Chart] または [Table] を選択した場合は、[Next] をクリックします。
Export ウィザードの [Format] ページが表示されます(図 5-18 または図 5-19) (この画面は、ステップ 2 で [Chart] を選択したか [Table] を選択したかによって変わります)。
– [File type] ドロップダウン リストからファイル タイプを選択します。
– [Image width] フィールドおよび [Image height] フィールドに、ピクセル単位の値を入力します。
– [File type] ドロップダウン リストからファイル タイプを選択します。