Conference Station で使用できるテレフォニー機能
Conference Station を Cisco Unified Communications Manager に追加したら、Conference Station に機能を追加できます。 表5-1 に、サポートされているテレフォニー機能のリストを示します。これらの多くは、Cisco Unified Communications Manager の管理ページを使用して設定できます。後述の「設定の参照先」欄に、設定の手順と関連情報が記載された Cisco Unified Communications Manager マニュアルを示しています。
これらのほとんどの機能を Conference Station で使用する方法については、『 Cisco Unified IP Conference Station 7937G 電話ガイド for Cisco Unified Communications Manager 6.0 』を参照してください。Conference Station の機能の包括的なリストについては、『 Cisco Unified IP Phone Features A-Z 』を参照してください。
(注) Cisco Unified Communications Manager の管理ページには、各種のテレフォニー機能を設定するためのサービス パラメータもいくつかあります。サービス パラメータおよびそれらが制御する機能の詳細については、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』を参照してください。
表5-1 Conference Station のテレフォニー機能
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固定短縮ダイヤル機能 |
ユーザは、事前に割り当てておいたインデックス コード(1 ~ 99)を Conference Station のキーパッドで入力することで、電話番号をすばやくダイヤルできます。 インデックス コードは、ユーザ オプション Web ページでユーザが割り当てます。 |
詳細については、次のマニュアルを参照してください。 • 『 Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド 』の「Cisco Unified IP Phone の設定」の章 • 『 Cisco Unified Communications Manager システム ガイド 』の「Cisco Unified IP Phone」の章 |
自動応答 |
呼出音を 1 ~ 2 回鳴らした後に、着信コールを自動的に接続します。 |
詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド 』の「電話番号の設定」の章を参照してください。 |
割り込み |
ユーザは、共有の電話回線上でプライベート コール以外のコールに参加できます。割り込み機能には、C 割り込みと割り込みがあります。 • C 割り込みは、ユーザをコールに追加してコールを会議に変換し、ユーザと他の通話相手が会議機能にアクセスできるようにするものです。 • 割り込みは、ユーザをコールに追加しますが、コールを会議に変換しません。 Conference Station は、割り込みを次の 2 つの会議モードでサポートしています。 • ターゲット デバイス(割り込まれる側の Conference Station)の組み込み会議ブリッジ。このモードでは、 [割込み] ソフトキーを使用します。 • 共有会議ブリッジ。このモードでは、 [C 割込] ソフトキーを使用します。 |
詳細については、次のマニュアルを参照してください。 • 『 Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド 』の「Cisco Unified IP Phone の設定」の章 • 『 Cisco Unified Communications Manager システム ガイド 』の「Cisco Unified IP Phone」の章 • 『 Cisco Unified Communications Manager 機能およびサービス ガイド 』の「割り込みとプライバシー」の章 |
コール転送 |
ユーザは、着信コールを別の番号にリダイレクトできます。 |
詳細については、次のマニュアルを参照してください。 • 『 Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド 』の「電話番号の設定」の章 • 『 Cisco Unified Communications Manager システム ガイド 』の「Cisco Unified IP Phone」の章 |
コール パーク |
ユーザは、コールをパーク(一時的に保存)し、そのコールを Cisco Unified Communications Manager の別の Conference Station を使用して取得できます。 |
詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager 機能およびサービス ガイド 』の「コールパークとダイレクト コールパーク」の章を参照してください。 |
コール ピックアップ |
ユーザは、自分のピックアップ グループの別の Conference Station で呼出音が鳴っている場合に、そのコールを自分の Conference Station にリダイレクトできます。 |
詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager システム ガイド 』の「コール ピックアップ グループ」の章を参照してください。 |
コール待機 |
コールの最中に別の着信コールの呼出音が鳴っていることを通知し、ユーザが応答できるようにします。Conference Station のスクリーンに着信コールの情報を表示します。 |
詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager システム ガイド 』の「Cisco Unified IP Phone」の章を参照してください。 |
発信者 ID |
電話番号や名前など、発信者の ID を Conference Station の LCD スクリーンに表示します。 |
詳細については、次のマニュアルを参照してください。 • 『 Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド 』の「Cisco Unified IP Phone の設定」の章 • 『 Cisco Unified Communications Manager システム ガイド 』の「ルート プランの概要」の章 • 『 Cisco Unified Communications Manager 機能およびサービス ガイド 』の「Call Display Restrictions 機能」の章 |
Cisco Call Back |
話し中や通話不能の相手が通話可能になったときに、ユーザに Conference Station の音声による通知および画面表示による通知を提供します。 |
詳細については、次のマニュアルを参照してください。 • 『 Cisco Unified Communications Manager システム ガイド 』の「Cisco Unified IP Phone」の章 • 『 Cisco Unified Communications Manager 機能およびサービス ガイド 』の「コールバック」の章 |
会議 |
ユーザは、各参加者に個別にコールすることで、複数の相手と同時に会話できます。会議機能には、会議、参加、C 割り込み、およびミートミーがあります。 |
詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager システム ガイド 』の「会議ブリッジ」の章を参照してください。 |
直接転送 |
ユーザは、2 つのコールを互いに接続できます(オンライン状態を維持する必要はありません)。 |
詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager システム ガイド 』の「Cisco Unified IP Phone」の章を参照してください。 |
エクステンション モビリティ サービス |
ユーザは、共有の Conference Station 上でエクステンション モビリティ サービスにログインすると、その Conference Station に 電話番号とユーザ プロファイル設定値を一時的に適用できます。 エクステンション モビリティは、ユーザが社内の複数の場所で業務に従事する場合や、作業場所を同僚と共有している場合に便利です。 |
詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager 機能およびサービス ガイド 』の「Cisco エクステンション モビリティ」の章を参照してください。 |
ファースト ダイヤル サービス |
ユーザは、ファースト ダイヤル コードを入力してコールを発信できます。ファースト ダイヤル コードは、Conference Station 番号または[個人アドレス帳]エントリに割り当てることができます。この表の「サービス」を参照してください。 |
詳細については、『 Cisco Unified IP Conference Station 7937G 電話ガイド for Cisco Unified Communications Manager 6.0 』の「応用的なコール処理」の章を参照してください。 |
グループのコール ピックアップ |
ユーザは、別のグループの Conference Station で呼出音が鳴っている場合、グループ ピックアップ コードを使用してそのコールに応答できます。 |
詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager 機能およびサービス ガイド 』を参照してください。 |
保留 |
ユーザは、接続されたコールをアクティブな状態から保留状態に移行できます。 |
保留音を使用しない限り、設定は必要ありません。詳細については、この表の 「保留音」 を参照してください。 |
即時転送 |
ユーザは、着信コールをボイス メッセージ システムに直接転送できます。 |
詳細については、次のマニュアルを参照してください。 • 『 Cisco Unified Communications Manager システム ガイド 』の「Cisco Unified IP Phone」の章 • 『 Cisco Unified Communications Manager 機能およびサービス ガイド 』の「即時転送」の章 |
参加 |
ユーザは、オンライン状態の 2 つ以上のコールを連結して会議コールを作成し、コールを継続できます。 |
参照先: • 「ソフトキー テンプレートの設定」を参照してください。 • 『 Cisco Unified Communications Manager システム ガイド 』の「Cisco Unified IP Phone」の章を参照してください。 |
迷惑呼 ID(MCID) |
