この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
インストール前のタスクをすべて実行して、Cisco Unified Communications Manager(Unified Communications Manager) を正常にインストールできるようにします。
ステップ 1 | インストールを予定している各サーバのインストール要件を確認し、設定内容を記録します。 | ||||
ステップ 2 | クラスタ内のすべてのノードについて、現在のリリースに推奨される仮想サーバ テンプレート(OVA ファイル)を使用して仮想マシンを作成します。
異なる OVA ファイルを使用できます。Cisco Unified Communications Manager を導入している環境に基づいて適切な OVA ファイルを選択します。 | ||||
ステップ 3 | 仮想マシンがアクセスできる場所にインストール ISO ファイルを配置し、仮想マシンの DVD ドライブをファイルにマッピングします。仮想マシンの電源投入時に DVD ドライブをマウントするオプションを選択します。 仮想マシンの電源を入れると、ISO がマウントされ、インストール プロセスが開始されます。この手順をすべて完了するまでインストール プロセスを開始しないでください。 | ||||
ステップ 4 | クラスタをインストールする場合、またはノードを追加する場合は、サーバ間リンクのラウンドトリップ時間(RTT)が 80 ミリ秒の要件を満たすこと、およびデータベース レプリケーションをサポートできる十分な帯域幅があることを確認します。 80 ミリ秒の RTT 要件の詳細については、『Cisco Unified Communications Solution Reference Network Design (SRND) based on Cisco Unified Communications Manager』を参照してください。このマニュアルは、次の URL で入手できます。http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps556/products_implementation_design_guides_list.html | ||||
ステップ 5 | NTP サーバ(VMware の導入には必須)からシステム時刻を取得している場合は、サブスクライバ ノードをインストールする前に、パブリッシャ ノードが NTP サーバと同期できることを確認します。パブリッシャ ノードのコマンドライン インターフェイスにログインして、utils ntp status コマンドを入力します。
詳細については、『Command Line Interface Reference Guide for Cisco Unifed Communications Solutions』を参照してください。
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ステップ 6 | ルーティング パスにファイアウォールが存在する場合は、ノード間のファイアウォールを無効にします(可能な場合)。また、インストールが完了するまでは、ファイアウォールのタイムアウト設定を大きな値にしておきます。 ノードで発着信されるネットワーク トラフィックを一時的に許可する(たとえば、これらのノードのファイアウォール ルールを IP any/any に設定する)だけでは、必ずしも十分ではありません。ファイアウォールが、タイムアウトのために、ノード間で必要なネットワーク セッションを閉じる可能性があります。 | ||||
ステップ 7 | Cisco Unified Communications Manager をインストールしているサーバ間でネットワーク アドレス変換(NAT)およびポート アドレス変換(PAT)を実行しないでください。 | ||||
ステップ 8 | ネットワーク インターフェイス カード(NIC)の速度とスイッチ ポートの二重化設定が新しいサーバに設定する予定のものと同じであることを確認します。
GigE(1000/FULL)の場合、NIC およびスイッチ ポートの設定を Auto/Auto に設定する必要があります。固定値を設定しないでください。 | ||||
ステップ 9 | シスコ サーバに接続されているスイッチ ポートでは、すべて PortFast を有効にしてください。PortFast を有効にすることで転送遅延(スパニングツリー プロトコル(STP)の学習状態およびリッスン状態から転送状態に変化するまで、ポートが待機する時間)が短縮され、スイッチによりポートはブロック状態から転送状態にすばやく切り替えられます。 | ||||
ステップ 10 | DNS を使用する場合、Cisco Unified Communications Manager のインストールを予定しているすべてのサーバが、DNS で適切に登録されていることを確認します。 | ||||
ステップ 11 |
VMware EX/ESXi を実行しているサーバを使用していて、マザーボードに ICH10 オンボード SATA コントローラが搭載されている場合は、BIOS で SATA コントローラを無効にする必要があります。ICH10 オンボード SATA コントローラは、EX/ESXi ではサポートされていません。 | ||||
ステップ 12 | ライセンス ファイルを入手します。
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ステップ 13 | サブスクライバ ノードをインストールする前に、パブリッシャ ノードでサブスクライバ ノードを設定します。 パブリッシャ ノードの Cisco Unified CM Administration から、 を選択し、サブスクライバ ノードの IP アドレスを設定します。詳細については、『System Configuration Guide for Cisco Unified Communications Manager』を参照してください。 |
IM and Presence ソフトウェアのインストールを開始する前に、次のインストール前のタスクを実行する必要があります。
トポロジで DNS を使用する場合は、この手順に実行します。次の手順を実行して、追加するすべてのサーバが DNS で適切に登録されていることを確認する必要があります。
次の手順で、Cisco Unified Communications Answer File Generator を使用して応答ファイルを生成する方法について説明します。
ステップ 1 | 次の URL にある Cisco Unified Communications Answer File Generator にアクセスします。http://www.cisco.com/web/cuc_afg/index.html | ||
ステップ 2 | インストールするノードに必要な情報を入力します。
クラスタ内に、パブリッシャ ノードと最大 5 つのサブスクライバ ノードのインストールおよび設定情報を指定できます。
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ステップ 3 | [応答ファイルの生成(Generate Answer Files)] を選択します。 | ||
ステップ 4 | 手順に従って、応答ファイルをダウンロードします。
インストールと設定対象の各ノードについて、応答ファイルが個々に生成されます。 |
場合によっては、Windows XP のディスクの管理ユーティリティを使用して、応答ファイル用の USB キーを FAT32 ファイル システムに再フォーマットする必要があります。FAT ファイル システム フォーマットは大容量ストレージ(たとえば 1 GB)に対応できます。この手順を実行するには、管理者または管理者グループのメンバーになることが必要になる場合があります。
ステップ 1 | Windows XP コンピュータの USB スロットに USB キーを挿入します。 |
ステップ 2 | をダブルクリックします。 を選択し、[コンピュータの管理(Computer Management)] |
ステップ 3 | ストレージ ツリーを展開し、[ディスクの管理(Disk Management)] を選択します。 |
ステップ 4 | [リムーバブル ディスク(Removable Disk)] アイコンを右クリックして [フォーマット(Format)] を選択します。 |
ステップ 5 | このパーティションをフォーマットするかどうかの確認を求められたら、[はい(Yes)] をクリックします。 |
ステップ 6 | [ファイル システム(File System)] を選択し、リスト ボックスから [FAT32] を選択します。. |
ステップ 7 | [OK] を選択し、ボリュームのフォーマットを確認するプロンプトが表示されたら、もう一度 [OK] を選択します。 |