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Embedded Event Manager(EEM)アプレットがトリガーされたときに、2 つの等しくないストリングを比較するには、アプレット コンフィギュレーション モードで action string compare コマンドを使用します。 この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
action label string compare [nocase] [ length integer ] string1 string2
no action label string compare
label |
一意な識別子(任意のストリング値を指定できます)。 アクションは、ラベルをソート キーとして使用して、英数字のキーの昇順にソートされ、実行されます。 ストリングに空白が含まれる場合は二重引用符で囲みます。 |
nocase |
(任意)大文字と小文字を区別しない比較を指定します。 |
length |
(任意)比較を最初の整数文字に制限します。 |
integer |
(任意)length 引数の有効な値の範囲は 1 ~ 4294967295 です。 |
string1 |
文字のシーケンス。 |
string2 |
文字のシーケンス。 |
等しくないストリングは比較されません。
アプレット コンフィギュレーション(config-applet)
リリース |
変更内容 |
---|---|
12.4(22)T |
このコマンドが導入されました。 |
12.2(33)SRE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRE に統合されました。 |
ストリングの比較は、左から右に向かってバイトごとに行われます。 ストリングの長さが等しくない場合、長いストリングのほうが短いストリングよりも多く比較されます。 action string compare コマンドは、2 つの等しくないストリングを強制的に比較し、続けてストリング比較の結果で整数比較を行います。
2 つの等しい同じ文字列を比較した場合の結果は 0、一方のストリングが他方のストリングの前にソートされる場合の結果は -1 になります。 その他のすべての比較の結果は 1 です。 比較されている文字列が整数に変換された場合は、strcmp コマンドを使用して結果同士の比較が行われます。
次の表に、action string compare コマンドの結果が保存される組み込み変数を示します。
組み込み変数 |
説明 |
---|---|
$_string_result |
action string compare コマンドの結果がこの変数に格納されます。 |
次に、2 つの等しくないストリングを比較する例を示します。
Router(config-applet)# event manager applet compare Router(config-applet)# event none Router(config-applet)# action 1 set str "this contains some $str" Router(config-applet)# action 2 string compare nocase length 3 “contains” “$str”
コマンド |
説明 |
---|---|
event manager applet |
EEM にイベント アプレットを登録し、アプレット コンフィギュレーション モードを開始します。 |
Embedded Event Manager(EEM)アプレットがトリガーされたときに、2 つのストリングが等しいかどうかを確認するには、アプレット コンフィギュレーション モードで action string equal コマンドを使用します。 この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
action label string equal [nocase] [ length integer ] string1 string2
no action label string equal
label |
一意な識別子(任意のストリング値を指定できます)。 アクションは、ラベルをソート キーとして使用して、英数字のキーの昇順にソートされ、実行されます。 ストリングに空白が含まれる場合は二重引用符で囲みます。 |
nocase |
(任意)大文字と小文字を区別しない比較を指定します。 |
length |
(任意)値の長さを指定して比較を制限します。 |
integer |
(任意)length 引数の有効な値の範囲は 1 ~ 4294967295 です。 |
string1 |
文字のシーケンス。 ストリングに空白が含まれる場合は二重引用符で囲みます。 |
string2 |
文字のシーケンス。 ストリングに空白が含まれる場合は二重引用符で囲みます。 |
ストリングが等しいかどうかは確認されません。
アプレット コンフィギュレーション(config-applet)
リリース |
変更内容 |
---|---|
12.4(22)T |
このコマンドが導入されました。 |
12.2(33)SRE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRE に統合されました。 |
action string equal コマンドは、2 つのストリングを比較し、ストリングが等しい場合は 1 を返します。 大文字と小文字を区別しないで比較する場合は、nocase を使用します。
次の表に、action string equal コマンドの結果が保存される組み込み変数を示します。
組み込み変数 |
説明 |
---|---|
$_string_result |
action string equal コマンドの結果がこの変数に格納されます。 |
次に、2 つのストリングが等しいかどうかを確認する例を示します。
Router(config-applet)# event manager applet equal Router(config-applet)# event none Router(config-applet)# action 1 set str "this contains some data" Router(config-applet)# action 2 string equal "contains" "data"
コマンド |
説明 |
---|---|
event manager applet |
EEM にイベント アプレットを登録し、アプレット コンフィギュレーション モードを開始します。 |
Embedded Event Manager(EEM)アプレットがトリガーされたときに、string1 の最初の出現で、インデックスを string2 に返すには、アプレット コンフィギュレーション モードで action string first コマンドを使用します。 この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
action label string first string1 string2 [index-value]
no action label string first
label |
一意な識別子(任意のストリング値を指定できます)。 アクションは、ラベルをソート キーとして使用して、英数字のキーの昇順にソートされ、実行されます。 ストリングに空白が含まれる場合は二重引用符で囲みます。 |
string1 |
文字のシーケンス。 ストリングに空白が含まれる場合は二重引用符で囲みます。 |
string2 |
文字のシーケンス。 ストリングに空白が含まれる場合は二重引用符で囲みます。 |
index-value |
(任意)最初のテストを開始するインデックス値。 番号の範囲は 0 ~ 4294967295 です。 |
string1 の最初の出現で、インデックスは string2 に返されません。
アプレット コンフィギュレーション(config-applet)
