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Cisco IP Phone を使用すると、データ ネットワーク上で音声を使用した通信が可能になります。 この機能を提供するために、IP Phone は、Cisco CallManager をはじめ、主要な複数の Cisco IP テレフォニー コンポーネントに依存して、相互に対話します。
ここでは、Cisco IP Phone 7902G/7905G/7912G モデルと Voice over IP(VoIP)ネットワークの他の主要コンポーネント間の相互対話に関する重要な概要を説明します。
• 「他の Cisco IP テレフォニー製品との相互対話の概要」
IP テレフォニー ネットワーク内で Cisco IP Phone が機能するためには、Cisco Catalyst スイッチなどのネットワーク デバイスに接続する必要があります。 また、通話を送受信する前に、Cisco IP Phone を Cisco CallManager システムに登録する必要があります。
• 「Cisco IP Phone と Cisco CallManager 間の相互対話方法の概要」
• 「Cisco IP Phone と Cisco Catalyst ファミリー スイッチとの相互対話方法の概要」
Cisco CallManager は、オープン型の業界標準コール処理システムです。 Cisco CallManager ソフトウェアは、Windows 2000 サーバ上で動作し、電話間の通話のセットアップや切断を行い、従来の PBX 機能を企業 IP ネットワークに統合します。 Cisco CallManager は、IP テレフォニー システムのコンポーネント(電話、アクセス ゲートウェイ、および電話会議やルート計画などの機能に必要なリソース)を管理します。
ここで説明されている IP デバイスを使用するための Cisco CallManager の設定方法については、『Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド』および『Cisco CallManager システム ガイド』を参照してください。
(注) 設定する Cisco IP Phone のモデルが、Cisco CallManager の Phone Type ドロップダウン リストに表示されない場合は、次の URL にアクセスして、使用するバージョンの Cisco CallManager に対する最新のサポート パッチをインストールしてください。 http://www.cisco.com/cgi-bin/tablebuild.pl/callmgr-33
Cisco IP Phone 7912G には内蔵イーサネット スイッチがあり、このスイッチによって、着信トラフィックを、電話、アクセス ポート、またはネットワーク ポートに切り替えることができます(詳細については、「ネットワークへの接続」を参照)。 Cisco IP Phone 7902G/7905G モデルには、内蔵イーサネット スイッチやアクセス ポートがありません。
アクセス ポートにコンピュータが接続されている場合、そのコンピュータと電話は、スイッチへの同じ物理リンクとスイッチ上の同じポートを共有します。
この共有物理リンクは、ネットワーク上の VLAN 設定の面からは、次のことを意味しています。
• 現在の VLAN は、IP サブネットに基づいて設定されていることがある。 しかし、電話を、同じポートに接続されている他のデバイスと同じサブネットに割り当てる場合は、追加の IP アドレスが使用できなくなることがある。
• 複数の電話をサポートしている VLAN 上のデータ トラフィックによって、Voice-over-IP トラフィックの品質が低下することがある。
これらの問題は、電話に接続されているポートごとに VLAN を設定して、音声トラフィックを分離することで解決できます。 電話の接続用に設定したスイッチ ポートには、伝送する次のトラフィックごとに個別の VLAN を指定します。
• IP phone との間の音声トラフィック(補助 VLAN)
• IP phone のアクセス ポートを介してスイッチに接続されている PC との間のデータ トラフィック(ネイティブ VLAN)
電話を別の補助 VLAN に分離すると、音声トラフィックの品質が向上し、十分な IP アドレスがない既存のネットワークに、多数の電話を追加できます。
Cisco IP Phone は、VoIP ネットワークに接続すると、標準の始動プロセス(7 つのステップ)を実行します。 ご使用の Cisco IP Phone では、個々のネットワークの設定に応じて、これらのステップの一部が省略される場合があります。
Cisco IP Phone は、電話に電力を供給するモジュール(WS-X6348-RJ45V)のいずれかを使用して、Cisco Catalyst スイッチに接続できます。 詳細については、「Cisco IP Phone への電力供給」を参照してください。
