この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、I で始まる Cisco NX-OS イーサネット コマンドおよび仮想イーサネット コマンドについて説明します。
vCenter Server への接続に使用する証明書をインストールするには、 install certificate コマンドを使用します。証明書を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
install certificate { bootflash: [// server /] | default }
証明書をインストールするブート フラッシュ メモリの送信元 URL または宛先 URL を指定します。 server 引数の値は、 module-1 、 sup-1 、 sup-active または sup-local です。 |
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次の例では、ブート フラッシュ メモリに証明書をインストールする例を示します。
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スイッチ上でシスコ仮想マシンのフィーチャ セットをインストールするには、 install feature-set virtualization コマンドを使用します。シスコ仮想マシンのフィーチャ セットを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
install feature-set virtualization
no install feature-set virtualization
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(注) シスコ仮想マシン機能は、Cisco Nexus 5500 シリーズ スイッチでだけサポートされます。
次に、スイッチ上でシスコ仮想マシンのフィーチャ セットをインストールする例を示します。
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スイッチ上で Cisco 仮想マシン ファブリック エクステンダ(VM-FEX)をイネーブルまたはディセーブルにします。 |
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VLAN または VLAN セットを Multiple Spanning Tree Instance(MSTI)にマッピングするには、 instance vlan コマンドを使用します。インスタンスを削除して、VLAN をデフォルト インスタンス(Common and Internal Spanning Tree(CIST))に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
instance instance-id vlan vlan-id
no instance instance-id [ vlan vlan-id ]
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マッピングは、絶対的ではなく差分的に行われます。VLAN の範囲を入力すると、その範囲が既存のインスタンスに追加されるか、既存のインスタンスから削除されます。
マッピングされていない VLAN は、CIST インスタンスにマッピングされます。
次に、VLAN 範囲を MSTI 4 にマッピングする例を示します。
switch(config)#
spanning-tree mst configuration
switch(
config-mst)#
instance 4 vlan 100-200
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イーサネット IEEE 802.3 インターフェイスのインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始するには、 interface ethernet コマンドを使用します。
interface ethernet [ chassis_ID /] slot / port
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次に、イーサネット インターフェイス 1/4 でコンフィギュレーション モードを開始する例を示します。
switch(config)#
interface ethernet 1/4
switch(config-if)#
次に、ファブリック エクステンダのホスト インターフェイスでコンフィギュレーション モードを開始する例を示します。
switch(config)#
interface ethernet 101/1/1
switch(config-if)#
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レイヤ 3 イーサネット IEEE 802.3 ルーテッド インターフェイスを設定するには、 interface ethernet コマンドを使用します。
interface ethernet [ chassis_ID /] slot / port [ . subintf-port-no ]
グローバル コンフィギュレーション モード
インターフェイス コンフィギュレーション モード
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インターフェイスをレイヤ 3 ルーテッド インターフェイスとして設定するためには、 no switchport コマンドをインターフェイス コンフィギュレーション モードで使用する必要があります。インターフェイスをレイヤ 3 インターフェイスとして設定すると、そのインターフェイスのすべてのレイヤ 2 固有のコンフィギュレーションが削除されます。
レイヤ 3 インターフェイスをレイヤ 2 インターフェイスに変換するには、 switchport コマンドを使用します。インターフェイスをレイヤ 2 インターフェイスとして設定すると、このインターフェイスのすべてのレイヤ 3 固有のコンフィギュレーションが削除されます。
次に、レイヤ 3 イーサネット インターフェイス 1/5 のコンフィギュレーション モードを開始する例を示します。
switch(config)#
interface ethernet 1/5
switch(config-if)#
no switchport
switch(config-if)#
ip address 10.1.1.1/24
switch(config-if)#
次に、ファブリック エクステンダのホスト インターフェイスでコンフィギュレーション モードを開始する例を示します。
switch(config)#
interface ethernet 101/1/1
switch(config-if)#
no switchport
switch(config-if)#
ip address 10.1.1.1/24
switch(config-if)#
次に、グローバル コンフィギュレーション モードでイーサネット インターフェイス 1/5 のレイヤ 3 サブインターフェイスを設定する例を示します。
switch(config)#
interface ethernet 1/5.2
switch(config-if)#
no switchport
switch(config-subif)#
ip address 10.1.1.1/24
switch(config-subif)#