リリース |
変更内容 |
---|---|
12.4(22)T |
このコマンドが導入されました。 |
12.2(33)SRE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRE に統合されました。 |
string1 の最初の出現で、string2 にインデックスが配置されます。 string1 が見つからない場合は、-1 を返します。
次の表に、action string first コマンドの結果が保存される組み込み変数を示します。
組み込み変数 |
説明 |
---|---|
$_string_result |
action string first コマンドの結果がこの変数に格納されます。 |
次に、string1 の最初の出現で、インデックスを string2 に返す例を示します。
Router(config-applet)# event manager applet first Router(config-applet)# event none Router(config-applet)# action 1 set str "this contains some data" Router(config-applet)# action 2 string first "contains" "$str" Router(config-applet)# action 3 puts "$_string_result" Router# event manager run first 5 Router#
コマンド |
説明 |
---|---|
action string last |
string1 の最後の出現で、string2 にインデックスを返します。 |
event manager applet |
EEM にイベント アプレットを登録し、アプレット コンフィギュレーション モードを開始します。 |
Embedded Event Manager(EEM)アプレットがトリガーされたときに、特定のインデックス値に指定された文字を返すには、アプレット コンフィギュレーション モードで action string index コマンドを使用します。 この機能をディセーブルにするには、コマンドの no形式を使用します。
action label string index string [ value | end ]
no action label string index
label |
一意な識別子(任意のストリング値を指定できます)。 アクションは、ラベルをソート キーとして使用して、英数字のキーの昇順にソートされ、実行されます。 ストリングに空白が含まれる場合は二重引用符で囲みます。 |
string |
文字のシーケンス。 ストリングに空白が含まれる場合は二重引用符で囲みます。 |
value |
(任意)インデックス値。 番号の範囲は 0 ~ 4294967295 です。 カウントは 0 から始まります。 |
end |
(任意)ストリングの最後の文字。 |
特定のインデックス値で指定された文字は返されません。
アプレット コンフィギュレーション(config-applet)
リリース |
変更内容 |
---|---|
12.4(22)T |
このコマンドが導入されました。 |
12.2(33)SRE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRE に統合されました。 |
インデックス番号はゼロから始まります。 end 引数は、ストリングの最後の文字に使用します。
次の表に、action string index コマンドが文字を保存する組み込み変数を示します。
組み込み変数 |
説明 |
---|---|
$_string_result |
action string index コマンドは、この変数に文字を格納します。 |
次に、特定のインデックス値で指定された文字を返す例を示します。
Router(config-applet)# event manager applet index Router(config-applet)# event none Router(config-applet)# action 1 set str "this is text" Router(config-applet)# action 2 string index "$str" 8 Router(config-applet)# action 3 puts "$_string_result" Router# event manager run index t Router#
コマンド |
説明 |
---|---|
event manager applet |
EEM にイベント アプレットを登録し、アプレット コンフィギュレーション モードを開始します。 |
Embedded Event Manager(EEM)アプレットがトリガーされたときに、string1 の最後の出現で、インデックスを string2 に返すには、アプレット コンフィギュレーション モードで action string last コマンドを使用します。 この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
action label string last string1 string2 [index-value]
no action label string last
label |
一意な識別子(任意のストリング値を指定できます)。 アクションは、ラベルをソート キーとして使用して、英数字のキーの昇順にソートされ、実行されます。 ストリングに空白が含まれる場合は二重引用符で囲みます。 |
string1 |
文字のシーケンス。 ストリングに空白が含まれる場合は二重引用符で囲みます。 |
string2 |
文字のシーケンス。 ストリングに空白が含まれる場合は二重引用符で囲みます。 |
index-value |
(任意)最後のテストを開始するインデックス値。 番号の範囲は 0 ~ 4294967295 です。 |
string1 の最後の出現で、インデックスは string2 に返されません。
アプレット コンフィギュレーション(config-applet)
リリース |
変更内容 |
---|---|
12.4(22)T |
このコマンドが導入されました。 |
12.2(33)SRE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRE に統合されました。 |
string1 の最初の出現で、string2 にインデックスが配置されます。 string1 が見つからない場合は、-1 を返します。
次の表に、action string last コマンドの結果が保存される組み込み変数を示します。
組み込み変数 |
説明 |
---|---|
$_string_result |
action string last コマンドの結果がこの変数に格納されます。 |
次に、string1 の最後の出現で、インデックスを string2 に返す例を示します。
Router(config-applet)# event manager applet last Router(config-applet)# event none Router(config-applet)# action 1 set str "this contains some data" Router(config-applet)# action 2 string last "contains" "$str" Router(config-applet)# action 3 puts "$_string_result" Router# event manager run last 5 Router#
コマンド |
説明 |
---|---|
action string first |
string1 の最初の出現で、string2 にインデックスを返します。 |
event manager applet |
EEM にイベント アプレットを登録し、アプレット コンフィギュレーション モードを開始します。 |