このオプション設定を使用している場合は、Cisco IP Phone をスイッチに接続すると、電話が擬似電力を受け取り、始動します。 次に、電話は Cisco ディスカバリ プロトコル(CDP)通知をスイッチに送信し、CDP パケットを受信できる状態にあること、および電話の所要電力を示します。 スイッチは、電力を割り当て、ネットワーク ケーブルを介して給電します。
Cisco IP Phone には、ファームウェア イメージとユーザ定義プリファレンスを保存する、不揮発性のフラッシュ メモリがあります。 始動時に、電話はブートストラップ ローダーを実行して、フラッシュ メモリに保存されている電話イメージをロードします。 このイメージを使用して、電話はそのソフトウェアとハードウェアを初期化します。
Cisco IP Phone が Cisco Catalyst スイッチに接続されると、このスイッチは、スイッチ上に定義されている音声 VLAN を電話に通知します。 電話には、IP アドレスに対するダイナミック ホスト コンフィギュレーション プロトコル(DHCP)要求を処理する前に、VLAN メンバーシップを認識させておく必要があります。
Cisco IP Phone は、DHCP を使用して IP アドレスを取得する場合、DHCP サーバに問い合せます。 ネットワーク内で DHCP を使用しない場合は、スタティック IP アドレスを各電話ごとにローカルで割り当てる必要があります。
DHCP サーバは、IP アドレスの割り当てに加えて、Cisco IP Phone を TFTP サーバに経路指定します。 電話に IP アドレスが静的に定義されている場合は、TFTP サーバをローカルで設定する必要があります。この設定によって、その電話は、TFTP サーバと直接交信します。
TFTP サーバには、テレフォニー デバイスに関する設定ファイル(.cnf ファイル形式または .cnf.xml)があります。このファイルには、Cisco CallManager との接続に関するパラメータが定義されています。 通常、電話(デバイス)のリセットが必要となるような変更を Cisco CallManager に加えると、その変更は、電話の設定ファイルにも反映されます。
.cnf.xml ファイルには、どのイメージのロードを実行するかを電話に指示する情報も含まれています。 このイメージのロードが、電話に現在ロードされているイメージと異なる場合、その電話は、TFTP サーバと交信して、新しいイメージ ファイルを要求します。
電話は、最初にファイル SEP xxxxxxxxxxxx .cnf.xml を要求します。各 xx は、その電話の MAC アドレスの各整数を表す 2 桁の小文字の 16 進数です。 このファイルが見つからなかった場合、電話は、ファイル XMLDefault.cnf.xml と SEDDefault.cnf を要求します。
.cnf.xml ファイルまたは .cnf ファイルのいずれかを取得すると、Cisco IP Phone 7902G はプロファイル ファイル ff xxxxxxxxxxxx を、Cisco IP Phone 7905G はプロファイル ファイル ld xxxxxxxxxxxx を、Cisco IP Phone 7912G はプロファイル ファイル gk xxxxxxxxxxxx を要求します。いずれの場合も、各 xx は、電話の MAC アドレスの各整数を表す 2 桁の 小文字の 16 進数です。 このプロファイル ファイルが見つからなかった場合、Cisco IP Phone 7902G はプロファイル ファイル ffdefault.cfg を、Cisco IP Phone 7905G はプロファイル ファイル lddefault.cfg を、Cisco IP Phone 7912G はプロファイル ファイル gkdefault.cfg を要求します。 プロファイル ファイルの詳細については、 付録 A「設定に関するその他の方法、パラメータ、および手順」 を参照してください。
いずれかのプロファイル ファイルを検出した後、またはプロファイル ファイルを検出できなかった場合も、電話は、始動プロセスを続行します。
設定ファイルは、Cisco IP Phone と Cisco CallManager との間の通信方法を定義します。 設定ファイルを TFTP サーバから取得した後、電話は、リスト上で最も優先順位が高い Cisco CallManager との TCP 接続を試みます。
電話が手動でデータベースに追加された場合、Cisco CallManager はその電話を識別します。 電話が手動でデータベースに追加されておらず、自動登録が Cisco CallManager で有効な場合、その電話は、Cisco CallManager データベースへの自動登録を試みます。
Cisco CallManager は、.cnf 形式の設定ファイルを使用しているデバイスに、そのデバイスのロード ID を知らせます。.xml 形式の設定ファイルを使用しているデバイスは、その設定ファイル内のロード ID を受け取ります。
