この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
MAC アドレスが MAC アドレス テーブルで学習されたときにイベントをパブリッシュするには、アプレット コンフィギュレーション モードで event mat コマンドを使用します。 イベントのパブリッシュをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
event [ tag event-tag ] mat { interface { type number | regexp interface-name } [ mac-address mac-address ] | mac-address mac-address [ interface { type number | regexp interface-name } ] } [ maxrun maxruntime-number ] [ hold-down seconds ] [ type { add | delete } ]
no event mat
デフォルトでは、イベントはパブリッシュされません。
アプレット コンフィギュレーション(config-applet)
リリース |
変更内容 |
---|---|
12.2(52)SE |
このコマンドが導入されました。 |
12.2(54)SG |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(54)SG に統合されました。 |
インターフェイスまたは MAC アドレスを指定する必要があります。 そのいずれかが指定されている場合、残り 1 つは任意です。 すべてのキーワードは任意の組み合わせで使用できます。
次に、MAC アドレスが MAC アドレス テーブルで学習されたときにイベントをパブリッシュする例を示します。
Router(config)# event manager applet mat Router(config-applet)# event mat interface fastethernet0 hold-down 34 type delete Router(config-applet)#
コマンド |
説明 |
---|---|
event manager applet |
Embedded Event Manager にイベント アプレットを登録し、アプレット コンフィギュレーション モードを開始します。 |
Cisco Discovery Protocol(CDP)またはリンク層検出プロトコル(LLDP)のキャッシュ エントリが変更されるか、Embedded Event Manager(EEM)アプレットでインターフェイス リンク ステータスが変更されたときにイベントをパブリッシュするには、アプレット コンフィギュレーション モードで event neighbor-discovery コマンドを使用します。 イベントをパブリッシュするアクションをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
event [ tag event-tag ] neighbor-discovery interface { type number | regexp interface-name } [ maxrun maxruntime-number ] event-to-monitor
no event neighbor-discovery
デフォルトでは、イベントはパブリッシュされません。
アプレット コンフィギュレーション(config-applet)
リリース |
変更内容 |
---|---|
12.2(52)SE |
このコマンドが導入されました。 |
12.2(54)SG |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(54)SG に統合されました。 |
イベントの指定が受け入れられるようにするには、インターフェイスと、cdp、lldp、link-event、line-event から 1 つ以上を指定する必要があります。 interface および maxrun キーワードと、event-trigger-criteria 引数は任意の順序で使用できます。
次に、CDP キャッシュ エントリが変更されたときにイベントをパブリッシュする例を示します。
Router(config)# event manager applet discovery Router(config-applet)# event neighbhor-discovery interface fastethernet0 cdp all Router(config-applet)#
コマンド |
説明 |
---|---|
event manager applet |
Embedded Event Manager にイベント アプレットを登録し、アプレット コンフィギュレーション モードを開始します。 |
Embedded Event Manager(EEM)のアプレットに対して NetFlow 操作がトリガーされたときにイベントをパブリッシュするには、アプレット コンフィギュレーション モードで event nf コマンドを使用します。 NetFlow 操作がトリガーされたときにイベントをパブリッシュするアクションをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
event [ tag event-tag ] nf monitor-name name event-type { create | delete | update } [exit-event-type] { create | delete | update } subevent field field-type entry-value value-string [ exit-value value-string ] entry-op operator-value [ exit-op operator-value ] [ rate-interval seconds ] [ exit-rate-interval seconds ] [ maxrun maxruntime-number ]
no event [ tag event-tag ] nf
デフォルトでは、イベントは NetFlow 動作がトリガーされたときにパブリッシュされません。
アプレット コンフィギュレーション(config-applet)
リリース |
変更内容 |
---|---|
12.4(22)T |
このコマンドが導入されました。 |