Embedded Event Manager(EEM)アプレットがトリガーされたときに、ストリング内の文字数を返すには、アプレット コンフィギュレーション モードで action string length コマンドを使用します。 この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
action label string length string
no action label string length
label |
一意な識別子(任意のストリング値を指定できます)。 アクションは、ラベルをソート キーとして使用して、英数字のキーの昇順にソートされ、実行されます。 ストリングに空白が含まれる場合は二重引用符で囲みます。 |
string |
文字のシーケンス。 ストリングに空白が含まれる場合は二重引用符で囲みます。 |
ストリングの文字数は返されません。
アプレット コンフィギュレーション(config-applet)
リリース |
変更内容 |
---|---|
12.4(22)T |
このコマンドが導入されました。 |
12.2(33)SRE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRE に統合されました。 |
action string length コマンドを使用して、EEM アプレットがトリガーされたときにストリング内の文字数を返すアクションを指定します。
次の表に、action string length コマンドの結果が保存される組み込み変数を示します。
組み込み変数 |
説明 |
---|---|
$_string_result |
action string length コマンドの結果がこの変数に格納されます。 |
次に、ストリング内の文字数を返す例を示します。
Router(config-applet)# event manager applet length Router(config-applet)# event none Router(config-applet)# action 1 set str "this contains some data" Router(config-applet)# action 2 string length "contains" Router(config-applet)# action 3 puts "$_string_result" Router# event manager run length 8 Router#
コマンド |
説明 |
---|---|
event manager applet |
EEM にイベント アプレットを登録し、アプレット コンフィギュレーション モードを開始します。 |
Embedded Event Manager(EEM)アプレットがトリガーされたときに、ストリングがパターンに一致する場合は $_string_result に 1 を返すには、アプレット コンフィギュレーション モードで action string match コマンドを使用します。 このアクションをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
action label string match [nocase] string-pattern string
no action label string match
label |
一意な識別子(任意のストリング値を指定できます)。 アクションは、ラベルをソート キーとして使用して、英数字のキーの昇順にソートされ、実行されます。 ストリングに空白が含まれる場合は二重引用符で囲みます。 |
nocase |
(任意)大文字と小文字を区別しない比較を指定します。 |
string-pattern |
大文字と小文字を区別しない比較のパターン。 |
string |
文字のシーケンス。 ストリングに空白が含まれる場合は二重引用符で囲みます。 |
ストリングのパターン マッチングの結果は、$_string_result に返されません。
アプレット コンフィギュレーション(config-applet)
リリース |
変更内容 |
---|---|
12.4(22)T |
このコマンドが導入されました。 |
12.2(33)SRE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRE に統合されました。 |
ストリングが指定されたパターンに一致する場合、結果は 1 です。パターンが一致しない場合は、結果は 0 です。
次の表に、action string match コマンドの結果が保存される組み込み変数を示します。
組み込み変数 |
説明 |
---|---|
$_string_result |
action string match コマンドの結果がこの変数に格納されます。 |
次に、ストリングがパターンに一致した場合に $_string_result に 1 に返す例を示します。
Router(config-applet)# event manager applet match Router(config-applet)# event none Router(config-applet)# action 1 set str “this is some text” Router(config-applet)# action 2 string match “$str” “this is” Router(config-applet)# action 3 puts “$_string_result” Router# event manager run match 1 Router#
コマンド |
説明 |
---|---|
event manager applet |
EEM にイベント アプレットを登録し、アプレット コンフィギュレーション モードを開始します。 |
Embedded Event Manager(EEM)アプレットがトリガーされたときに、文字の範囲をストリングに保存するには、アプレット コンフィギュレーション モードで action string range コマンドを使用します。 この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
action label string range string start-index end-index
no action label string range
label |
一意な識別子(任意のストリング値を指定できます)。 アクションは、ラベルをソート キーとして使用して、英数字のキーの昇順にソートされ、実行されます。 ストリングに空白が含まれる場合は二重引用符で囲みます。 |
string |
最大 4294967295 文字の文字のシーケンス。 ストリングに空白が含まれる場合は二重引用符で囲みます。 |
start-index |
開始インデックスのストリング値。 指定できる範囲は 0 ~ 4294967295 です。 |
end-index |
終了インデックスのストリング値。 指定できる範囲は 0 ~ 4294967295 です。 |
ストリングは保存されません。
アプレット コンフィギュレーション(config-applet)
リリース |
変更内容 |
---|---|
12.4(22)T |
このコマンドが導入されました。 |
12.2(33)SRE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRE に統合されました。 |
action string range コマンドを使用して、EEM アプレットがトリガーされたときに文字の範囲をストリングに保存するアクションを指定します。 start-index および end-index 引数は、操作対象のストリングの範囲を指定します。
次の表に、action string range コマンドの結果が保存される組み込み変数を示します。
組み込み変数 |
説明 |
---|---|
$_string_result |
