この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章の各トピックでは、Cisco Digital Media Manager 5.1.x ユーザ ガイドDMS-Admin の各機能について説明します。この機能を使用することにより、Cisco DMS 製品のユーザ アカウント、権限、プロファイルの作成と管理、認証の設定、ソフトウェア フィーチャ モジュールの管理などの作業ができます。
• DMM ダッシュボードで [Administration] をクリックします。
• グローバル ナビゲーションで [Administration] を選択します。
少なくとも 1 つのソフトウェア フィーチャ モジュールを使用するためのライセンス キーをインストールした後で DMS-Admin を起動した場合、デフォルトで最初に表示されるページは、5 つのゲージが表示されるダッシュボードです。また、このダッシュボードはいつでも表示と使用ができます。
DSM-Admin のダッシュボードには、システム モニタリングとログ収集のための機能がすべて集約されます。ゲージにデータを読み込むデータ収集プロセスに何らかの干渉が発生すると、ゲージには疑問符と、使用できるデータのうち最も適切なデータが表示されます。この場合、システムとネットワークが正しく設定され、正常に動作していることを確認します。
[Administration] > [Dashboard]
• 「ソフトウェア フィーチャのライセンス キーの取得とインストール」
どの ソフトウェア フィーチャ モジュールを使用するためのライセンス キーもインストールされていない状態で DMM にログインした場合、デフォルトの初期ページは DMS-Admin でライセンス キーをインストールするためのページ([Licensing] > [Install/Upgrade Licensing])です。
ライセンス キーを取得して、購入した DMM ソフトウェア フィーチャ モジュールをアクティブ化するには、次の手順を実行します。
a. DMM アプライアンスのログイン プロンプトで、ユーザ名 admin とこれに対応するパスワードを使用し、AAI にログインします。表示されるメニューでは、[SHOW_INFO] がデフォルトで強調表示されています。
b. Enter キーを押してから、AAI に表示される次の値を記録しておきます。
ステップ 2 次の すべて の内容がわかるようになっている電子メール メッセージを作成します。
• Cisco DMS の購入(アプライアンス、DMM 用のソフトウェア モジュール、DMP など)に関連するすべての Cisco セールス オーダー番号。購入済みの製品やサービスのうち、Cisco DMS のコンポーネントでないもののセールス オーダー番号もすべて対象となります。
• ステップ 1-b で AAI に表示される DMM アプライアンスの 10 文字のシリアル番号。
• 購入した DMM ソフトウェア フィーチャ モジュール(複数の場合はすべて)。
• デジタル サイネージまたはエンタープライズ TV 用の DMM ソフトウェア フィーチャ モジュールを購入した場合は、一元管理の対象となる DMP の数も記入します。記入できる DMP の数は 10 の倍数です。
ステップ 3 電子メール メッセージを dms-softwarekeys@cisco.com に送信します。
ステップ 4 Cisco からライセンス キー ファイルを受け取ったら、ローカルにコピーします。
ステップ 5 DMM を Web ブラウザでロードするには、AAI に表示された DMM アプライアンスの IP アドレス( http:// < DMM の IP アドレス > :8080/ )を使用します。
ステップ 6 DMS-Admin を使用するには、次のいずれかを実行します。
• DMM ダッシュボードで [Administration] をクリックします。
• グローバル ナビゲーションで [Administration] を選択します。
ステップ 7 [Licensing] > [Install/Upgrade Licensing] を選択します。
ステップ 8 [Browse] をクリックし、保存したライセンス ファイルをクリックして、[Open] をクリックします。
(注) Cisco DMS 5.x のライセンスの形式は、これまでの DMS リリースで使用されていた旧式の形式とは異なります。このリリースでは、旧式の形式を使用するライセンス ファイルはサポートされません。このようなライセンスをインストールしようとすると、無効であると見なされ拒否されます。
ステップ 9 [Install License] をクリックします。
所定のソフトウェア フィーチャ モジュールがイネーブルになりました。
ヒント 複数のライセンス キー ファイルを受け取った場合は、この手順を繰り返して、すべてのライセンスをインストールします。
ライセンスが発行されている DMS 機能を確認するには、次の手順を実行します。
また、DMS-Admin ダッシュボードの [License Features] ゲージにも、DMM アプライアンスにインストールされているソフトウェア フィーチャ モジュールのライセンスのリストが表示されます。「DMS-Admin のダッシュボード ゲージの使用」を参照してください。
DMS-Admin の機能を使用すると、次のことができます。
• DMM フィーチャ モジュール、Video Portal Reports、Video Portal のユーザに対してさまざまなアクセスと権限のレベルを役割や職務に応じて割り当てる。
• LDAP(Active Directory)などの認証方法の選択と設定を行う。また、オプションで LDAP サーバから任意のユーザ アカウントとユーザ グループの基本設定をインポートすることもできます。
