ソフトウェア機能
このスイッチは、サービス サポート契約なしで、カスタマーに対して IP ベース ソフトウェア イメージ(ペイロード暗号化付きまたはペイロード暗号化なし)をサポートしています。このイメージは、IP ベースおよび LAN ベースのフィーチャ セットをサポートしています。サービス契約を締結しているカスタマーは、ユニバーサル イメージ(ペイロード暗号化あり、またはなし)を受け取ります。これには、LAN ベース、IP ベース、および IP サービスのフィーチャ セットが含まれます。ペイロード暗号化イメージを実行しているスイッチでは、管理トラフィックとデータ トラフィックを暗号化できます。非ペイロード暗号化イメージを実行しているスイッチでは、SSH 管理セッションなどの管理トラフィックだけを暗号化できます。
特定のフィーチャ セットをイネーブルにするには、Cisco IOS ソフトウェア ライセンスが必要です。ソフトウェア ライセンスの詳細については、Cisco.com の『 Cisco IOS Software Installation 』のマニュアルを参照してください。
スイッチは、次のいずれかのフィーチャ セットをサポートしています。
• LAN ベースのフィーチャ セット:基本的なレイヤ 2+ 機能を提供します。これには、アクセス コントロール リスト(ACL)と Quality of Service(QoS)が含まれます。Cisco IOS Release 12.2(58) SE 以降、LAN ベース フィーチャ セットでも、スイッチ仮想インターフェイス(SVI)上で、16 個のユーザ設定ルートについてスタティック IP ルーティングがサポートされます。
• IP ベースのフィーチャ セット:レイヤ 2+ と基本レイヤ 3 機能(エンタープライズクラスのインテリジェント サービス)を提供します。これらの機能としては、ACL、QoS、スタティック ルーティング、Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)スタブ ルーティング、PIM スタブ ルーティング、ホットスタンバイ ルータ プロトコル(HSRP)、Routing Information Protocol(RIP)、基本 IPv6 管理などがあります。
• IP サービス フィーチャ セット:より豊富な一連のエンタープライズ クラスのインテリジェント サービスおよび完全な IPv6 サポートを提供します。この機能には、すべての IP ベース フィーチャと完全なレイヤ 3 ルーティング(IP ユニキャスト ルーティング、IP マルチキャスト ルーティング、およびフォールバック ブリッジング)があります。IP サービス フィーチャ セットには、Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)や Open Shortest Path First(OSPF)などのプロトコルがあります。また、このフィーチャ セットは、IPv6 ルーティングや、IPv6 ACL および Multicast Listener Discovery(MLD)スヌーピングなどのすべての IP サービス フィーチャもサポートします。
(注) 特に明記しないかぎり、この章およびこのガイドで説明するすべての機能は、すべてのフィーチャー セットでサポートされています。
スイッチの機能は次のとおりです。
• 「導入機能」
• 「パフォーマンス向上機能」
• 「管理オプション」
• 「管理の簡易性に関する機能」
• 「アベイラビリティおよび冗長性に関する機能」
• 「VLAN 機能」
• 「セキュリティ機能」)
• 「QoS および CoS 機能」
• 「レイヤ 3 機能」
• 「PoE 機能」
• 「Universal Power over Ethernet 機能」
• 「モニタ機能」
導入機能
• Express Setup:基本的な IP 情報、コンタクト情報、スイッチおよび Telnet のパスワード、および簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)に関する情報を使用し、ブラウザ ベースのプログラムを通じて、スイッチの初回設定を迅速に行うことができます。Express Setup の詳細については、スタートアップ ガイドを参照してください。
• ユーザ定義およびデフォルト設定の SmartPort マクロ:ネットワークへの配置を簡単にするためにカスタム スイッチ設定を作成します。
• ユーザ定義およびデフォルト設定の自動 SmartPort マクロ。ポート上で検出されたデバイス タイプに基づいて動的にポートを設定します。
• AutoSmartPort 拡張機能。グローバル マクロ、最後の手段として使用するマクロ、イベント トリガー コントロール、アクセス ポイント、EtherChannel、Cisco Medianet を備えた自動 QoS、および IP Phone のサポートを追加します。
• Cisco IOS Release 12.2(55)SE での AutoSmartPort 拡張機能。Cisco Digital Media Player(Cisco DMP)および Cisco IP Video Surveillance Camera(Cisco IPVSC)の 2 つの新しいデバイス タイプに基づいた自動設定に加えて、マクロ永続性、LLDP に基づくトリガー、MAC アドレスおよび OUI に基づくトリガー、リモート マクロのサポートを追加します。
• AutoSmartPort は、CDP 対応の Cisco Digital Media Player 上で自動 QoS をイネーブルにする拡張機能です。
• Cisco IOS Release 15.0(1) SE の AutoSmartPort 機能では、デバイスの分類機能と精度が改善され、デバイス可視性が向上し、マクロ管理が機能強化されています。デバイス分類機能はデフォルトでイネーブルになり、DHCP オプションに基づいてデバイスを分類できます。
• 組み込みのデバイス マネージャ GUI:単体のスイッチを Web ブラウザから設定、管理します。デバイス マネージャの起動については、スタートアップ ガイドを参照してください。デバイス マネージャの詳細については、スイッチのオンライン ヘルプを参照してください。
• Cisco Network Assistant( Network Assistant )の機能概要。
– 管理コミュニティは、ルータやアクセス ポイントを組み込むことができる点や、セキュリティを強化できる点以外は、クラスタと同じようなデバイス グループです。
– イントラネットの任意の場所からスイッチ、スイッチ スタック、およびスイッチ クラスタを簡単に最小限の手間で管理できます。
– 1 つの GUI を使用して、複数の設定作業を行うことができます。特定の処理を実行するためのコマンドライン インターフェイス(CLI)コマンドを覚える必要はありません。
– 対話式のガイド モードで、VLAN、ACL、Quality of Service(QoS)などの複雑な機能をガイドに従って設定できます。
– 設定ウィザードを使用すると、ビデオ トラフィックの QoS プライオリティ、データ アプリケーションのプライオリティ レベル、セキュリティといった複雑な機能を設定するために必要な最小限の情報を、プロンプトの指示に従って入力するだけで済みます。
– スイッチにイメージをダウンロードできます。
– VLAN および QoS の設定、目録および統計レポート、リンクおよびスイッチ レベルでのモニタとトラブルシューティング、複数のスイッチのソフトウェア アップグレードといったアクションを、複数のポート、複数のスイッチに対して同時に実行できます。
– 相互接続されたデバイスのトポロジを表示して、既存のスイッチ クラスタ、クラスタに参加できる適格なスイッチ、およびスイッチ間のリンク情報を確認できます。
– 前面パネル イメージで表示される LED によって、単独または複数のスイッチの状態をリアルタイムでモニタリングできます。このイメージに表示されるシステム LED、冗長電源システム(RPS)LED、およびポート LED の色は、実際の LED の色と同じです。
• Catalyst 3750-X スイッチの Cisco StackWise Plus テクノロジーの概要。
– StackWise Plus ポートを使用して最大 9 台のスイッチを接続し、ネットワーク内で単一のスイッチまたはスイッチルータとして動作します。
– スイッチ スタック全体で、双方向 32 Gbps スイッチング ファブリックを作成できます。スイッチ スタックでは、すべてのスタック メンバーがシステム帯域にフルにアクセスできます。
– 単一の IP アドレスおよび設定ファイルを使用して、スイッチ スタック全体を管理できます。
– 新しいスタック メンバの自動 Cisco IOS バージョン チェックを行うことができ、オプションで、スタック マスターまたは TFTP サーバからイメージを自動的にロードできます。
– スタックの動作を妨げることなく、スタック上でスイッチの追加、削除、および置き換えを行うことができます。
– オフライン設定機能付きのスイッチ スタックで、新しいメンバをプロビジョニングできます。ユーザは、特定のスタック メンバ番号、および、スタックの一部ではない新しいスイッチの特定のスイッチ タイプに対して、事前にインターフェイスを設定できます。スイッチ スタックでは、プロビジョニングされたスイッチがスタックの一部かどうかに関係なく、スタックのリロード時にこの情報が残されます。
– スタック リング アクティビティ統計情報(各スタック メンバからリングに送信されたフレームの数)を表示できます。
– ローリング スタック アップグレード。スイッチ スタックのメンバーが 1 つずつアップグレードされる場合にネットワークの中断を最小限に抑えます。
Catalyst 3750-X、Catalyst 3750-E、および 3750 の混合スイッチ スタックでのスタッキングの相互作用については、「スイッチ スタックの管理」および Cisco.com の『 Cisco Software Activation and Compatibility Document 』を参照してください。
• IP ベースまたは IP サービス フィーチャ セットを実行する Catalyst 3750-X スイッチに搭載された StackPower テクノロジー。最大 4 台のスイッチにパワースタック ケーブルを接続した場合、スイッチと接続デバイスの電力共有または冗長性のために、単一の電源装置として、個々のスイッチ電源装置を管理できます。
• スイッチのクラスタ化テクノロジーの機能概要
– イーサネット、ファスト イーサネット、Fast EtherChannel、Small Form-Factor Pluggable(SFP)、ギガビット イーサネット、Gigabit EtherChannel、10 ギガビット イーサネット、10 ギガビット EtherChannel 接続を含めて、地理的な近接にも相互接続メディアにも関係なく、複数のクラスタ対応スイッチの設定、モニタ、認証、およびソフトウェア アップグレードをまとめて実行できます。クラスタ対応スイッチのリストについては、リリース ノートを参照してください。