action string range コマンドの結果がこの変数に格納されます。 |
次に、指定したストリングに文字の範囲を保存する例を示します。
Router(config)# event manager applet store Router(config-applet)# action 1.0 set string “This is some text” Router(config-applet)# action 2.0 string range “$string” 0 6 Router(config-applet)# action 3.0 puts “$_string_result” Router(config-applet)# end Router# event manager run store this is Router#
コマンド |
説明 |
---|---|
event manager applet |
EEM にイベント アプレットを登録し、アプレット コンフィギュレーション モードを開始します。 |
Embedded Event Manager(EEM)アプレットがトリガーされたときに、指定したストリングの文字の範囲を置き換えることで新しいストリングを保存するには、アプレット コンフィギュレーション モードで action string replace コマンドを使用します。 この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
action label string replace string start-index end-index [new-string]
no action label string replace
label |
一意な識別子(任意のストリング値を指定できます)。 アクションは、ラベルをソート キーとして使用して、英数字のキーの昇順にソートされ、実行されます。 ストリングに空白が含まれる場合は二重引用符で囲みます。 |
string |
最大 4294967295 文字の文字のシーケンス。 ストリングに空白が含まれる場合は二重引用符で囲みます。 |
start-index |
開始インデックスのストリング値。 指定できる範囲は 0 ~ 4294967295 です。 |
end-index |
終了インデックスのストリング値。 指定できる範囲は 0 ~ 4294967295 です。 |
new-string |
(任意)ストリングの文字の範囲を置き換える一連の文字。 |
ストリングは保存されません。
アプレット コンフィギュレーション(config-applet)
リリース |
変更内容 |
---|---|
12.4(22)T |
このコマンドが導入されました。 |
12.2(33)SRE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRE に統合されました。 |
action string replace コマンドを使用して、特定のストリングの指定された文字を置き換えることで新しいストリングを取得します。 new-string 引数の値を指定しない場合、文字はスペースに置き換えられます。
次の表に、action string replace コマンドの結果が保存される組み込み変数を示します。
組み込み変数 |
説明 |
---|---|
$_string_result |
action string replace コマンドの結果がこの変数に格納されます。 |
次に、ストリング内の特定の文字を置換することで作成された新しいストリングを保存する例を示します。
Router(config)# event manager applet replace Router(config-applet)# event none Router(config-applet)# action 1.0 set string “This is some text” Router(config-applet)# action 2.0 string replace “$string” 0 6 “that was” Router(config-applet)# action 3.0 puts “$_string_result” Router (config-applet)# end Router# event manager run replace that was some text Router#
コマンド |
説明 |
---|---|
event manager applet |
EEM にイベント アプレットを登録し、アプレット コンフィギュレーション モードを開始します。 |
Embedded Event Manager(EEM)アプレットがトリガーされたときに、ストリングの特定の範囲の文字を小文字で保存するには、アプレット コンフィギュレーション モードで action string tolower コマンドを使用します。 この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
action label string tolower string [start-index] [end-index]
no action label string tolower
label |
一意な識別子(任意のストリング値を指定できます)。 アクションは、ラベルをソート キーとして使用して、英数字のキーの昇順にソートされ、実行されます。 ストリングに空白が含まれる場合は二重引用符で囲みます。 |
string |
置換する必要がある文字のシーケンス。 ストリングに空白が含まれる場合は二重引用符で囲みます。 |
start-index |
(任意)開始インデックスのストリング値。 指定できる範囲は 0 ~ 4294967295 です。 |
end-index |
(任意)終了インデックスのストリング値。 指定できる範囲は 0 ~ 4294967295 です。 |
ストリングは保存されません。
アプレット コンフィギュレーション(applet-config)
リリース |
変更内容 |
---|---|
12.4(22)T |
このコマンドが導入されました。 |
12.2(33)SRE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRE に統合されました。 |
action string tolower コマンドを使用して、ストリングの特定の範囲の文字を小文字で保存します。 start-index および end-index 引数は、操作対象のストリングの範囲を指定します。
次の表に、action string tolower コマンドの結果が保存される組み込み変数を示します。
組み込み変数 |
説明 |
---|---|
$_string_result |
action string tolower コマンドの結果がこの変数に格納されます。 |
次に、特定のストリングの文字の範囲を小文字で保存する例を示します。
Router(config)# event manager applet lowercase Router(config-applet)# action 1.0 set string “This is a STRING” Router(config-applet)# action 2.0 string tolower “$string” 11 16 Router(config-applet)# action 3.0 puts “$_string_result” Router(config-applet)# end Router# event manager run lowercase string Router#
コマンド |
説明 |
---|---|
action string toupper |
ストリングの特定の範囲の文字を大文字で保存します。 |
event manager applet |
EEM にイベント アプレットを登録し、アプレット コンフィギュレーション モードを開始します。 |
