この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、RPS 2300 での新規または交換用の電源モジュールおよびファン モジュールの取り外しまたは取り付け方法について説明します。次のセクションを参照してください。
• 「設置の概要」
モジュールの説明については、「電源モジュール」および「ファン モジュール」を参照してください。
ここでは、設置に必要な工具および機器、適用される安全上の警告、および設置の注意事項について説明します。
• 最大締め付け力が 15 ポンドフォース インチ(lbf-in)、つまり、240 オンスフォース インチ(ozf-in)の No.2 プラス ヘッド付きラチェット式トルク ドライバ。1,150 W 電源モジュールでは、ドライバ シャフトの長さが 6 インチ以上ある必要があります。
電源モジュールまたはファン モジュールを取り外すとき、または取り付けるときは、次の注意事項に従ってください。
• 電源モジュールまたはファン モジュールが RPS 2300 に不完全に接続されていると、システムの動作に混乱が生じる場合があります。
• RPS 2300 は、外部装置が接続されている場合に電源モジュールのホット スワップをサポートします。RPS 2300 が外部装置をバックアップしていないとき、システム電力を切断せずに電源モジュールを取り外して交換できます。
– 2 台の 1,150 W 電源モジュールが RPS 2300 に設置されている場合は、外部装置をバックアップしているときにいずれかのモジュールを取り外すことができます。
– 2 台の 750 W 電源モジュールが設置されていて、RPS 2300 が 1,150 W 電源を備えた装置をバックアップしている場合は、どのモジュールも RPS 2300 から取り外せません。
– 1,150 W または 750 W 電源モジュールを交換するときは、正しい電源コード(CAB-16AWG-AC)を使用していることを確認してください。
警告 モジュールやファンの取り付けや取り外しの際は、空いているスロットやシャーシの内部には手を入れないでください。露出している回路部に触れると感電するおそれがあります。ステートメント 206
警告 いつでも装置の電源を切断できるように、プラグおよびソケットにすぐに手が届く状態にしておいてください。ステートメント 1019
警告 この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。ステートメント 1030
警告 雷の発生中は、システム上での作業やケーブルの抜き差しを行わないでください。ステートメント 1001
ここでは、RPS 2300 で 750 W または 1,150 W の AC 電源モジュールを脱着する方法について説明します。
(任意)RPS 2300 にはシングル アース ネジとリング型ラグ端子が付属しています。アース ネジを使用してシングル アース ラグを RPS の背面パネルに取り付けます(図 1-9 を参照)。ラチェット式トルク ドライバを使用して、アースラグ ネジを 60 lbf-in(960 ozf-in)のトルクで締めます。
警告 いつでも装置の電源を切断できるように、プラグおよびソケットにすぐに手が届く状態にしておいてください。ステートメント 1019
AC 電源モジュールを取り外して取り付けるには、次の手順に従います。
ステップ 2 電源コードから電源コード保持具を外します。図 3-2
ステップ 4 電源モジュールを RPS 2300 シャーシに固定しているモジュール下端の非脱落型ネジ 2 本を、プラス ドライバを使用して緩めます。
ステップ 5 着脱用ハンドルを引いて、電源モジュールを電源スロットから取り外します。
ステップ 6 新しい電源モジュールを電源スロットに挿入し、スロットにゆっくりと押し入れます(図 3-1)。
適切に挿入されると、750 W 電源モジュールでは前面プレートが RPS 2300 前面パネルに揃います。1,150 W 電源モジュールは RPS 2300 前面パネルから 9.14 cm(3.6 インチ)突出します。
ステップ 7 2 本の非脱落型ネジを RPS 2300 前面パネルのネジ穴に合わせます。ラチェット式トルク ドライバを使用して、各ネジを 10 lbf-in(160 ozf-in)のトルクで締めます。
ステップ 8 電源コード(CAB-16AWG-AC)をモジュールと AC 電源コンセントに接続します。
ステップ 9 AC 電源コード保持具をはめて電源コードを固定します(図 3-2 を参照)。
図 3-2 電源コード保持具を取り付けた AC 電源モジュール
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ステップ 10 電源モジュールの AC OK LED がグリーンであることを確認します。RPS 2300 の LED の説明については、表 1-4 を参照してください。
RPS 2300 でファン モジュールを取り外して交換するには、次の手順に従います。
ステップ 1 ファン モジュールを RPS 2300 シャーシに固定しているモジュール上端の非脱落型ネジ 2 本を、プラス ドライバを使用して緩めます。
ステップ 2 着脱用ハンドルを引いて、ファン モジュールをファン スロットから取り外します。
ステップ 3 新しいファン モジュールをファン スロットに挿入し、スロットにゆっくりと押し入れます(図 3-3)。適切に挿入されると、ファン モジュールは RPS 2300 前面パネルに揃います。
警告 モジュールやファンの取り付けや取り外しの際は、空いているスロットやシャーシの内部には手を入れないでください。露出している回路部に触れると感電するおそれがあります。ステートメント 206
ステップ 4 2 本の非脱落型ネジを RPS 2300 前面パネルのネジ穴に合わせます。ラチェット式トルク ドライバを使用して、各ネジを 5 lbf-in(80 ozf-in)のトルクで締めます。