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ユーザ ライブラリ ファイルまたはユーザ定義の Embedded Event Manager(EEM)ポリシーを保存するディレクトリを表示するには、特権 EXEC モードで show event manager directory user コマンドを使用します。
show event manager directory user [ library | policy ]
library |
(任意)ユーザ ライブラリ ファイル。 |
policy |
(任意)ユーザ定義 EEM ポリシー。 |
ユーザ ライブラリおよびユーザ ポリシー ファイルの両方のディレクトリが表示されます。
特権 EXEC
リリース |
変更内容 |
---|---|
12.3(14)T |
このコマンドが導入されました。 |
12.2(28)SB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(28)SB に統合されました。 |
12.2(18)SXF4 |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(18)SXF4 に統合され、ソフトウェア モジュラリティ イメージだけをサポートするようになりました。 |
12.2(33)SRA |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRA に統合されました。 |
12.2(18)SXF5 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(18)SXF5 に統合されました。 |
12.2SX |
このコマンドは、Cisco IOS Release 12.2SX トレインでサポートされます。 このトレインの特定の 12.2SX リリースにおけるサポートは、フィーチャ セット、プラットフォーム、およびプラットフォーム ハードウェアによって異なります。 |
event manager directory user コマンドを使用して、ユーザ ライブラリまたはユーザ ポリシー ファイルを保存するために使用するディレクトリを指定します。
次に、ディスク 0 の /usr/fm_policies フォルダを EEM ユーザ ライブラリ ファイルの保存に使用するディレクトリとする例を示します。
Router# show event manager directory user library disk0:/usr/fm_policies
コマンド |
説明 |
---|---|
event manager directory user |
ユーザ ライブラリ ファイルまたはユーザ定義 EEM ポリシーの保存に使用するディレクトリを指定します。 |
Embedded Event Manager(EEM)環境変数の名前と値を表示するには、特権 EXEC モードで show event manager environment コマンドを使用します。
show event manager environment [ all | variable-name ]
all |
(任意)すべての環境変数の情報を表示します。 これはデフォルトです。 |
variable-name |
(任意)指定された環境変数に関する情報を表示します。 |
引数またはキーワードを指定しない場合、すべての環境変数の情報が表示されます。
特権 EXEC
リリース |
変更内容 |
---|---|
12.2(25)S |
このコマンドが導入されました。 |
12.3(14)T |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)T に統合されました。 |
12.2(28)SB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(28)SB に統合されました。 |
12.2(18)SXF4 |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(18)SXF4 に統合され、ソフトウェア モジュラリティ イメージだけをサポートするようになりました。 |
12.2(33)SRA |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRA に統合されました。 |
12.2(18)SXF5 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(18)SXF5 に統合されました。 |
12.2SX |
このコマンドは、Cisco IOS Release 12.2SX トレインでサポートされます。 このトレインの特定の 12.2SX リリースにおけるサポートは、フィーチャ セット、プラットフォーム、およびプラットフォーム ハードウェアによって異なります。 |
show event manager environment コマンドの出力例は、次のとおりです。
Router# show event manager environment No. Name Value 1 _cron_entry 0-59/1 0-23/1 * * 0-7 2 _show_cmd show version 3 _syslog_pattern .*UPDOWN.*Ethernet1/0.* 4 _config_cmd1 interface Ethernet1/0 5 _config_cmd2 no shutdown
下の表で、この出力で表示される重要なフィールドについて説明しています。
フィールド |
説明 |
---|---|
No. |
EEM 環境変数に割り当てられたインデックス番号。 |
Name |
EEM 環境変数が作成されたときに付けられた名前。 |
Value |
EEM 環境変数が作成されたときに定義されたテキスト コンテンツ。 |
コマンド |
説明 |
---|---|
event manager environment |
EEM 環境変数を設定します。 |
トリガーされた Embedded Event Manager(EEM)イベントを表示するには、特権 EXEC モードで show event manager history events コマンドを使用します。
show event manager history events [detailed] [ maximum number ]
detailed |
(任意)各 EEM イベントの詳細情報を表示します。 |
maximum |