Embedded Event Manager(EEM)アプレットがトリガーされたときに、ストリングの特定の範囲の文字を大文字で保存するには、アプレット コンフィギュレーション モードで action string toupper コマンドを使用します。 この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
action label string toupper string [start-index] [end-index]
no action label string toupper
label |
一意な識別子(任意のストリング値を指定できます)。 アクションは、ラベルをソート キーとして使用して、英数字のキーの昇順にソートされ、実行されます。 ストリングに空白が含まれる場合は二重引用符で囲みます。 |
string |
置換する必要がある文字のシーケンスを指定します。 ストリングに空白が含まれる場合は二重引用符で囲みます。 |
start-index |
(任意)開始インデックスのストリング値。 指定できる範囲は 0 ~ 4294967295 です。 |
end-index |
(任意)終了インデックスのストリング値。 指定できる範囲は 0 ~ 4294967295 です。 |
ストリングは保存されません。
アプレット コンフィギュレーション(config-applet)
リリース |
変更内容 |
---|---|
12.4(22)T |
このコマンドが導入されました。 |
12.2(33)SRE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRE に統合されました。 |
action string toupper コマンドを使用して、ストリングの特定の範囲の文字を大文字で保存します。 start-index および end-index 引数は、操作対象のストリングの範囲を指定します。
次の表に、action string toupper コマンドの結果が保存される組み込み変数を示します。
組み込み変数 |
説明 |
---|---|
$_string_result |
action string toupper コマンドの結果がこの変数に格納されます。 |
次に、特定のストリングの文字の範囲を大文字で保存する例を示します。
Router(config)# event manager applet uppercase Router(config-applet)# action 1.0 set string “This is a string” Router(config-applet)# action 2.0 string toupper “$string” 11 16 Router(config-applet)# action 3.0 puts “$_string_result” Router(config-applet)# end Router# event manager run uppercase STRING Router#
コマンド |
説明 |
---|---|
action string tolower |
ストリングの特定の範囲の文字を小文字で保存します。 |
event manager applet |
EEM にイベント アプレットを登録し、アプレット コンフィギュレーション モードを開始します。 |
Embedded Event Manager(EEM)アプレットがトリガーされたときに、ストリングをトリムするには、アプレット コンフィギュレーション モードで action string trim コマンドを使用します。 この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
action label string trim string1 [string2]
no action label string trim
label |
一意な識別子(任意のストリング値を指定できます)。 アクションは、ラベルをソート キーとして使用して、英数字のキーの昇順にソートされ、実行されます。 ストリングに空白が含まれる場合は二重引用符で囲みます。 |
string1 |
文字のシーケンス。 ストリングに空白が含まれる場合は二重引用符で囲みます。 |
string2 |
(任意)文字のシーケンス。 ストリングに空白が含まれる場合は二重引用符で囲みます。 |
デフォルトでは、ストリングをトリムするアクションはありません。
アプレット コンフィギュレーション(config-applet)
リリース |
変更内容 |
---|---|
12.4(22)T |
このコマンドが導入されました。 |
12.2(33)SRE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRE に統合されました。 |
action string trim コマンドを使用して、ストリングの文字をトリムします。 このコマンドは、string2 の文字を、string1 の両端からトリムします。 デフォルトでは、string2 はスペースに対応します。
次の表に、action string trim コマンドの結果が保存される組み込み変数を示します。
組み込み変数 |
説明 |
---|---|
$_string_result |
action string trim コマンドの結果がこの変数に格納されます。 |
次に、ストリングをトリムする例を示します。
Router(config)# event manager applet trim Router(config-applet)# action 1.0 set string “Hello How are you?Hello” Router(config-applet)# action 2.0 string trim “$string” “Hello ” Router(config-applet)# action 3.0 puts “$_string_result” Router(config-applet)# end Router# event manager run trim How are you? Router#
コマンド |
説明 |
---|---|
action string trimleft |
1 つのストリング分の文字を、別のストリングの左端からトリムします。 |
action string trimright |
1 つのストリング分の文字を、別のストリングの右端からトリムします。 |
event manager applet |
EEM にイベント アプレットを登録し、アプレット コンフィギュレーション モードを開始します。 |
Embedded Event Manager(EEM)アプレットがトリガーされたときに、1 つのストリング分の文字を、別のストリングの左端からトリムするには、アプレット コンフィギュレーション モードで action string trimleft コマンドを使用します。 この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
action label string trimleft string1 [string2]
no action label string trimleft
label |
一意な識別子(任意のストリング値を指定できます)。 アクションは、ラベルをソート キーとして使用して、英数字のキーの昇順にソートされ、実行されます。 ストリングに空白が含まれる場合は二重引用符で囲みます。 |
string1 |
文字のシーケンス。 ストリングに空白が含まれる場合は二重引用符で囲みます。 |
string2 |
(任意)文字のシーケンス。 ストリングに空白が含まれる場合は二重引用符で囲みます。 |
デフォルトでは、ストリングをトリムするアクションはありません。
アプレット コンフィギュレーション(config-applet)
リリース |
変更内容 |
---|---|
12.4(22)T |
このコマンドが導入されました。 |
12.2(33)SRE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRE に統合されました。 |