Cisco IP Phone には、電話をネットワークに接続し、電話に電力を供給するためのポートがあります。 ここでは、これらのポートを設定するときのヒントを記述します。
Cisco IP Phone 7912G には、「network」および「access」というラベルが付いている 2 つの RJ-45 ポートがあります。 Cisco IP Phone 7902G/7905G モデルには 1 つの RJ-45 ポートがあります。 各ポートは、10/100 Mbps 半二重接続または全二重接続によって外部デバイスへの接続をサポートしています。 10 Mbps 接続では、カテゴリ 3 または 5 のどちらのケーブルも使用できますが、100 Mbps 接続では、カテゴリ 5 のケーブルを使用する必要があります。 ネットワーク ポートとアクセス ポートの両方で、衝突を避けるために全二重モードを使用します。
Cisco IP Phone 7902G/7905G モデルの背面にある接続ポートについては、図 3-1 を参照してください。 Cisco IP Phone 7912G の背面にある接続ポートについては、図 3-2 を参照してください。
ネットワーク ポートは、電話をネットワークに接続するために使用します。 このポートでは、ストレート ケーブルを使用する必要があります。 電話は、この接続を介して、Cisco Catalyst スイッチからインライン電力を得ることもできます。 詳細については、「Cisco IP Phone への電力供給」を参照してください。
アクセス ポートは、コンピュータなどのネットワーク デバイスを電話に接続するために使用します。 このポートでは、ストレート ケーブルを使用する必要があります。
Cisco IP Phone の電力は、外部電源装置、スイッチ ポート、または電話とスイッチ間の電源から供給できます。
Cisco IP Phone には、次の電源から電力を供給できます。
• 外部電源:オプションの Cisco AC アダプタと電源コード。標準の壁面コンセントに接続します。
• WS-X6348-RJ45V 10/100 スイッチング モジュール:Catalyst 6000 ファミリの 10/100BaseTX スイッチング モジュールに接続した Cisco IP Phone にインライン電力を供給します。
このモジュールは、ピン 1、2、3、および 6 で給電します。これらのピンは、イーサネット信号の伝送にも使用されます。 スイッチでは、他のイーサネット デバイスの損傷を避けるため、給電前に Cisco IP Phone の有無がテストされます。
(注) Cisco Catalyst スイッチからのインライン電力をサポートしているのは、ネットワーク ポートだけです。
• WS-PWR-PANEL:電力パッチパネル。このパネルによって、Cisco IP Phone は、既存の Catalyst 4000、5000、および 6000 ファミリの 10/100BaseTX スイッチング モジュールに接続できます。
このモジュールは、ピン 4、5、7、および 8 で給電します。これらのピンは、イーサネットのシグナリングには使用されません。 インライン電源と同様に、電力パッチパネルも、接続されているデバイスが Cisco IP Phone であることを、電力の供給前に確認します。
• 「ネットワークへの Cisco IP Phone の接続」
• 「他の Cisco IP テレフォニー製品との相互対話の概要」
• 「電源の設計」
• 「冗長性機能」
電話とスイッチは、電話が使用している電源を自動的に判別します。 別の電源に切り替える必要がある場合、ユーザには、現在使用している電源に応じて、異なる結果が戻されます。
• 電話のコードをオプションの電源装置に差し込んでから、ネットワークに差し込むと、電力は、そのオプションの電源装置から供給されます。
• その後、電話のプラグをその電源装置から抜くと、電話がリセットされます。 スイッチ ポートが 10/100 Mbps 用に設定されている場合、スイッチは電力の喪失を認識し、電話をバックアップします。
• スイッチ ポートが 10 Mbps 専用に設定されている場合は、スイッチが電力喪失を認識するように、ネットワークへの接続ケーブルを抜いて、電話に再度差し込む必要があります。
• ただし、ネットワークへの接続ケーブルを電話に差し込んでから、電源コードを差し込んだ場合、電話にはスイッチから電力が供給され、電源コードを抜いても、電力が失われることはありません。 スイッチがリブートされると、電話には電源コードから電力が供給されます。
• 「ネットワークへの Cisco IP Phone の接続」
冗長性を確保するために、Cisco Catalyst スイッチからのインライン電源を使用している場合でも、Cisco AC アダプタを使用できます。 Cisco IP Phone は、インライン電源と外部電源からの電力の両方を使用できます。 インライン電源または外部電源のどちらかが故障した場合は、故障していない方の電源に完全に切り替えることができます。
