Conference Station の概要
Cisco Unified IP Conference Station 7937G は、Internet Protocol(IP; インターネット プロトコル)ネットワークで音声通信を提供するための機能をすべて搭載した会議ステーションです。デジタル ビジネス フォンとほぼ同様に機能し、コールの発信および受信に加えて、ミュート、保留、転送、短縮ダイヤル、コール転送などの機能を使用できます。また、Conference Station はデータ ネットワークに接続されるため、IP テレフォニー機能が拡張され、ネットワーク情報とサービス、およびカスタマイズ可能な機能とサービスにアクセスできるようになります。さらに、いくつかのセキュリティ機能もサポートしています。
Conference Station はバックライト付きの LCD スクリーンを搭載し、10 個までの短縮ダイヤル番号のサポート、およびその他の各種の便利な機能を提供します。
Conference Station は、他のネットワーク デバイスと同様に、設定および管理が必要です。Conference Station は、G.711a、G.711u、G.729a、G.729ab のエンコード、および G.711 と G.729 のすべてのバリエーションのデコードを実行できます。また、16 ビット/16 KHz のワイドバンド オーディオをサポートしています。
この章は、次の項で構成されています。
• 「Conference Station について」
• 「使用されているネットワーク プロトコル」
• 「Conference Station でサポートされる機能」
• 「Conference Stations のセキュリティ機能について」
• 「Conference Station の設定および設置の概要」
注意
セル方式の電話、携帯電話、GSM 電話、または双方向無線を Cisco Unified IP Conference Station 7937G のすぐ近くで使用すると、相互干渉が発生することがあります。詳細については、干渉が発生するデバイスの製造元のマニュアルを参照してください。
Conference Station について
図1-1 に、Conference Station の主要コンポーネントを示します。
図1-1 Cisco Unified IP Conference Station 7937G
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LED インジケータ |
3 個の複色 LED インジケータは、コールのステータス情報を提供します。 • 消灯:使用可、コール状況オフ • オレンジ:電源投入中 • 赤:電源投入中、ミュート、またはボイス メッセージ • 赤の点滅:保留 • 緑:ダイヤル トーン、ダイヤル中、または接続済み • 緑の点滅:コール着信(呼び出し中/接続中)、または受信中 |
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マイクロフォン |
3 個の単方向内蔵マイクロフォン。 |
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スピーカ |
内蔵スピーカ。 |
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ナビゲーション ボタン(4 個)
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メニューのスクロールや項目の強調表示に使用します。 |
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選択ボタン
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現在選択されている画面メニュー オプションをアクティブにします。 |
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オンフック ボタン
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現在のコールを終了します。 |
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音量のアップ ボタン
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スピーカ(オフフック)および呼出音(オンフック)の音量を上げます。 |
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音量のダウン ボタン
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スピーカ(オフフック)および呼出音(オンフック)の音量を下げます。 |
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ミュート ボタン
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ミュート機能のオン/オフを切り替えます。 |
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キーパッド |
Conference Station の番号のダイヤル、文字の入力、およびメニュー項目の選択に使用します。 |
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リダイヤル ボタン
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直近のコール先番号にダイヤルします。 |
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ディレクトリ ボタン
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[ディレクトリ]メニューを開閉します。履歴、短縮ダイヤル、およびディレクトリにアクセスできます。 |
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アプリケーション ボタン
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[アプリケーション]メニューを開閉します。[メッセージ]、[設定]、および[サービス]の各メニューにアクセスできます。 |
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オフフック ボタン