– 候補スイッチの自動検出と、最大 16 台のスイッチからなるクラスタの作成機能。1 つの IP アドレスを使用してクラスタを管理できます。
– 拡張検出機能により、コマンド スイッチに直接接続されていないクラスタ候補を検出できます。
• ネットワークの 1 箇所(ディレクタ)からの管理を可能にする Smart Install。Smart Install を使用して、新しく配置されたスイッチのゼロ タッチ イメージとコンフィギュレーションのアップグレード、およびクライアント スイッチに対するイメージとコンフィギュレーションのダウンロードを提供することができます。詳細については、Cisco.com で『 Cisco Smart Install Configuration Guide 』を参照してください。
• Cisco IOS Release 12.2(55)SE のスマート インストール拡張機能。クライアント バックアップ ファイル、同じ製品 ID を持つクライアントのゼロタッチ交換、イメージリスト ファイルの自動生成、設定可能なファイル リポジトリ、ホスト名の変更、ディレクタからクライアントへの透過接続、およびイメージとシード設定のための ISB ストレージをサポートします。
• Cisco IOS Release 12.2(58)SE の Smart Install の拡張では、クライアントのスイッチ ヘルス ステートを拒否から許可に手動で変更する機能、オンデマンド アップグレードを保留にする機能、ディレクタのデータベースから選択したクライアントを削除する機能、複数のクライアントの同時オンデマンド アップグレードを許可する機能、およびクライアント デバイスに関して、デバイスのステータス、ヘルス ステータス、およびアップグレードのステータスなどを含むより多くの情報を提供する機能を含みます。
• Call Home を使用すると、E メールベースおよび Web ベースで重大なシステム イベントの通知を行えます。シスコと直接サービス契約を結んでいるお客様は、Call Home デバイスを TAC へのサービス要求を自動で生成する Cisco Smart Call Home サービスに登録できます。
パフォーマンス向上機能
• Cisco EnergyWise は、ドメイン メンバーに接続されているエンドポイントのエネルギーを管理します。
詳細については、Cisco.com で Cisco EnergyWise のマニュアルを参照してください。
• Cisco EnergyWise Phase 2.5 拡張機能。ドメイン情報を分析し、表示するためのクエリーのサポート、および Wake on LAN(WoL)対応 PC の電源をリモートでオンにする WoL のサポートを追加します。
• すべてのスイッチ ポートの速度自動検知、およびデュプレックス モードの自動ネゴシエーション。帯域幅の利用を最適化します。
• 10/100 Mbps インターフェイス、10/100/1000 Mbps インターフェイス、および 10/100/1000 BASE-TX SFP モジュール インターフェイス上での自動メディア依存型インターフェイス クロスオーバー(Auto MDIX)機能。インターフェイスが必要なケーブル接続タイプ(ストレートまたはクロス)を自動的に検出し、接続を適切に設定できます。
• 次のフレーム タイプの最大伝送単位(MTU)サイズをサポートしています。
– ルーテッド フレームの場合は最大 9216 バイト。
– ギガビット イーサネット ポートおよび 10 ギガビット イーサネット ポートを通してハードウェアおよびソフトウェアでブリッジングされるフレームの場合は、最大 9216 バイト。
• すべてのポートにおける IEEE 802.3x フロー制御(スイッチは休止フレームを送信しません)。
• Catalyst 3750-X 専用スイッチ スタックでは最大 64 Gbps のスループット。
• EtherChannel。耐障害性を高め、スイッチ、ルータ、およびサーバ間に最大 8 Gbps(ギガビット EtherChannel)または 80 Gbps(10 ギガビット EtherChannel)の全二重帯域幅を提供します。
• ポート集約プロトコル(PAgP)およびリンク集約制御プロトコル(LACP)により、EtherChannel リンクを自動的に作成します。
• レイヤ 2 およびレイヤ 3 パケットをギガビット回線レートで転送します。
• スタック内の複数のスイッチ間で、レイヤ 2 およびレイヤ 3 パケットをギガビット回線レートで転送します。
• ポート単位でのストーム制御。ブロードキャスト ストーム、マルチキャスト ストーム、およびユニキャスト ストームを防止できます。
• レイヤ 2 の不明なユニキャスト、マルチキャスト、およびブリッジド ブロードキャスト トラフィック転送に対するポート ブロッキング。
• 指定した入力割合を超えたパケットをドロップして、スイッチへの着信プロトコル トラフィックの割合を制御する、プロトコル ストーム プロテクション。
• Cisco Group Management Protocol(CGMP)サーバのサポートおよび Internet Group Management Protocol(IGMP)バージョン 1、バージョン 2、およびバージョン 3 対応の IGMP スヌーピング。
– (CGMP デバイスの場合)CGMP が特定のエンド ステーションへのマルチキャスト トラフィックを制限し、ネットワーク全般のトラフィックを軽減。
– (IGMP デバイスの場合)IGMP スヌーピングによってマルチメディア トラフィックとマルチキャスト トラフィックを効率的に転送。
• IGMP レポート抑制。1 つのマルチキャスト ルータ クエリーにつき 1 つの IGMP レポートだけをマルチキャスト デバイスへ送信します(IGMPv1 または IGMPv2 クエリーだけをサポート)。
• IGMP スヌーピング クエリー サポート。IGMP 一般クエリー メッセージを定期的に生成するようスイッチを設定します。
• IIGMP ヘルパー。スイッチは、マルチキャスト ストリームに加入するためのホスト要求を特定の IP 宛先アドレスに転送できます。
• スイッチド ネットワーク内のクライアントおよびルータへの IPv6 マルチキャスト データの効率的な配信を可能にするための MLD。
• Multicast VLAN Registration(MVR)。マルチキャスト VLAN 上でマルチキャスト ストリームを継続的に送信し、なおかつ帯域幅およびセキュリティ上の理由から、それらのストリームを加入者 VLAN から分離します。
• IGMP フィルタリング。スイッチ ポート上のホストが所属できるマルチキャスト グループ セットを管理します。
• IGMP スロットリング。IGMP 転送テーブルのエントリ数が最大になったときのアクションを設定します。
• IGMP の脱退タイマー。ネットワーク終了の待ち時間を設定できます。
• Switch Database Management(SDM)テンプレート。ユーザ側で選択する機能へのサポートを最大化するようにシステム リソースを割り当てます。
• 間接ルートをサポートする新しい Switch Database Management(SDM)デュアル IPv4 および IPv6 テンプレートの導入(IP ベースまたは IP サービス フィーチャ セットを実行しているスイッチだけでサポートされています)。
• 広域アプリケーション エンジンへのトラフィックのリダイレクト、コンテンツ要求のローカルでの対応、およびネットワークでの Web トラフィック パターンのローカライズ(IP サービス フィーチャ セットが必要)を実現する Web Cache Communication Protocol(WCCP)。
• Cisco IOS Release 12.2(58)SE における Web Cache Communication Protocol(WCCP)リダイレクト リスト内での deny ACL エントリのサポート(IP サービス フィーチャ セットが必要)。それ以前は、permit エントリのみがサポートされていました。
• 小さいフレームの着信しきい値。これは、小さいフレーム(64 バイト以下)が指定された伝送速度(しきい値)でインターフェイスに到着したときに、ストーム制御を回避するためのもので、設定が可能です。
• Flex Link マルチキャスト高速コンバージェンスにより、Flex Link で障害が発生したあとのマルチキャスト トラフィックのコンバージェンス時間が短縮化。
• IEEE 802.11n 対応のアクセス ポイントのサポート、および 15.4 W を超える電力を使用する受電デバイスのサポート。
• サーバ グループに均等にアクセスおよび認証要求を分散できるようにするための RADIUS サーバ ロード バランシング。
• CPU 生成トラフィックの QoS マーキングのサポートと、出力ネットワーク ポートへの CPU 生成トラフィックのキュー。
• メモリ整合性検査ルーチン拡張機能。スイッチのパフォーマンスに影響を与える可能性のある無効な 3 値連想メモリ(TCAM)テーブル エントリを検出し、修正します。
管理オプション
• 組み込みデバイス マネージャ:デバイス マネージャは、ユニバーサル ソフトウェア イメージに統合されている GUI です。このデバイス マネージャは、単体のスイッチの設定、管理に使用します。デバイス マネージャの起動については、スタートアップ ガイドを参照してください。デバイス マネージャの詳細については、スイッチのオンライン ヘルプを参照してください。
• Network Assistant:Network Assistant は、Cisco.com からダウンロードできるネットワーク管理アプリケーションです。単一のスイッチ、スイッチ クラスタ、デバイスのコミュニティの管理に使用します。Network Assistant の詳細については、Cisco.com から入手できる『 Getting Started with Cisco Network Assistant 』を参照してください。
• CLI:Cisco IOS ソフトウェアは、デスクトップ スイッチングおよびマルチレイヤ スイッチング機能をサポートします。CLI には、スイッチのコンソール ポートに直接管理ステーションを接続するか、イーサネット管理ポートに直接 PC を接続するか、またはリモート管理ステーションか PC から Telnet を使用して、アクセスできます。スイッチ スタックは、任意のスタック メンバのコンソール ポートまたはイーサネット管理ポートに接続することによって、管理できます。CLI の詳細については、「コマンドライン インターフェイスの使用方法」を参照してください。
