この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
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この章では、Cisco Service Control Application Reporter(SCA Reporter)の CLI(コマンドライン インターフェイス)を使用して SCA Reporter 機能を実行するさまざまな方法(構文、スイッチ、アプリケーションのオプションなど)について説明します。
• 「構文と使用法」
SCA Reporter の CLI(コマンドライン インターフェイス)はコマンドライン アプリケーションであり、SCA Reporter GUI の機能を補足するものです。CLI は、SCA Reporter の GUI よりも高機能で柔軟であり、サードパーティ製アプリケーションに統合して使用量ベースの出力および統計ベースの出力を生成できます。
• Windows または Linux 環境で実行できます。
Reporter CLI を使用すると、選択したレポートを定期的に生成できます。これを行うには、外部のスケジューリング ユーティリティ(cron、PyCron、Windows スケジューラなど)を設定する必要があります。次の項で説明するとおり、既存のレポート インスタンス、またはレポート テンプレートを使用できます。
次に示すのは、1 時間ごとに「Global Bandwidth per Service」レポートを生成する cron 行の例です。
SCA Reporter をコマンドライン バージョンとして実行し、入力をパラメータとして渡すことができます。[Templates] ビューでは、レポート インスタンスまたはレポート テンプレートのいずれかから CLI コマンドを作成できます。データベース情報および SCE プラットフォームの IP パラメータは、作成された CLI コマンドに設定済みパラメータとともに組み込まれます。
コマンドを作成すると、そのコマンドは自動的にクリップボードにコピーされるので、コマンド ファイル シェルまたはコマンド プロンプトに貼り付け、必要な変更を加えてから実行できます。データを保存するためのファイル名と形式を追加する必要があります。これらのパラメータは、コマンド作成時には含まれていません。
元のレポート インスタンスに存在するすべてのパラメータが、params スイッチに組み込まれるわけではありません。パラメータが CLI 呼び出しで具体的にリストされていないときは、次のようになります。
• コマンドがレポート インスタンスに基づいている場合、その値はレポート インスタンスから取得されます。
• コマンドがレポート テンプレートに基づいている場合は、デフォルト値が使用されます (デフォルト値のない必須パラメータの値は定義する必要があります)。
• 「レポート インスタンスでの Reporter コマンドの生成方法」
• 「レポート テンプレートでの Reporter コマンドの生成方法」
SCA Reporter アプリケーションは、次のようなコマンドを使用してレポート インスタンスに対して呼び出すことができます。
SCA Reporter アプリケーションは、次のようなコマンドを使用してレポート テンプレートに対して呼び出すことができます。
SCA Reporter から CLI コマンドの基礎となる文字列を生成できます。生成されたコマンドには、 -o
パラメータや -format
パラメータは含まれていません。これらはコマンドに追加する必要があります。その他のパラメータを修正することもできます。
SCA Reporter アプリケーションを呼び出すコマンド ラインのオプションについて、 表 6-1 で説明します。
ステップ 1 [Templates] ビューからレポート インスタンスを選択します。
ステップ 2 タブのドロップダウン メニューから [Show Cmd] を選択します。
コマンドライン呼び出しダイアログボックスが表示され(図 6-1 を参照)、生成されたコマンドが表示されます。
コマンドおよびすべてのスイッチとパラメータがクリップボードに配置されます。
ステップ 4 ファイルまたはコマンド プロンプトを開きます。
• シェルからコマンドを実行するファイルを開き、Reporter ディレクトリにファイルを保存します。
• CLI コマンドを実行するコマンド プロンプトを開き、ディレクトリを Reporter ディレクトリに変更します。
ファイルまたはコマンド ラインにコマンドが貼り付けられます。
ステップ 7 (オプション)パラメータを変更します。たとえば numhours パラメータを変更します(図 6-2 を参照)。
エクスポートされたファイルが定義済みディレクトリに保存され、レポート インスタンス名にタイム スタンプが付きます。
ステップ 1 [Templates] ビューからレポート テンプレートを選択します。
ステップ 2 タブのドロップダウン メニューから [Show Cmd] を選択します(図 6-3 を参照)。
コマンドライン呼び出しダイアログボックスが表示され、生成されたコマンドが表示されます。
デフォルト値があるパラメータには、デフォルト値が付与されます。デフォルト値のない必須パラメータは、___(下線)の値で示されます。
コマンドおよびすべてのスイッチとパラメータがクリップボードに配置されます。
ステップ 4 ファイルまたはコマンド プロンプトを開きます。
• シェルからコマンドを実行するファイルを開き、Reporter ディレクトリにファイルを保存します。
• CLI コマンドを実行するコマンド プロンプトを開き、ディレクトリを Reporter ディレクトリに変更します。
ファイルまたはコマンド ラインにコマンドが貼り付けられます。
ステップ 7 (オプション)パラメータを変更します。たとえば numhours パラメータを変更します(図 6-4 を参照)。
エクスポートされたファイルが定義済みディレクトリに保存され、レポート インスタンス名にタイム スタンプが付きます。