ユーザは、受信した不審なコールをシステム管理者に通知できます。 |
詳細については、次のマニュアルを参照してください。 • 『 Cisco Unified Communications Manager システム ガイド 』の「Cisco Unified IP Phone」の章 • 『 Cisco Unified Communications Manager 機能およびサービス ガイド 』の「迷惑呼 ID」の章 |
ミートミー会議 |
ユーザは、ミートミー会議をホスティングできます。この会議では、他の参加者は事前に決められた番号に所定の時刻にコールします。 |
詳細については、次のマニュアルを参照してください。 • 『 Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド 』の「ミートミー番号/パターンの設定」の章 • 『 Cisco Unified Communications Manager システム ガイド 』の「会議ブリッジ」の章 |
メッセージ受信インジケータ |
ユーザ宛ての新着ボイス メッセージが 1 つ以上あることを示す LCD スクリーン上のアイコン。 |
詳細については、次のマニュアルを参照してください。 • 『 Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド 』の「メッセージ受信の設定」の章 • 『 Cisco Unified Communications Manager システム ガイド 』の「Cisco Unified Communications Manager へのボイスメールの接続性」の章 |
保留音 |
発信者が保留状態になっている間、音楽を再生します。 |
詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager 機能およびサービス ガイド 』の「保留音」の章を参照してください。 |
オフフック ダイヤル |
ユーザは、ダイヤル トーンが聞こえたら番号をダイヤルできます。 |
設定は必要ありません。 |
オンフック ダイヤル |
ユーザは、ダイヤル トーンが聞こえるまで待たなくても番号をダイヤルできます。 |
設定は必要ありません。 |
プライバシー |
電話番号を共有しているユーザが、コールに自分を追加すること、および他のユーザのコールに関する情報を Conference Station スクリーンに表示することを禁止します。 |
詳細については、次のマニュアルを参照してください。 • 『 Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド 』の「Cisco Unified IP Phone の設定」の章 • 『 Cisco Unified Communications Manager システム ガイド 』の「Cisco Unified IP Phone」の章 • 『 Cisco Unified Communications Manager 機能およびサービス ガイド 』の「割り込みとプライバシー」の章 • 「ボタン テンプレートの変更」 |
リダイヤル |
ユーザは、直近にダイヤルした電話番号に、ボタンを押してコールできます。 |
設定は必要ありません。 |
呼出音設定 |
Conference Station に別のアクティブ コールが到着したときに、回線で使用される呼出音タイプを指定します。 |
詳細については、次のマニュアルを参照してください。 • 『 Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド 』の「電話番号の設定」の章 • 『 Cisco Unified Communications Manager 機能およびサービス ガイド 』の「カスタム電話呼び出し音」の章 • 「Conference Station のカスタム呼出音の作成」 |
サービス |
Cisco Unified Communications Manager の管理ページで Conference Station サービスを設定して、ユーザが登録できる Conference Station サービスのリストを定義および管理できます。 |
詳細については、次のマニュアルを参照してください。 • 『 Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド 』の「Cisco Unified IP Phone の設定」の章 • 『 Cisco Unified Communications Manager システム ガイド 』の「Cisco Unified IP Phone サービス」の章 |
シェアドライン |
ユーザは、複数の Conference Station で同じ電話番号を共有したり、電話番号を同僚と共有したりできます。 |
詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager システム ガイド 』の「Cisco Unified IP Phone」の章を参照してください。 |
短縮ダイヤル |
事前に保存しておいた所定の番号をダイヤルします。 |
詳細については、次のマニュアルを参照してください。 • 『 Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド 』の「Cisco Unified IP Phone の設定」の章 • 『 Cisco Unified Communications Manager システム ガイド 』の「Cisco Unified IP Phone」の章 |
転送 |
ユーザは、接続されたコールを Conference Station から別の番号にリダイレクトできます。 |