• SNMP:CiscoWorks 2000 LAN Management Suite(LMS)および HP OpenView などの SNMP 管理アプリケーション。HP OpenView、SunNet Manager などのプラットフォームが稼働している SNMP 対応管理ステーションまたは PC から管理できます。スイッチは豊富な MIB 拡張機能および 4 つの Remote Monitoring(RMON)グループをサポートします。SNMP の詳しい使用方法については、「SNMP の設定」を参照してください。
• Cisco IOS Configuration Engine(旧称 Cisco IOS CNS エージェント):コンフィギュレーション サービスは、ネットワーク デバイスおよびサービスの導入と管理を自動化します。スイッチごとに設定変更の内容を生成してスイッチに送信し、その設定変更を適用した後、その結果を記録することで初期設定および設定の更新を自動化できます。
• CNS の詳細については、「Cisco IOS Configuration Engine の設定」を参照してください。
管理の簡易性に関する機能
• 有線ロケーション サービスは、接続されているデバイスのロケーション情報およびアタッチメント追跡情報を Cisco Mobility Services Engine(MSE)に送信します。
• スイッチ管理、設定ストレージ、および配信を自動化するための CNS の組み込み型エージェント。
• Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP)によるスイッチ情報(IP アドレス、デフォルト ゲートウェイ、ホスト名、ドメイン ネーム システム(DNS)、TFTP サーバ名)の自動設定。
• DHCP リレーによる DHCP クライアントからのユーザ データグラム プロトコル(UDP)ブロードキャストの転送(IP アドレス要求を含む)。
• DHCP サーバによる IP アドレスおよびその他の DHCP オプションの IP ホストへの自動割り当て。
• スイッチ ポートに IP アドレスを前もって割り当てるための DHCP サーバ ポートをベースにしたアドレス割り当て。
• DHCPv6 バインディングに関する情報を要求するための DHCPv6 バルクリース クエリー。
• リレー エージェントからのメッセージの送信元アドレスを設定するための DHCPv6 リレー送信元設定。
• 新しいバルク リース クエリー タイプ(RFC5460 で定義)をサポートする DHCPv6 バルクリース クエリー。
• DHCPv6 リレー エージェントの送信元アドレスを設定する DHCPv6 リレー送信元設定機能。
• IP アドレスおよび対応するホスト名からスイッチを特定することを目的とした、ユニキャスト要求の DNS サーバへの転送、および TFTP サーバからソフトウェア アップグレードを管理することを目的とした、ユニキャスト要求の TFTP サーバへの転送。
• アドレス解決プロトコル(ARP)。IP アドレスおよび対応する MAC アドレスによってスイッチを特定します。
• 特定の送信元 MAC アドレスおよび宛先 MAC アドレスを持ったパケットをドロップするユニキャスト MAC アドレス フィルタリング。
• 設定可能な MAC アドレス スケーリング。これにより、VLAN で MAC アドレス ラーニングをディセーブルにし、MAC アドレス テーブルのサイズを制限することができます。
• VLAN の MAC アドレス ラーニングをディセーブルにします。
• Cisco Discovery Protocol(CDP)バージョン 1 および 2。ネットワーク トポロジを検出し、ネットワーク上のスイッチと他のシスコ デバイスとのマッピングを行います。
• リンク層検出プロトコル(LLDP)および LLDP Media Endpoint Discovery(LLDP-MED)によるサードパーティ製 IP 電話との相互運用性の確保。
• スイッチからエンドポイント デバイスにロケーション情報を提供する LLDP-MED ロケーション TLV のサポート。
• ダイナミックなロケーションベースのコンテンツをサーバから配信するために、ビデオ エンド ポイントとの間でロケーション情報を交換する CDP および LLDP 拡張機能です。
• IPv4 と IPv6 の両方の NTP 時刻同期のためのネットワーク タイム プロトコル(NTP)バージョン 4。
• IPv4 と IPv6 の両方をサポートし、NTPv3 と互換性のある Network Time Protocol version 4(NTPv4)。
• Cisco IOS File System(IFS)。スイッチが使用するすべてのファイル システムに対して単一インターフェイスを提供します。
• スイッチの設定変更を記録して表示させるコンフィギュレーション ロギング。
• 設定の交換およびロールバックは、スイッチ上で一意の保存された Cisco IOS コンフィギュレーション ファイルで稼働している設定を交換します。
• 一意のデバイス ID。 show inventory ユーザ EXEC コマンドで製品の ID 情報が表示されます。
• Netscape Communicator または Microsoft Internet Explorer ブラウザ セッションでデバイス マネージャを使用した帯域内管理アクセス。
• 最大 16 の Telnet 接続を同時に使用できる帯域内管理アクセス。ネットワーク上で複数の CLI ベース セッションを実行できます。
• ネットワーク上の複数の CLI セッションに対する、最大 5 つの同時暗号化セキュア シェル(SSH)接続の確立によって帯域内管理アクセス。
• SNMP のバージョン 1、バージョン 2c、およびバージョン 3 の get および set 要求による帯域内管理アクセス。
• 帯域外管理アクセス。スイッチのコンソール ポートに端末を直接接続するか、またはシリアル接続とモデム経由でリモート端末に接続します。
• イーサネット管理ポートを経由して PC に帯域外管理アクセスします。
• スイッチの設定やイメージ ファイルのコピーにセキュアな認証方式を提供する Secure Copy Protocol(SCP)機能。
• 新しいイメージの指定された設定を多数のスイッチにダウンロードするために、DHCP ベースの自動設定およびイメージをアップデート。
• IGMPv2 クライアントが Source Specific Multicast(SSM)を使用できるようにする送信元のマッピングを提供し、受信側のマルチキャスト送信元への動的な接続とアプリケーション上の依存関係の削除を可能にする、マルチキャスト アプリケーション対応の SSM マッピング。
• Cisco IOS の HTTP クライアントは IPv4 および IPv6 の両 HTTP サーバに要求を送信でき、Cisco IOS の HTTP サーバは IPv4 および IPv6 の両 HTTP クライアントからの HTTP 要求を処理できます。
• 簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)を IPv6 トランスポートを介して設定できるため、IPv6 ホストは SNMP クエリーを送信し、IPv6 を実行中のデバイスから SNMP 通知を受信できます。
• IPv6 がサポートするステートレス自動設定により、ホストやモバイル IP アドレスの管理など、リンク、サブネット、およびサイト アドレス指定の変更を管理することができます。
• IP version 6(IPv6)専用オブジェクトとテーブル、および Protocol-Version Independent(PVI)オブジェクトとテーブルの IPv6 部分をサポートする IETF IP-MIB および IP-FORWARD-MIB(RFC4292 および RFC4293)アップデート。
• ローカル Web 認証バナー:カスタム バナーまたはイメージ ファイルを Web 認証ログイン画面に表示できます。
• CPU 使用率しきい値トラップによる CPU 使用率の監視。
• VLAN、サービス クラス(CoS)、DiffServ コード ポイント(DSCP)、およびタグ付けモードを指定して音声と音声シグナリングのプロファイルを作成する LLDP-MED ネットワークポリシー プロファイル Time、Length、Value(TLV; 時間、長さ、時間)。
• DHCPDISCOVER パケットの Option 12 フィールドにホスト名の入力をサポート。これにより、DHCP プロトコルを使用して同一のコンフィギュレーション ファイルを複数送信できます。
• DHCP スヌーピング拡張機能。これにより、Option 82 DHCP フィールドで指定する回線 ID サブオプションに、固定文字列ベースのフォーマットを選択できるようになります。
• 電力ポリシー TLV 要求に基づいてスイッチが受電装置(PD)に電力を付与することを認めることにより、LLPD-MED のサポートを拡大します。
• 標準 RJ-45 コンソール ポートに加え、USB ミニタイプ B コンソール ポート。コンソール入力は、一度に 1 ポートで有効です
• 外部 Cisco USB フラッシュ メモリ デバイス用の USB タイプ A ポート(サム ドライブまたは USB キー)。標準 Cisco CLI コマンドを使用して、フラッシュ メモリから読み込み、書き込み、削除、コピー、またはブートを実行することができます
(注) 管理インターフェイスの詳細については、「ネットワークの構成例」を参照してください。
アベイラビリティおよび冗長性に関する機能
• HSRP により、コマンド スイッチとレイヤ 3 ルータの冗長性を確立します。
• (フェールオーバー)Catalyst 3750-X スイッチにおいて利用不可能となったスタック マスターに代わるためのスタック マスターの自動再選択。
新たに選択されたスタック マスターでは、1 秒未満でレイヤ 2 トラフィックを受信し始め、3 ~ 5 秒の間でレイヤ 3 トラフィックを受信し始めます。
• スイッチ スタック中に冗長リンクを提供するクロススタック EtherChannel(Catalyst 3750-X スイッチだけ)。
• 単一方向リンク検出(UDLD)およびアグレッシブ UDLD。光ファイバ ケーブルの配線ミスまたはポート障害に起因する光ファイバ インターフェイス上の単一方向リンクを検出し、ディセーブルにします。
• IEEE 802.1D スパニングツリー プロトコル(STP)による冗長バックボーン接続およびループフリー ネットワーク。STP には次の機能があります。
– 最大 128 のスパニングツリー インスタンスをサポート。
– Per-VLAN Spanning-Tree Plus(PVST+)による VLAN 間でのロード バランシング
– Rapid PVST+ による、VLAN 間でのロード バランシングおよびスパニングツリー インスタンスの高速コンバージェンスの実現
