アラーム定義
この章では、サービスアビリティ アラーム定義で使用するユーザ情報を検索、表示、作成するための手順を説明します。
この章は、次の項で構成されています。
• 「アラーム定義の表示およびユーザ指定の記述の追加」
• 「アラーム定義のカタログ記述」
アラーム定義は、アラーム メッセージの内容を説明します。つまり、メッセージの意味とその回復方法を示します。
アラームに関する情報を入手するには、アラーム定義データベースを検索します。サービス固有のアラームをクリックすると、アラーム情報の説明とその推奨処置が表示されます。
Cisco Unified CallManager では、アラーム定義と推奨処置が SQL サーバ データベースに保存されます。システム管理者は、すべてのアラーム定義をこのデータベースで検索できます。定義の内容には、アラーム名、記述、説明、推奨処置、重大度、パラメータ、モニタなどがあります。この情報は、システム管理者が Cisco Unified CallManager に発生した問題をトラブルシューティングするときに役立ちます。
アラーム定義の表示およびユーザ指定の記述の追加
ここでは、アラーム定義を検索し、その内容を表示する方法を説明します。
手順
ステップ 1 [Alarm]>[Definitions] を選択します。
[Alarm Message Definitions]ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 [Equals]フィールドからアラーム定義のカタログを選択するか、[Enter Alarm Name]フィールドにアラーム名を入力します。 表4-1 を参照してください。
ステップ 3 [Find] ボタンをクリックします。
選択したアラーム カタログの定義リストが表示されます。
(注) アラーム定義が複数のページにわたっている場合があります。別のページを表示するには、[Alarm Message Definitions]ウィンドウの下部にある適切なボタンをクリックしてください。ウィンドウに表示するアラームの数を変更するには、[Rows Per Page]ドロップダウン リスト ボックスで別の値を選択します。
ステップ 4 表示されたリストの中から、アラームの詳細を表示する定義のハイパーリンクをクリックします。
[Alarm Information]ウィンドウが表示されます。
ステップ 5 アラームに情報を追加する場合は、[User Defined Text]ボックスにテキストを入力し、 [Save] ボタンをクリックします。
ステップ 6 [Alarm Message Definitions]ウィンドウに戻るには、[Related Links]ドロップダウン リスト ボックスから[ Back to Find/List Alarms] を選択し、 [Go] をクリックします。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
アラーム定義のカタログ記述
表4-1 では、アラーム定義のカタログ記述を説明します。
表4-1 アラーム定義カタログ
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CallManager |
Cisco CallManager に対するすべてのアラーム定義 |
CDRRepAlarm Catalog |
CDRRep に対するすべてのアラーム定義 |
CEFAlarmCatalog |
Cisco Extended Functions に対するすべてのアラーム定義 |
ClusterManagerAlarmCatalog |
クラスタ内のノード間におけるセキュリティ アソシエーションの確立に関連する、クラスタ マネージャに対するすべてのアラーム定義 |
CMIAlarmCatalog |
Cisco Messaging Interface に対するすべてのアラーム定義 |
CtiManagerAlarmCatalog |
Cisco Computer Telephony Integration(CTI)マネージャに対するすべてのアラーム定義 |
DBAlarmCatalog |
Cisco データベース(Aupair)に対するすべてのアラーム定義 |
DRFAlarmsCatalog |
Disaster Recovery Systemに対するすべてのアラーム定義 |
GenericAlarmCatalog |
アプリケーションに共通のすべての汎用アラーム定義 |
IpVmsAlarmCatalog |
IP Voice Media Streaming アプリケーションに対するすべてのアラーム定義 |
JavaApplications |
Cisco CallManager Java Applications に対するすべてのアラーム定義
(注) JavaApplications アラームは、アラーム設定ウィンドウからは設定できません。通常これらのアラームには、これらのアラームをイベント ログに送信して、CiscoWorks2000 との統合に必要な SNMP トラップを生成するための設定を行います。アラーム定義およびパラメータを表示、または変更するには、オペレーティング システムに付属のレジストリ エディタを使用してください。
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LoginAlarmCatalog |
ログイン関連のすべてのアラーム定義。 |
LpmTctCatalog |
Log Partition Monitoring およびトレース収集に対するすべてのアラーム定義。 |
RTMTAlarm Catalog |
Real-Time Monitoring Tool に対するすべてのアラーム定義 |
SystemAccessCatalog |
SystemAccess がスレッド統計カウンタとプロセス統計カウンタをすべて提供するかどうかを追跡するために使用される、すべてのアラーム定義 |
TCDSRVAlarm Catalog |
Cisco Telephony Call Dispatcher サービスに対するすべてのアラーム定義 |
TestAlarmCatalog |
Command Line Interface(CLI; コマンドライン インターフェイス)から SNMP トラップでテスト アラームを送信するために使用される、すべてのアラーム定義。CLI については、『 Cisco Unified Communications Operating System アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。 |
TFTPAlarmCatalog |
Cisco TFTP に対するすべてのアラーム定義 |
追加情報
「関連項目」を参照してください。