設定は必要ありません。 |
ボイス メッセージ システム |
発信者は、コールに対して応答がない場合にメッセージを録音できます。 |
詳細については、次のマニュアルを参照してください。 • 『 Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド 』の「Cisco ボイスメール ポートの設定」の章 • 『 Cisco Unified Communications Manager システム ガイド 』の「Cisco Unified Communications Manager へのボイスメールの接続性」の章 |
XML サービス |
社内ディレクトリ、Web ダイヤラ、エクステンション モビリティ、Personal Assistant、アイドル URL、および自動化のテストの各アプリケーションをサポートします。 |
詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager 機能およびサービス ガイド 』の「Cisco WebDialer」および「Cisco エクステンション モビリティ」の章を参照してください。 |
社内ディレクトリとパーソナル ディレクトリの設定
ユーザは、Conference Station の ディレクトリ ボタンを使用して複数のディレクトリにアクセスできます。このようなディレクトリには、次のタイプがあります。
• 社内ディレクトリ:ユーザが、同僚の電話番号を調べることができます。
この機能をサポートするには、社内ディレクトリを設定する必要があります。詳細については、「社内ディレクトリの設定」を参照してください。
• パーソナル ディレクトリ:ユーザが、一連の個人の番号を保存できます。
この機能をサポートするには、パーソナル ディレクトリを設定するためのソフトウェアをユーザに提供する必要があります。詳細については、「パーソナル ディレクトリの設定」を参照してください。
社内ディレクトリの設定
Cisco Unified Communications Manager では、Cisco Unified Communications Manager と連動する Cisco Unified Communications Manager アプリケーションのユーザの認証情報と認可情報を保存するために、Lightweight Directory Access Protocol(LDAP)ディレクトリを使用しています。認証とは、ユーザがシステムにアクセスする権利を確立することです。認可とは、ユーザが使用を許可されるテレフォニー リソース、たとえば特定の電話内線などを識別することです。
これらの機能をインストールして設定するには、『 Installing and Configuring the Cisco Customer Directory Configuration Plugin 』を参照してください。このマニュアルでは、Cisco Unified Communications Manager を Microsoft Active Directory および Netscape Directory Server と統合するための設定プロセスについて、ひととおり説明しています。
LDAP ディレクトリの設定が完了すると、ユーザは、Conference Station の社内ディレクトリ サービスにアクセスし、社内ディレクトリ内のユーザを検索することができます。
パーソナル ディレクトリの設定
パーソナル ディレクトリは、次の機能で構成されています。
• Personal Address Book(PAB; 個人アドレス帳)
• 個人ファースト ダイヤル(ファースト ダイヤル)
• アドレス帳同期化ツール(TABSynch)
ユーザは、次の方法でパーソナル ディレクトリ機能にアクセスできます。
• Web ブラウザ:ユーザは、ユーザ オプション Web ページから PAB およびファースト ダイヤル機能にアクセスできます。
• Conference Station:ユーザは、 [ディレクトリ] >[ パーソナル ディレクトリ] を選択して、Conference Station から PAB およびファースト ダイヤル機能にアクセスできます。
• Microsoft Windows アプリケーション:ユーザは、TABSynch ツールを使用して、自分の PAB を Microsoft Outlook と同期化できます。
パーソナル ディレクトリを Web ブラウザから設定するには、ユーザが自分のユーザ オプション Web ページにアクセスする必要があります。管理者は、ユーザに対して URL とログイン情報を提供する必要があります。
Microsoft Outlook と同期化するには、管理者から提供される TABSynch ユーティリティをユーザがインストールする必要があります。TABSynch ソフトウェアを入手してユーザに配布するには、Cisco Unified Communications Manager の管理ページにログインし、 [アプリケーション]>[プラグイン] を選択します。 [Cisco Unified IP Phone Address Book Synchronizer] を見つけてクリックします。PAB を Microsoft Outlook と同期する方法の詳細については、「Cisco Unified Communications Manager Address Book Synchronizer のインストールと設定」を参照してください。
ボタン テンプレートの変更