12.2(33)SRE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRE に統合されました。 |
event nf コマンドを使用して、NetFlow イベントをモニタします。 複数のイベントを一緒に指定して、複数のイベントに対し追加のフィルタリングを行うことができます。
次に、NetFlow イベントをモニタするようにアプレットを設定する例を示します。
Router(config)# event manager applet EventNF Router(config-applet)# event nf event-type create monitor-name mon1 event1 entry-op eq entry-val val1 field counter bytes long rate-interval 12 Router(config-applet)#
コマンド |
説明 |
---|---|
event manager applet |
EEM にイベント アプレットを登録し、アプレット コンフィギュレーション モードを開始します。 |
Embedded Event Manager(EEM)ポリシーを EEM に登録し、手動で実行できるように指定するには、アプレット コンフィギュレーション モードで event none コマンドを使用します。 コンフィギュレーション ファイルから event none コマンドを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
event [ tag event-tag ] none [ sync { yes | no } ] [default] [ maxrun maxruntime-number ]
no event none
tag |
(任意)trigger コマンドで使用できる event-tag 引数を使用してタグを指定し、アプレットの複数のイベント文をサポートします。 |
event-tag |
(任意)タグを識別するストリング。 |
synch |
CLI コマンドを実行する前にポリシーを同期的に実行するかどうかを示します。
|
default |
(任意)CLI イベント ディテクタがポリシーの終了を待つ時間(ssssssssss[.mmm] 形式で指定します。ssssssssss は、0 ~ 4294967295 の秒数を表す整数で、mmm は 0 ~ 999 のミリ秒数を表す整数である必要があります)。 ポリシーが終了する前にデフォルトの時間の期限が切れると、デフォルト アクションが実行されます。 デフォルト アクションによって、コマンドが実行されます。 この引数が指定されない場合、デフォルトの時間は 30 秒に設定されます。 |
maxrun |
(任意)アプレットの最大実行時間を指定します。 maxrun キーワードが指定されている場合、maxruntime-number 値を指定する必要があります。 maxrun キーワードが指定されていない場合、デフォルトのアプレット ランタイムは 20 秒です。 |
maxruntime-number |
(任意)ssssssss[.mmm] 形式で指定される秒数。ssssssss は、0 ~ 31536000 の秒数を表す整数で、mmm は 0 ~ 999 のミリ秒数を表す整数である必要があります。 |
EEM イベントは、Cisco IOS システム モニタ カウンタに基づいてトリガーされません。
アプレット コンフィギュレーション(config-applet)。
リリース |
変更内容 |
---|---|
12.3(14)T |
このコマンドが導入されました。 |
12.2(28)SB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(28)SB に統合されました。 |
12.2(18)SXF4 |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(18)SXF4 に統合され、ソフトウェア モジュラリティ イメージだけをサポートするようになりました。 |
12.2(33)SRA |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRA に統合されました。 |
12.2(18)SXF5 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(18)SXF5 に統合されました。 |
12.2SX |
このコマンドは、Cisco IOS Release 12.2SX トレインでサポートされます。 このトレインの特定の 12.2SX リリースにおけるサポートは、フィーチャ セット、プラットフォーム、およびプラットフォーム ハードウェアによって異なります。 |
12.4(20)T |
tag および maxrun キーワードが、アプレット内の複数のイベント文をサポートするために追加されました。 |
EEM は、通常、ポリシーそのものに含まれるイベント仕様に基づいてポリシーをスケジューリングし、実行します。 event none コマンドを使用することで、EEM ポリシーが手動で実行できるものか、または EEM アプレットがトリガーされたときに実行されるものかを EEM が識別できるようになります。 ポリシーを実行するには、アプレット コンフィギュレーション モードで action policy コマンドを使用するか、またはグローバル コンフィギュレーション モードで event manager run コマンドを使用します。
次に、手動で実行する manual-policy という名前のポリシーを登録し、ポリシーを実行する例を示します。
Router(config)# event manager applet manual-policy Router(config-applet)# event none Router(config-applet)# exit Router(config)# event manager run manual-policy
コマンド |
説明 |
---|---|
action policy |
EEM ポリシーを EEM に登録します。 |
event manager applet |
EEM に EEM アプレットを登録し、アプレット コンフィギュレーション モードを開始します。 |
event manager run |
登録された EEM ポリシーを手動で実行します。 |
show event manager policy registered |
登録されている EEM ポリシーを表示します。 |