このワークシートは、想定されるユーザ管理作業の順序と、その基礎となる重要な概念を示しています。
ヒント 認証方式が LDAP の場合、新しいユーザ アカウントを手動で作成できません。Cisco DMS 製品での認証オプションについては、「認証設定の指定」を参照してください。
新しいユーザ アカウントを作成したり、アカウントの設定を手動で編集できます。
• 新しいアカウントを作成する場合は、[Add New User] をクリックし、[Add New User] ダイアログ ボックスに必要な値を入力します。
• アカウントを編集する場合は、すべてのユーザ アカウントが表示されている無題のテーブルで該当するアカウントのエントリをクリックしてから [Options] > [Edit User] を選択し、[Edit User] ダイアログ ボックスで値を変更します。
[{Add New | Edit} User] ダイアログ ボックスのオプションについて不明な点があれば、表 2-2を参照してください。
ステップ 2 (任意)連絡先情報を入力して、ユーザをユーザ グループに割り当てます。
スーパーユーザ アカウントは削除できませんが、それ以外のユーザ アカウントは削除できます。
削除するユーザ アカウントを複数指定するには、Ctrl キーを押しながらクリックします。
ステップ 2 [Options] > [Delete User] を選択します。
DMS-Admin のユーザ ロールは、論理演算により自動的に生成されます。DMS-Admin を使用して直接ユーザ ロールをユーザに割り当てることはできません。
場合によっては、ある DMM ソフトウェア モジュールへのログインが許可されているユーザは、少なくとも 1 つの追加ソフトウェア モジュールへのログインも許可されます。ユーザ アカウントの DMS-Admin ユーザ ロールは、そのユーザが保有する すべての 権限とアクセス権の設定にもとづいています。さらに、ライセンスが発行されインストールされている すべての DMM ソフトウェア モジュールにまたがって統合されています。
Cisco DMS では 2 種類の認証が使用できます。 組み込み認証 は DMM に完全にネイティブですが、 LDAP 認証 の場合 Cisco DMS 製品が Microsoft Active Directory サーバに依存します。
Cisco DMS では必ずいずれか一方の認証方式が必要ですが、Video Portal と Video Portal Reports のユーザの認証についてはイネーブルとディセーブルを切り替えることができます。また、DMM-DSM、DMM-ETV、DMM-VPM、Video Portal、Video Portal Reports の認証方式を選択できます。
[Authentication] ページには、[Select Mode]、[Define Filter]、[Synchronize Users]、[Manage Attributes] の 4 つのタブ付きプロパティ シートがあります。大部分の実稼動環境では、[Select Mode] プロパティ シートを 1 回だけ使用します。しかし、[Select Mode] プロパティ シートでの選択により、他の 3 つのプロパティ シートにアクセスできるかどうかが決定されます。そのため、デフォルトでは [Select Mode] だけがアクティブなタブとなっています。
ステップ 2 [Select Mode] プロパティ シートの要素を使用すると、認証のイネーブルとディセーブルを切り替えたり、認証モードの選択を行うことができます。
ステップ 3 [Update] をクリックして、次のうちあてはまるシナリオを選びます。
– どの 認証モードも過去に使用していない場合に認証を無効にした場合、この手順は完了済みです。 変更は一切行われていません。
– 過去に LDAP 認証を使用した場合に認証を無効にした場合、Cisco DMS が Active Directory サーバにより生成されたユーザ アカウントのローカル コピーを保持するかどうかを明示的に選択する必要があります。ローカル コピーを保存するには、[Save LDAP Users] チェックボックスをオンにします。この処理が行われないと、ローカル コピーは破棄されます。この手順はこれで完了です。
– どの 認証モードも過去に使用していない場合に組み込み認証をイネーブルにした場合、この手順は完了済みです。
– 過去に LDAP 認証を使用した場合に組み込み認証をイネーブルにした場合、Cisco DMS が Active Directory サーバにより生成されたユーザ アカウントのローカル コピーを保持するかどうかを明示的に決定する必要があります。ローカル コピーを保存するには、[Save LDAP Users] チェックボックスをオンにします(ローカル コピーを保存する場合、DMS-Admin はその中のユーザ パスワードをすべて CiscoDMMvp99999 に自動的に変更します。エクスポートされたファイルへの不正アクセスがあった場合、このセキュリティ機能によりネットワークとユーザ データが保護されます。このパスワードの使用が試行されると、Active Directory サーバはパスワードが誤っていると認識します)。この処理が行われない場合、ローカル コピーは破棄されます。この手順はこれで完了です。
LDAP 認証をイネーブルにすると、それまで使用不能だった [Define Filter]、[Synchronize Users]、[Manage Attributes] の 3 つのタブをクリックして使用できるようになります。認証モードとして LDAP 認証を選択した後、実際にこの認証モードを使用するには、[Define Filter] タブの機能を使用して新しい合意を追加し、その後 [Synchronize Users] タブの機能を使用して新しい合意を同期対象として登録する必要があります。
