- このマニュアルについて
- 概要
- CUPS でのコントロールプレーンの設定
- CUPS でのコントロールプレーンのモニタリングとトラブルシューティング
- CUPS の SAEGW 向け 5G NSA
- ADC Over Gx
- IP グループでの IP プールの追加
- APN ACL のサポート
- APN AMBR トラフィックポリシング
- APN データトンネル MTU サイズの設定
- ベアラー非アクティブタイムアウト
- バルク統計サポート
- VPP による Cisco Ultra Traffic Optimization
- Pure S の変更通知サポート
- 既存のセッション Gy および Gz インターフェイスの課金アクション設定変更のサポート
- CP コールサマリーログ
- PCRF なしでの専用ベアラーの確立
- EDNS0 レコードのデバイス ID
- DI-Net 暗号化
- RADIUS アカウンティングの無効化
- Collapse コールの DSCP マーキング
- ダイナミックおよび ADC 課金ルール名
- ダイナミック APN および IP プールのサポート
- ECS 正規表現のサポート
- エンドマーカーパケット
- CUPS でのエンタープライズ オンボーディング
- CUPS のイベントベースの CDR
- CUPS でのイベントデータレコード
- エラー表示と GTPU パス障害検出
- CUPS でのファイアウォールのサポート
- FUI リダイレクト
- CUPS の GGSN
- GTPC ピアレコードと統計の最適化
- Gx エイリアスの機能拡張
- UP の Gx AVP の識別
- 異なる RG を使用した異なる DRA からの同時 Gy RAR の処理
- ホストルートの明示的なアドバタイズメント
- ICSR バルク統計
- SAE-GW セッションのアイドルタイマー
- IFTASK ハイパースレッディング
- 間接転送トンネル
- IP プールの管理
- CUPS での IPSec
- L2 マーキングのサポート
- Ruledef での L3、L4、および L7 ルールの組み合わせ
- CUPS のローカルポリシー
- Sx での負荷/過負荷および UP データスロットリングのサポート
- LTE-M RAT タイプのサポート
- LTE:CUPS での Wi-Fi のシームレスハンドオーバー
- CUPS のモニターサブスクライバ
- CUPS の VPC-SI での MPLS のサポート
- ユーザープレーンでの複数のコントロールプレーンのサポート
- MOCN による CRA および CNR の特別な処理
- NAT のサポート
- NAT ALG のサポート
- Netloc および RAN/NAS 原因コード
- ネットワークトリガーによるサービスの復元
- ネットワーク提供ロケーションの表示
- ネクストホップ転送サポート IPv4/v6 アドレス
- NSO ベースの設定管理
- 4G CUPS に対する NSO オーケストレーション
- NSH トラフィックステアリング
- パスワード暗号化の改善
- PDI 最適化
- CUPS の P-GW CDR
- P-GW 再起動通知
- DCCA の後処理のインタラクション
- VoLTE コールの優先順位リカバリのサポート
- Ruledefs の QoS グループのサポート
- C プレーンの RADIUS
- Radius パケットの切断
- RADIUS サーバーの状態
- レート制限機能(RLF)
- S2a インターフェイスのサポート
- S2b インターフェイスのサポート
- S6b サポート
- CUPS の S-GW CDR
- S-GW の新規コール拒否
- DDN 遅延および DDN スロットリングを使用した SAEGW アイドルバッファリング
- CDR レコードのセカンダリ RAT 使用状況レポート
- GnGp ハンドオーバー中のセカンダリ RAT 使用状況
- UP での Sx の自己過負荷検出とアドミッションコントロール
- スマートライセンス
- ソフトウェア管理の運用
- 標準 QCI のサポート
- RADIUS からの静的 IP の割り当て
- 重複新規コールのサポート
- Pure-S コールの一時停止および再開通知
- IPSec を介した TACACS+
- タリフ時間のサポート
- MOCN 中の TEID コリジョン処理
- URL のブロックリスト登録
- ユーザープレーンの選択
- ユーザープレーンノードの停止手順
- CUPS の仮想 APN
- CUPS での VoLTE のサポート
- Gx を介したボリュームレポート
- VPP のサポート
- CUPS の VRF のサポート
- X ヘッダーの挿入と暗号化
- IP プールプランニングのガイドライン
ベアラー非アクティブタイムアウト
マニュアルの変更履歴
(注) |
リリース 21.24 よりも前に導入された機能については、詳細な改訂履歴は示していません。 |
改訂の詳細 |
リリース |
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初版 |
21.24 より前 |
機能説明
CUPS のベアラー非アクティブタイムアウト機能を使用すると、それぞれのベアラーのアクティビティをモニタリングして、設定されたしきい値よりも少ないデータトラフィックを使用するベアラーを削除できます。これにより、無線リソースをより効率的に使用できます。ベアラー非アクティブタイマーとトラフィックのしきい値の設定は、P-GW の場合は APN コンフィギュレーション モードで、S-GW の場合は APN プロファイル コンフィギュレーション モードで行います。ベアラー非アクティブタイマーは、default-bearer/primary-bearer をベアラー非アクティブのモニタリングから除外するように設定することもできます。
CUPS のコントロールプレーンは、次のベアラー非アクティブタイマー設定オプションをサポートします。
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timeout bearer-inactivity [ gbr | non-gbr ] dur_seconds volume-threshold { downlink | total | uplink } bytes
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timeout bearer-inactivity exclude-default-bearer
ベアラー非アクティブ設定に基づいて、新しいベアラーレベルの URR が作成され、ベアラー用に作成されたすべての PDR に関連付けられます。タイマーの期限切れが検出されると、ユーザープレーンはベアラーが目的のボリュームしきい値に到達したかどうかをモニターし、ベアラー非アクティブが検出された場合はセッション使用状況レポートを送信します。コントロールプレーンは、使用状況レポートを受信するとそれぞれのベアラーの削除を開始し、切断理由を「ベアラー非アクティブタイムアウト」に設定します。