ルート エントリがルーティング情報ベース(RIB)インフラストラクチャで変更されたときにイベントをパブリッシュするには、アプレット コンフィギュレーション モードで event routing コマンドを使用します。 ルート エントリが RIB で変更されたときのイベントのパブリッシュを停止するには、このコマンドの no 形式を使用します。
event [ tag event-tag ] routing network ip-address/length [ ge ge-length ] [ le le-length ] [ protocol protocol-value ] [ type { add | all | modify | remove } ] [ maxrun maxruntime-number ]
no event [ tag event-tag ] routing
tag |
(任意)trigger コマンドで使用できる event-tag 引数を使用してタグを指定し、アプレットの複数のイベント文をサポートします。 |
event-tag |
(任意)タグを識別するストリング。 |
network |
ルートをモニタするネットワーク IP アドレスと長さを指定します。 |
ip-address / length |
モニタするネットワークの IP アドレスと長さ。 たとえば、192.0.2.4/8 です。 |
ge ge-length |
(任意)照会されるプレフィックスの最小の長さを指定します。 |
le le-length |
(任意)照会されるプレフィックスの最大の長さを指定します。 |
ne ne-length |
(任意)プレフィックスの長さを照会しない指定をします。 |
protocol |
(任意)監視されているネットワークのプロトコルの値を指定します。 |
protocol-value |
ネットワーク プロトコル値。 all、bgp、connected、eigrp、isis、iso-igrp、mobile、odr、ospf、rip、および static のプロトコルの 1 つを使用できます。 デフォルトは、all です。 |
type |
(任意)必要なポリシーのトリガーを指定します。 デフォルトは、all です。 |
add |
エントリがルーティング テーブルに追加されることを指定します。 |
all |
ルーティング テーブル エントリが追加、削除または変更されることを指定します。 |
modify |
ルーティング テーブルのエントリが変更されることを指定します。 |
remove |
エントリがルーティング テーブルから削除されることを指定します |
maxrun |
(任意)アプレットの最大実行時間を指定します。 maxrun キーワードが指定されている場合、maxruntime-number 値を指定する必要があります。 maxrun キーワードが指定されていない場合、デフォルトのアプレット ランタイムは 20 秒です。 |
maxruntime-number |
(任意)ssssssss[.mmm] 形式で指定される秒数。ssssssss は、0 ~ 31536000 の秒数を表す整数で、mmm は 0 ~ 999 のミリ秒数を表す整数である必要があります。 |
デフォルトでは、ルート エントリが RIB インフラストラクチャで変更されたときにイベントはパブリッシュされません。
アプレット コンフィギュレーション(config-applet)
リリース |
変更内容 |
---|---|
12.4(22)T |
このコマンドが導入されました。 |
12.2(33)SRE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRE に統合されました。 |
RIB インフラストラクチャでルート エントリの変更が検出されると EEM イベントがパブリッシュされます。 監視されるルートのネットワーク IP アドレスを指定する必要があります。 照合されるネットワーク プレフィックス、プロトコル値、およびタイプはオプションのパラメータです。
(注) |
既存のスタティック ルートの変更は、Cisco IOS リリースに応じて、remove イベントとそれに続く古い API(v1.0)の add イベントか、または新しい API(v2.0)の modify イベントという結果になります。 |
次に、多数のパラメータがモニタされている場合に、特定のルート エントリがどのように変わるかの例を示します。
Router(config )# event manager applet EventRouting Router(config-applet)# event routing 192.0.2.4/8 protocol static type add ge 5 maxrun 56 Router(config-applet)#
次に、古いルーティング API(v1.0)を使用する Cisco IOS バージョンの出力例を示します。
Router# show event manager detector routing No. Name Version Node Type 1 routing 01.00 node0/0 RP
次に、新しいルーティング API(v2.0)を使用する Cisco IOS バージョンの出力例を示します。
Router# show event manager detector routing No. Name Version Node Type 1 routing 02.00 node0/0 RP
コマンド |
説明 |
---|---|
event manager applet |
EEM にイベント アプレットを登録し、アプレット コンフィギュレーション モードを開始します。 |
簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)オブジェクト識別子の値をサンプリングすることによって起動される Embedded Event Manager(EEM)アプレットのイベント条件を指定するには、アプレット コンフィギュレーション モードで event snmp コマンドを使用します。 SNMP イベント条件を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