• UplinkFast、クロススタック UplinkFast(Catalyst 3750-X スイッチだけ)、および BackboneFast による、スパニングツリー トポロジの変更後の高速コンバージェンスと、ギガビット アップリンクやクロススタック ギガビット アップリンク(Catalyst 3750-X スイッチだけ)など冗長アップリンク間でのロード バランシングの実行
• IEEE 802.1s Multiple Spanning-Tree Protocol(MSTP)により、VLAN をスパニングツリー インスタンスに分類、またデータ トラフィックおよびロードバランシング用に複数の転送パスを確保します。また、IEEE 802.1w 高速スパニングツリー プロトコル(RSTP)に基づいた Rapid Per-VLAN Spanning-Tree plus(Rapid PVST+)により、ルートと指定ポートをただちにフォワーディング ステートに変更することで、スパニングツリーの高速コンバージェンスが実現されます。
• PVST+、Rapid-PVST+、および MSTP モードで使用できるスパニングツリーのオプション機能は次のとおりです。
– PortFast。ポートをブロッキング ステートからフォワーディング ステートへただちに変更させることによって、転送遅延を防ぎます。
– BPDU ガード。ブリッジ プロトコル データ ユニット(BPDU)を受信する PortFast 対応ポートをシャットダウンします。
– BPDU フィルタリング。PortFast 対応ポートで BPDU の送受信ができなくなります。
– ルート ガード。ネットワーク コア外のスイッチがスパニングツリー ルートになることを防ぎます。
– ループ ガード。 代替ポートまたはルート ポートが、単一方向リンクの原因となる障害によって指定ポートになることを防ぎます。
• 等コスト ルーティングにより、リンク レベルとスイッチ レベルの冗長性を確立します。
• Flex Link レイヤ 2 インターフェイス。基本リンク冗長の STP に代わるものとして、互いにバックアップします。
• リンクステート トラッキング。接続されたホストとサーバからのアップストリーム トラフィックを伝送するポートの状態をミラーリングします。また、別のシスコ製イーサネット スイッチで動作するリンクへサーバ トラフィックをフェールオーバーできます。
• StackPower 冗長性オプション。冗長モードでスタック内の電源装置を設定して、スタック内の電源装置に障害が発生した場合に、使用されていない電源装置をオンできます。
VLAN 機能
• 適切なネットワーク リソース、トラフィック パターンおよび帯域幅にユーザを関連付けるため、IP ベースまたは IP サービス フィーチャ セットを実行しているスイッチでは、最大 1005 の VLAN をサポート。また、LAN ベース フィーチャ セットが稼働するスイッチでは、255 の VLAN をサポート。
• IEEE 802.1Q 規格で認められている 1 ~ 4094 の範囲で VLAN ID をサポート。
• ダイナミック VLAN メンバーシップに対応する VLAN Query Protocol(VQP)。
• すべてのポート上で稼働する ISL(スイッチ間リンク)および IEEE 802.1Q トランキング カプセル化。ネットワークの移動、追加、変更や、ブロードキャストおよびマルチキャスト トラフィックの管理および制御、さらに、ハイセキュリティ ユーザおよびネットワーク リソース別の VLAN グループの確立によるネットワーク セキュリティを実現します。
• ダイナミック トランキング プロトコル(DTP)。2 台のデバイス間のリンク上でトランキングをネゴシエートするだけでなく、使用するトランキング カプセル化のタイプ(IEEE 802.1Q または ISL)もネゴシエートします。
• VLAN トランキング プロトコル(VTP)および VTP プルーニング。トラフィックのフラッディングをそのトラフィックを受信するステーションへのリンクだけに制限することによって、ネットワーク トラフィックを削減します。
• 音声 VLAN。Cisco IP Phone から音声トラフィック用のサブネットを作成します。
• Multidomain authentication(MDA)対応ポート上のダイナミック音声 VLAN を可能にする MDA 対応のダイナミック音声 VLAN。
• VLAN 1 の最小化:VLAN 1 を任意の個々の VLAN トランク リンクでディセーブル化することで、スパニングツリー ループまたはストームのリスクを軽減。この機能をイネーブルに設定すると、トランク上でユーザ トラフィックは送受信されません。スイッチの CPU は、引き続き制御プロトコル フレームの送受信を行います。
• プライベート VLAN。VLAN スケーラビリティ問題に対応します。より制限された IP アドレスを割り当て、スイッチ上で、レイヤ 2 ポートを他のポートから切り離します。
• ポートで学習する MAC アドレス数を制限する、またはポートで学習する MAC アドレスを定義する、PVLAN ホストでのポート セキュリティ。
• VLAN Flex Link ロード バランシング:スパニングツリー プロトコル(STP)を必要としないレイヤ 2 冗長性を提供。プライマリおよびバックアップ リンクとして設定したインターフェイスのペアを使用して、VLAN ベースによるトラフィックのロード バランシングが可能です。
• VTP バージョン 3 のサポート。具体的には、任意の VTP モードによる拡張範囲 VLAN(VLAN 1006 ~ 4094)設定のサポート、認証の拡張機能(非表示パスワードまたはシークレット パスワード)、VTP に加えて他のデータベースの伝播、VTP プライマリ サーバおよびセカンダリ サーバ、VTP のポートによるオン/オフの切り替えオプションがあります。
セキュリティ機能
• Catalyst 3750-X および 3560-X スイッチに搭載された Cisco IOS Release 15.0(1)SE2 は、現在、米国連邦情報処理標準 140-2(FIPS 140-2)および情報テクノロジーのセキュリティ評価標準 EAL 2+ の Common Criteria(Common Criteria または CC)に基づいて認証されています。
• Catalyst 3750-X および 3560-X スイッチに搭載された Cisco IOS Release 15.0(2)SE1 は、FIPS 140-2 の認証を受け、Common Criteria および米国政府ネットワーク デバイス セキュリティ要件バージョン 1.0(pp_nd_v1.0、2010 年 12 月 10 日発行)に準拠しています。
(注) Catalyst 3750-X および 3560-X スイッチに搭載された Cisco IOS Release 15.0(2)SE1 のイメージは、FIPS の認証を受けています。FIPS イメージの使用の詳細については、『ソフトウェア コンフィギュレーション ガイド』のを参照してください。
FIPS 140-2 は、暗号化に焦点を当てた認証であり、多くの政府およびエンタープライズの顧客により義務付けられています。これは、スイッチで実行される暗号化および復号化処理が、これらの処理を保護するために、承認された FIPS 暗号化強度および管理方法に準拠していることを保証します。詳細については、以下を参照してください。
– セキュリティ ポリシーのドキュメント: http://csrc.nist.gov/groups/STM/cmvp/documents/140-1/1401val2011.htm#1657
– インストレーション ノート: http://www.cisco.com/en/US/products/ps10745/prod_installation_guides_list.html
Common Criteria はコンピュータ セキュリティ証明書向け国際基準(ISO/IEC 15408)です。この規格は一連の要件、テスト、評価方法から成り、評価のターゲットが特定の保護プロファイルまたはカスタム セキュリティ ターゲットに準拠していることを保証します。詳細については、次のセキュリティ ターゲットの資料を参照してください。
http://www.niap-ccevs.org/st/vid10488/
• Web 認証。IEEE 802.1x 機能をサポートしていないサプリカント(クライアント)を Web ブラウザで認証できるようにします。
• 管理インターフェイス(デバイス マネージャ、Network Assistant、CLI)へのパスワード保護付きアクセス(読み取り専用および読み書きアクセス)。不正な設定変更を防止します。
• セキュリティ レベル、通知、および対応するアクションを選択できる、マルチレベル セキュリティ。
• セキュリティを確保できるスタティック MAC アドレッシング。
• 保護ポート オプション。同一スイッチ上の指定ポートへのトラフィック転送を制限します。
• ポートにアクセスできるステーションの MAC アドレスを制限または特定するポート セキュリティ オプション。
• 違反発生時に、ポート全体をシャットダウンするのではなく、そのポートの VLAN をシャットダウンする VLAN 対応ポート セキュリティ オプション。
• ポート セキュリティ エージング。ポートのセキュア アドレスにエージング タイムを設定します。
• BPDU ガード。無効なコンフィギュレーションが発生した場合に、PortFast が設定されているポートをシャットダウンします。
• 標準および拡張 IP アクセス コントロール リスト(ACL)。ルーテッド インターフェイス(ルータ ACL)と VLAN の双方向およびレイヤ 2 インターフェイス(ポート ACL)の受信方向に関するセキュリティ ポリシーを定義します。
• MAC 拡張アクセス コントロール リスト。レイヤ 2 インターフェイスの着信方向のセキュリティ ポリシーを定義します。
• VLAN ACL(VLAN マップ)。MAC、IP、および TCP/UDP ヘッダーの情報に基づいてトラフィックをフィルタリングし、VLAN 内のセキュリティを確保します。
• 非 IP トラフィックをフィルタリングする、送信元および宛先 MAC ベースの ACL。
• インターフェイスに適用される IPv6 ACL。IPv6 トラフィックをフィルタリングします。
• スタティック ACL が設定されていないポートで、認証デフォルト ACL のダイナミックな作成または適用をサポートします(IP ベースまたは IP サービスのフィーチャ セットを実行しているスイッチでのみサポートされます)。
• ACL で拒否された IP パケットについて syslog メッセージを生成する VACL ログ機能(IP ベースまたは IP サービス フィーチャ セットが稼働しているスイッチでだけサポート)。
• untrusted(信頼性のない)ホストと DHCP サーバの間の untrusted DHCP メッセージをフィルタリングする DHCP スヌーピング。
• DHCP スヌーピング データベース、および IP ソース バインディングに基づいてトラフィックをフィルタリングすることにより、非ルーテッド インターフェイスでのトラフィックを制限する IP ソース ガード。