(任意)表示するイベントの最大数を指定します。 |
number |
(任意)1 ~ 50 の範囲の番号。 デフォルトは 50 です。 |
特権 EXEC(#)
リリース |
変更内容 |
---|---|
12.2(25)S |
このコマンドが導入されました。 |
12.3(14)T |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)T に統合されました。 |
12.2(28)SB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(28)SB に統合されました。 |
12.2(18)SXF4 |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(18)SXF4 に統合され、ソフトウェア モジュラリティ イメージだけをサポートするようになりました。 |
12.2(33)SRA |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRA に統合されました。 |
12.2(18)SXF5 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(18)SXF5 に統合されました。 |
12.2SX |
このコマンドは、Cisco IOS Release 12.2SX トレインでサポートされます。 このトレインの特定の 12.2SX リリースにおけるサポートは、フィーチャ セット、プラットフォーム、およびプラットフォーム ハードウェアによって異なります。 |
12.4(20)T |
出力に Job ID および Status フィールドが含まれるように変更されました。 |
show event manager history events コマンドを使用して、トリガーされた EEM イベントに関する情報をトラッキングします。
次に、トリガーされた 2 つのタイプのイベント(簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)およびアプリケーション)を示す、show event manager history events コマンドの出力例を示します。
Router# show event manager history events No. Time of Event Event Type Name 1 Fri Aug13 21:42:57 2004 snmp applet: SAAping1 2 Fri Aug13 22:20:29 2004 snmp applet: SAAping1 3 Wed Aug18 21:54:48 2004 snmp applet: SAAping1 4 Wed Aug18 22:06:38 2004 snmp applet: SAAping1 5 Wed Aug18 22:30:58 2004 snmp applet: SAAping1 6 Wed Aug18 22:34:58 2004 snmp applet: SAAping1 7 Wed Aug18 22:51:18 2004 snmp applet: SAAping1 8 Wed Aug18 22:51:18 2004 application applet: CustApp1
次に、Job ID および Status フィールドが含まれる、show event manager history events コマンドの出力例を示します。
Router# show event manager history events No. Job ID Status Time of Event Event Type Name 1 1 success Thu Sep 7 02:54:04 2006 syslog applet: two 2 2 success Thu Sep 7 02:54:04 2006 syslog applet: three 3 3 success Thu Sep 7 02:54:04 2006 syslog applet: four 4 4 abort Thu Sep 7 02:54:04 2006 syslog applet: five 5 5 abort Thu Sep 7 02:54:04 2006 syslog applet: six 6 6 abort Thu Sep 7 02:54:04 2006 syslog applet: seven 7 7 abort Thu Sep 7 02:54:04 2006 syslog applet: eight 8 8 cleared Thu Sep 7 02:54:04 2006 syslog applet: nine 9 9 cleared Thu Sep 7 02:54:04 2006 syslog applet: ten 10 10 cleared Thu Sep 7 02:54:04 2006 syslog applet: eleven
次に、detailed キーワードを使用した show event manager history events コマンドの出力例を示します。
Router# show event manager history events detailed No. Job ID Status Time of Event Event Type Name 1 1 success Thu Sep 7 02:54:04 2006 syslog applet: two msg {23:13:29: %CLEAR-5-COUNTERS: Clear counter on all interfaces by console} 2 2 success Thu Sep 7 02:54:04 2006 syslog applet: three msg {23:13:29: %CLEAR-5-COUNTERS: Clear counter on all interfaces by console} 3 3 success Thu Sep 7 02:54:04 2006 syslog applet: four msg {23:13:29: %CLEAR-5-COUNTERS: Clear counter on all interfaces by console} 4 4 abort Thu Sep 7 02:54:04 2006 syslog applet: five msg {23:13:29: %CLEAR-5-COUNTERS: Clear counter on all interfaces by console} 5 5 abort Thu Sep 7 