event [ tag event-tag ] snmp oid oid-value get-type { exact | next } entry-op operator entry-val entry-value entry-type { value | increment | rate } [ exit-comb { or | and } ] [ exit-op operator ] [ exit-val exit-value ] [ exit-type { value | increment | rate } ] [ exit-time exit-time-value ] [ exit-event { true | false } ] [ average-factor average-factor-value ] poll-interval poll-int-value [ maxrun maxruntime-number ]
no event [ tag event-tag ] snmp oid oid-value get-type { exact | next } entry-op operator entry-val entry-value entry-type { value | increment | rate } [ exit-comb { or | and } ] [ exit-op operator ] [ exit-val exit-value ] [ exit-type { value | increment | rate } ] [ exit-time exit-time-value ] [ exit-event { true | false } ] [ average-factor average-factor-value ] poll-interval poll-int-value [ maxrun maxruntime-number ]
tag |
(任意)trigger コマンドで使用できる event-tag 引数を使用してタグを指定し、アプレットの複数のイベント文をサポートします。 |
event-tag |
(任意)タグを識別するストリング。 |
oid |
oid-value 引数に SNMP オブジェクト識別子(オブジェクト ID)をイベント条件として指定します。 |
oid-value |
SNMP ドット付き表記でのデータ エレメントのオブジェクト ID 値。 OID は、関連する MIB(CISCO-EMBEDDED-EVENT-MGR-MIB)内にタイプとして定義され、各タイプはオブジェクト値を保持します。 一部の OID 型のモニタリングが可能です。 oid キーワードを使用すると、OID が次のいずれでもない場合にエラー メッセージが返されます。
|
get-type |
oid-value 引数で指定したオブジェクト ID に適用する SNMP get 操作のタイプを指定します。 |
exact |
oid-value 引数で指定したオブジェクト ID を検索します。 |
next |
oid-value 引数で指定したオブジェクト ID の英数字順で取得します。 |
entry-op |
指定した演算子を使用して、現在のオブジェクト ID の内容と開始値を比較します。 マッチが見つかると、イベントがトリガーされ、終了条件が満たされるまでイベント モニタリングがディセーブルになります。 |
operator |
2 文字のストリング。 operator 引数には、次のいずれかの値を指定できます。
|
entry-val |
SNMP イベントを発生させるかどうかを決定するために、現在のオブジェクト ID の内容と比較する値を指定します。 |
entry-value |
データ要素のエントリ オブジェクト ID 値。 |
entry-type |
entry-value 引数によって指定されたオブジェクト ID に適用される操作のタイプを指定します。 |
value |
値は、entry-value または exit-value 引数の実際の値として定義されます。 |
increment |
増分では、entry-value または exit-value フィールドは増分差異として使用され、entry-value または exit-value は、現在のカウンタの値と、イベントが最後にトリガーされたとき(またはこれが新しいイベントの場合は最初にポーリングされたサンプル)の値との間の差と比較されます。 負の値によって、減少しているカウンタの増分差異がチェックされます。 |
rate |
レートは、ある期間の変更の平均レートとして定義されます。 期間は、average-factor-value に、poll-int-value を乗じたものです。 ポーリング間隔ごとに、現在のサンプルと前のサンプルとの間の差が取得され、絶対値として記録されます。 前の average-factor-value サンプルの平均は、変更のレートとして取得されます。 |
exit-comb |
(任意)イベント モニタリングを再度イネーブルにするために満たす必要のある終了条件の組み合わせを示します。 |
or |
(任意)終了比較演算子、終了オブジェクト ID 値、または終了時間値を指定する必要があります。 |
and |
(任意)終了比較演算子、終了オブジェクト ID 値、および終了時間値を指定する必要があります。 |
exit-op |
(任意)指定された演算子を使用して、現在のオブジェクト ID の内容と終了値を比較します。 マッチが見つかるとイベントが起動され、イベント モニタリングが再イネーブルされます。 |
exit-val |
(任意)終了条件が満たされているかどうかを決定するために、現在のオブジェクト ID の内容と比較する値を指定します。 |
exit-value |
(任意)データ要素の終了オブジェクト ID 値。 |
exit-type |
(任意)exit-value 引数によって指定されたオブジェクト ID に適用される操作のタイプを指定します。 指定されない場合、値が仮定されます。 |
exit-time |
(任意)この時間が経過した後に、イベント モニタリングが再度イネーブルになる時間を指定します。 タイミングは、イベントがトリガーされた後に開始します。 |
exit-time-value |
(任意)秒数およびオプションのミリ秒数を ssssss[.mmm] 形式で表した数字。 秒数の範囲は 0 ~ 4294967295 です。 ミリ秒の範囲は 0 ~ 999 です。 ミリ秒だけを使用する場合、形式は 0.mmm です。 |
exit-event |
(任意)最初のイベントがトリガーされた後に、イベント モニタリングがイネーブルになった場合、別の終了イベントがトリガーされるかどうかを示します。 |
true |
(任意)別の終了イベントがトリガーされることを指定します。 |
false |
(任意)別の終了イベントがトリガーされないことを指定します。 これはデフォルトです。 |
average-factor |