次に、インターフェイス コンフィギュレーション モードでレイヤ 3 サブインターフェイスを設定する例を示します。
switch(config)#
interface ethernet 1/5
switch(config-if)#
no switchport
switch(config-if)#
interface ethernet 1/5.1
switch(config-subif)#
ip address 10.1.1.1/24
switch(config-subif)#
次に、レイヤ 3 インターフェイスをレイヤ 2 インターフェイスに変換する例を示します。
switch(config)#
interface ethernet 1/5
switch(config-if)#
no switchport
switch(config-if)#
ip address 10.1.1.1/24
switch(config-if)#
switchport
switch(config-if)#
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ループバック インターフェイスを作成して、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始するには、 interface loopback コマンドを使用します。ループバック インターフェイスを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
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interface loopback コマンドは、ループバック インターフェイスを作成または変更するために使用します。
ループバック インターフェイス コンフィギュレーション モードからは、次のパラメータを使用できます。
• description :インターフェイスの目的を説明します。
• ip :インターフェイスの IP アドレス、アドレス解決プロトコル(ARP)属性、ロード バランシング、ユニキャスト リバース パス転送(RPF)、IP ソース ガードなどの IP 機能を設定します。
次に、ループバック インターフェイスを作成する例を示します。
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管理インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始するには、 interface mgmt コマンドを使用します。
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次に、管理インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始する例を示します。
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EtherChannel インターフェイスを作成して、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始するには、 interface port-channel コマンドを使用します。EtherChannel インターフェイスを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
interface port-channel channel-number [. subintf-channel-no ]
no interface port-channel channel-number [. subintf-channel-no ]
この EtherChannel 論理インターフェイスに割り当てられているチャネル番号。指定できる範囲は 1 ~ 4096 です。 |
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(注) レイヤ 3 インターフェイスが対象となります。 | |
(任意)EtherChannel サブインターフェイスのポート番号。有効な範囲は 1 ~ 4093 です。 (注) レイヤ 3 インターフェイスが対象となります。 |
グローバル コンフィギュレーション モード
インターフェイス コンフィギュレーション モード
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ポートは、1 つのチャネル グループだけに属すことができます。
レイヤ 2 インターフェイスに interface port-channel コマンドを使用する場合は、次のガイドラインに従ってください。
• CDP を使用する場合は、EtherChannel インターフェイス上ではなく物理インターフェイス上だけで CDP を設定します。
• EtherChannel インターフェイス上にスタティック MAC アドレスを割り当てない場合は、MAC アドレスが自動的に割り当てられます。スタティック MAC アドレスを割り当て、後で削除した場合は、MAC アドレスが自動的に割り当てられます。
• EtherChannel の MAC アドレスは、チャネル グループに追加される最初の動作ポートのアドレスです。この最初に追加されたポートがチャネルから削除されると、次に追加された動作ポート(存在する場合)の MAC アドレスになります。
EtherChannel インターフェイスをレイヤ 3 インターフェイスとして設定するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで no switchport コマンドを使用する必要があります。インターフェイスをレイヤ 3 インターフェイスとして設定すると、そのインターフェイスのすべてのレイヤ 2 固有のコンフィギュレーションが削除されます。
レイヤ 3 EtherChannel インターフェイスをレイヤ 2 インターフェイスに変換するには、 switchport コマンドを使用します。インターフェイスをレイヤ 2 インターフェイスとして設定すると、このインターフェイスのすべてのレイヤ 3 固有のコンフィギュレーションが削除されます。
次に、チャネル グループ番号 50 を持つ EtherChannel グループ インターフェイスを作成する例を示します。
次に、チャネル グループ番号 10 のレイヤ 3 EtherChannel グループ インターフェイスを作成する例を示します。
次に、インターフェイス コンフィギュレーション モードでチャネル グループ番号 1 のレイヤ 3 EtherChannel サブインターフェイスを設定する例を示します。
次に、グローバル コンフィギュレーション モードでチャネル グループ番号 20.1 のレイヤ 3 EtherChannel サブインターフェイスを設定する例を示します。
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(レイヤ 3 インターフェイス)インターフェイスのプライマリ IP アドレスまたはセカンダリ IP アドレスを設定します。 |
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仮想イーサネット(vEth)インターフェイスのインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始するには、 interface vethernet コマンドを使用します。仮想イーサネット インターフェイスを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
interface vethernet veth-id [, vethernet veth-id , ...]