02:54:04 2006 syslog applet: six msg {23:13:29: %CLEAR-5-COUNTERS: Clear counter on all interfaces by console} 6 6 abort Thu Sep 7 02:54:04 2006 syslog applet: seven msg {23:13:29: %CLEAR-5-COUNTERS: Clear counter on all interfaces by console} 7 7 cleared Thu Sep 7 02:54:04 2006 syslog applet: eight msg {23:13:29: %CLEAR-5-COUNTERS: Clear counter on all interfaces by console} 8 8 cleared Thu Sep 7 02:54:04 2006 syslog applet: nine msg {23:13:29: %CLEAR-5-COUNTERS: Clear counter on all interfaces by console} 9 9 cleared Thu Sep 7 02:54:04 2006 syslog applet: ten msg {23:13:29: %CLEAR-5-COUNTERS: Clear counter on all interfaces by console} 10 10 success Thu Sep 7 02:54:04 2006 syslog applet: eleven msg {23:13:29: %CLEAR-5-COUNTERS: Clear counter on all interfaces by console}
下の表で、この出力で表示される重要なフィールドについて説明します。
コマンド |
説明 |
---|---|
event manager history size |
EEM 履歴テーブルのサイズを変更します。 |
event manager scheduler clear |
実行中または実行を保留中の EEM ポリシーをクリアします。 |
送信された Embedded Event Manager(EEM)の簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)トラップを表示するには、特権 EXEC モードで show event manager history traps コマンドを使用します。
show event manager history traps [ server | policy ]
server |
(任意)EEM サーバからトリガーされた SNMP トラップを表示します。 |
policy |
(任意)EEM ポリシー内からトリガーされた SNMP トラップを表示します。 |
特権 EXEC
リリース |
変更内容 |
---|---|
12.2(25)S |
このコマンドが導入されました。 |
12.3(14)T |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)T に統合されました。 |
12.2(28)SB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(28)SB に統合されました。 |
12.2(18)SXF4 |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(18)SXF4 に統合され、ソフトウェア モジュラリティ イメージだけをサポートするようになりました。 |
12.2(33)SRA |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRA に統合されました。 |
12.2(18)SXF5 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(18)SXF5 に統合されました。 |
12.2SX |
このコマンドは、Cisco IOS Release 12.2SX トレインでサポートされます。 このトレインの特定の 12.2SX リリースにおけるサポートは、フィーチャ セット、プラットフォーム、およびプラットフォーム ハードウェアによって異なります。 |
show event manager history traps コマンドを使用して、SNMP ポリシーが EEM サーバから実行されたか、EEM ポリシーから実行されたかを識別します。
次に、show event manager history traps コマンドの出力例を示します。
Router# show event manager history traps policy No. Time Trap Type Name 1 Wed Aug18 22:30:58 2004 policy EEM Policy Director 2 Wed Aug18 22:34:58 2004 policy EEM Policy Director 3 Wed Aug18 22:51:18 2004 policy EEM Policy Director
下の表で、この出力で表示される重要なフィールドについて説明しています。
フィールド |
説明 |
---|---|
No. |
トラップ番号。 |
Time |
SNMP トラップが実行された日時。 |
Trap Type |
SNMP トラップのタイプ。 |
Name |
実行された SNMP トラップの名前。 |
コマンド |
説明 |
---|---|
event manager history size |
EEM 履歴テーブルのサイズを変更します。 |
Cisco IOS ソフトウェア モジュラリティ プロセスに関する Embedded Event Manager(EEM)の信頼性メトリック データを表示するには、特権 EXEC モードで show event manager metric processes コマンドを使用します。
show event manager metric processes { all | process-name }
all |
すべての Cisco IOS ソフトウェア モジュラリティ プロセスのプロセス メトリック データを表示します。 |
process-name |
特定のプロセス名。 |
特権 EXEC
リリース |
変更内容 |
---|---|
12.2(18)SXF4 |
このコマンドが導入されました。 |
