Dependency Records の使用可能化
Dependency Records にアクセスするには、まず Dependency Records を使用可能にする必要があります。システムでは、Dependency Records はデフォルトで使用不可になっています。Dependency Records を使用可能にする手順は、次のとおりです。
注意 Dependency Records 機能を使用可能にすると、CPU 使用率が高くなります。このタスクは、通常よりも低い優先度で実行され、ダイヤル プランの規模や複雑さ、CPU 速度、他のアプリケーションでの CPU 要求により、完了するまでに時間がかかる場合があります。
手順
ステップ 1 System > Enterprise Parameters の順に選択します。
ステップ 2 ウィンドウの CCMAdmin Parameters 領域にスクロールします。
ステップ 3 Enable Dependency Records ドロップダウン リスト ボックスから、True を選択します。
Dependency Records を使用可能にした場合の影響について説明するメッセージが、ダイアログボックスに表示されます。OK をクリックする前に、この情報をよく読んでください。
ステップ 4 OK をクリックします。
フィールドに False が表示されます。
ステップ 5 Save をクリックします。
Dependency Records の使用不可
Dependency Records を使用可能にした後に、システムで CPU 使用率の問題が発生している場合には、Dependency Records を使用不可にすることができます(システムでは、Dependency Records はデフォルトで使用不可になっています)。Dependency Records を使用不可にする手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 System > Enterprise Parameters の順に選択します。
ステップ 2 ウィンドウの CCMAdmin Parameters 領域にスクロールします。
ステップ 3 Enable Dependency Records ドロップダウン リスト ボックスから、False を選択します。
Dependency Records に関するメッセージが、ダイアログボックスに表示されます。OK をクリックする前に、この情報をよく読んでください。
ステップ 4 OK をクリックします。
フィールドに False が表示されます。
ステップ 5 Save をクリックします。
Dependency Records へのアクセス
Cisco CallManager の設定ウィンドウから Dependency Records にアクセスするには、Related Links ボックスから Dependency Records を選択し、 Go をクリックします。Dependency Records - Summary ウィンドウが表示されます。このウィンドウには、Cisco CallManager の設定ウィンドウに表示されたレコードを使用するレコードの数とタイプが表示されます。
(注) Dependency Records が有効になっていない場合は、Dependency Records - Summary ウィンドウにメッセージが表示されます(レコードに関する情報は表示されません)。Dependency Records を使用可能にするには、「Dependency Records の使用可能化」を参照してください。
たとえば、Device Pool Configuration ウィンドウに Default デバイス プールが表示されている場合、Dependency Records リンクをクリックすると、Dependency Records Summary ウィンドウに、そのデバイス プールを使用するレコードがすべて表示されます(図A-1 を参照)。
図A-1 Dependency Records - Summary の例
Dependency Records の詳細情報を表示するには、表示対象のレコードをクリックします(たとえば、トランク レコードをクリックします)。Dependency Records Detail ウィンドウが表示されます(図A-2 を参照)。元の設定ウィンドウに戻る場合は、Related Links リスト ボックスから Back to Summary を選択して Go をクリックします。その後、Back to <設定ウィンドウ名> を選択して Go をクリックするか、または Close and go Back ボタンをクリックします。
図A-2 Dependency Records - Detail の例
Dependency Records Detail ウィンドウに表示されているレコードの設定ウィンドウを表示するには、レコードをクリックします。そのレコードの設定ウィンドウが表示されます。たとえば、図A-2 に示されている h225trunk レコードをクリックすると、Trunk Configuration ウィンドウに、h225trunk に関する情報が表示されます。
Dependency Records ボタン
Dependency Records Summary ウィンドウには、次の 3 つのボタンが表示されます。
• Refresh:ウィンドウを現在の情報で更新する。
• Close:ウィンドウを閉じる。ただし、Dependency Records リンクをクリックした Cisco CallManager の設定ウィンドウには戻らない。
• Close and Go Back:ウィンドウを閉じ、Dependency Records リンクをクリックした Cisco CallManager の設定ウィンドウに戻る。