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ダイヤル トーンが鳴り、コールを開始できます。または、着信コールに応答します。 |
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ソフトキー ボタン (4 個)
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スクリーンに表示されるソフトキー オプションを選択できます。 |
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Conference Station スクリーン |
Conference Station のメニューと機能を表示します。 |
使用されているネットワーク プロトコル
Conference Station は、音声通信に必要な業界標準のネットワーキング プロトコルおよびシスコ ネットワーキング プロトコルを複数サポートしています。 表1-1 は、Conference Station でサポートされるネットワーキング プロトコルの概要を示しています。
表1-1 Conference Station でサポートされるネットワーク プロトコル
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シスコ検出プロトコル(CDP) |
CDP は、シスコの製造するすべての装置で動作するデバイス検出プロトコルです。 デバイスは、CDP を使用して自身の存在をネットワーク内の他のデバイスにアドバタイズし、他のデバイスの情報を受信することができます。 |
Conference Station では、補助 VLAN ID、ポートごとの電源管理の詳細情報、QoS(Quality of Service)設定情報などの情報を、CDP を使用して Cisco Catalyst スイッチとやり取りしています。 |
Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP) |
DHCP は、IP アドレスを動的に確保して、ネットワーク デバイスに割り当てるものです。 DHCP を使用すると、Conference Station をネットワークに接続すれば、その Conference Station が機能するようになります。IP アドレスを手動で割り当てたり、ネットワーク パラメータを別途設定したりする必要はありません。 |
DHCP は、デフォルトで有効になっています。無効にした場合は、個々の Conference Station がある場所で、IP アドレス、サブネット マスク、ゲートウェイ、および TFTP サーバを手動で設定する必要があります。 シスコでは、DHCP のカスタム オプション 150 を使用することをお勧めします。この方法では、TFTP サーバの IP アドレスをオプション値として設定します。DCHP 設定の詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager システム ガイド 』の「Cisco TFTP」の章を参照してください。 |
ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP) |
HTTP は、インターネットや Web 経由で情報を転送し、ドキュメントを移送するための標準的な手段です。 |
Conference Station では、XML サービスおよびトラブルシューティングに HTTP を使用します。 |
インターネット プロトコル(IP) |
IP は、パケットの宛先アドレスを指定し、ネットワーク経由で送信するメッセージング プロトコルです。 |
IP を使用して通信するには、ネットワーク デバイスに対して、IP アドレス、サブネット、およびゲートウェイが割り当てられている必要があります。 DHCP と一緒に Conference Station を使用する場合は、IP アドレス、サブネット、およびゲートウェイの識別情報が自動的に割り当てられます。DHCP を使用していない場合は、ローカルに手動で、これらのプロパティを各 Conference Station に割り当てる必要があります。 |
リアルタイム転送プロトコル(RTP) |
RTP は、データ ネットワークを通じて、インタラクティブな音声や映像などのリアルタイム データを転送するための標準プロトコルです。 |
Conference Station では、RTP プロトコルを使用して、リアルタイム音声トラフィックを他の電話やゲートウェイとやり取りします。 |
Skinny Client Control Protocol(SCCP) |
SCCP は、コール制御サーバとエンドポイント クライアント(IP Conference Station など)の間で通信を行うためのメッセージング セットを含んでいます。SCCP は、シスコシステムズ独自のものです。 |
Conference Station では、コールの制御に SCCP を使用します。 |
Transmission Control Protocol(TCP) |
TCP は、コネクション型の転送プロトコルです。 |
Conference Station では、Cisco Unified Communications Manager への接続、および XML サービスへのアクセスに TCP を使用します。 |
Trivial File Transfer Protocol(TFTP) |
TFTP を使用すると、ファイルをネットワーク経由で転送することができます。 Conference Station で TFTP を使用すると、Conference Station タイプ固有の設定ファイルを取得できます。 |
TFTP では、ネットワーク内に TFTP サーバが必要です。このサーバは、DHCP サーバで自動的に識別できます。DHCP サーバで指定された TFTP サーバとは別のサーバを Conference Station で使用する場合は、Conference Station の[ネットワークの設定]メニューで、TFTP サーバを手動で割り当てる必要があります。 |
ユーザ データグラム プロトコル(UDP) |
UDP は、データ パケットを配信するためのコネクションレス型メッセージング プロトコルです。 |
Conference Station は RTP ストリームを送信および受信しますが、このストリームで UDP を利用しています。 |
関連項目
• 「他のユニファイド IP コミュニケーション製品との連携について」
• 「Conference Station の起動プロセスについて」
• 「ネットワークの設定メニュー」
