リージョン マトリクスの更新
リージョン テーブルが物理ロケーションを定義するのに対し、リージョン マトリクス テーブルはリージョン内で使用可能な帯域幅とリージョン間で使用可能な帯域幅を定義します。BAT の[リージョンマトリクス]メニューを使用して、リージョン マトリクスを実装または実装解除します。
リージョン マトリクスの実装および実装解除
リージョン マトリクスを実装または実装解除する手順は、次のとおりです。
ステップ 1 [一括管理]>[リージョンマトリクス]>[リージョンマトリクスの実装/実装解除] の順に選択します。[リージョンマトリクス設定(Region Matrix Configuration)]ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 [リージョンマトリクスオプション(Region Matrix Options)]セクションで、[リージョンマトリクスの実装(Populate Region Matrix)]または[リージョンマトリクスの実装解除(Depopulate Region Matrix)]のいずれかを必要に応じて選択します。
ステップ 3 [ジョブ情報(Job Information)]セクションに、ジョブの名前を入力します。この情報により、ジョブが識別しやすくなります。
ステップ 4 ジョブをいつ実行するかに応じて、[今すぐ実行(Run Immediately)]または[後で実行(Run Later、このジョブをスケジュールして有効にするには、[ジョブスケジューラ]ページを使用します。)]を選択します。
ステップ 5 [送信]ボタンをクリックします。
ステップ 6 [ジョブスケジューラ(Job Scheduler)]ウィンドウで、送信したジョブのステータスを確認します。必要に応じて、このウィンドウを使用してジョブを再スケジュールすることができます。
(注) 他の BAT プロセスと異なり、リージョン マトリクスを実装または実装解除するジョブの進行は、渡されたレコードの数、失敗したレコードの数、または処理されたレコードの数で測定することはできません。結果は、プロセス全体が完了しないと確認できません。
(注) レコード数の作成は、このトランザクションには適用されません。
管理者はリージョン帯域幅のデフォルトを変更できますが、BAT メニューを使用して変更することはできません。
(注) リージョン帯域幅のデフォルトにアクセスするには、Cisco Unified Communications Manager で[システム]>[サービスパラメータ]を選択します。パラメータ タイプは Cisco CallManager で、目的の 4 つのパラメータは[Clusterwide Parameters (System - Location and Region)]セクションの一部を構成しています。
(注) その他の BAT 機能の詳細については、『Cisco Unified CallManager Bulk Administration ガイド 5.0(4)』を参照してください。