このコマンドを使用して、Cisco IOS ソフトウェア モジュラリティ プロセスの信頼性メトリック データを表示します。 システムでは、プロセスの開始時と終了時にレコードが保存され、このデータが、信頼性分析の基本データとして使用されます。
このコマンドによって提供される情報を使用することで、プロセスまたはプロセス グループの可用性に関する情報を取得できます。 プロセスは、実行している場合に利用可能と見なされます。
show event manager metric processes コマンドの出力例の一部は、次のとおりです。 この部分の例では、システムに挿入されているすべてのカード上でのプロセスのメトリック データを示す、最初と最後のエントリが表示されます。
Router# show event manager metric processes all ===================================== node name: node0 process name: devc-pty, instance: 1 sub_system: 0, version: 00.00.0000 -------------------------------- last event type: process start recent start time: Fri Oct10 20:34:40 2003 recent normal end time: n/a recent abnormal end time: n/a number of times started: 1 number of times ended normally: 0 number of times ended abnormally: 0 most recent 10 process start times: -------------------------- Fri Oct10 20:34:40 2003 -------------------------- most recent 10 process end times and types: cumulative process available time: 6 hours 30 minutes 7 seconds 378 milliseconds cumulative process unavailable time: 0 hours 0 minutes 0 seconds 0 milliseconds process availability: 0.100000000 number of abnormal ends within the past 60 minutes (since reload): 0 number of abnormal ends within the past 24 hours (since reload): 0 number of abnormal ends within the past 30 days (since reload): 0 . . . ===================================== node name: node0 process name: cdp2.iosproc, instance: 1 sub_system: 0, version: 00.00.0000 -------------------------------- last event type: process start recent start time: Fri Oct10 20:35:02 2003 recent normal end time: n/a recent abnormal end time: n/a number of times started: 1 number of times ended normally: 0 number of times ended abnormally: 0 most recent 10 process start times: -------------------------- Fri Oct10 20:35:02 2003 -------------------------- most recent 10 process end times and types: cumulative process available time: 6 hours 29 minutes 45 seconds 506 milliseconds cumulative process unavailable time: 0 hours 0 minutes 0 seconds 0 milliseconds process availability: 0.100000000 number of abnormal ends within the past 60 minutes (since reload): 0 number of abnormal ends within the past 24 hours (since reload): 0 number of abnormal ends within the past 30 days (since reload): 0
下の表で、この出力で表示される重要なフィールドについて説明しています。
フィールド |
説明 |
---|---|
node name |
ノード名。 |
process name |
ソフトウェア モジュラリティ プロセス名。 |
instance |
ソフトウェア モジュラリティ プロセスのインスタンス番号。 |
sub_system |
サブシステム番号。 |
version |
バージョン番号。 |
実行中の Embedded Event Manager(EEM)ポリシーを表示するには、特権 EXEC モードで show event manager policy active コマンドを使用します。
show event manager policy active [ queue-type { applet | call-home | axp | script } | class class-options | detailed ]
特権 EXEC(#)
リリース |
変更内容 |
---|---|
12.4(22)T |
このコマンドが導入されました。 |
12.2(33)SRE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRE に統合されました。 |
show event manager policy active コマンドを使用して、実行中のポリシーを表示します。
次に、priority、scheduler node、および event type フィールドが含まれた show event manager policy active コマンドの出力例を示します。
