3rdpartygadget アカウントのパスワードを設定すると、次の例に示すように、SFTP を使用して Finesse サーバにサードパーティ ガジェットをアップロードできます。
(注) |
Finesse では、サードパーティのガジェットを各自の Web サーバにアップロードできますが、Finesse サーバが各自の Web サーバにアクセスできることを確認する必要があります。
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my_workstation:gadgets user$ sftp 3rdpartygadget@<finesse>
3rdpartygadget@<finesse>'s password:
Connected to <finesse>.
sftp> cd /files
sftp> put HelloWorld.xml
Uploading HelloWorld.xml to /files/HelloWorld.xml
HelloWorld.xml
sftp> exit
ガジェットをアップロードすると、次の URL で使用可能になります。
http://<finesse>/3rdpartygadget/files/
(注) |
Unified CCX 導入環境では、ポート 8082 を指定する必要があります。
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前の例でアップロードしたガジェットにアクセスするには、次の URL を使用してください。
http://<finesse>/3rdpartygadget/files/HelloWorld.xml
デスクトップのレイアウトにガジェットを追加すると、相対パスを使用してそのガジェットを参照できます。Finesse デスクトップ レイアウトにサードパーティのガジェットを追加する方法の詳細については、『Cisco Finesse Administration Guide』の「Manage Desktop Layout」を参照してください。
前の例でアップロードしたガジェットをデスクトップのレイアウトに含めるには、レイアウトに次の(強調表示されている)XML を追加します。
<finesseLayout xmlns="http://www.cisco.com/vtg/finesse">
<layout>
<role>Agent</role>
<page>
<gadget>/desktop/gadgets/CallControl.jsp</gadget>
<gadget>/3rdpartygadget/files/HelloWorld.xml</gadget>
</page>
...
</layout>
<layout>
<role>Supervisor</role>
<page>
<gadget>/desktop/gadgets/CallControl.jsp</gadget>
<gadget>/3rdpartygadget/files/HelloWorld.xml</gadget>
</page>
...
</layout>
</finesseLayout>
(注) |
Unified CCX 導入環境でサードパーティのガジェット アカウントに SFTP を使用している場合は、フォルダの権限を削除、名前変更、変更することはできません。このような操作を実行するには、SELinux が permissive モードである必要があります。このためには、次の
CLI コマンドを実行します。
utils os secure permissive
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(注) |
ブラウザのキャッシュおよび Finesse Web サーバのキャッシュが原因で、ガジェットの変更を反映する前にブラウザのキャッシュを消去するか、Cisco Finesse Tomcat サービスの再起動が必要となる場合があります。ガジェットに対して変更を行い、その変更が
Finesse デスクトップに反映されない場合は、ブラウザのキャッシュを解消してください。
ブラウザのキャッシュを消去した後でも変更が表示されない場合は、次の CLI コマンドを使用して Cisco Finesse Tomcat サービスを再起動してください。
admin:utils service restart Cisco Finesse Tomcat
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