no interface vethernet veth-id [, vethernet veth-id , ...]
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仮想イーサネット インターフェイスを使用する前に、 feature vmfex コマンドを使用して、スイッチ上で Cisco 仮想マシン ファブリック エクステンダ(VM-FEX)をイネーブルにする必要があります。
各スイッチの仮想イーサネット インターフェイスを設定する必要があります。セカンダリ スイッチのコンフィギュレーションは、プライマリ スイッチのコンフィギュレーションと同じにする必要があります。
Cisco Nexus 5548 スイッチでは、最大で 1000 個の仮想イーサネット インターフェイスを作成できます。スイッチ上で Adapter-FEX をディセーブルにする前に、必ずこれらのインターフェイスを削除します。仮想イーサネット インターフェイスを削除した後、スイッチの実行コンフィギュレーションを必ずスタートアップ コンフィギュレーション ファイルに保存します。
次に、仮想イーサネット インターフェイス 10 のコンフィギュレーション モードを開始する例を示します。
switch(config-if)#
次に、複数の仮想イーサネット インターフェイスのコンフィギュレーション モードを開始する例を示します。
switch(config-if-range)#
次に示す例では、インターフェイスをバインドして、vEthernet アクセス インターフェイスを設定し、このインターフェイスにアクセス VLAN を割り当て、次に仮想イーサネット インターフェイスに ppVEth というポート プロファイルとサービス クラス(CoS)値 3 を割り当てます。
次に、仮想イーサネット インターフェイスを削除する例を示します。
switch(config)#
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VLAN インターフェイスを作成して、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始するには、 interface vlan コマンドを使用します。VLAN インターフェイスを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
インターフェイスがアクセス モードのときに設定する VLAN。有効な値は 1 ~ 4094 です。内部スイッチ用に予約されている VLAN は除きます。 |
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このコマンドを使用する前に、 feature interface-vlan コマンドを使用してインターフェイス VLAN 機能をイネーブルにします。
VLAN インターフェイスの作成または変更を行うには、 interface vlan コマンドを使用します。
VLAN インターフェイスは、特定の VLAN に対して初めて interface vlan コマンドを入力したときに作成されます。 vlan-id 引数は、IEEE 802.1Q カプセル化トランク上のデータ フレームに関連付けられた VLAN タグ、またはアクセス ポートに設定された VLAN ID に対応します。
次に、VLAN 50 の VLAN インターフェイスを作成する例を示します。
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インターネット グループ管理プロトコル(IGMP)をイネーブルにするには、 ip igmp snooping コマンドを使用します。IGMP スヌーピングをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
(注) グローバルな設定がディセーブルになっている場合は、すべての VLAN が、イネーブルかどうかに関係なくディセーブルと見なされます。
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次に、IGMP スヌーピングをイネーブルにする例を示します。
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VLAN でインターネット グループ管理プロトコル(IGMP)を設定するには、 ip igmp snooping コマンドを使用します。コマンドを無効にするか、デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
• fast-leave :すべての VLAN についてディセーブル
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Cisco Adapter ファブリック エクステンダ(Adapter-FEX)でこのコマンドのサポートが追加されました。 |
表 1 に、 parameter の有効値を示します。
次に、VLAN 5 の IGMP スヌーピング パラメータを設定する例を示します。
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