action string trimleft コマンドを使用して、ストリングを別のストリングの左端からトリムします。 このコマンドは、string2 で指定された文字を、string1 の左端からトリムします。 デフォルトでは、string2 はスペースに対応します。
次の表に、action string trimleft コマンドの結果が保存される組み込み変数を示します。
組み込み変数 |
説明 |
---|---|
$_string_result |
action string trimleft コマンドの結果がこの変数に格納されます。 |
次に、1 つのストリングを、別のストリングの左側からトリムする例を示します。
Router(config)# event manager applet trimleft Router(config-applet)# action 1.0 set string “Hello How are you?” Router(config-applet)# action 2.0 string trimleft “$string” “Hello ” Router(config-applet)# action 3.0 puts “$_string_result” Router(config-applet)# end Router# event manager run trimleft How are you? Router#
コマンド |
説明 |
---|---|
action string trim |
ストリングをトリムします。 |
action string trimright |
1 つのストリング分の文字を、別のストリングの右端からトリムします。 |
event manager applet |
EEM にイベント アプレットを登録し、アプレット コンフィギュレーション モードを開始します。 |
Embedded Event Manager(EEM)アプレットがトリガーされたときに、1 つのストリング分の文字を、別のストリングの右端からトリムするには、アプレット コンフィギュレーション モードで action string trimright コマンドを使用します。 この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
action label string trimright string1 [string2]
no action label string trimright
label |
一意な識別子(任意のストリング値を指定できます)。 アクションは、ラベルをソート キーとして使用して、英数字のキーの昇順にソートされ、実行されます。 ストリングに空白が含まれる場合は二重引用符で囲みます。 |
string1 |
文字のシーケンス。 ストリングに空白が含まれる場合は二重引用符で囲みます。 |
string2 |
(任意)文字のシーケンス。 ストリングに空白が含まれる場合は二重引用符で囲みます。 |
デフォルトでは、ストリングをトリムするアクションはありません。
アプレット コンフィギュレーション(config-applet)
リリース |
変更内容 |
---|---|
12.4(22)T |
このコマンドが導入されました。 |
12.2(33)SRE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRE に統合されました。 |
action string trimright コマンドを使用して、ストリングを別のストリングの右端からトリムします。 このコマンドは、string2 で指定された文字を、string1 の右端からトリムします。 デフォルトでは、string2 はスペースに対応します。
次の表に、action string trimright コマンドの結果が保存される組み込み変数を示します。
組み込み変数 |
説明 |
---|---|
$_string_result |
action string trimright コマンドの結果がこの変数に格納されます。 |
次に、1 つのストリングを、別のストリングの右側からトリムする例を示します。
Router(config)# event manager applet trimright Router(config-applet)# action 1.0 set string “How are you? Hello” Router(config-applet)# action 2.0 string trim “$string” “ Hello” Router(config-applet)# action 3.0 puts “$_string_result” Router(config-applet)# end Router# event manager run trimright How are you? Router#
コマンド |
説明 |
---|---|
action string trim |
ストリングをトリムします。 |
action string trimleft |
1 つのストリング分の文字を、別のストリングの左端からトリムします。 |
event manager applet |
EEM にイベント アプレットを登録し、アプレット コンフィギュレーション モードを開始します。 |
Embedded Event Manager(EEM)アプレットがトリガーされたときに、変数の値を別の値から減算するアクションを指定するには、アプレット コンフィギュレーション モードで action subtract コマンドを使用します。 減算のアクションを取り消すには、このコマンドの no 形式を使用します。
action label subtract { variable-name | long-integer } { variable-name | long-integer }
no action label subtract
label |
一意な識別子(任意のストリング値を指定できます)。 アクションは、ラベルをソート キーとして使用して、英数字のキーの昇順にソートされ、実行されます。 ストリングに空白が含まれる場合は二重引用符で囲みます。 |
subtract |
変数の値を別の変数の値から引きます。 |
variable-name |
変数名として配置されるストリング値。 |
long-integer |
別の値を減算する長整数値。 |
デフォルトでは、EEM アプレット内に設定された変数の値は変更されません。
アプレット コンフィギュレーション(config-applet)
リリース |
変更内容 |
---|---|
12.4(22)T |
このコマンドが導入されました。 |
12.2(33)SRE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRE に統合されました。 |
このアクションを使用して、変数の値を別の変数の値から減算できます。 結果は $_result という名前の変数に保存されます。 変数の値は長整数である必要があり、これ以外の場合はアクションが失敗します。
次に、変数の値を別の値から減算するように EEM アプレットを設定する例を示します。
Router(config)#event manager applet one Router(config-applet)#action 1.0 set $var1 20 Router(config-applet)#action 1.0 set $var2 10 Router(config-applet)#action 1.0 subtract $var1 $var2 Router(config-applet)#
コマンド |
説明 |
---|---|
event manager applet |
Embedded Event Manager にイベント アプレットを登録し、アプレット コンフィギュレーション モードを開始します。 |