• 不正な ARP 要求や応答を同じ VLAN 上のその他のポートにリレーしないことにより、スイッチに対する悪意のある攻撃を回避するためのダイナミック ARP インスペクション。
• IEEE 802.1Q トンネリングにより、サービスプロバイダーのネットワークをまたがるリモート サイトにユーザがいるカスタマーは、その他のカスタマーから VLAN を分離できます。レイヤ 2 プロトコル トンネリングにより、すべてのユーザに関する完全な STP 情報、CDP 情報、VTP 情報が、カスタマー ネットワークに含まれます。
• レイヤ 2 ポイントツーポイント トンネリング。EtherChannel を自動的に作成します。
• レイヤ 2 プロトコル トンネリングのバイパス機能。サードパーティ ベンダーとの相互運用性を実現します。
• オープン アクセス対応 IEEE 802.1x により、ホストは認証される前にネットワークにアクセスできます。
• 柔軟な認証シーケンス機能。新規ホストの認証時にポートが試みる認証方式の順序を設定します。
• IEEE 802.1x ポートベース認証。不正なデバイス(クライアント)によるネットワーク アクセスを防止します。次の機能がサポートされています。
– データ装置と IP Phone などの音声装置(シスコ製品またはシスコ以外の製品)の両方が、同じ IEEE 802.1x 対応スイッチ ポートにおいて、単独で認証できるようにするマルチドメイン認証(MDA)。
– VLAN 割り当て。802.1x 認証ユーザを特定の VLAN に制限します。
– マルチ認証モードで設定されたポートでの VLAN 割り当てのサポート。RADIUS サーバは、ポートで最初に認証されるホストに VLAN を割り当て、後続のホストは同じ VLAN を使用します。音声 VLAN の割り当ては、1 つの IP Phone に対してのみサポートされます(IP ベースまたは IP サービスのフィーチャ セットを実行しているスイッチでのみサポートされます)。
– ポート セキュリティ。IEEE 802.1x ポートへのアクセスを制御します。
– 音声 VLAN。ポートが許可ステートか無許可ステートかにかかわらず、Cisco IP Phone の音声 VLAN へのアクセスを許可します。
– Cisco IP Phone を検出および認識するための IP Phone 拡張検出機能。
– ゲスト VLAN。802.1x に適合しないユーザに限定的なサービスを提供します。
– 制限付き VLAN。IEEE 802.1x に準拠はしているが、標準の IEEE 802.1x で認証するための資格情報を持っていないユーザに制限付きのサービスを提供します。
– IEEE 802.1x アカウンティング。ネットワーク使用を追跡します。
– IEEE 802.1x と LAN のウェイクアップ機能。休止状態の PC に、特定のイーサネット フレームを送信して起動させます。
– 音声対応 IEEE 802.1x セキュリティ。セキュリティ違反の発生した VLAN にだけトラフィック違反アクションを適用します。
– 802.1x スイッチ サプリカントを使用する Network Edge Access Topology(NEAT)、CISP を使用するホスト許可、および自動イネーブル。ワイヤリング クローゼットの外にあるスイッチを別のスイッチのサプリカントとして認証します。
– 認証中にサプリカント ポートへのアクセスを制御する NEAT 拡張(IP ベースまたは IP サービス フィーチャ セットが稼働しているスイッチでだけサポート)
– ダウンロード可能な ACL とリダイレクト URL を使用した IEEE 802.1x 認証。Cisco Secure ACS サーバから認証されたスイッチへのユーザ単位の ACL ダウンロードを使用できるようになります。
– マルチユーザ認証。複数のホストが、802.1x 対応ポートを認証できるようになります。
– MAC 認証バイパス。クライアント MAC アドレスに基づいてクライアントを許可します。
– 認証がイネーブルになっていて、アクセス コントロール サーバが使用できない場合に、音声 VLAN でタグ付けされたホストからのトラフィックをポートの設定された音声 VLAN に渡すクリティカル音声 VLAN(IP ベースまたは IP サービス フィーチャ セットが稼働しているスイッチでだけサポート)
– 音声認識 IEEE 802.1X および MAB セキュリティ違反。セキュリティ違反が発生すると、ポートのデータ VLAN だけがシャットダウンされます。
• Network Admission Control(NAC)機能:
– デバイスのネットワーク アクセスを許可する前の、エンドポイント システムやクライアントのウイルス対策の状態または ポスチャ に関する NAC レイヤ 2 IEEE 802.1x 検証
NAC レイヤ 2 IEEE 802.1x 検証の設定に関する詳細については、を参照してください。
– デバイスのネットワーク アクセスを許可する前の、エンドポイント システムまたはクライアントのポスチャに関する NAC レイヤ 2 IP 検証
NAC レイヤ 2 IP 検証の詳細については、『 Network Admission Control Software Configuration Guide 』を参照してください。
– IEEE 802.1x アクセス不能認証バイパス
この機能の設定については、を参照してください。
– 認証、許可、アカウンティング(AAA)ダウン ポリシー。ポスチャ検証が発生したときに、AAA サーバが利用できない場合のホストの NAC レイヤ 2 IP 検証
この機能の詳細については、『 Network Admission Control Software Configuration Guide 』を参照してください。
• TACACS+。TACACS サーバを介してネットワーク セキュリティを管理する独自の機能です。
Cisco IOS Release 12.2(58)SE 以降、スイッチは IPv6 対応の TACACS+ をサポートしています。この機能の設定については、『 Cisco IOS XE IPv6 Configuration Guide, Release 2 』の「Implementing ADSL for IPv6」を参照してください。
• RADIUS。AAA サービスによってリモート ユーザの身元を確認し、リモート ユーザにアクセス権を与え、リモート ユーザのアクションを追跡します。
Cisco IOS Release 12.2(58)SE 以降、スイッチは IPv6 対応の RADIUS をサポートしています。この機能の設定については、『 Cisco IOS XE IPv6 Configuration Guide, Release 2 』の「Implementing ADSL for IPv6」を参照してください。
• 信頼できるサードパーティを使用して、ネットワーク リソースに対する要求を認証する Kerberos セキュリティ システム。
• Secure Socket Layer(SSL)バージョン 3.0 では、HTTP 1.1 サーバ認証、暗号化、メッセージ整合性をサポート。HTTP クライアント認証によりセキュア HTTP 通信が可能。
• IEEE 802.1x 準備チェック。スイッチに IEEE 802.1x を設定する前に接続されたエンド ホストの準備状態を判断します。
• スタティック ホストでの IP ソース ガードのサポート。
• RADIUS 認証の変更(CoA)。特定のセッション認証された後で、その属性を変更します。AAA のユーザまたはユーザ グループのポリシーが変更されると、管理者は Cisco Secure ACS のような AAA サーバから RADIUS CoA パケットを送信して認証を再初期化し、新しいポリシーに適用できます。
• IEEE 802.1x User Distribution。さまざまな VLAN にわたってユーザをロード バランシングすることにより、(ユーザ グループに対して)複数の VLAN を使った配置で、ネットワークのスケーラビリティを向上させることができます。認証されたユーザは、RADIUS サーバによって、グループ内で最も実装数が少ない VLAN に割り当てられます。
• 複数のホスト認証を行うクリティカル VLAN では、ポートがマルチ認証用に設定されており、AAA サーバが到達不能となった場合でも、重要なリソースにアクセスできるように、ポートがクリティカル VLAN に配置されます。
• ローカル Web 認証のために、ユーザ定義の login、success、failure および expire Web ページを作成できるカスタマイズ可能な Web 認証拡張。
• ポート ホスト モードの変更および認証スイッチ ポート上の標準ポート設定の適用を行う Network Edge Access Topology(NEAT)のサポート。
• 認証されていない VLAN からのネットワーク アクセスを回避するためのユーザ認証に、VLAN および MAC のアドレス情報の組み合わせを使用する VLAN ID ベースの MAC 認証。
• MAC 移動。モビリティのイネーブル化を制約することなく、ホスト(IP Phone の背後で接続されたホストを含む)が同じスイッチ内のポート間を移動できるようになります。MAC 移動では、スイッチで別のポート上の同じ MAC アドレスの再適用をまったく新しい MAC アドレスと同様の方法で扱います。
• 簡易ネットワーク管理プロトコル バージョン 3(SNMPv3)を使った 3DES および AES のサポート。このリリースでは、SNMPv3 に 168 ビットの Triple Data Encryption Standard(3DES)および 128 ビット、192 ビット、256 ビットの Advanced Encryption Standard(AES)暗号化アルゴリズムのサポートが追加されます。
• Cisco TrustSec の Security Group Tag(SCT)Exchange Protocol(SXP)コンポーネントのサポート。認証、暗号化、およびアクセス コントロールを使用したセキュリティ アーキテクチャです(IP ベースまたは IP サービスのフィーチャ セットを実行しているスイッチでのみサポートされます)。
• Syslog メッセージを使用した SXP バージョン 2 および SNMP による SXP のサポート(IP ベースまたは IP サービス フィーチャ セットが稼働しているスイッチでだけサポート)
• IEEE 802.1AE Media Access Control Security(MACsec)のサポート。暗号キーのために帯域外方式を使用し、有線ネットワークを通じて MAC レイヤ暗号化を実現します。MACsec Key Agreement(MKA)プロトコルは、セッション キーと管理暗号キーを提供します(IP ベースまたは IP サービスのフィーチャ セットを実行しているスイッチだけでサポートされています)。