Conference Stations のセキュリティ機能について
Cisco Unified Communications Manager システムにセキュリティを実装すると、Conference Station と Cisco Unified Communications Manager サーバの ID 盗用や、データの改ざんを防止できます。
表1-2 に、このマニュアルおよび他のマニュアルで、セキュリティに関する詳細情報が記載された箇所を示します。
サポートされているセキュリティ機能の概要
表1-3 に、Conference Station がサポートしているセキュリティ機能の概要を示します。これらの機能、および Cisco Unified Communications Manager と Conference Station のセキュリティの詳細については、『Cisco Unified Communications Manager セキュリティ ガイド』を参照してください。
Conference Station の現在のセキュリティ設定を確認するには、Conference Station のセキュリティ設定のメニューを確認します( [アプリケーション]>[設定]>[セキュリティ設定] または [アプリケーション]>[設定]>[デバイス設定]>[セキュリティ設定] を選択)。詳細については、 「Conference Station の設定値の設定」 を参照してください。
表1-3 セキュリティ機能の概要
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セキュリティ プロファイル |
Conference Station は、常に安全でないものとして定義します。詳細については、「セキュリティ プロファイルについて」を参照してください。 |
Conference Station の 802.1X 認証 |
Conference Station は、802.1X 認証を使用してネットワークへのアクセスを要求し、取得することができます。 |
Conference Station の Web サーバ機能の無効化(オプション) |
Conference Station Web ページに対するアクセスを禁止できます。この Web ページには、Conference Station に関する各種の動作統計情報が表示されます。 |
Conference Station のセキュリティ強化 |
Cisco Unified Communications Manager の管理ページから制御する追加セキュリティ オプション。 • Gratuitous ARP(GARP)の無効化 • [設定]メニューへのアクセスを禁止または制限します。アクセスを制限した場合、ユーザがアクセスできるのは[設定]メニューの[ユーザ設定]メニューのみになります。 • Conference Station の Web ページへのアクセスの無効化 • Conference Station への SSH アクセスの無効化 |
関連項目
• 「セキュリティ プロファイルについて」
• 「デバイス設定メニュー」
セキュリティ プロファイルについて
Cisco Unified Communications Manager をサポートするすべての Conference Station は、Conference Station を安全でないものとして定義したセキュリティ プロファイルを使用します。セキュリティ プロファイルについては、『 Cisco Unified Communications Manager セキュリティ ガイド Release 6.0 』を参照してください。
Conference Station の設定および設置の概要
新しい IP テレフォニー システムを導入するときは、システム管理者とネットワーク管理者がいくつかの初期設定作業を実施して、ネットワークを IP テレフォニー サービス用に準備する必要があります。シスコ IP テレフォニー ネットワークのひととおりのセットアップと設定、およびそのチェックリストについては、『 Cisco Unified Communications Manager システム ガイド 』の「システム コンフィギュレーションの概要」の章を参照してください。
IP テレフォニー システムをセットアップし、システム全体にわたる機能を Cisco Unified Communications Manager で設定したら、Conference Station をシステムに追加できます。
Conference Station をネットワークに追加する手順の概要については、次の各トピックで説明します。
• 「Cisco Unified Communications Manager での Conference Station の設定」
• 「Conference Station の設置」
Cisco Unified Communications Manager での Conference Station の設定
Conference Station を Cisco Unified Communications Manager データベースに追加するには、次の方法を利用できます。
• 自動登録
• Cisco Unified Communications Manager の管理ページ
• 一括管理ツール(BAT)
• BAT と Tool for Auto-Registered Phones Support(TAPS)
これらの方法の詳細については、「Cisco Unified Communications Manager データベースへの Conference Station の追加」を参照してください。
Conference Station を Cisco Unified Communications Manager で設定する方法の概略については、『 Cisco Unified Communications Manager システム ガイド 』の「Cisco Unified IP Phone」の章を参照してください。
Cisco Unified Communications Manager での Conference Station の設定チェックリスト
表1-4 に、Cisco Unified Communications Manager の管理ページで Conference Station を設定する作業について、概要およびチェックリストを示します。このリストは、お勧めする作業順序を表しており、Conference Station の設定プロセスについて順に解説しています。一部の作業は、システムおよびユーザのニーズによっては省略できます。詳細については、リストに示した資料を参照してください。