Router# show event manager policy active no. job id p s status time of event event type name 1 1 N A wait Wed Oct8 21:45:10 2008 syslog continue.tcl 2 12609 N A running Mon Oct29 20:49:42 2007 timer watchdog loop.tcl
下の表で、この出力で表示される重要なフィールドについて説明します。
コマンド |
説明 |
---|---|
show event manager |
EEM ポリシーのイベント マネージャの詳細を示します。 |
登録が可能な Embedded Event Manager(EEM)ポリシーを表示するには、特権 EXEC モードで show event manager policy available コマンドを使用します。
show event manager policy available [ description [policy-name] | [ detailed policy-filename ] [ system | user ] ]
description |
(任意)使用可能なポリシーの簡単な説明を入力します。 |
policy-name |
(任意)ポリシーの名前。 |
detailed |
(任意)指定された policy-filename の実際のサンプル ポリシーを表示します。 |
policy-filename |
(任意)表示されるサンプル ポリシーの名前。 |
system |
(任意)使用可能なすべてのシステム ポリシーを表示します。 |
user |
(任意)使用可能なすべてのユーザ ポリシーを表示します。 |
キーワードを指定しない場合、使用可能なすべてのシステムおよびユーザ ポリシーの情報が表示されます。
特権 EXEC(#)
リリース |
変更内容 |
---|---|
12.2(25)S |
このコマンドが導入されました。 |
12.3(14)T |
user キーワードが追加され、このコマンドが Cisco IOS Release 12.3(14)T に統合されました。 |
12.2(28)SB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(28)SB に統合されました。 |
12.2(18)SXF4 |
detailed キーワードおよび policy-filename 引数が追加され、このコマンドは、Cisco IOS Release 12.2(18)SXF4 に統合され、ソフトウェア モジュラリティ イメージだけをサポートするようになりました。 |
12.2(33)SRA |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRA に統合されました。 |
12.2(18)SXF5 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(18)SXF5 に統合されました。 |
12.2SX |
このコマンドは、Cisco IOS Release 12.2SX トレインでサポートされます。 このトレインの特定の 12.2SX リリースにおけるサポートは、フィーチャ セット、プラットフォーム、およびプラットフォーム ハードウェアによって異なります。 |
12.4(20)T |
.tbc ファイル拡張子が付いたバイトコード スクリプトを表示するように出力が変更されました。 |
15.0(1)M |
コマンドが変更されました。 description キーワードと policy-name 引数が追加されました。 |
このコマンドは、event manager policy コマンドに必要なポリシーの正確な名前がわからない場合に便利です。
detailed キーワードは、実際の指定されたサンプル ポリシーを表示します。 description policy-name を使用して、ポリシーを説明します。 policy-name を指定しない場合、show コマンドの出力は、すべての利用可能なポリシーの説明を表示します。
Cisco IOS Release 12.4(20)T では、EEM 2.4 はバイトコードのサポートを導入して Tcl スクリプトをバイトコード形式で保存できるようになりました。また、Tcl スクリプトの通常の .tcl 拡張子に加えて、.tbc 拡張子のファイルも表示するようにこのコマンドの出力が変更されました。
show event manager policy available コマンドの出力例は、次のとおりです。
Router# show event manager policy available No. Type Time Created Name 1 system Tue Sep 12 09:41:32 2002 sl_intf_down.tcl 2 system Tue Sep 12 09:41:32 2002 tm_cli_cmd.tcl
次の表に、この出力で表示されるフィールドについて説明します。
フィールド |
説明 |
---|---|
No. |
自動的にポリシーに割り当てられたインデックス番号。 |
Type |
ポリシーがシステム ポリシーであるかどうかを示します。 |
Time Created |
ポリシー ファイルが作成された日時を示すタイムスタンプ。 |
Name |
EEM ポリシー ファイルの名前。 |
次に、detailed キーワードおよびポリシー名を指定した show event manager policy available コマンドの出力例を示します。