(任意)レートベースの計算に使用される期間の計算に使用される数値を指定します。 average-factor-value に poll-int-value を乗じて、ミリ秒単位で期間を算出します。 |
average-factor-value |
(任意)1 ~ 64 の範囲の番号。 最少平均係数値は 1 です。 |
poll-interval |
連続するポーリング操作間の時間間隔を指定します。 |
poll-int-value |
秒数およびオプションのミリ秒数を ssssss[.mmm] 形式で表した数字。 秒数の範囲は 1 ~ 4294967295 です。 ミリ秒の範囲は 0 ~ 999 です。 最小ポーリング間隔は 1 秒です。 |
maxrun |
(任意)アプレットの最大実行時間を指定します。 maxrun キーワードが指定されている場合、maxruntime-number 値を指定する必要があります。 maxrun キーワードが指定されていない場合、デフォルトのアプレット ランタイムは 20 秒です。 |
maxruntime-number |
(任意)SSSSSSSSSS[.MMM] 形式で指定される秒数。SSSSSSSSSS は、0 ~ 4294967295 の秒数を表す整数で、MMM は 0 ~ 999 のミリ秒数を表す整数である必要があります。 |
EEM イベントは SNMP オブジェクト ID 値に基づいてトリガーされません。
アプレット コンフィギュレーション(config-applet)
リリース |
変更内容 |
---|---|
12.0(26)S |
このコマンドが導入されました。 |
12.3(4)T |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.3(4)T に統合されました。 |
12.3(2)XE |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.3(2)XE に統合されました。 |
12.2(25)S |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(25)S に統合されました。 |
12.3(14)T |
SNMP レートベースのイベントをサポートするオプションのキーワードが追加されました。 |
12.2(28)SB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(28)SB に統合されました。 |
12.2(18)SXF4 |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(18)SXF4 に統合され、ソフトウェア モジュラリティ イメージだけをサポートするようになりました。 |
12.2(33)SRA |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRA に統合されました。 |
12.2(18)SXF5 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(18)SXF5 に統合されました。 |
12.2SX |
このコマンドは、Cisco IOS Release 12.2SX トレインでサポートされます。 このトレインの特定の 12.2SX リリースにおけるサポートは、フィーチャ セット、プラットフォーム、およびプラットフォーム ハードウェアによって異なります。 |
12.4(20)T |
tag および maxrun キーワードと、関連する引数が追加されました。 |
EEM イベントは、SNMP オブジェクト ID によって指定されたフィールドのいずれか 1 つが定義されたしきい値を超えたときにトリガーされます。 複数の条件が存在する場合、すべての条件が満たされたときに、SNMP イベントがトリガーされます。
終了基準は任意です。 終了基準を指定しない場合、イベント モニタリングがすぐに再イネーブル化されます。 終了基準が(値または期間に基づいて)指定されている場合、イベント モニタリングは条件が満たされるまで再イネーブル化されません。
entry-op キーワードが使用されている場合に一致が見つかると、イベントがトリガーされ、終了条件が満たされるまでイベント モニタリングがディセーブルになります。
exit-op キーワードが使用されている場合に一致が見つかると、イベントがトリガーされ、イベント モニタリングが再イネーブル化されます。
entry-type キーワードは、次のいずれかのアクションをトリガーします。
オプションの exit-type キーワードが使用される場合、次が発生します。
increment および rate タイプは、INTEGER_TYPE、COUNTER_TYPE、および COUNTER_64_TYPE の OID タイプに対してだけサポートされます。
次に、現在のプロセス メモリ量を表す、指定された SNMP オブジェクト ID の値との完全一致がある場合に、memory-fail と呼ばれる EEM アプレットがどのように実行されるかの例を示します。 プロセス メモリが不足していること、および現在使用可能なメモリを示すメッセージが syslog に送信されます。
Router(config)# event manager applet memory-fail Router(config-applet)# event snmp oid 1.3.6.1.4.1.9.9.48.1.1.1.6.1 get-type exact entry-op lt entry-val 5120000 poll-interval 10 Router(config-applet)# action 1.0 syslog msg "Memory exhausted; current available memory is $_snmp_oid_val bytes"
次に、IPSLAping1 という名前の EEM アプレットが登録され、指定された SNMP オブジェクト ID の値と完全一致する(正常な IP SLA ICMP エコー動作を表す)場合に実行される例を示します(これは ping コマンドに相当します)。 エコー操作が失敗した場合は 4 つのアクションがトリガーされ、イベント モニタリングは 2 回目の失敗後までディセーブルにされます。
サーバへの ICMP エコー動作が失敗したことを示すメッセージが syslog に送信され、SNMP トラップが生成され、EEM はアプリケーション固有のイベントをパブリッシュし、IPSLA1F というカウンタが値 1 で増分されます。
