この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
このマニュアルは、ルータ、ハブ、サーバ、スイッチなどのネットワーキング機器の設置を担当するネットワーキング技術者やコンピュータ技術者を対象としています。このマニュアルを使用するには、イーサネットと LAN の概念および用語についての知識が必要です。
このマニュアルでは、Cisco Redundant Power System 2300(PWR-RPS2300)のハードウェア機能についてまとめています。RPS 2300 の物理特性とパフォーマンス特性を紹介し、RPS 2300 の設置方法を説明して、トラブルシューティングに関する情報を提供します。
RPS 2300 は、多くのシスコ製品で使用できる冗長電源を実現します。このマニュアルでは、Catalyst 3750-E スイッチと Catalyst 3560-E スイッチでの RPS 2300 の動作を取り上げます。
お使いの製品で RPS 2300 が使用可能かどうかを判断するには、その製品のマニュアルを確認するか、オンラインの『Cisco RPS 2300 Switch Compatibility Matrix 』(Cisco.com に RPS 2300 のマニュアルとともに掲載されています)で全サポート対象製品のリストを確認してください。
このマニュアルでは、表示されるシステム メッセージの説明および RPS 2300 の設定手順は扱っていません。RPS 2300 の設定は Command-Line Interface(CLI; コマンドライン インターフェイス)で行い、RPS 2300 の管理は Catalyst 3750-E スイッチと Catalyst 3560-E スイッチ上で Cisco IOS または管理ソフトウェアを使用して行います。
RPS 2300 の設定方法については、Cisco.com のテクニカル サポートとマニュアルのホーム ページでスイッチのソフトウェア設定ガイド、スイッチのコマンド リファレンス、およびスイッチのシステム メッセージ ガイドを参照してください。
標準 Cisco IOS Release 12.1 または 12.2 のコマンドについては、Cisco.com のホームページで [Technical Support & Documentation] > [Documentation] から Cisco IOS のマニュアル セットを参照してください。Cisco Documentation のホームページで [Cisco IOS Software] ドロップダウン リストから [Release 12.1] または [Release 12.2] を選択します。
• 第 1 章「製品概要」 では、RPS 2300 の機能の概要を紹介します。
• 第 2 章「RPS 2300 の設置」 では、ラック、テーブル、または棚への RPS 2300 の設置方法と、RPS 2300 への各種ケーブルと電源モジュールの接続方法について説明します。
• 第 3 章「電源モジュールおよびファン モジュールの設置」 では、新品または交換用の電源モジュールまたはファン モジュールの取り付け方法と取り外し方法、およびそれらモジュールへのケーブルの脱着方法について説明します。
• 第 4 章「トラブルシューティング」 では、RPS 2300 を設置する際に発生する可能性のある問題を特定してそれを解決する方法について説明します。
• 付録 A「技術仕様」 では、RPS 2300 の物理的仕様と環境仕様、電源仕様、および法規上の適合規格を示します。
• 付録 B「コネクタおよびケーブルの仕様」 では、RPS 2300 に使用する各種ケーブルの仕様とそのピン割り当てについて説明します。
• 付録 C「警告(翻訳版)」 には、このマニュアルで記載している安全上の警告を各国言語に翻訳して収めてあります。
このマニュアルでは、注釈、注意、および警告に次の表記法および記号を使用しています。
(注) 「注釈」です。役立つ情報や、このマニュアル以外の参照資料などを紹介しています。
警告 「危険」の意味です。人身事故を予防するための注意事項が記述されています。機器の取り扱い作業を行うときは、電気回路の危険性に注意し、一般的な事故防止対策に留意してください。このデバイスに付属する安全上の警告の翻訳版で該当する項目の翻訳文を見つけるには、各警告の末尾に記載されたステートメント番号を利用してください。
DOC-xxxxxx= という番号の付いた印刷版資料は注文が可能です。詳細については、「」を参照してください。
次の各マニュアルで RPS 2300 の詳しい情報が得られます。
• 『Release Notes for the Cisco Redundant Power System 2300』(注文はできませんが、Cisco.com から入手可能です)
• 『Cisco Redundant Power System 2300 Data Sheet』(注文はできませんが、Cisco.com から入手可能です)
• 『Cisco Redundant Power System 2300 Compatibility Matrix』(注文はできませんが、Cisco.com から入手可能です)
• 『Installation Notes for the Catalyst 3750-E, Catalyst 3560-E, and RPS 2300 Power Supply Modules』(Order Number:DOC-7817570=)
• 『Installation Notes for the Redundant Power System 2300 Fan Module』(Order Number:DOC-7817892=)
• 『 Catalyst 3750-E and 3560-E Switch Hardware Installation Guide 』(注文はできませんが、Cisco.com から入手可能です)
• 『 Catalyst 3750-E and Catalyst 3560-E Switch Software Configuration Guide 』(注文はできませんが、Cisco.com から入手可能です)
• 『Catalyst 3750-E and Catalyst 3560-E Switch Command Reference』(注文はできませんが、Cisco.com から入手可能です)
• 『Catalyst 3750-E and Catalyst 3560-E Switch System Message Guide』(注文はできませんが、Cisco.com から入手可能です)
RPS 2300 は Catalyst 2950、2960、2970、3550、3560、3750、3750-E、および 3560-E の各スイッチ(Power over Ethernet モデルのみ)、Catalyst Express 500 スイッチ、Cisco 2811、2821、2851、および 3825 の各ルータで使用できます。これらの各製品の詳細は Cisco.com で入手できます。
マニュアルの入手方法、テクニカル サポート、その他の有用な情報について、次の URL で、毎月更新される『 What's New in Cisco Product Documentation 』を参照してください。シスコの新規および改訂版の技術マニュアルの一覧も示されています。
http://www.cisco.com/en/US/docs/general/whatsnew/whatsnew.html