Router# show event manager policy available detailed tm_cli_cmd.tcl ::cisco::eem::event_register_timer cron name crontimer2 cron_entry $_cron_entry maxrun 240 #------------------------------------------------------------------ # EEM policy that will periodically execute a cli command and email the # results to a user. # # July 2005, Cisco EEM team # # Copyright (c) 2005 by cisco Systems, Inc. # All rights reserved. #------------------------------------------------------------------ ### The following EEM environment variables are used: ### ### _cron_entry (mandatory) - A CRON specification that determines ### when the policy will run. See the ### IOS Embedded Event Manager ### documentation for more information ### on how to specify a cron entry. ### Example: _cron_entry 0-59/1 0-23/1 * * 0-7 ### ### _email_server (mandatory) - A Simple Mail Transfer Protocol (SMTP) ### mail server used to send e-mail. ### Example: _email_server mailserver.customer.com ###
次は、.tcl ファイル名拡張子が付いた Tcl スクリプトと .tbc ファイル名拡張子が付いたバイトコード スクリプトを表示する show event manager policy available コマンドの出力例を示します。 この例は、Cisco IOS Release 12.4(20)T 以降のイメージ用です。
Router# show event manager policy available No. Type Time Created Name 1 system Tue Jun 10 09:41:32 2008 sl_intf_down.tcl 2 system Tue Jun 10 09:41:32 2008 tm_cli_cmd.tbc
コマンド |
説明 |
---|---|
event manager policy |
EEM ポリシーを EEM に登録します。 |
実行保留中の Embedded Event Manager(EEM)ポリシーを表示するには、特権 EXEC モードで show event manager policy pending コマンドを使用します。
show event manager policy pending [ queue-type { applet | call-home | axp | script } | class class-options | detailed ]
特権 EXEC(#)
リリース |
変更内容 |
---|---|
12.2(25)S |
このコマンドが導入されました。 |
12.3(14)T |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(14)T に統合されました。 |
12.2(28)SB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(28)SB に統合されました。 |
12.2(18)SXF4 |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(18)SXF4 に統合され、ソフトウェア モジュラリティ イメージだけをサポートするようになりました。 |
12.2(33)SRA |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRA に統合されました。 |
12.2(18)SXF5 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(18)SXF5 に統合されました。 |
12.2SX |
このコマンドは、Cisco IOS Release 12.2SX トレインでサポートされます。 このトレインの特定の 12.2SX リリースにおけるサポートは、フィーチャ セット、プラットフォーム、およびプラットフォーム ハードウェアによって異なります。 |
12.4(20)T |
出力に Job ID および Status フィールドが含まれるように変更されました。 |
12.4(22)T |
このコマンドは、出力表示でレポートされるポリシー キューの適格性を確認するために新しいオプションと一緒にサポートされ、詳細なポリシー情報を提供します。 |
保留中のポリシーは、EEM サーバの実行キューにある実行保留中のポリシーです。 イベントがトリガーされると、イベントを処理するために登録されたポリシーは、EEM サーバのキューに入れられます。 show event manager policy pending コマンドを使用して、このキューのポリシーを表示し、ポリシーの詳細を確認します。
show event manager policy pending コマンドの出力例は、次のとおりです。
Router# show event manager policy pending no. job id p s status time of event event type name 1 12851 N A pend Mon Oct29 20:51:18 2007 timer watchdog loop.tcl 2 12868 N A pend Mon Oct29 20:51:24 2007 timer watchdog loop.tcl 3 12873 N A pend Mon Oct29 20:51:27 2007 timer watchdog loop.tcl 4 12907 N A pend Mon Oct29 20:51:41 2007 timer watchdog loop.tcl 5 13100 N A pend Mon Oct29 20:52:55 2007 timer watchdog loop.tcl
下の表で、この出力で表示される重要なフィールドについて説明します。
コマンド |
説明 |
---|---|
show event manager |
EEM ポリシーのイベント マネージャの詳細を示します。 |
スケジュールされた Embedded Event Manager(EEM)ポリシーのスケジュール アクティビティを表示するには、特権 EXEC モードで show event manager scheduler コマンドを使用します。