Cisco Unified Communications Manager の管理ページを使用して、Conference Station にボタン テンプレートを割り当てることができます。Cisco Unified Communications Manager には、Cisco Unified IP Conference Station 7937G 用の Standard 7937 ボタン テンプレートが用意されています。このボタン テンプレートには、設定可能な機能は含まれていません。Standard 7937 ボタン テンプレートを Conference Station に割り当てても、ボタンは追加されません。
プライバシー機能を備えた、Conference Station 用のカスタム ボタン テンプレートを追加できます。プライバシー機能を使用すると、ユーザは、シェアドライン デバイス上の他のユーザがコール情報を表示すること、およびコールに割り込むことを許可または禁止できます。プライバシー機能を備えたボタン テンプレートを Conference Station に割り当てた場合、ユーザは、Conference Station の[プライバシー]ソフトキーにアクセスして、コール中に機能のオンとオフを切り替えることができます。
ボタン テンプレートを追加するには、Cisco Unified Communications Manager の管理ページにログインし、 [デバイス]>[デバイスの設定] >[電話ボタンテンプレート] を選択して、 [新規追加] を押します。Conference Station に電話テンプレートを割り当てるには、 [デバイス] > [電話] を選択して Conference Station を選択します。[電話の設定(Phone Configuration)]ウィンドウで、[電話ボタンテンプレート(Phone Button Template)] ドロップダウン リストからボタン テンプレートを選択します。
ボタン テンプレートの詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド 』および『 Cisco Unified Communications Manager システム ガイド 』を参照してください。
ソフトキー テンプレートの設定
Cisco Unified Communications Manager の管理ページを使用すると、Conference Station がサポートしているアプリケーションに関連付けられるソフトキーを管理できます。Cisco Unified Communications Manager では、標準と非標準という 2 タイプのソフトキー テンプレートをサポートしています。標準ソフトキー テンプレートには、Standard Assistant、Standard Manager、および Standard Shared Mode Manager が含まれています。ソフトキーをサポートするアプリケーションには、標準ソフトキー テンプレートを 1 つ以上関連付けることができます。標準ソフトキー テンプレートを修正するには、テンプレートのコピーを作成し、新しい名前を付けて、そのコピーしたソフトキー テンプレートをアップデートします。非標準のソフトキー テンプレートも修正できます。
ソフトキー テンプレートを設定するには、Cisco Unified Communications Manager の管理ページにログインし、 [デバイス]>[デバイスの設定]>[ソフトキー テンプレート] を選択します。Conference Station にソフトキー テンプレートを割り当てるには、 [デバイス] > [電話] を選択して Conference Station を選択します。[電話の設定(Phone Configuration)]ウィンドウで、[ソフトキーテンプレート(Softkey Template)]ドロップダウン リストからソフトキー テンプレートを選択します。
ソフトキー テンプレートの設定および割り当ての詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド 』および『 Cisco Unified Communications Manager システム ガイド 』を参照してください。
サービスのセットアップ
ユーザは、Conference Station の アプリケーション ボタンを使用して Conference Station サービスにアクセスできます。これらのサービスは、テキストと画像によるインタラクティブ コンテンツを Conference Station に表示するための XML アプリケーションを構成しています。サービスの例としては、映画の上映時刻、株式相場、天気予報などがあります。
ユーザがサービスにアクセスできるようにするには、次の作業が必要です。
• 管理者が Cisco Unified Communications Manager の管理ページを使用して、使用可能なサービスを設定する必要があります。
• ユーザは、ユーザ オプション Web ページを使用してサービスに登録する必要があります。この Web ベース アプリケーションは、Conference Station のアプリケーションをエンドユーザが設定するための限定的なグラフィカル ユーザ インターフェイス(GUI)を提供します。
サービスをセットアップする前に、セットアップするサイトの URL をあらかじめ収集し、それらのサイトにユーザが社内の IP テレフォニー ネットワークからアクセスできることを確認しておきます。
これらのサービスを設定するには、Cisco Unified Communications Manager の管理ページにログインし、 [デバイス]>[デバイスの設定]>[IP Phoneサービス] を選択します。詳細については、