1. Cisco Catalyst スイッチでインライン電源モードを auto に設定します。
2. 通電していない Cisco IP Phone をネットワークに接続します。
3. 電話の電源を入れてから、外部電源装置を電話に接続します。
• 「ネットワークへの Cisco IP Phone の接続」
すべての Cisco IP Phone には、専用の受話器が付属しています。 この受話器は、Cisco IP Phone のモデル間で互いに交換できます。 受話器には、ボイス メール メッセージの着信を示すライト ストリップが付いています。
受話器を使用して発信や応答を行うには、付属の受話器を電話本体の背面に差し込み(詳細については、「ネットワークへの Cisco IP Phone の接続」を参照)、受話器を取ります。
Cisco IP Phone を設置するには、事前に、Cisco CallManager データベースに電話を追加する方法を決定しておく必要があります。 Cisco CallManager は、ネットワーク内のコール処理を行うため、これは重要な手順です。
自動登録機能を使用すると、電話を Cisco CallManager データベースに自動的に追加できます。また、Cisco CallManager Administration アプリケーションを使用して手動で追加したり、Bulk Administration Tool(BAT)を使用してグループ単位で追加したりすることもできます。
Cisco CallManager Administration アプリケーションを使用して Cisco IP Phone を追加すると、そのアプリケーションの Phone Configuration ウィンドウに、デバイス名、登録ステータス、およびデバイスの登録先の Cisco CallManager の IP アドレスが表示されます。
• 「Bulk Administration Tool の使用方法」
ヒント Cisco CallManager アプリケーションを使用してヘルプを利用する場合は、メインメニュー バーから Help > For this page を選択し、コンテキスト ヘルプにアクセスしてください。 詳しい説明と概念については、『Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド』および『Cisco CallManager システム ガイド』を参照してください。
自動登録を使用して、新しい電話を IP テレフォニー ネットワークに接続すると、Cisco CallManager によって、電話番号がその電話に自動的に割り当てられます。 自動登録された電話は、新しい場所に移動したり、別のデバイス プールに割り当てたりしても、その電話番号が変更されることはありません。
自動登録が有効な場合は、Cisco IP Phone をネットワークに接続すると Cisco CallManager はただちに自動始動プロセスを開始して、電話番号を取得します。 自動登録時に、Cisco CallManager は、連番の電話番号から次に使用可能な番号を、自動的に電話に割り当てます。
すべての電話を Cisco CallManager データベースにすばやく登録するには、自動登録機能を使用します。 登録した電話番号などの設定は、Cisco CallManager から変更できます。 自動登録を使用しない場合は、Cisco CallManager データベースに手動で追加するか、Bulk Administration Tool(BAT)を使用する必要があります。
Cisco CallManager Administration アプリケーションを使用して自動登録を有効にするには、最初に次の手順を実行します。 その他の情報については、アプリケーションからコンテキスト ヘルプにアクセスするか、Cisco CallManager のマニュアルを参照してください。
ステップ 1 Cisco CallManager Administration アプリケーションにログインします。
ステップ 2 メニュー バーから、 System > Cisco CallManager を選択します。
Cisco CallManager Configuration ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 Auto-registration disabled on this Cisco CallManager の設定がチェックされていないことを確認します。 デフォルトでは、ネットワークへの権限のない接続を防止するために、自動登録は無効になっています。
ステップ 4 電話の設定を変更する場合は、 Device > Phone を選択します。 Find and List Phones ウィンドウを使用して、各電話に対する検索条件を入力します。
