この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
テンプレートには、レポート内で表示可能なデータの SQL クエリー、フォーマット、カラム、ヘッダー、デフォルト ソートと動的ソート、およびグループ化が用意されています。
レポート ユーザはテンプレートを選択し、項目および(履歴レポートの場合)日付範囲を指定して、テンプレートからレポートが生成されるときに表示されるコンテンツを限定します。
WebView では、200 を超えるシスコ提供のテンプレートが利用可能です。 テンプレートは、 icm\<icm_instance_name>\aw\custom に格納されています。
これらのテンプレートは、custom 内のサブディレクトリ(レポート カテゴリごとに 1 つのサブディレクトリ)として構成されています。 各レポートカテゴリ ディレクトリの内容は、次のとおりです。
これは、そのレポート カテゴリ内のすべてのテンプレート(シスコ提供およびカスタム)を含む PowerBuilder ライブラリ ファイルです。 各レポートカテゴリ フォルダには、それぞれの PPB050.PBL ファイルがあります。
これらは個別のテンプレート ファイルであり、シスコ テンプレート専用です(カスタム テンプレートには使用しません)。
これは、レポートカテゴリ ライブラリ( PPB050.PBL )内にあるすべてのテンプレート ファイルのリストです。
シスコ テンプレートは、ICM のセットアップから WebView レポーティングを実行するとインストールされます。
カスタム テンプレートは、Sybase InfoMaker を使用して作成したテンプレートです。
カスタム テンプレートの詳細については、 『Template Design Guide Using InfoMaker for Cisco ICM/IPCC Enterprise & Hosted Editions』 を参照してください。
WebView インターフェイスでは、レポート ユーザがテンプレートのリストおよび項目のリストに対して即時更新を適用できるようになりました。
テンプレート ページおよび項目ページの両方に更新リストへのリンクがあり、レポート ユーザは更新された値を即座に表示できます。 このオンデマンド更新では、IIS Admin サービスを再起動したりユーザをログアウトする必要がありません。 キャッシュが更新されると、ログインしているすべてのユーザが新しいテンプレートおよび項目を表示できるようになります。
デフォルトでは、キャッシングはレポート テンプレートおよびレポート項目に対して有効です。 キャッシュが削除される時間間隔と同様に、キャッシュが更新される時間間隔もデフォルトで設定されます。
キャッシングを使用すると、WebView がデータベースにクエリーする回数が減るため、システム パフォーマンスが向上します。
キャッシュされた項目とテンプレートのリストは、New Atlanta ServletExec のメモリ領域に保存されます。
• レポート項目は、ICM データベースのパーティショニングが行われていない場合にだけキャッシュされます。
• レポート テンプレートは、データベースのパーティショニングにかかわらずキャッシュされます。
次のディレクトリにある adminui.properties ファイルを使用して、さまざまなキャッシュ設定を指定できます。
<ICM ROOT>\web\webview\reporting\servlet\properties\
変更できる基本的なキャッシュ設定には、キャッシングの有効化および無効化、キャッシュ更新時間および削除時間の設定などがあります。 また、スーパーバイザに対して個別のキャッシングを有効化および無効化することもできます。
NAM 環境では、顧客のコール タイプ フィルタリングを有効にして、その顧客のコール タイプに対するコール タイプ レポート項目およびテンプレート用に、各顧客が個別のキャッシュを持つようにできます。
adminui.properties ファイルを変更した場合は、変更内容を有効にするために、WebView サーバ マシンで IIS Admin サービスを再起動する必要があります。
デフォルトでは、キャッシングはレポート テンプレートおよびレポート項目に対して有効です。 キャッシュが削除される時間間隔と同様に、キャッシュが更新される時間間隔もデフォルトで設定されます。
キャッシングを有効化または無効化するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 DISABLE_ITEM_LIST_CACHING プロパティの値を true または false に設定します。
