この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章の内容は、Jaguar Administration および Jaguar Watchdog に関する次の項目です。
Jaguar は、EAServer またはエンタープライズ アプリケーション サーバとも呼ばれ、ICM サードパーティ ツール CD からインストールするアプリケーションの 1 つです。 Jaguar サーバの機能には、レポートの生成やデータベースへのクエリーがあります。
Jaguar をインストールした後、管理者はデフォルトの Jaguar Admin パスワードを必要に応じて変更できます。
Jaguar Admin パスワードの変更は必須ではありませんが、許可されていないユーザが Jaguar サービスに接続したり、サーバを危険にさらす可能性のあるコマンドを渡すことを回避するための予防措置となります。
ステップ 1 [スタート]メニューから、[プログラム]>[Sybase]>[EAServer 5.1.0]>[EAServer Manager]の順に選択します。[Sybase Central]ダイアログボックスが開きます。
ステップ 2 [Sybase Central]ダイアログボックスの[Tools]メニューで、[Connect]>[EAServer Manager]の順に選択します。[Login]ダイアログボックスが開きます。
ステップ 3 [Login]ダイアログボックスで[Connect]をクリックします。 メッセージが表示されない場合は、手順 4 に進みます。
[User Name]フィールドが空であるというメッセージが表示された場合は、次の操作を行います。
a. [User Name]テキスト ボックスに「 jagadmin 」と入力します。
b. [Host Name]テキスト ボックスに < マシン名 > を入力します。
(注) 以前のバージョンの Jaguar では localhost と入力する必要がありましたが、 このバージョンではマシン名を入力する必要があります。 マシン名を確認するには、デスクトップ上の[マイ コンピュータ]を右クリックし、ポップアップ メニューから[プロパティ]を選択します。[ネットワーク ID]タブを選択するとマシン名が表示されます。
c. [Port Number]テキスト ボックスのデフォルト(9000)はそのまま使用します。
ステップ 4 [Sybase Central]ダイアログボックスのディレクトリ ツリーから、[EAServer Manager]>[Servers]>[Jaguar]の順に選択します。
ステップ 5 メニューバーで、[File]>[Properties]の順に選択します。
ステップ 6 [Server Properties:Jaguar]ダイアログボックスで[Security]タブを選択します。
ステップ 7 [Administration]ボックスで[Set jagadmin Password]をクリックします。
ステップ 8 [Administrator Password]ダイアログボックスで、パスワードを[New jagadmin Password]テキスト ボックスに入力した後、[Verify]テキスト ボックスに再度入力します。
ステップ 9 [OK]を繰り返しクリックしてダイアログボックスを閉じます。 メニューバーから[File]>[Exit]の順に選択して、[Sybase Central]ダイアログボックスを閉じます。
(注) この手順によってパスワードが変更されます。 WebView で新しいパスワードが認識されるためには、次の手順も必要です。
ステップ 1 テキスト エディタで、
%Jaguar%\html\classes\com\cisco\atg\jagconnection.properties ファイルを開きます( %Jaguar% は、Jaguar(EAServer)ファイルのディレクトリの場所を指すシステム変数です)。
ステップ 2 この jagconnection.properties ファイルの例に示すように、
JAGCONNECT_JAGUAR_ADMIN_PWD= の後に新しいパスワードを入力します。
ステップ 3 jagconnection.properties ファイルを保存します。
パスワードは、初回使用時に WebView によって暗号化されます。
Jaguar ソフトウェアは、情報の処理中にログ ファイルに書き込みを行います。 ログ ファイルのデフォルトの最大サイズは 10 MB です。 ログがこのサイズに達すると、ZIP 形式で圧縮されて logarchives サブフォルダに移動され、ファイル名に日付/タイムスタンプが付加されます。
ステップ 1 [スタート]メニューから、[プログラム]>[Sybase]>[EAServer 5.1.0]>[EAServer Manager]の順に選択します。[Sybase Central]ダイアログボックスが開きます。