ステップ 4 (任意)[Define Filter] をクリックし、[Define Filter] プロパティ シートの要素を使用して LDAP フィルタの定義、検証、追加を 1 つずつ行います。
a. [Synchronize Users] > [LDAP Bookmarks] を選択し、[LDAP Bookmarks] プロパティ シートの要素を使用して次のいずれか、またはすべてを実行します。
–Cisco DMS にインポートするユーザ アカウントの同期の種類を選択し、このユーザ アカウントに割り当てるデフォルトのアクセス権限を指定します。このユーザ アカウントは定義済みの Active Directory フィルタに対応します。
–選択した同期の種類を使用して、Cisco DMS が Active Directory フィルタに対応するユーザ アカウントを同期するようにします。
–Cisco DMS から定義済みの Active Directory フィルタに対応するユーザ アカウントをすべて削除し、DMS-Admin からこのフィルタのエントリを削除します。
b. [Synchronize Users] > [Scheduling] を選択し、[Scheduling] プロパティ シートの要素を使用して手動同期と自動同期のいずれかを選択します。
(注) [Define Filter] プロパティ シートで少なくとも 1 つのフィルタを定義するまで、表 2-6 に記載されているどの要素も表示されません。
ステップ 7 (任意)[Manage Attributes] をクリックし、[Manage Attributes] プロパティ シートの要素を使用して次の作業を行います。
• DMS-Admin 属性名と、対応する Active Directory 属性名の関連付けを設定します。
• 定義済みで一般的な Active Directory 属性名(灰色のテキストで表示)を使用するか、これらの属性名を編集して Active Directory サーバで使用されている名前と一致させます。
• Active Directory サーバでユーザ アカウントが定義されていない場合に DMS-Admin でデフォルトで使用する値を入力します。
必須の属性の値はすべて入力する必要があります。ユーザ名は一意のため、デフォルトで使用するユーザ名の値を入力できません。
• 「UI リファレンス:認証モードを選択してイネーブルにするための要素」
• 「UI リファレンス:LDAP フィルタを定義、検証、追加するための要素」
[Administration] > [Settings] > [Authentication] > [Select Mode]
• 「UI リファレンス:LDAP フィルタを定義、検証、追加するための要素」
[Administration] > [Settings] > [Authentication] > [Define Filter]
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、のようにユーザ ベースを下位レベルで定義するフィルタを使用します。 | |
フィルタを追加する前にフィルタを検証し、フィルタが有意な結果を返すことを確認します。 ヒント フィルタの検証が失敗したことを示すエラー メッセージが表示された場合は、LDAP サーバでフィルタが空の組織単位(OU)コンテナを参照していないことを確認します。フィルタは空のコンテナを参照すると失敗します。 |
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• 「UI リファレンス:認証モードを選択してイネーブルにするための要素」
ステップ 2 同期の開始時刻を選択し、期間として AM または PM を選択します。
ステップ 3 [Repeat Interval] リストで繰り返しの間隔を選択します。
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同期は指定した間隔で、指定した時刻に実行されます。間隔の種類は [Days]、[Weeks]、[Month] の中から選択します。間隔の種類が [Days] の場合、日数を 1 ~ 30 の間で選択します。間隔の種類が [Weeks] の場合、曜日を選択します。間隔の種類が [Months] の場合、繰り返しの間隔を 1 ~ 6 の間で選択します。 |
ステップ 4 (任意)指定した開始日時に加えて、1 回限りの同期をただちに開始する場合は、[Synchronize users immediately] チェックボックスをオンにします。このチェックボックスを使用できるのは、[Automatic Synchronization] オプション ボタンがクリックされている場合だけです。
[Administration] > [Settings] > [Authentication] > [Synchronize Users]
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[LDAP Bookmarks] プロパティ シート |