表1-4 Cisco Unified Communications Manager での Conference Station の設定チェックリスト
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1. Conference Station について、次の情報を収集します。 • Conference Station のモデル • MAC アドレス • Conference Station の設置場所 • Conference Station のユーザの名前または ID • デバイス プール • パーティション、コーリング サーチ スペース、およびロケーションの情報 • Conference Station に割り当てられた電話番号 • Conference Station に関連付ける Cisco Unified Communications Manager ユーザ • Conference Station テンプレート(ボタンおよびソフト キー)、機能、サービス、または Conference Station アプリケーションに影響する、 Conference Station の使用状況情報 |
Conference Station をセットアップするための設定要件のリストを作成する。 個々の Conference Station を設定する前に実施する必要のある、Conference Station キー ボタン テンプレートやソフトキー テンプレートなどの前提的な設定作業を特定する。 |
『 Cisco Unified Communications Manager システム ガイド 』の「Cisco Unified IP Phone」の章を参照してください。 「Conference Station で使用できるテレフォニー機能」を参照してください。 |
2. 必要に応じてボタン テンプレートをカスタマイズします。 |
プライバシー機能を含んだカスタム ボタン テンプレートを作成する。共有される Conference Station にこのテンプレートを割り当てると、ユーザがプライバシー機能にアクセスできます。 |
『 Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド 』の「電話ボタン テンプレートの設定」の章を参照してください。 「ボタン テンプレートの変更」を参照してください。 |
3. Conference Station を追加および設定します。 |
デバイスを、デフォルト設定値を使用して Cisco Unified Communications Manager に追加する。 |
『 Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド 』の「Cisco Unified IP Phone の設定」の章を参照してください。 [プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration)]のフィールドについては、[電話の設定(Phone Configuration)]ウィンドウのヘルプを参照してください。 |
4. Conference Station に電話番号を追加および設定します。 |
電話番号、および電話番号に関連付けられている機能を Conference Station に追加する。 |
『 Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド 』の「Cisco Unified IP Phone の設定」の章と「電話番号の設定」の章の「Cisco Unity または Cisco Unity Connection ボイスメールボックスの作成」の項を参照してください。 「Conference Station で使用できるテレフォニー機能」を参照してください。 |
5. ソフトキー テンプレートをカスタマイズします。 |
ユーザの Conference Station に表示されるソフトキー機能を追加、削除、または順序変更して、機能の利用ニーズに対応する。 |
『 Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド 』の「ソフトキー テンプレートの設定」の章を参照してください。 「ソフトキー テンプレートの設定」を参照してください。 |
6. 短縮ダイヤル番号を割り当てます(オプション)。 |
短縮ダイヤル番号を追加する。
(注) ユーザは、ユーザ オプション Web ページを使用することで、短縮ダイヤルの設定値を Conference Station 上で変更できます。
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次のマニュアルを参照してください。 • 『 Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド 』の「Cisco Unified IP Phone の設定」の章 • 『 Cisco Unified Communications Manager システム ガイド 』の「Cisco Unified IP Phone」の章 |
7. Conference Station サービスを設定し、サービスを割り当てます(オプション)。 |
Conference Station サービスを提供する。
(注) ユーザは、ユーザ オプション Web ページを使用することで、サービスを Conference Station 上で追加または変更できます。
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『 Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド 』の「Cisco Unified IP Phone サービスの設定」の章を参照してください。 「サービスのセットアップ」を参照してください。 |
8. ユーザ情報を追加します。 |
ユーザ情報を Cisco Unified Communications Manager のグローバル ディレクトリに追加する。 |
『 Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド 』の「ユーザ/電話機の追加の設定」の章を参照してください。 「Cisco Unified Communications Manager へのユーザの追加」を参照してください。 |
9. ユーザおよびユーザ グループを Conference Station に関連付けます。 |
コールの転送、短縮ダイヤル番号やサービスの追加などについて、ユーザが Conference Station を制御できるようにする。
(注) Conference Station の中には、会議室にある Conference Station など、ユーザが関連付けられないものもあります。