show event manager scheduler thread [ queue-type { applet | call-home | axp | script } [detailed] ]
thread |
スケジューラにスレッドを指定します。 |
queue-type |
(任意)EEM ポリシーのキュー タイプを指定します。 |
applet |
(任意)EEM アプレット ポリシーを指定します。 |
call-home |
(任意)EEM Call Home ポリシーを指定します。 |
axp |
(任意)EEM axp ポリシーを指定します。 |
script |
(任意)EEM スクリプト ポリシーを指定します。 |
detailed |
(任意)EEM ポリシーの詳細内容を指定します。 |
特権 EXEC(#)
リリース |
変更内容 |
---|---|
12.4(22)T |
このコマンドが導入されました。 |
12.2(33)SRE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRE に統合されました。 |
show event manager scheduler コマンドを使用して EEM のスケジューラ アクティビティを表示します。 このコマンドは、スケジューラの視点からのすべての EEM 実行スレッドと実行中ポリシーの詳細を表示します。
次のオプションの 1 つまたはすべてを指定できます。applet、call-home、axp、script、および detailed。
show event manager scheduler コマンドの出力例は、次のとおりです。
Router# show event manager scheduler thread 1 Script threads service class default total: 1 running: 1 idle: 0 2 Script threads service class range A-D total: 3 running: 0 idle: 3 3 Applet threads service class default total: 32 running: 0 idle: 32 4 Applet threads service class W X total: 5 running: 0 idle: 5 Router# show event manager scheduler script thread detailed 1 Script threads service class default total: 1 running: 1 idle: 0 1 job id: 1, pid: 215, name: continue.tcl 2 Script threads service class range A-D total: 3 running: 0 idle: 3 3 Applet threads service class default total: 32 running: 0 idle: 32 4 Applet threads service class W X total: 5 running: 0 idle: 5
コマンド |
説明 |
---|---|
show event manager |
EEM ポリシーのイベント マネージャの詳細を示します。 |
Embedded Event Manager(EEM)によってトラックできるスタブ オブジェクトを作成し、トラッキング コンフィギュレーション モードを開始するには、グローバル コンフィギュレーション モードで track stub-object コマンドを使用します。 スタブ オブジェクトを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
track object-number stub-object
no track object-number stub-object
object-number |
トラッキング対象オブジェクトを表すオブジェクト番号。 指定できる範囲は 1 ~ 1000 です。 |
スタブ オブジェクトは作成されません。
グローバル コンフィギュレーション(config)
リリース |
変更内容 |
---|---|
12.4(2)T |
このコマンドが導入されました。 |
12.2(31)SB3 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(31)SB3 に統合されました。 |
12.2(33)SRB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRB に統合されました。 |
Cisco IOS XE Release 2.1 |
このコマンドが、Cisco IOS XE Release 2.1 に統合されました。 |
12.2(33)SXI |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SXI に統合されました。 |
15.1(3)T |
このコマンドが変更されました。 object-number 引数の有効範囲が 1000 に増えました。 |
15.1(1)S |
このコマンドが変更されました。 object-number 引数の有効範囲が 1000 に増えました。 |
track stub-object コマンドを使用して、外部プロセス(EEM)によりトラッキングおよび操作できるオブジェクトである、スタブ オブジェクトを作成します。 スタブ オブジェクトの作成後、default-state コマンドを使用してスタブ オブジェクトのデフォルト状態を設定できます。
EEM は、イベント検出と回復を Cisco IOS 内部で直接行うための分散型でスケーラブルな、カスタマイズされた手法です。 EEM では、イベントをモニタし、イベント発生が検出されたとき、およびしきい値を超えたときに情報通知や是正アクションを実施できます。 EEM ポリシーは、イベントおよびイベントが発生した場合に行う処理を定義するエンティティです。
Cisco IOS Release 15.1(3)T 以降は、最大 1000 個のオブジェクトをトラッキングすることができます。 トラッキング対象オブジェクトは 1000 個設定できますが、各トラッキング対象オブジェクトは CPU リソースを使用します。 ルータで使用可能な CPU リソースの合計は、トラフィック負荷などの変数や、他のプロトコルがどのように設定され実行されているかに応じて異なります。 1000 個のトラッキング対象オブジェクトが使用できるかどうかは、使用可能な CPU によって異なります。 特定のサイト トラフィック条件下でサービスが機能することを保証するには、サイト上でテストを実施する必要があります。