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時だけ使用することを推奨します。これらの同期は DMM アプライアンスの CPU を中心に実行されるため、許容できないレベルまでパフォーマンスが一時的に低下する場合があります。 • [Initial]:それまで同期されていない新しいフィルタに対して 1 回限りの同期を実行します。 • [Update]: 高速の差分更新を実行し、Active Directory フィルタに一致するユーザ アカウントとそれらのユーザ アカウントのローカル コピーとの差異を検索して補完します。 • [Overwrite]:Active Directory フィルタに該当するユーザ アカウントのローカル コピーを、それらのユーザ アカウントの新しいコピーで上書きします。さらに、前回の同期実行時以降に Active Directory から削除された各ユーザ アカウントのローカル コピーを削除します。 • [Delete]:定義済みの Active Directory フィルタに該当するユーザ アカウントのローカル コピーを削除し、そのフィルタに該当するエントリを DMS-Admin から削除します。 |
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• [VP]:このチェックボックスをオンにすると、Active Directory フィルタに一致するユーザに対して Video Portal へのログインが許可されます。このチェックボックスをオフにすると、これらのユーザは Video Portal にログインできなくなります。 • [VPR]:このチェックボックスをオンにすると、Active Directory フィルタに一致するユーザに対して Video Portal Reports の表示と使用を行うためのログインが許可されます。このチェックボックスをオフにすると、これらのユーザは Video Portal Reports の表示と使用ができなくなります。 |
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同期の動作とアクセスの範囲の設定に対する変更をすべて破棄し、[LDAP Bookmarks] プロパティ シートと [Scheduling] プロパティ シートの入力内容をすべて前の値に戻します。 |
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[Scheduling] プロパティ シート |
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更新されたユーザ アカウント情報を取得するための 2 つのモードのいずれか一方をイネーブルにします。これらのモードは相互に排他的です。いずれか一方のオプション ボタンをクリックします。 • [Manual Synchronization]:設定された各 LDAP ブックマークを同期するたびに [Administration] > [Settings] > [Authentication] > [Synchronize Users] > [LDAP Bookmarks] を選択し、[Update] をクリックする必要があるモードです。このモードを選択すると、前に設定されたスケジュールがすべて削除され、自動同期が設定されます。 • [Automatic Synchronization]:DMS -Admin で定義済みのActive Directory フィルタ に該当するすべてのユーザ アカウントの差分更新を自動的に繰り返すようスケジュールを設定するモードです。オプション ボタンをクリックすると、非表示になっていたフィールドと要素がただちに使用できるようになり、「自動同期の設定」の手順を実行できます。 |
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同期の動作とアクセスの範囲の設定に対する変更をすべて破棄し、[LDAP Bookmarks] プロパティ シートと [Scheduling] プロパティ シートの入力内容をすべて前の値に戻します。 |
• 「UI リファレンス:認証モードを選択してイネーブルにするための要素」
[Administration] > [Settings] > [Authentication] > [Manage Attributes]
• 「UI リファレンス:認証モードを選択してイネーブルにするための要素」
(注) このリリースでは、DMS-Admin により生成されるバックアップには、目的を問わず、どのデバイスに保存されているメディア アセットも含まれません。これらのファイルのバックアップ作成については、他の方法で行うことをお勧めします。
データのバックアップは DMM アプライアンスと Video Portal アプライアンス(保有している場合)に保存できます。また、保存したバックアップからの復元もできます。
• [Download] をクリックして、すべての Cisco DMS コンポーネントの XML データ、メタデータ、データベース レコード、ライセンス キーの暗号化されたローカル コピーを保存します。
• 保存済みの暗号化されたバックアップ ファイルから DMS コンポーネントを復元するには、[Browse] をクリックして、サブディレクトリから目的のファイルを検索して選択し、Enter キーを押して、[Submit] をクリックします。
DMS-Admin は電子メールをネイティブにサポートしています。また、ライセンス キーの購入とインストールにより SNMP を有効にできます。この通知とクエリの基本的な枠組みでは、警告をシステム イベントと関連付け、通知メッセージの配信に電子メールは SNMP を使用するよう設定できます。
DMM アプライアンスで電子メール サービス(SMTP)をイネーブルまたはディセーブルにすることができます。このサービスをイネーブルにすると、DMS-Admin は所定の種類のシステム イベントが発生した場合に自動的に通知を関係者に送信できます。
[Settings] タブを表示して使用できるようにするには、管理者としてログインする必要があります。