ステップ 5 第 3 章「Cisco IP Phone の設置」 の手順に従って、電話を設置します。
ステップ 6 その他の電話機能を設定する場合は、「Cisco CallManager を使用したテレフォニー機能の設定」を参照してください。
自動登録を使用しないで、特定の Cisco IP Phone に特定の電話番号を割り当てる場合は、各電話を Cisco CallManager データベースに手動で追加するか、Bulk Administration Tool(BAT)を使用できます。
電話を手動で追加するときに、ネットワーク内でダイナミック ホスト コンフィギュレーション プロトコル(DHCP)を使用しない場合は、IP 設定とトリビアル ファイル転送プロトコル(TFTP)サーバをローカルで各電話に設定する必要があります。
代わりに、DHCP を使用しながら、TFTP サーバを手動で設定する場合は、DHCP を使用して電話を始動可能にしてから、TFTP サーバを再度割り当てる方法があります。
ネットワーク内で DHCP を使用していながら、自動登録を使用しない場合は、Cisco CallManager データベースに手動で電話を追加できます。 DHCP を使用している場合、IP アドレスや TFTP サーバの割り当ては不要です。
Cisco CallManager Administration アプリケーションを使用して、手動で電話を追加するには、最初に次の手順を実行します。
ステップ 1 Cisco CallManager Administration アプリケーションにログインします。
ステップ 2 メニュー バーから、 Device > Add a New Device を選択します。
Add a New Device ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 Device Type ドロップダウン メニューから、 Phone を選択し、 Next をクリックします。
ステップ 4 ドロップダウン メニューから、電話タイプを選択し、 Next をクリックします。
Phone Configuration ウィンドウが表示されます。 このウィンドウに表示されるフィールドは、選択した電話タイプによって異なります。
ステップ 5 Phone Configuration ウィンドウでは、次の 2 つのフィールドに情報を入力する必要があります。
ステップ 7 その他の電話機能を設定する場合は、「Cisco CallManager を使用したテレフォニー機能の設定」を参照してください。
その他の情報については、アプリケーションからコンテキスト ヘルプにアクセスするか、Cisco CallManager のマニュアルを参照してください。
ネットワーク内で DHCP を使用しない場合は、スタティック IP アドレスを各電話ごとにローカルで割り当てる必要があります。 各電話は、ローカルで設定する必要があります。
Cisco CallManager Administration アプリケーションを使用して、手動で電話を追加するには、最初に次の手順を実行します。
ステップ 1 Cisco CallManager Administration アプリケーションにログインします。
ステップ 2 メニュー バーから、 Device > Add a New Device を選択します。
Add a New Device ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 Device Type ドロップダウン メニューから、 Phone を選択し、 Next をクリックします。
ステップ 4 ドロップダウン メニューから、電話タイプを選択し、 Next をクリックします。
Phone Configuration ウィンドウが表示されます。 このウィンドウに表示されるフィールドは、選択した電話タイプによって異なります。
ステップ 5 Phone Configuration ウィンドウでは、次の 2 つのフィールドに情報を入力する必要があります。
ステップ 8 第 3 章「Cisco IP Phone の設置」 の手順に従って、電話を設置します。
ステップ 9 「IP 設定値の設定」の手順に従って、IP 設定値を設定します。
ステップ 10 「TFTP オプションの設定」の手順に従って、TFTP サーバを設定します。
ステップ 11 その他の電話機能を設定する場合は、「Cisco CallManager を使用したテレフォニー機能の設定」を参照してください。
Cisco Bulk Administration Tool(BAT)は、Cisco CallManager 用のプラグイン アプリケーションです。このアプリケーションを使用すると、システム管理者は、多数の Cisco IP Phone に対して、登録などのバッチ操作を実行できます。
ネットワーク内での BAT の使用方法については、『Bulk Administration Tool Guide for Cisco CallManager』を参照してください。