ステップ 2 [Sybase Central]ダイアログボックスの[Tools]メニューで、[Connect]>[EAServer Manager]の順に選択します。[Login]ダイアログボックスが開きます。
ステップ 3 [Login]ダイアログボックスで、次の操作を行います。
a. [User Name]テキスト ボックスに「 jagadmin 」と入力します。
b. [Host Name]テキスト ボックスに < マシン名 > を入力します。
c. [Port Number]テキスト ボックスは、デフォルト(9000)をそのまま使用できます。
ステップ 4 [Sybase Central]ダイアログボックスのディレクトリ ツリー ボックスで、
[EAServer Manager]を展開してから[Log Profiles]>[prod]>[Handlers]の順に選択します。
ステップ 5 右ペインで、[eas handler]を右クリックして[Properties]を選択します。
ステップ 6 [Type]タブで、最大サイズ値をデフォルト(10 M)から必要なサイズ(50 M など)に変更します。
ステップ 7 [OK]をクリックして EAServer Manager を終了します。
ログ ファイルのサイズを設定した場合、データがそのサイズを超えるたびに、Jaguar によって新しいログ ファイルが作成されます。 そのため、Jaguar ディレクトリ内に多数のログ ファイルが存在する場合があります。 必要以上にシステムの領域を使用しないように、適宜、古いログ ファイルを削除してください。
ステップ 1 ログ ファイルが保存されている Jaguar のルート ディレクトリに移動します。 このディレクトリのデフォルトの場所は、 %JAGUAR%\bin\logarchives ( %JAGUAR% は、Windows で定義された環境変数)です。
ステップ 2 日付の古いログ ファイルを選択して削除します。
「トラブルシューティングのヒント」で次のセクションを参照してください。
Jaguar Watchdog は、WebView Release 7.0(0) で導入された新しいユーティリティです。
このユーティリティは、 <ICMRoot>\web\webview\watchdog ディレクトリにインストールされ、ICM のセットアップから WebView レポーティングをインストールする際に自動的に有効化されます。
レポート ユーザが WebView にログインしているかどうかにかかわらず、Jaguar Watchdog はオペレーティング システムのサービスとして実行され、Jaguar サービスを監視します。
このユーティリティは、Jaguar サービスの動作を継続的にテストし、サービスが応答しない場合に再起動する機能を備えています。
再起動前にカスタム アクション(メモリ ダンプ、ログ収集など)を実行するバッチ ファイルを実行するように、WatchDog を設定できます。
Jaguar Watchdog を設定する adminui.properties ファイルに、編集可能なプロパティが追加されています。
adminui.properties ファイルの場所は次のとおりです。
これらのプロパティについては、「Jaguar WatchDog」を参照してください。
Jaguar Watchdog では、Jaguar の再起動後にバッチ ファイルを実行するように設定されています。
バッチ ファイルを呼び出すことで、必要なすべてのタスク(再起動について管理者に E メールで通知するなど)の実行をコーディングしたり、EAServer の再起動方法を管理できるようになります。
EAServer の再起動前に特定のタスク(Windows のユーザダンプなど)を実行する場合は、EAServer の自動再起動を無効にしておいて、バッチ ファイルから Jaguar を再起動できます。
デフォルトでインストールおよび設定されるバッチ ファイル
( C:\icm\web\webview\watchdog\jaghook.bat )を次に示します。 このファイルは例であり、Jaguar の再起動コードはコメントアウトされています。
デフォルトでは、5 個の Watchdog ログ ファイルが存在し、それぞれの最大サイズは 5 MB です。
これらのファイルは、Jaguar Watchdog アプリケーションと同じディレクトリ( <ICMRoot>\web\webview\watchdog )にあります。
ファイル名は、WatchDog.0.log、WatchDog.1.log ... Watchdog.4.log です。WatchDog0.log が最も新しく、WatchDog4.log が最も古いものです。
WatchDog.0.log が 5 MB に達すると、WatchDog.1.log という名前に変更され、新しい WatchDog.0.log が作成されます。 その他すべてのログの番号が 1 ずつ増えて、最も古いログ(WatchDog.4.log)は削除されます。 このメカニズムにより、ログ ファイル数が 5 個を超えることはなく、WatchDog.0.log が常に最新のものになります。