• Cisco TrustSec Network Device Admission Control(NDAC)と Security Association Protocol(SAP)キー交換を使用した MACsec リンク層スイッチ間セキュリティ(IP ベースまたは IP サービス フィーチャ セットを実行している Catalyst 3750-X および 3560-X ネットワーク サービス モジュールのスイッチ ダウンリンク ポートまたはアップリンク ポートでサポート)
• IPv4 と IPv6 の両方に対する SSH のサポート。
• スマート ロギング。パケット フローを取り込み、NetFlow 収集装置にエクスポートします。このリリースでは、DHCP スヌーピングまたはダイナミック ARP インスペクションの違反、IP ソース ガードで拒否されたトラフィック、およびレイヤ 2 ポート上で許可または拒否された ACL トラフィックに対してスマート ロギングがサポートされています(IP ベースまたは IP サービスフィーチャ セットが稼働しているスイッチでだけサポート)
QoS および CoS 機能
• auto-QoS(自動 QoS)。トラフィックの分類と出力キューの設定を自動化することで既存の QoS 機能の展開を簡略化します。
• クロススタック QoS により、個々のスイッチ単位ではなく、スイッチ スタック内のすべてのスイッチに QoS 機能を設定します(Catalyst 3750-X スイッチだけ)。
• Cisco TelePresence System や Cisco Surveillance Camera などのビデオ デバイスからのトラフィック フローに対する自動設定分類を追加する自動 QoS 拡張です。
• 分類
– IP Type of Service/Differentiated Services Code Point(IP ToS/DSCP)および IEEE 802.1p CoS のポート単位でのプライオリティ設定。ミッション クリティカルなアプリケーションのパフォーマンスを保護します。
– IP ToS/DSCP および IEEE 802.1p CoS(サービス クラス)のフローベースのパケット分類(MAC、IP、および TCP/UDP ヘッダーに含まれる情報に基づく)によるマーキング。ネットワーク エッジで高性能な QoS 機能を提供し、ネットワーク トラフィックのタイプ別に差別化されたサービス レベルを可能にするとともに、ネットワーク上のミッション クリティカルなトラフィックにプライオリティを設定します。
– QoS ドメイン内および別の QoS ドメインとの境界ポートにおける、trusted(信頼性のある)ポート ステート(IPv4 と IPv6 の両方の CoS、DSCP、および IP precedence)。
– 信頼境界機能。Cisco IP Phone の存在を検出し、受信した CoS 値を信頼して、ポート セキュリティを確保します。
• ポリシング
– 特定のトラフィック フローに対してどの程度のポート帯域幅を割り当てるかを管理する、スイッチ ポート上のトラフィック ポリシング ポリシー。
– 階層型のポリシーマップで複数のクラスマップを作成する場合、各クラスマップを自身のポートレベル(第 2 レベル)ポリシーマップと関連付けることができます。第 2 レベルのポリシーマップは、それぞれ異なるポリサーを保有できます。
– トラフィック フローのポリシングをまとめて行う集約ポリシング。特定のアプリケーションまたはトラフィック フローをあらかじめ定義された特定のレートに制限します。
• 不適合
– 帯域幅の使用制限を超過したパケットの不適合マークダウン。
• 入力キューイングおよびスケジューリング
– ユーザ トラフィック用に設定可能な 2 つの入力キュー(一方のキューをプライオリティ キューにできます)。
– 輻輳回避メカニズムとしての Weighted Tail Drop(WTD)。キュー長を管理し、トラフィックの分類ごとに異なる廃棄優先順位を設定します。
– シェイプド ラウンドロビン(SRR)。パケットがスタックまたは内部リングへ送出されるときのレートを決定するスケジューリング サービス(入力キューでサポートされる唯一のモードはシェアリング)。
• 出力キューおよびスケジューリング
– 1 ポートに 4 つの出力キュー。
– 輻輳回避メカニズムとしての WTD。キュー長を管理し、トラフィックの分類ごとに異なる廃棄優先順位を設定します。
– スケジューリング サービスとしての SRR。キューからパケットを出して出力インターフェイスに入れる速度を指定します(出力キューではシェーピングおよび共有がサポートされます)。シェーピング型出力キューは、ポート帯域幅の割り当てが保証されますが、割り当てられたポート帯域幅の使用に制限されています。共有型出力キューは、設定された帯域幅の割り当てが保証されるだけではなく、他のキューが空になり、その割り当て分の帯域幅が使用されない場合、保証された割り当てより多く使用できます。
• DSCP のポートベースの信頼性と出力トラフィックのプライオリティ キューイングを実現する自動 Quality of Service(QoS)Voice over IP(VoIP)拡張機能
• デュアル IPv4/IPv6 SDM テンプレートによる IPv6 ポートベースの信頼性(LAN ベースのフィーチャ セットを実行しているスイッチではサポートされません)。
• IPv6 トラフィックに対する QoS の完全サポート(LAN ベースのフィーチャ セットを実行しているスイッチではサポートされません)。
レイヤ 3 機能
(注) 特に明記されていないかぎり、ここに挙げた機能は、LAN ベース フィーチャ セットを実行しているスイッチではサポートされません。取り上げる一部の機能は IP サービス フィーチャ セットだけに対応しています。
• レイヤ 3 ルータの冗長性を確保するための HSRP バージョン 1(HSRPv1)および HSRP バージョン 2(HSRPv2)
• IP ルーティング プロトコルによるロード バランシングとスケーラブルなルーテッド バックボーンの構築
– RIP バージョン 1 および 2
– IPv6 対応 HSRP(IP ベース フィーチャ セットが必要)
– 完全な OSPF(IP サービス フィーチャ セットが必要)
Cisco IOS Release 12.2(55)SE 以降、IP ベース フィーチャ セットで、OSPF for Routed Access がサポートされているので、お客様はレイヤ 3 ルーティング機能をアクセスまたはワイヤリング クローゼットに拡張できます。
– EIGRP(IP サービス フィーチャ セットが必要)
– ボーダー ゲートウェイ プロトコル(BGP)バージョン 4(IP サービス フィーチャ セットが必要)
• 2 つ以上の VLAN 間の完全レイヤ 3 ルーティング対応の IP ルーティング(VLAN 間ルーティング)により、各 VLAN が独自の自律データリンク ドメインのメンテナンスが可能
• ポリシーベース ルーティング(PBR)。トラフィック フローに定義済みポリシーを設定。
• カスタマー エッジ(CE)デバイスの複数の VPN ルーティング/転送(Multi-VRF)インスタンス。サービス プロバイダーが、複数のバーチャル プライベート ネットワーク(VPN)をサポートし、VPN 間で IP アドレスを重複できるようにする(IP サービス フィーチャ セットが必要)。
• ネットワークの仮想化およびバーチャル プライベート マルチキャスト ネットワークを実現するために複数のプライベート ルーティング ドメインを設定できる VRF Lite
• 次の IP サービスが複数のルーティング インスタンス上で動作できるように、これらを VRF 対応にするサポート機能:HSRP、uRPF、ARP、SNMP、IP SLA、TFTP、FTP、Syslog、traceroute、および ping
• フォールバック ブリッジングによる 2 つ以上の VLAN 間での非 IP トラフィックの転送(IP サービス フィーチャ セットが必要)
• スタティック IP ルーティングによるネットワーク パス情報のルーティング テーブル手動作成 Cisco IOS Release 12.2(58) SE 以降、LAN ベース フィーチャ セットでも、SVI 上で、16 個のユーザ設定ルートについてスタティック IP ルーティングがサポートされます。
• 等価コスト ルーティングによるロード バランシングおよび冗長構成
• インターネット制御メッセージ プロトコル(ICMP)および ICMP Router Discovery Protocol(IRDP)。ルータのアドバタイズメントおよびルータ請求メッセージによる直接接続サブネット上のルータのアドレス検索。
• Protocol-Independent Multicast(PIM)によるネットワーク内マルチキャスト ルーティング。これにより、ネットワーク内のデバイスは要求されたマルチキャスト フィードの受信が可能になり、マルチキャストに参加しないスイッチのプルーニングが可能になります。PIM スパース モード(PIM-SM)、PIM デンス モード(PIM-DM)、および PIM スパース-デンス モードのサポートも含まれます(IP サービス フィーチャ セットが必要)。
• ビデオなどのマルチキャスト アプリケーションを最適化するための SSM PIM プロトコルのサポート。
• Multicast Source Discovery Protocol(MSDP)。複数の PIM-SM ドメインを接続します(IP サービス フィーチャ セットが必要)。
• ディスタンス ベクトル マルチキャスト ルーティング プロトコル(DVMRP)トンネリング。2 つのマルチキャスト対応ネットワークを非マルチキャスト ネットワークを介して相互接続します(IP サービス フィーチャ セットが必要)。
• DHCP リレーによる、IP アドレス要求など DHCP クライアントからの UDP ブロードキャストの転送。
• IPv6 のリレー、クライアント、サーバ アドレス割り当て、プレフィックス委任に対応した DHCP。
• 設定されたインターフェイスを介して IPv6 トラフィックを転送するための IPv6 ユニキャスト ルーティング機能(IP サービス フィーチャ セットが必要)。
• ホストが適切なルータを選択する機能を改善する IPv6 デフォルト ルータ初期設定(DRP)。
• EIGRP IPv6 のサポート。IPv6 トランスポートの使用、IPv6 ピアとの通信、および IPv6 ルートのアドバタイズを実行可能。
• ソース パケット IP アドレスを確認するための IP ユニキャスト逆経路転送(ユニキャスト RPF)
• Nonstop Forwarding(NSF)認識。プライマリ ルート プロセッサ(RP)が障害を起こしていて、バックアップ RP が引き継ぐ間、またはプライマリ RP で無停止のソフトウェア アップグレードのリロードが手動で行われている間、レイヤ 3 スイッチが NSF 対応の隣接ルータからのパケットを継続して転送することが可能(IP サービス フィーチャ セットが必要)。