ステップ 2 IIS Admin サービスを再起動して変更内容を有効にします。
ステップ 1 WEBVIEW_LISTCACHE_LIVETIME プロパティの値を、キャッシュを更新する間隔(分単位)に設定します。
例: WEBVIEW_LISTCACHE_LIVETIME = 240
ステップ 2 IIS Admin サービスを再起動して変更内容を有効にします。
キャッシュ削除時間係数は、キャッシュを削除する間隔を制御します。
デフォルトでは、キャッシュ削除時間係数は 4、キャッシュ存続時間は 120 分です。 これらのデフォルト設定では、キャッシュは 8 時間後に削除されます。
キャッシュ内に存在している時間が WEBVIEW_LISTCACHE_LIVETIME プロパティの設定値より短いテンプレートおよび項目は、削除されません。 たとえば、 WEBVIEW_LISTCACHE_LIVETIME プロパティが 120 に設定されている場合、キャッシュ内に存在している時間が 120 分より短い項目は削除されません。
キャッシュがメモリを消費しすぎている場合は、このプロパティの値を小さい数に設定して、キャッシュがより頻繁に削除されるようにします。
キャッシュ削除時間係数を設定するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 PURGE_TIME_MULTIPLIER プロパティの値に、 WEBVIEW_LISTCACHE_LIVETIME プロパティの値に乗算する係数を設定します。
例: PURGE_TIME_MULTIPLIER = 2
ステップ 2 IIS Admin サービスを再起動して変更内容を有効にします。
WebView にログインし、エージェント レポート カテゴリからレポートを実行するスーパーバイザは、自分が管理しているエージェント、チーム、およびスキル グループのデータだけを表示します。
各スーパーバイザは、[エージェント別エージェント]、[チーム別エージェント]、[スキルグループ別エージェント]、[ペリフェラル別エージェント] のエージェント レポート カテゴリに対して独自のキャッシュを持つことができます。
他のレポート カテゴリについては、スーパーバイザは他の WebView ユーザと同じキャッシュを使用します。
デフォルトでは、レポート テンプレートおよびレポート項目のスーパーバイザ キャッシングは、[エージェント] レポート カテゴリに対して有効になっています。
スーパーバイザ キャッシュが消費するメモリが多すぎる場合は、 PURGE_TIME_MULTIPLIER プロパティをリセットするか、スーパーバイザ キャッシングを無効にできます。
スーパーバイザ キャッシングを無効にするには、次の手順を実行します。
ステップ 1 ENABLE_SUPERVISOR_CACHING プロパティの値を false に設定します。
ステップ 2 IIS Admin サービスを再起動して変更内容を有効にします。
スーパーバイザ キャッシングを有効にするには、次の手順を実行します。
ステップ 1 ENABLE_SUPERVISOR_CACHING プロパティの値を true に設定します。
ステップ 2 IIS Admin サービスを再起動して変更内容を有効にします。
WebView のアップグレード後にシスコ テンプレートを更新する必要がある場合、またはシスコ テンプレートを置換する必要がある場合(たとえば、誤って削除したり変更した場合)、 PATCHPBL ユーティリティを使用してレポート ライブラリ ファイルを再生成できます。
PATCHPBL ユーティリティでは、カスタム テンプレートの更新または上書きは行われません。 Sybase InfoMaker を使用してカスタム テンプレートを作成および編集する方法については、 『Template Design Guide Using InfoMaker for Cisco ICM/IPCC Enterprise & Hosted Editions』 を参照してください。
PATCHPBL ユーティリティは、PPB050.PBL ファイルを再生成します。
PPB050.PBL ファイルが存在しない場合、ユーティリティによってそのファイルが作成されます。
PATCHPBL ユーティリティは、レポートカテゴリ ディレクトリのそれぞれを検索して各カテゴリの srdlist.txt ファイルを読み取り、列挙された SRD ファイルをすべて PPB050.PBL ファイルにコピーします。
PATCHPBL ユーティリティは、 ICM\bin ディレクトリ内に存在します(WebView のインストール時に、このディレクトリに配置されます)。
PATCHPBL ユーティリティを実行するには、コマンドプロンプト ウィンドウから、次のコマンド形式を使用します。