Router(config)# event manager applet IPSLAping1 Router(config-applet)# event snmp oid 1.3.6.1.4.1.9.9.42.1.2.9.1.6.4 get-type exact entry-op eq entry-val 1 exit-op eq exit-val 2 poll-interval 5 Router(config-applet)# action 1.0 syslog priority critical msg "Server IP echo failed: OID=$_snmp_oid_val" Router(config-applet)# action 1.1 snmp-trap strdata "EEM detected server reachability failure to 10.1.88.9" Router(config-applet)# action 1.2 publish-event sub-system 88000101 type 1 arg1 10.1.88.9 arg2 IPSLAEcho arg3 fail
コマンド |
説明 |
---|---|
event manager applet |
Embedded Event Manager にイベント アプレットを登録し、アプレット コンフィギュレーション モードを開始します。 |
簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)通知をサンプリングすることによって実行される Embedded Event Manager(EEM)アプレットのイベント条件を登録するには、アプレット コンフィギュレーション モードで event snmp-notification コマンドを使用します。 SNMP 通知イベント条件を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
event [ tag event-tag ] snmp-notification oid oid-string oid-val comparison-value op operator [ maxrun maxruntime-number ] [ src-ip-address ip-address ] [ dest-ip-address ip-address ] [ default seconds ] [ direction { incoming | outgoing } ] [ msg-op { drop | send } ]
no event [ tag event-tag ] snmp-notification
tag |
(任意)trigger コマンドで使用できる event-tag 引数を使用してタグを指定し、アプレットの複数のイベント文をサポートします。 |
event-tag |
(任意)タグを識別するストリング。 |
oid |
oid-val 引数に SNMP オブジェクト識別子(オブジェクト ID)値をイベント条件として指定します。 |
oid-string |
SNMP ドット付き表記でのデータ エレメントのオブジェクト ID 値。 OID は、関連する MIB(CISCO-EMBEDDED-EVENT-MGR-MIB)内にタイプとして定義され、各タイプはオブジェクト値を保持します。 一部の OID 型のモニタリングが可能です。 oid キーワードを使用すると、OID が次のいずれでもない場合にエラー メッセージが返されます。
|
oid-val comparison-value |
OID の比較値を指定します。 |
op |
指定した演算子を使用して、現在のオブジェクト ID の内容と SNMP プロトコル データ ユニット(PDU)の開始値を比較します。 マッチが見つかると、イベントがトリガーされ、終了条件が満たされるまでイベント モニタリングがディセーブルになります。 |
operator |
2 文字のストリング。 operator 引数には、次のいずれかの値を指定できます。
|
maxrun |
(任意)アプレットの最大実行時間を指定します。 maxrun キーワードが指定されていない場合、デフォルトのアプレット ランタイムは 20 秒です。 |
maxruntime-number |
(任意)ssssssss[.mmm] 形式で指定される秒数。ssssssss は、0 ~ 31536000 の秒数を表す整数で、mmm は 0 ~ 999 のミリ秒数を表す整数である必要があります。 デフォルト値は 20 秒です。 |
src-ip-address |
(任意)SNMP 通知トラップが発信される送信元 IP アドレスを指定します。 デフォルトは all です。すべての IP アドレスから SNMP 通知トラップを受信するよう、設定されます。 |
ip-address |
(任意)送信元 IP アドレス。 |
dest-ip-address |
(任意)SNMP 通知トラップを送信する宛先 IP アドレスを指定します。 デフォルトは all です。すべての宛先 IP アドレスから SNMP トラップを受信するよう、設定されます。 |
dest-ip-address |
(任意)宛先 IP アドレス。 |
default seconds |
(任意)SNMP 通知イベント ディテクタがポリシーの終了を待つ時間を指定します。 time 時間は、ssssssssss[.mmm] 形式で指定します。ssssssssss は、0 ~ 4294967295 の秒数を表す整数で、mmm は 0 ~ 999 のミリ秒数を表す整数である必要があります。 |
direction |
(任意)SNMP トラップの方向、または通知 PDU がフィルタリングする方向を決定します。 デフォルトは incoming です。 incoming:SNMP トラップの着信方向、または通知 PDU がフィルタリングする方向を決定します。 outgoing:SNMP トラップの発信方向、または通知 PDU がフィルタリングする方向を決定します。 |
msg-op |
(任意)イベントがトリガーされたときに、SNMP PDU で行われるアクション(ドロップまたは送信)を示します。 drop:メッセージをドロップするように指定します。 send:メッセージを送信するように指定します。 |
EEM イベントは SNMP 通知オブジェクト ID 値に基づいてトリガーされません。
アプレット コンフィギュレーション(config-applet)
リリース |
変更内容 |
---|---|
12.4(20)T |
このコマンドが導入されました。 |
15.0(1)M |