• OSPF および EIGRP 向けの NSF 対応ルーティング。スイッチが NSF 認識および対応ネイバーからの情報に基づいてルーティング テーブルを再構築できるようにします(Catalyst 3750-X スイッチだけ)。
• OSPFv2 用の NSF IETF モード:IPv4 に対する OSPFv2 グレースフル リスタートのサポート(IP サービス フィーチャ セット専用)。
• OSPFv3 用の NSF IETF モード : IPv6 に対する OSPFv3 グレースフル リスタートのサポート(IP サービス フィーチャ セット専用)。
• SVI ラインステート アップまたはダウンの計算から VLAN 内のポートを除外する機能。
• Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)ルーティングは、Connectionless Network Service(CLNS)ネットワーク用にダイナミック ルーティング プロトコルをサポート
• IPv4 に対する仮想ルータ冗長プロトコル(VRRP)のサポート。マルチアクセス リンク上の複数のルータが同じ仮想 IP アドレスを使用できるようにして、1 台以上の仮想ルータの役割を LAN 上の VRRP ルータに動的に割り当てます(IP ベースまたは IP サービス フィーチャ セットが稼働しているスイッチでだけサポート)。
PoE 機能
• 回路に電気が流れていないことがスイッチにより検出されたときに、PoE 対応ポートから、接続された Cisco 準規格の受電デバイス、および IEEE 802.3af 準拠の受電デバイスに電力を提供することができます。
• 受電デバイスで利用できる電力が、1 ポートあたり 15.4 W から 30 W に増加する IEEE 802.3at(PoE+)のサポート。
• 電力消費を伴う CDP のサポート。受電デバイスは、スイッチが消費している電力量を、このスイッチに知らせます。
• Cisco インテリジェント電力管理のサポート 受電デバイスとスイッチは、電力消費レベルの合意に向け、電力ネゴシエーション CDP メッセージを通じてネゴシエーションします。このネゴシエーションにより、高性能の Cisco 受電デバイスが最高の電力モードで動作できるようになります。
• 自動検出および電力バジェット。スイッチは、電力バジェットの維持、電力要求のモニタおよび追跡を行いながら、電力が使用可能である場合だけ電力を許可します。
• リアルタイムの消費電力をモニタする機能。スイッチは、PoE ポート単位で、総消費電力を検知し、消費電力をポリシングして、電力消費量をレポートします。
• IP ベースまたは IP サービス フィーチャ セットを実行する Catalyst 3750-X スイッチに搭載された StackPower テクノロジー。
Universal Power over Ethernet 機能
• 標準イーサネット ケーブル インフラストラクチャを通じて、最大 60 W を給電する機能を提供します。
• IEEE802.3at 標準に基づく RJ-45 イーサネット ケーブルのシグナル ペアおよびスペア ペアの両方を経由して最大 60 W(2X 30W)の電力を供給します。
• 自動的に UPoE 対応電源デバイスを検出し、CDP や LLDP などのレイヤ 2 電力ネゴシエーション プロトコルを使用して、最大 60 W の電力をネゴシエートします。
• Cisco Catalyst 3000 スイッチに準拠したサードパーティの UPoE の電源装置をサポートします。
• 受電装置が CDP または LLDP などのレイヤ 2 の電力ネゴシエーション プロトコルをサポートしていない場合でも、4 ペア forced モード インターフェースを設定することにより、最大 60 W を給電します。
• PoE、PoE+、および UPoE のポートの組み合わせにより、48 ポート SKU または 1800 W の合計電力バジェットで、ポート当たり 60 W、最大 30 ポートをサポートします。
UPoE の詳細については、を参照してください。
モニタ機能
• Catalyst 3560-X スイッチでの、スイッチ LED によるポート レベルおよびスイッチ レベルのステータス確認。
• Catalyst 3750-X スイッチでの、スイッチ LED によるポート レベル、スイッチ レベル、およびスタック レベルのステータス確認。
• MAC アドレス通知トラップおよび RADIUS アカウンティング。スイッチが学習または削除した MAC アドレスを保存することによって、ネットワーク上のユーザを追跡します。
• スイッチド ポート アナライザ(SPAN)および Remote SPAN(RSPAN)。任意のポートまたは VLAN について、トラフィック モニタリングが可能です。
• 侵入検知システム(IDS)における SPAN および RSPAN のサポート。ネットワーク セキュリティ違反をモニタ、撃退、およびレポートします。
• 分析用のトラフィックをキャプチャするフィルタを定義するためのフローベース スイッチ ポート アナライザ(FSPAN)。
• 組み込み RMON エージェントの 4 つのグループ(ヒストリ、統計、アラーム、およびイベント)を使用して、ネットワークをモニタし、トラフィック解析を行うことができます。
• Syslog 機能。認証または許可エラー、リソースの問題、およびタイムアウト イベントに関するシステム メッセージを記録します。
• レイヤ 2 traceroute。パケットが送信元デバイスから宛先デバイスへ送られる物理パスを識別します。
• Time Domain Reflector(TDR)。10/100 および 10/100/1000 の銅線イーサネット ポートでケーブル接続の問題を診断し、解決します。
• SFP モジュール診断管理インターフェイス。SFP モジュールの物理または動作ステータスをモニタします。
• 接続された SFP モジュールの Digital Optical Monitoring(DOM)。
• オンライン診断。スイッチが稼働中のネットワークに接続している間に、スーパーバイザ エンジン、モジュール、およびスイッチのハードウェア機能をテストします。
• On-Board Failure Logging(OBFL)。スイッチとそれに接続されている電源装置の情報を収集します。
• HSRP 対応の拡張オブジェクト トラッキング(EOT)。ルーティング テーブルの状態を追跡することで LAN 内のホストの割合を判別したり、スタンバイ ルータ フェールオーバーをトリガーしたりできます。
• 主要なシステム イベントを監視し、ポリシーを使用して処理するためのデバイスおよびシステム管理用の Embedded Event Manager(EEM)。
• EEM 3.2 のサポート。ネイバー探索、ID、MAC アドレス テーブルのイベント検出器が導入されます。
• アクティブ トラフィック モニタリングを使用してネットワーク パフォーマンスを測定するための IP サービス レベル契約(IP SLA)のサポート。
• IP SLA EOT。スタンバイ ルータ フェールオーバーを実行するために、遅延、ジッタ、またはパケット損失などのアクションによってトリガーされた IP SLA 追跡動作の出力を使用します。
• 事前設定されたスタティック ルートまたは DHCP ルートがどの時点でダウンしたかを識別するための EOT および IP SLA EOT スタティック ルートのサポート。
• 組み込みのトラフィック シミュレータのサポート。Cisco IOS IP SLA ビデオ動作を使用して、Telepresence、IPTV、IP ビデオ サーベイランス カメラなど、さまざまなビデオ アプリケーションの合成トラフィックを生成します。次の目的のために、このシミュレータ ツールを使用できます。
– ネットワーク パフォーマンス要件の厳しいアプリケーションを導入する前にネットワーク アセスメントを行うため。
– 導入後のネットワーク関連のパフォーマンスの問題を Cisco Mediatrace と連携してトラブルシューティングするため。
このトラフィック シミュレータには、複数のテストを同時または定期的に、長期にわたって実行できる高性能なスケジューラが含まれています(IP ベースまたは IP サービス フィーチャ セットが稼働しているスイッチでだけサポート)。詳細については、次の URL にある『 Configuring Cisco IOS IP SLAs Video Operations 』を参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/docs/ios-xml/ios/ipsla/configuration/12-2se/Configuring_IP_SLAs_Video_Operations.html
• ユーザ定義のフローをモニタし、フロー統計情報を収集し、アップリンク ポートでフロー単位のポリシングを実行し、コレクタ デバイスにフロー統計情報をエクスポートする Flexible NetFlow(IP ベースまたは IP サービス フィーチャ セットを実行している Catalyst 3750-X および 3560-X ネットワーク サービス モジュールでだけサポート)
• Cisco Medianet では、ネットワーク インフラストラクチャで幅広いビデオ アプリケーションのためのインテリジェント サービスを可能にします。Medianet のサービスの 1 つは、自動 SmartPort による Cisco Digital Media Player および Cisco IP Video Surveillance Camera の自動プロビジョニングです。
• Cisco Mediatrace とパフォーマンス モニタ
– Cisco Mediatrace。トラフィック ストリーム内でのネットワークまたはアプリケーションに関する問題をトラブルシューティングし、特定します。ビデオ トラフィックを伝送する IPv4 ネットワークにおいて、一方向遅延、一方向パケット損失、一方向ジッタ、および接続性を詳しく分析するのに役立ちます。このツールは UDP ベースのビデオまたは非ビデオ トラフィック ストリームに使用できます(IP ベースまたは IP サービス フィーチャ セットが稼働しているスイッチでだけサポート)。
詳細については、次を参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/docs/ios/media_monitoring/configuration/guide/15_1m_and_t/mm_15_1m_and_t.html
– Cisco Application Performance Monitor。ビデオ パケット フローを追跡します。また、トラフィック ストリーム内でのパフォーマンスの低下をトラブルシューティングし、特定します。パフォーマンス モニタは、ビデオおよび非ビデオ トラフィックの両方に使用できますIP ベースまたは IP サービス フィーチャ セットが稼働しているスイッチでだけサポート)。