Embedded Event Manager(EEM)アプレットがトリガーされたときに、トラッキング対象オブジェクトの状態を読み取るアクションを指定するには、アプレット コンフィギュレーション モードで action track read コマンドを使用します。 コンフィギュレーションから action track read コマンドを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
action label track read object-number
no action label track read object-number
label |
一意な識別子(任意のストリング値を指定できます)。 アクションは、ラベルをソート キーとして使用して、英数字のキーの昇順にソートされ、実行されます。 ストリングに空白が含まれる場合は二重引用符で囲みます。 |
object-number |
1 から 500 の範囲のトラッキング対象オブジェクトの番号。 番号は、track stub コマンドを使用して定義されます。 |
トラッキング対象オブジェクトの状態は読み取られません。
アプレット コンフィギュレーション(config-applet)
リリース |
変更内容 |
---|---|
12.4(2)T |
このコマンドが導入されました。 |
12.2(31)SB3 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(31)SB3 に統合されました。 |
12.2(33)SRB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRB に統合されました。 |
12.2(33)SXI |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SXI に統合されました。 |
このコマンドは、次の結果の変数を生成します。
このコマンドは、EEM を使用したオブジェクトのトラッキングを支援するために使用されます。 各トラッキング対象オブジェクトは、トラッキング コマンドライン インターフェイス(CLI)で指定された一意の番号で識別されます。 EEM などのクライアント プロセスは、この番号を使用して特定のオブジェクトをトラッキングします。 トラッキング プロセスは定期的に、トラッキング対象オブジェクトをポーリングし、値の変更を確認します。 トラッキング対象オブジェクトの変更は、すぐに、または指定された遅延後に、対象のクライアント プロセスに通知されます。 オブジェクトの値は、アップまたはダウンとして報告されます。 拡張されたオブジェクト トラッキング イベント ディテクタは、トラッキング対象オブジェクトが変化したときに EEM イベントをパブリッシュします。
次に、トラッキング対象オブジェクトに基づいてイベント基準を指定する例を示します。
event manager applet track-ten event track 10 state any action 1.0 track set 10 state up action 2.0 track read 10
コマンド |
説明 |
---|---|
action track set |
EEM アプレットがトリガーされたときに、トラッキング対象オブジェクトの状態を設定するアクションを指定します。 |
event manager applet |
Embedded Event Manager にイベント アプレットを登録し、アプレット コンフィギュレーション モードを開始します。 |
show track |
トラッキング情報を表示します。 |
track stub |
トラッキング対象のスタブ オブジェクトを作成します。 |
Embedded Event Manager(EEM)アプレットがトリガーされたときに、トラッキング対象オブジェクトの状態を設定するアクションを指定するには、アプレット コンフィギュレーション モードで action track set コマンドを使用します。 コンフィギュレーションから action track set コマンドを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
action label track set object-number state { up | down }
no action label track set object-number state { up | down }
label |
一意な識別子(任意のストリング値を指定できます)。 アクションは、ラベルをソート キーとして使用して、英数字のキーの昇順にソートされ、実行されます。 ストリングに空白が含まれる場合は二重引用符で囲みます。 |
object-number |
1 から 500 の範囲のトラッキング対象オブジェクトの番号。 番号は、track stub コマンドを使用して定義されます。 |
state |
トラッキング対象オブジェクトが設定される状態を指定します。 |
up |
トラッキング対象オブジェクトの状態が up に設定されるよう指定します。 |
down |
トラッキング対象オブジェクトの状態が down に設定されるよう指定します。 |
トラッキング対象オブジェクトの状態は設定されません。
アプレット コンフィギュレーション(config-applet)
リリース |
変更内容 |
---|---|
12.4(2)T |
このコマンドが導入されました。 |
12.2(31)SB3 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(31)SB3 に統合されました。 |
12.2(33)SRB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRB に統合されました。 |
12.2(33)SXI |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SXI に統合されました。 |
このコマンドは、次の結果の変数を生成します。
このコマンドは、EEM を使用したオブジェクトのトラッキングを支援するために使用されます。 各トラッキング対象オブジェクトは、トラッキング コマンドライン インターフェイス(CLI)で指定された一意の番号で識別されます。 EEM などのクライアント プロセスは、この番号を使用して特定のオブジェクトをトラッキングします。 トラッキング プロセスは定期的に、トラッキング対象オブジェクトをポーリングし、値の変更を確認します。 トラッキング対象オブジェクトの変更は、すぐに、または指定された遅延後に、対象のクライアント プロセスに通知されます。 オブジェクトの値は、アップまたはダウンとして報告されます。 拡張されたオブジェクト トラッキング イベント ディテクタは、トラッキング対象オブジェクトが変化したときに EEM イベントをパブリッシュします。
次に、トラッキング対象オブジェクトに基づいてイベント基準を指定する例を示します。
event manager applet track-ten event track 10 state any action 1.0 track set 10 state up action 2.0 track read 10
コマンド |
説明 |
---|---|
action track read |
EEM アプレットがトリガーされたときに、トラッキング対象オブジェクトの状態を読み取るアクションを指定します。 |
event manager applet |
Embedded Event Manager にイベント アプレットを登録し、アプレット コンフィギュレーション モードを開始します。 |
show track |
トラッキング情報を表示します。 |
track stub |
トラッキング対象のスタブ オブジェクトを作成します。 |
Embedded Event Manager(EEM)アプレットがトリガーされたときに、条件付きブロックのループの開始を識別するには、アプレット コンフィギュレーション モードで action while コマンドを使用します。 この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
