この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
ネットワークに Cisco IP Phone を設置し、ネットワーク設定値を設定し、Cisco CallManager に追加した後は、Cisco CallManager を使用して、電話番号の設定、ユーザの割り当て、および機能の設定を行う必要があります。
エンド ユーザが利用できる Cisco IP Phone 機能の多くは、Cisco CallManager Administration アプリケーションを使用して設定を行う必要があります。 ここでは、設定手順の概要を説明します。 詳細な説明は、Cisco CallManager Administration のマニュアルを参照してください。
ここでは、ユーザ機能の設定方法と機能に関する情報をユーザに提供する方法を説明します。 次の項目を参照してください。
• 「Cisco CallManager を使用したテレフォニー機能の設定」
Cisco CallManager に追加された Cisco IP Phone には、「Cisco IP Phone 7902G/7905G/7912G モデルに対するテレフォニー機能の設定」で説明するその他の機能を追加できます。
(注) 設定する Cisco IP Phone のモデルが、Cisco CallManager の Phone Type ドロップダウン リストに表示されない場合は、次の URL にアクセスして、使用するバージョンの Cisco CallManager に対する最新のサポート パッチをインストールしてください。 http://www.cisco.com/cgi-bin/tablebuild.pl/callmgr-33
表 5-1 に、Cisco IP Phone 7902G/7905G/7912G モデルでサポートされているテレフォニー機能と Cisco CallManager を使用した機能の設定方法のヒントを示します。 詳細については、『Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド』、『Cisco CallManager システム ガイド』、『Cisco CallManager Extended Services アドミニストレータ ガイド』、または Cisco CallManager Administration アプリケーションのオンライン ヘルプを参照してください。
ネットワーク上のユーザに関する情報は、Cisco CallManager Administration を使用して表示およびメンテナンスできます。
次の操作をユーザが実行できるように、機能を設定する必要があります。
これらの機能を設定するには、最初に、次のいずれかの方法を使用して、ユーザを Cisco CallManager に追加する必要があります。
• ユーザを個別に追加するには、Cisco CallManager Administration アプリケーションを使用し、 User >Add a New User を選択します。
詳細については、『Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド』、『Cisco CallManager システム ガイド』、または Cisco CallManager Administration のオンライン ヘルプを参照してください。
• ユーザを一括して追加するには、Bulk Administration Tool を使用します。 この方法では、すべてのユーザに対して同じデフォルト パスワードを設定することもできます。
システム管理者は、ネットワークや企業内の Cisco IP Phone ユーザに対する主要な情報源となります。 完全な最新情報をエンド ユーザに提供することが重要です。
Cisco IP Phone に関する重要な最新情報は、社内のサポート サイトに Web ページを作成してエンド ユーザに提供することをお勧めします。
• 「ユーザが Cisco IP Phone に関するサポートを取得する方法」
• 「ユーザが Cisco IP Phone のマニュアルを取得する方法」
Cisco IP Phone に関するの他のマニュアルでは、ユーザに対して、一部の質問はシステム管理者に訊ねるように指示している場合があります。 電話の機能(短縮ダイヤル番号やボイス メール アクセスなど)を正しく使用するために、ユーザは、システム管理者またはそのネットワーク チームから情報を受け取ることや、システム管理者に連絡してサポートを依頼できることが必要です。
Cisco IP Phone のユーザ マニュアルにエンド ユーザがアクセスできるようにする必要があります。 ユーザ マニュアルでは、電話の主要機能が詳しく説明されています。 詳細については、「関連マニュアル」を参照してください。
Cisco IP Phone モデルには種類がいくつかあるため、Cisco.com の Web サイトで特定のマニュアルを見つけることがユーザにとって困難な場合があります。 ユーザが必要なマニュアルを見つけやすいように、現在のモデルに関するマニュアルへのリンクを用意することをお勧めします。 これによって、ユーザは、最新のマニュアルにアクセスできるようになります。 ただし、ユーザを Cisco.com にアクセスさせない場合やアクセスを提供できない場合は、システム管理者が PDF ファイルをダウンロードし、社内の Web サイトでエンド ユーザに提供することをお勧めします。
• 利用可能なマニュアルの一覧については、Cisco IP Phone の Web サイト http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/c_ipphon/ip_clmgr/index.htm にアクセスし、希望する言語を選択してください。
• マニュアルの表示方法や注文方法については、「マニュアルの入手」を参照してください。
エンド ユーザは、Cisco IP Phone の User Options Web ページを使用してさまざまな操作を実行できます。 実行できる操作は、ユーザが使用している Cisco IP Phone のモデルによって異なります。短縮ダイヤル番号やコール転送番号の設定などがあります。 Web サイトを使用して電話の設定値を設定できるということが、エンド ユーザにとっては新しい状況であることに留意してください。 エンド ユーザが User Options Web ページを正しくアクセスして利用するには、できるだけ多くの情報を提供する必要があります。
エンド ユーザには、User Options ページに関する次の情報を必ず提供してください。
http:// <serverName> /CCMUser/。 <serverName> は、Web サーバが設置されているホストです。
• アプリケーションへのアクセスに必要なユーザ ID とデフォルト パスワード。
これらの設定値は、ユーザを Cisco CallManager に追加したときに入力した値と一致します(「Cisco CallManager へのユーザの追加」を参照)。
• Web ベースのグラフィカル ユーザ インターフェイス アプリケーションの簡単な説明、および Web ブラウザを使用してそのアプリケーションにアクセスする方法。
Cisco CallManager には、Cisco Unity ボイス メール システムも含めて多数の異なるボイス メール システムと統合できる柔軟性があります。 ただし、多数の異なるシステムと統合できるため、特定のボイス メール システムの使用方法について、情報をユーザに提供する必要があります。