詳細については、次を参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/docs/ios/media_monitoring/command/reference/mm_book.html
– Mediatrace とパフォーマンス モニタの設定時の注意事項:
ビデオ モニタリングは、物理ポート上でのみサポートされます。EtherChannel 上ではサポートされません。
スイッチで過剰なトラフィックが受信されると、パケットはドロップされます。
このスイッチでは、入力ポート上でのみポリシー マップとポートベースの信頼性がサポートされます。
– Mediatrace とパフォーマンス モニタの制限:
ビデオ モニタリングとルータまたは VLAN ACL を同じインターフェイス上に設定できません。
ビデオ モニタリングを設定した後に ACL を設定すると、ACL 設定がビデオ モニタリング設定よりも優先され、メッセージが表示されます。
ACL を設定した後にビデオ モニタリングを設定すると、それらのビデオ モニタリング コマンドはスイッチで拒否され、メッセージが表示されます。
ビデオ モニタリング パケットは、ネットワーク キューを通過するので、ドロップされる可能性があります。
スイッチでは、ソフトウェアで転送されるパケットに QoS 設定を適用できません。
スイッチでは、消失またはドロップされたパケットを特定のトラフィックまたはデータ フローに照合できません。これらのパケットに関する情報については、入力と出力の QoS カウンタを参照してください。
スイッチ初期設定後のデフォルト値
スイッチはプラグアンドプレイ動作に対応しているため、必要なのはスイッチに基本的な IP 情報を割り当て、ネットワーク内の他のデバイスに接続することだけです。特定のネットワーク ニーズがある場合には、インターフェイス固有の設定値やシステム全体およびスタック全体の設定値を変更できます。
(注) ブラウザベースの Express Setup プログラムによる IP アドレスの割り当てについては、スタートアップ ガイドを参照してください。CLI ベースの設定プログラムによる IP アドレスの割り当てについては、ハードウェア インストレーション ガイドを参照してください。
スイッチをまったく設定しなかった場合、スイッチは次のデフォルト設定で動作します。
• デフォルト スイッチ IP アドレス、サブネット マスク、デフォルト ゲートウェイは 0.0.0.0 です。詳細については、および「DHCP 機能および IP ソース ガードの設定」を参照してください。
• ドメイン名はデフォルトで設定されていません。詳細については、を参照してください。
• DHCP クライアントはイネーブル、DHCP サーバはイネーブルに設定されています(DHCP サーバとして動作するデバイスが設定されていて、イネーブルの場合にのみ)。DHCP リレー エージェントはイネーブルに設定されています(DHCP リレー エージェントとして動作するデバイスが設定されていて、イネーブルの場合にのみ)。詳細については、および「DHCP 機能および IP ソース ガードの設定」を参照してください。
• スイッチ スタックはイネーブルに設定されています(設定変更できません)。詳細については、「スイッチ スタックの管理」を参照してください。
• スイッチ クラスタはディセーブルに設定されています。スイッチ クラスタの詳細は、「スイッチのクラスタ化」および Cisco.com から入手できる『 Getting Started with Cisco Network Assistant 』を参照してください。
• パスワードは定義されていません。詳細については、「スイッチの管理」を参照してください。
• システム名とプロンプトは Switch です。詳細については、「スイッチの管理」を参照してください。
• NTP はイネーブルに設定されています。詳細については、「スイッチの管理」を参照してください。
• DNS はイネーブルに設定されています。詳細については、「スイッチの管理」を参照してください。
• TACACS+ はディセーブルに設定されています。詳細については、「スイッチ ベース認証の設定」を参照してください。
• RADIUS はディセーブルに設定されています。詳細については、「スイッチ ベース認証の設定」を参照してください。
• 標準の HTTP サーバおよび SSL HTTPS サーバは両方ともイネーブルに設定されています。詳細については、「スイッチ ベース認証の設定」を参照してください。
• IEEE 802.1x はディセーブルに設定されています。詳細については、を参照してください。
• ポート パラメータ
– 動作モードはレイヤ 2(スイッチポート)です。詳細については、 を参照してください。
– インターフェイス速度およびデュプレックス モードが自動ネゴシエーションに設定されています。詳細については、を参照してください。
– Auto MDIX は、イネーブルです。詳細については、を参照してください。
– フロー制御はディセーブルに設定されています。詳細については、を参照してください。
– PoE は自動ネゴシエーションに設定されています。詳細については、を参照してください。
• VLANs
– デフォルト VLAN は VLAN 1 です。詳細については、「VLAN の設定」 を参照してください。
– VLAN トランキング設定は dynamic auto(DTP)です。詳細については、「VLAN の設定」を参照してください。
– トランク カプセル化はネゴシエーションです。詳細については、「VLAN の設定」を参照してください。
– VTP モードはサーバです。詳細については、「VTP の設定」を参照してください。
– VTP バージョンはバージョン 1 です。詳細については、「VTP の設定」を参照してください。
– プライベート VLAN は設定されていません。詳細については、「プライベート VLAN の設定」を参照してください。
– 音声 VLAN はディセーブルに設定されています。詳細については、「音声 VLAN の設定」を参照してください。
• IEEE 802.1Q トンネリングおよびレイヤ 2 プロトコル トンネリングはディセーブルに設定されています。詳細については、を参照してください。
• STP、PVST+ は VLAN 1 でイネーブルに設定されています。詳細については、「STP の設定」を参照してください。
• MSTP はディセーブルに設定されています。詳細については、「MSTP の設定」を参照してください。
• オプションのスパニングツリー機能はディセーブルに設定されています。詳細については、「オプションのスパニングツリー機能の設定」を参照してください。
• Flex Link は設定されていません。詳細については、「Flex Link および MAC アドレス テーブル移動更新機能の設定」を参照してください。
• DHCP スヌーピングは、ディセーブルです。DHCP スヌーピング情報オプションはイネーブルに設定されています。詳細については、「DHCP 機能および IP ソース ガードの設定」を参照してください。
• IP 送信元ガードはディセーブルです。詳細については、「DHCP 機能および IP ソース ガードの設定」を参照してください。
• すべての VLAN 上でダイナミック ARP インスペクションがディセーブルになっています。詳細については、「ダイナミック ARP インスペクションの設定」を参照してください。
• IGMP スヌーピングはイネーブルです。IGMP のフィルタは適用されていません。詳細については、「IGMP スヌーピングおよび MVR の設定」を参照してください。
• IGMP スロットリング設定は拒否されます。詳細については、「IGMP スヌーピングおよび MVR の設定」を参照してください。
• IGMP スヌーピング クエリア機能はディセーブルに設定されています。詳細については、「IGMP スヌーピングおよび MVR の設定」を参照してください。
• MVR はディセーブルに設定されています。詳細については、「IGMP スヌーピングおよび MVR の設定」を参照してください。
• ポートベース トラフィック
– ブロードキャスト、マルチキャスト、およびユニキャスト ストーム制御はディセーブルに設定されています。詳細については、「ポート単位のトラフィック制御の設定」を参照してください。
– 保護ポートは定義されていません。詳細については、「ポート単位のトラフィック制御の設定」を参照してください。
– ユニキャストおよびマルチキャスト トラフィック フラッディングはブロックされていません。詳細については、「ポート単位のトラフィック制御の設定」を参照してください。
– セキュア ポートは設定されていません。詳細については、「ポート単位のトラフィック制御の設定」を参照してください。
• CDP はイネーブルに設定されています。詳細については、「CDP の設定」を参照してください。
• UDLD はディセーブルです。詳細については、「UDLD の設定」を参照してください。
• SPAN および RSPAN はディセーブルに設定されています。詳細については、「SPAN および RSPAN の設定」を参照してください。
• RMON はディセーブルに設定されています。詳細については、「RMON の設定」を参照してください。
• Syslog メッセージはイネーブルに設定され、コンソール上に表示されます。詳細については、「システム メッセージ ロギングとスマート ロギングの設定」を参照してください。
• SNMP はイネーブルに設定されています(バージョン 1)。詳細については、「SNMP の設定」を参照してください。
• ACL は設定されていません。詳細については、「ACL によるネットワーク セキュリティの設定」を参照してください。
• QoS はディセーブルです。詳細については、「QoS の設定」を参照してください。
• EtherChannel は設定されていません。詳細については、「EtherChannel およびリンクステート トラッキングの設定」を参照してください。
• IP ユニキャスト ルーティングはディセーブルに設定されています。詳細については、「IP ユニキャスト ルーティングの設定」を参照してください。
• HSRP グループは設定されていません。詳細については、「HSRP および VRRP の設定」を参照してください。
• IP マルチキャスト ルーティングはすべてのインターフェイスでディセーブルに設定されています。詳細については、「IP マルチキャスト ルーティングの設定」を参照してください。
• MSDP はディセーブルに設定されています。詳細については、「MSDP の設定」を参照してください。
• フォールバック ブリッジングは設定されていません。詳細については、「フォールバック ブリッジングの設定」を参照してください。