次に、デフォルト状態がアップのスタブ オブジェクト 1 を作成し、設定する例を示します。
Router(config)# track 1 stub-object Router(config-track)# default-state up
コマンド |
説明 |
---|---|
default-state |
スタブ オブジェクトのデフォルト状態を設定します。 |
show track |
トラッキング情報を表示します。 |
トリガー アプレット コンフィギュレーション モードを開始し、Embedded Event Manager(EEM)アプレットに複数のイベント コンフィギュレーション文を指定するには、アプレット コンフィギュレーション モードで trigger コマンドを使用します。 複数のイベント コンフィギュレーション文をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
trigger [ occurs occurs-value ] [ period period-value ] [ period-start period-start-value ] [ delay delay-value ]
no trigger [ occurs occurs-value ] [ period period-value ] [ period-start period-start-value ] [ delay delay-value ]
occurs |
(任意)EEM イベントが発生する前に発生した合計相関回数を指定します。 数が指定されない場合、EEM イベントは 1 回目から発生します。 |
occurs-value |
(任意)番号の範囲は 1 ~ 4294967295 です。 |
period |
(任意)1 回以上のマッチを行う必要がある場合の実行間隔を指定します。 指定しない場合、時間のチェックは適用されません。 |
period-value |
(任意)秒数およびオプションのミリ秒数を ssssssssss [.mmm] 形式で表した数字。 秒数の範囲は 0 ~ 4294967295 です。 ミリ秒の範囲は 0 ~ 999 です。 ミリ秒だけを使用する場合は、0.mmm の形式でミリ秒を指定します。 |
period-start |
(任意)イベント相関ウィンドウの開始を指定します。 指定されない場合、最初の CRON 期間の発生後、イベント監視はイネーブルにされます。 |
period-start-value |
(任意)イベント相関ウィンドウの開始を指定するストリング。 |
delay |
(任意)この秒数が経過した後に、すべての条件が真の場合はイベントが発生する秒数を指定します。 指定しない場合、イベントはただちに発生します。 |
delay-value |
(任意)秒数およびオプションのミリ秒数を ssssssssss [.mmm] 形式で表した数字。 秒数の範囲は 0 ~ 4294967295 です。 ミリ秒の範囲は 0 ~ 999 です。 ミリ秒だけを使用する場合は、0.mmm の形式でミリ秒を指定します。 |
ディセーブル
アプレット コンフィギュレーション(config-applet)
リリース |
変更内容 |
---|---|
12.4(20)T |
このコマンドが導入されました。 |
12.2(33)SRE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRE に統合されました。 |
trigger コマンドは、オプションの tag キーワードと各イベント文で指定される event-tag 引数を使用して、複数のイベント文を関連付けます。
次に、trigger コマンドを使用してトリガー アプレット コンフィギュレーション モードを開始し、EEM アプレットに対して複数のイベント コンフィギュレーション文を指定する例を示します。 この例では、60 秒の期間内に show bgp all コマンドと「COUNT」というストリングを含む syslog メッセージが出現した場合にアプレットが実行されます。
Router(config)# event manager applet delay_50 Router(config-applet)# event tag 1.0 cli pattern "show bgp all" sync yes occurs 32 period 60 maxrun 60 Router(config-applet)# event tag 2.0 syslog pattern "COUNT" Router(config-applet)# trigger occurs 1 delay 50 Router(config-applet-trigger)# correlate event 1.0 or event 2.0 Router(config-applet-trigger)# attribute tag 1.0 occurs 1 Router(config-applet-trigger)# attribute tag 2.0 occurs 1 Router(config-applet-trigger)# action 1.0 cli command "show memory" Router(config-applet)# action 2.0 cli command "enable" Router(config-applet)# action 3.0 cli command "config terminal" Router(config-applet)# action 4.0 cli command " ip route 192.0.2.0 255.255.255.224 192.0.2.12" Router(config-applet)# action 91.0 cli command "exit" Router(config-applet)# action 99.0 cli command "show ip route | incl 192.0.2.5"
コマンド |
説明 |
---|---|
attribute(EEM) |
EEM アプレットの複合イベントを指定します。 |
correlate |
1 つの複合イベントを構築します。 |
event manager applet |
Embedded Event Manager にイベント アプレットを登録し、アプレット コンフィギュレーション モードを開始します。 |