このコマンドが変更されました。 次のキーワードと引数が追加されました。default、seconds、direction、incoming、outgoing、msg-op、drop、および send。 |
SNMP 通知イベント ディテクタには、ルータが受信した SNMP トラップおよび SNMP インフォーム メッセージを代行受信する機能があります。 SNMP 通知イベントは、受信 SNMP トラップまたは SNMP インフォーム メッセージが指定された値に一致するか、指定されたしきい値を超えたときに生成されます。
SNMP および SNMP サーバ マネージャは SNMP 通知イベント ディテクタの使用前に設定され、イネーブルにされている必要があります。
EEM イベントは、SNMP 通知オブジェクト ID によって指定されたフィールドのいずれか 1 つが定義されたしきい値を超えたときにトリガーされます。 複数の条件が存在する場合、すべての条件が満たされたときに、SNMP 通知イベントがトリガーされます。
OID は、関連する MIB(CISCO-EMBEDDED-EVENT-MGR-MIB)内にタイプとして定義され、各タイプはオブジェクト値を保持します。 一部の OID 型のモニタリングが可能です。 oid キーワードを使用すると、OID が次のいずれでもない場合にエラー メッセージが返されます。
op キーワードが使用されている場合に一致が見つかると、イベントがトリガーされ、終了条件が満たされるまでイベント モニタリングがディセーブルになります。
operator 引数には、次のいずれかの値を指定できます。
次に、event snmp-notification が設定される前に、snmp-server community public RW コマンド、および snmp-server manager コマンドを設定する例を示します。
Router(config)# snmp-server community public RW Router(config)# snmp-server manager
次に、値が 10 であるオブジェクト OID 1 の宛先 IP アドレス 192.168.1.1 でルータが SNMP 通知を受け取ったときに、EEM スクリプトを実行するように SNMP_Notification という名前の EEM アプレットを登録する例を示します。
Router(config)# event manager applet SNMP_Notification Router(config-applet)# event snmp-notification dest-ip-address 192.168.1.1 oid 1 op eq oid-val 10 Router(config-applet)# action 1 policy eem_script
次に、OID が 1.3.6.1.4.1.318.2.3.3 で OID 値が「UPS: Returned from battery backup power」の SNMP トラップを代行受信し、メッセージをドロップして別のメッセージを送信する例を示します。
Router(config)# event manager applet SNMP_Notification Router(config-applet)# event snmp-notification dest_ip_address 192.168.1.1 oid 1.3.6.1.4.1.318.2.3.3 op eq oid-value "UPS: Returned from battery backup power" direction outgoing msg-op drop
コマンド |
説明 |
---|---|
event manager applet |
EEM にイベント アプレットを登録し、アプレット コンフィギュレーション モードを開始します。 |
SNMP オブジェクトのサンプリングによって実行される Embedded Event Manager(EEM)アプレットの簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)オブジェクト イベントを登録するには、アプレット コンフィギュレーション モードで event snmp-object コマンドを使用します。 SNMP オブジェクト イベント条件を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
event snmp-object oid oid-value type value sync { yes | no } skip { yes | no } istable { yes | no } [ default seconds ] [ maxrun maxruntime-number ]
no event snmp-object
oid |
SNMP オブジェクト識別子(オブジェクト ID)を指定します。 |
oid-value |
SNMP ドット付き表記でのデータ エレメントのオブジェクト ID 値。 OID は、関連する MIB(CISCO-EMBEDDED-EVENT-MGR-MIB)内にタイプとして定義され、各タイプはオブジェクト値を保持します。 |
type value |
オブジェクトのタイプを指定します。 次の値が有効です。
|
sync |
SNMP および EEM ポリシー実行を指定します。
|
skip |
sync が no に設定されている場合は必須で、sync が yes の場合は使用できません。 CLI コマンドの実行をスキップするかどうかを指定します。
|
istable |
(任意)OID が SNMP テーブルかどうかを指定します。
|
default |
(任意)SNMP オブジェクト イベント ディテクタがポリシーの終了を待つ時間。 |
seconds |
(任意)秒数およびオプションのミリ秒数を ssssssssss [.mmm] 形式で表した数字。 秒数の範囲は 0 ~ 4294967295 です。 ミリ秒の範囲は 0 ~ 999 です。 ミリ秒だけを使用する場合は、0.mmm の形式でミリ秒を指定します。 |
maxrun |
(任意)アプレットの最大実行時間を指定します。 |
maxruntime-number |
(任意)ssssssss[.mmm] 形式で指定される秒数。ssssssss は、0 ~ 31536000 の秒数を表す整数で、mmm は 0 ~ 999 のミリ秒数を表す整数である必要があります。 デフォルト値は 20 秒です。 |
アプレット コンフィギュレーション(config-applet)
リリース |
変更内容 |
---|---|
15.0(1)M |
このコマンドが導入されました。 |