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SNMP Notification Module を使用するためのライセンス キーを購入してインストールすると、DMS-Admin は SNMPv1 プロトコルまたは SNMPv2c プロトコルを使用して、Cisco DMS MIB スキーマに準拠した NMS からのクエリに応答したり、所定のシステム イベントが発生した時点で自動的に NMS に通知メッセージを送信することができます。
• DMM アプライアンスと Video Portal アプライアンスの基礎となる MCS ハードウェア プラットフォーム。
• Digital Media Manager ソフトウェア モジュールと Video Portal。
• DMP(DMP がイベントを DMM アプライアンスにレポートを送信すると、DMM アプライアンスは所定の SNMP 警告を送信します)。
(注) このリリースでは、SNMP Notification Module は次のものをサポートしていません。
• Cisco Digital Media Encoders(DME)のモニタリング。ただし、DMM-VPM で DME コンソールをこの用途で使用することはできます。
SNMP Notification Module を使用するためのライセンス キーを購入してインストールすると、 CISCO-DIGITAL-MEDIA-SYSTEMS-MIB.my という名前のネットワーク管理 MIB ファイル(またはこのファイルの取得方法の指示)が取得されます。また、Cisco DMS でサポートされている MIB オブジェクトを示す エージェント機能 ファイルも取得されます。CiscoWorks や HP OpenView など、SNMP をサポートする専用の NMS に対して、MIB ファイルを MIB ブラウザにロードすることができます。これにより、NMS は SNMP クエリを DMS-Admin に送信し、応答を正しく表示することができます。このリリースでサポートされている MIB オブジェクトにより、次のものをモニタリングできます。
• DMS システム グループ :Cisco DMS インストレーションのすべての分散されたコンポーネント部品を単一の抽象的なシステムとして扱います。
• DMS フィーチャ グループ :ライセンスがある機能とない機能を分類します。
• DMS インベントリ :Cisco DMS インストレーションを構成するデバイスのリストを生成し、稼動状態を表示します。
このリリースの SNMP 機能は読み取り専用です。NMS では SNMP を使用してクエリを DMS-Admin に送信できますが、SNMP を使用して Cisco DMS コンポーネントの設定を編集できません。
個別にライセンスが発行されている SNMP の機能の作業状況を追跡するには、次のチェックリストを使用します。
(注) DMM アプライアンスの(デフォルトの)コミュニティ ストリングは編集できません。
ステップ 2 (任意)警告レポートのパラメータを定義するには、次の手順を実行します。
a. [Alert Reports] をクリックしてから、オプション ボタンをクリックして [Live Event Mode] または [Snapshot Mode] を選択します。
c. [Type] リストからイベントの種類を選択し、[Apply] をクリックします。
ステップ 3 (任意)通知設定を定義するには、次の手順を実行します。
a. イベントの種類ごとに、通知方式を選択します。次の方式があります。
• [No Notification]:該当する種類のすべてのイベントについて、通知をディセーブルにします。
• [Email]:該当する種類のすべてのイベントについて、電子メールによる通知メッセージの自動配信をイネーブルにします。[Recipient] フィールドが有効になり、電子メール アドレスの値が編集できるようになるので、通知メッセージの送信先となる電子メール アドレスを入力します。通知イベントの種類ごとに一意の受信者アドレスを入力できます。SMTP がイネーブルになっていることが必要です。
• [SNMP]:SNMPv2c を使用して、該当する種類のすべてのイベントについて、NMS への通知メッセージの自動配信をイネーブルにします。SNMP Notification Module が購入、インストール、およびイネーブルされていることが必要です。
• [Both]:該当する種類のすべてのイベントについて、電子メールによる通知メッセージの自動配信と NMS への通知メッセージの自動配信をイネーブルにします。[Recipient] フィールドが有効になり、電子メール アドレスの値が編集できるようになるので、通知メッセージの送信先となる電子メール アドレスを入力します。通知イベントの種類ごとに一意の受信者アドレスを入力できます。SMTP がイネーブルになっていることと、SNMP が購入、インストール、およびイネーブルされていることが必要です。
• 通知に対して定義したすべての設定を保存し、ただちに適用するには、[Save] をクリックします。
• 選択内容を消去し、もう一度最初からやり直すには、[Reset] をクリックします。
ステップ 2 DMS アプライアンスでどのプロセスが実行中であるかを確認するには、次のいずれかを実行します。
• DMM アプライアンスの場合は、[DMM Server] を実行します。
• Video Portal アプライアンスの場合は、[VP Server] を実行します。
ステップ 3 (任意)アプライアンスをリモートで再起動するには、[Options] > [Restart Server] を選択します。