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『 Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド 』の「エンド ユーザの設定」の章の「エンド ユーザとデバイスとの関連付け」の項を参照してください。 |
Conference Station の設置
Cisco Unified Communications Manager データベースに Conference Station を追加したら、Conference Station を設置できる状態になります。Conference Station は、管理者(または Conference Station のユーザ)がユーザの作業場所に設置します。Conference Station をネットワークに接続し、オプションのアクセサリを Conference Station に接続する方法については、『 Cisco Unified IP Conference Station 7937G Installation Guide 』で説明しています。このマニュアルには、次の URL からアクセスしてください。
http://www.cisco.com/en/US/products/hw/phones/ps379/tsd_products_support_series_home.html
Conference Station をネットワークに接続すると、Conference Station の起動プロセスが開始され、Conference Station が Cisco Unified Communications Manager に登録されます。Conference Station の設置を完了するには、DHCP サービスを有効にするかどうかに応じて、Conference Station 上でネットワーク設定値を設定します。
自動登録を使用した場合は、Conference Station をユーザに関連付ける、ボタン テーブルや電話番号を変更するなど、Conference Station の特定の設定情報をアップデートする必要があります。
Conference Station の設置チェックリスト
表1-5 に、Conference Station を設置する作業について、概要およびチェックリストを示します。このリストは、お勧めする作業順序を表しており、Conference Station の設置について順に解説しています。一部の作業は、システムおよびユーザのニーズによっては省略できます。手順および内容の詳細については、リストに示した資料を参照してください。
表1-5 Cisco Unified IP Conference Station 7937G の設置チェックリスト
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1. Conference Station の電源を次の中から選択します。 • Power over Ethernet(PoE) • 外部電源 |
Conference Station に電力を供給する方法を決定する。 |
「Conference Station への電力供給」を参照してください。 |
2. Conference Station を組み立てて位置を調節し、ネットワーク ケーブルを接続します。 |
Conference Station の位置を決めて設置し、ネットワークに接続する。 |
「Conference Station の設置」を参照してください。 |
3. Conference Station の起動プロセスをモニタします。 |
Conference Station が適切に設定されていることを確認する。 |
「Conference Station の起動プロセスの確認」を参照してください。 |
4. Conference Station で [アプリケーション]>[設定]>[ネットワークの設定] を選択して、次のネットワーク設定値を設定します。 DHCP を有効にする場合: [DHCP を使う]を [Yes] に設定する
- 代替 TFTP サーバを使用する場合は、[代替TFTP]を [Yes] に設定する
c. [TFTPサーバ 1]に IP アドレスを入力する DHCP を無効にする場合: [DHCP を使う]を [No] に設定する
- Conference Station のスタティック IP アドレスを入力する
- サブネット マスクを入力する
- [デフォルトルータ 1]にIP アドレスを入力する
- Conference Station が配置されるドメイン名を入力する
- [代替TFTP]を [Yes] に設定する
- [TFTPサーバ 1]に IP アドレスを入力する
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DHCP を使用する場合:IP アドレスが自動的に割り当てられ、Conference Station に TFTP サーバが指定されます。
(注) DHCP で割り当てられる TFTP サーバを使用する代わりに、代替 TFTP サーバを割り当てる必要がある場合は、ネットワーク管理者に連絡してください。
DHCP を使用しない場合:IP アドレス、TFTP サーバ、サブネット マスク、ドメイン名、およびデフォルト ルータを Conference Station の場所で設定する必要があります。 |
「起動時のネットワーク設定値の設定」を参照してください。 「ネットワークの設定メニュー」を参照してください。 |
5. Conference Station にセキュリティを設定します。 |
データ改ざんの脅威や、Conference Station の ID 盗用から保護する。 |
「セキュリティ設定メニュー」を参照してください。 「セキュリティ設定メニュー」を参照してください。 |
6. Conference Station を使用して、コールを発信します。 |
Conference Station および機能が正常に動作することを確認する。 |
『 Cisco Unified IP Conference Station 7937G 電話ガイド for Cisco Unified Communications Manager 6.0 』を参照してください。 |
7. エンド ユーザに対して、Conference Station の使用方法と Conference Station のオプションを設定する方法を通知します。 |
ユーザが十分な情報を得て、Conference Station を有効に活用できるようにする。 |
付録 A「Web サイトによるユーザへの情報提供」 を参照してください。 |