15.0(1)M1 |
このコマンドが変更されました。 counter64 および oid 値が type キーワードに追加されました。 |
event snmp-object コマンドを使用して、SNMP オブジェクトをサンプリングすることで実行される EEM アプレットの SNMP オブジェクト イベントを登録します。
次に、 event snmp-object コマンドの使用例を示します。
Router(config)# event manager applet test Router(config-applet)# event snmp-object
コマンド |
説明 |
---|---|
action syslog |
EEM アプレットがトリガーされたときに、syslog にメッセージを書き込むアクションを指定します。 |
event manager applet |
EEM にイベント アプレットを登録し、アプレット コンフィギュレーション モードを開始します。 |
指定したオブジェクト番号の Cisco IOS Object Tracking サブシステム レポートに基づいて起動される Embedded Event Manager(EEM)アプレットのイベント条件を指定するには、アプレット コンフィギュレーション モードで event track コマンドを使用します。 レポート イベント条件を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
event [label] [ tag event-tag ] track object-number [ state { up | down | any } ] [ maxrun maxruntime-number ]
no event [label] [ tag event-tag ] track object-number [ state { up | down | any } ] [ maxrun maxruntime-number ]
tag |
(任意)trigger コマンドで使用できる event-tag 引数を使用してタグを指定し、アプレットの複数のイベント文をサポートします。 |
event-tag |
(任意)タグを識別するストリング。 |
label |
(任意)一意な識別子(任意のストリングを指定できます)。 ストリングに空白が含まれる場合は二重引用符で囲みます。 |
object-number |
1 から 500 の範囲のトラッキング対象オブジェクトの番号。 番号は、track stub コマンドを使用して定義されます。 |
state |
(任意)トラックされるオブジェクトの状態遷移によってイベントが発生するよう、指定します。 |
up |
(任意)トラッキング対象オブジェクトがダウン状態からアップ状態に移行したときにイベントが発生するよう、指定します。 |
down |
(任意)トラッキング対象オブジェクトがアップ状態からダウン状態に移行したときにイベントが発生するよう、指定します。 |
any |
(任意)トラッキング対象オブジェクトが任意の状態から任意の状態に移行したときにイベントが発生するよう、指定します。 これはデフォルトです。 |
maxrun |
(任意)アプレットの最大実行時間を指定します。 maxrun キーワードが指定されている場合、maxruntime-number 値を指定する必要があります。 maxrun キーワードが指定されていない場合、デフォルトのアプレット ランタイムは 20 秒です。 |
maxruntime-number |
(任意)ssssssss[.mmm] 形式で指定される秒数。ssssssss は、0 ~ 31536000 の秒数を表す整数で、mmm は 0 ~ 999 のミリ秒数を表す整数である必要があります。 |
EEM イベント基準は指定されていません。
アプレット コンフィギュレーション(config-applet)
リリース |
変更内容 |
---|---|
12.4(2)T |
このコマンドが導入されました。 |
12.2(31)SB3 |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(31)SB3 に統合されました。 |
12.2(33)SRB |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRB に統合されました。 |
12.4(20)T |
tag および maxrun キーワードが、アプレット内の複数のイベント文をサポートするために追加されました。 |
12.2(33)SXI |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SXI に統合されました。 |
このコマンドに関連付けられた 2 つのエントリ変数があります。
このコマンドは、EEM を使用したオブジェクトのトラッキングを支援するために使用されます。 各トラッキング対象オブジェクトは、トラッキング コマンドライン インターフェイス(CLI)で指定された一意の番号で識別されます。 EEM などのクライアント プロセスは、この番号を使用して特定のオブジェクトをトラッキングします。 トラッキング プロセスは定期的に、トラッキング対象オブジェクトをポーリングし、値の変更を確認します。 トラッキング対象オブジェクトの変更は、すぐに、または指定された遅延後に、対象のクライアント プロセスに通知されます。 オブジェクトの値は、アップまたはダウンとして報告されます。
次に、トラッキング対象オブジェクトに基づいてイベント基準を指定する例を示します。
event manager applet track-ten event track 10 state any action 1.0 track set 10 state up action 2.0 track read 10
コマンド |
説明 |
---|---|
action track read |
EEM アプレットがトリガーされたときに、トラッキング対象オブジェクトの状態を読み取るアクションを指定します。 |
action track set |
EEM アプレットがトリガーされたときに、トラッキング対象オブジェクトの状態を設定するアクションを指定します。 |
event manager applet |
Embedded Event Manager にイベント アプレットを登録し、アプレット コンフィギュレーション モードを開始します。 |
show track |
トラッキング情報を表示します。 |
track stub |
トラッキング対象のスタブ オブジェクトを作成します。 |