action label while string-op1 operator string-op2
no action label while
条件付きブロックは指定されません。
アプレット コンフィギュレーション(config-applet)
リリース |
変更内容 |
---|---|
12.4(22)T |
このコマンドが導入されました。 |
12.2(33)SRE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRE に統合されました。 |
action while コマンドを使用して、ループ条件付きブロックの開始を識別します。 ストリング内に $_variable が存在する場合は、式がテストされる前に代入されます。
次に、EEM アプレットがトリガーされたときに、条件付きブロックのループの開始を識別する例を示します。
Router(config-applet)# action 1 set _i 2 Router(config-applet)# action 2 while $_i lt 10 Router(config-applet)# action 3 action syslog msg "i is $_i" Router(config-applet)# action 4 end
コマンド |
説明 |
---|---|
action else |
if/else 条件付きブロックの else ブロックの開始を識別します。 |
action elseif |
if/else 条件付きブロックの開始を識別します。 |
action if |
if 条件付きブロックの開始を識別します。 |
event manager applet |
EEM にイベント アプレットを登録し、アプレット コンフィギュレーション モードを開始します。 |
Embedded Event Manager(EEM)アプレットの複合イベントを指定するには、トリガー アプレット コンフィギュレーション モードで attribute コマンドを使用します。 属性を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
attribute tag event-tag [ occurs occurs-value ]
no attribute tag event-tag [ occurs occurs-value ]
tag |
イベントを関連付けるために attribute コマンドで使用できる event-tag 引数を使用して、タグを指定します。 |
event-tag |
タグを識別するストリング。 |
occurs |
(任意)EEM イベントがトリガーされる前の発生数を指定します。 指定されない場合、EEM イベントは 1 回目から発生します。 |
occurs-value |
(任意)番号の範囲は 1 ~ 4294967295 です。 |
EEM アプレットには、複合イベントは指定されていません。
トリガー アプレット コンフィギュレーション(config-applet-trigger)
リリース |
変更内容 |
---|---|
12.4(20)T |
このコマンドが導入されました。 |
12.2(33)SRE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRE に統合されました。 |
トリガー アプレット コンフィギュレーション モードでは、複合イベントを作成するために、最大 8 個の属性文を指定できます。 属性文が指定されていない場合、トリガー文のオプションは、アプレットで定義された最初のイベントに適用されます。
次に、attributes コマンドを使用して EEM アプレットに複合イベントを指定する例を示します。 この例では、60 秒の期間内に show bgp all コマンドと「COUNT」というストリングを含む syslog メッセージが出現した場合にアプレットが実行されます。
Router(config)# event manager applet delay_50 Router(config-applet)# event tag 1.0 cli pattern "show bgp all" sync yes occurs 32 period 60 maxrun 60 Router(config-applet)# event tag 2.0 syslog pattern "COUNT" Router(config-applet)# trigger occurs 1 delay 50 Router(config-applet-trigger)# correlate event 1.0 or event 2.0 Router(config-applet-trigger)# attribute tag 1.0 occurs 1 Router(config-applet-trigger)# attribute tag 2.0 occurs 1 Router(config-applet-trigger)# action 1.0 cli command "show memory" Router(config-applet)# action 2.0 cli command "enable" Router(config-applet)# action 3.0 cli command "config terminal" Router(config-applet)# action 4.0 cli command " ip route 192.0.2.0 255.255.255.224 192.0.2.12" Router(config-applet)# action 91.0 cli command "exit" Router(config-applet)# action 99.0 cli command "show ip route | incl 192.0.2.5"
コマンド |
説明 |
---|---|
correlate |
1 つの複合イベントを構築します。 |
trigger(EEM) |
トリガー アプレット コンフィギュレーション モードを開始し、EEM アプレットに対して複数イベントのコンフィギュレーション文を指定します。 |
組み込みイベント マネージャ(EEM)アプレットが実行する内容を説明するには、アプレット コンフィギュレーション モードで description(EEM)コマンドを使用します。 アプレットの説明を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
description line
no description
line |
240 文字までポリシーの簡単な説明。 |
デフォルトでは、アプレットに説明は指定されていません。
アプレット コンフィギュレーション(config-applet)
リリース |
変更内容 |
---|---|
15.0(1)M |
このコマンドが導入されました。 |
このコマンドを使用して、EEM アプレットが実行する内容を説明します。 アプレットに説明を付けなくても有効です。 アプレットの説明は、他のアプレット設定の前でも後でも、任意の順序で追加できます。 すでに説明があるアプレットに新しい説明を設定すると、現在の説明が上書きされます。
次に、EEM の説明を追加または変更する例を示します。
Router(config)# event manager applet one Router(config-applet)# description "This applet looks for the word count in syslog messages" Router(config-applet)# event syslog pattern "count" Router(config-applet)# action 1 syslog msg hi
コマンド |
説明 |
---|---|
show event manager policy active |
実行される EEM ポリシーを表示します。 |
show event manager policy available |
登録可能な EEM ポリシーを表示します。 |