『 Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド 』および『 Cisco Unified Communications Manager システム ガイド 』を参照してください。
これらのサービスを設定したら、ユーザ オプション Web ページにユーザがアクセスできることを確認します。ユーザは、設定済みのサービスをこのページで選択し、サービスに登録することができます。エンド ユーザに提供する必要のある情報の要約については、「サービスへの登録方法および Conference Station 機能の設定方法」を参照してください。
Cisco Unified Communications Manager へのユーザの追加
ユーザを Cisco Unified Communications Manager に追加すると、管理者はユーザに関する情報を表示および管理できるようになり、各ユーザは、次のタスクを実行できるようになります。
• Conference Station から、社内ディレクトリや他のカスタマイズ済みディレクトリにアクセスする。
• パーソナル ディレクトリを作成する。
• 短縮ダイヤルとコール転送の番号をセットアップする。
• Conference Station からアクセスできるサービスに登録する。
ユーザを Cisco Unified Communications Manager に追加するには、次のいずれかの方法を使用します。
• ユーザを 1 名ずつ追加するには、Cisco Unified Communications Manager の管理ページにログインし、 [ユーザ管理]>[エンド ユーザ] を選択します。ユーザをユーザ グループに追加するには、 [ユーザ管理] > [ユーザグループ] を選択します。
ユーザの追加の詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。ユーザ情報の詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager システム ガイド 』を参照してください。
• ユーザを一括して追加するには、一括管理ツールを使用します。この方法では、すべてのユーザに対して同一のデフォルト パスワードを設定することもできます。
一括管理ツールについては、『 Cisco Unified Communications Manager Bulk Administration ガイド 』を参照してください。
ユーザ オプション Web ページの管理
ユーザ オプション Web ページでは、Conference Station のいくつかの機能や設定値をユーザがカスタマイズおよび制御できます。ユーザ オプション Web ページの詳細については、『 Cisco Unified IP Phone 7937G 電話ガイド for Cisco Unified Communications Manager 6.0 』を参照してください。
ユーザ オプション Web ページへのユーザ アクセスの有効化
ユーザがユーザ オプション Web ページにアクセスできるようにするには、管理者が Cisco Unified Communications Manager の管理ページを使用して、ユーザをエンド ユーザとして設定しておく必要があります。また、適切な Conference Station をユーザに関連付けて、ユーザをユーザ グループに追加する必要があります。エンド ユーザを選択および設定するには、Cisco Unified Communications Manager の管理ページにログインし、 [ユーザ管理] >[エンド ユーザ] を選択します。ユーザをユーザ グループに追加するには、 [ユーザ管理] > [ユーザグループ] を選択します。
詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド 』の「エンド ユーザの設定」の項を参照してください。
ユーザ オプション Web ページに表示するオプションの指定
ユーザ オプション Web ページには、デフォルトではほとんどのオプションが表示されます。デフォルトでは表示されない 2 つのオプションは、次のとおりです。
• 呼出音設定
• 回線のテキストラベル
ユーザ オプション Web ページにどのオプションを表示するかは、Cisco Unified Communications Manager の管理ページで、エンタープライズ パラメータの設定値を使用して制御できます。
(注) この設定値は、サイトのすべてのユーザ オプション Web ページに適用されます。
ユーザ オプション Web ページに表示するオプションを指定するには、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1 Cisco Unified Communications Manager の管理ページで、 [システム]>[エンタープライズパラメータ] を選択します。
[エンタープライズパラメータ設定(Enterprise Parameters Configuration)]ページが表示されます。
ステップ 2 [CCMUser Parameters]領域で、各パラメータ値のドロップダウン リスト から次のいずれかの値を選択し、パラメータをユーザ オプション Web ページに表示するかどうかを指定します。
True :オプションをユーザ オプション Web ページに表示する(デフォルト)。
False :オプションをユーザ オプション Web ページに表示しない。