この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、システム要件および Prime Infrastructure および CMX ダッシュボードで Cisco Mobility Services Engine(MSE)を開始する方法を説明します。
(注) 設定についての情報については、『Cisco Prime Infrastructure Quick Start Guide』を参照してください。
[Mobility Service] ページの [Add Mobility Services Engine] ダイアログボックスを使用して MSE を追加できます。このダイアログボックスでは、ライセンス ファイルと追跡パラメータを追加し、マップを MSE に割り当てることができます。設定のために既存の MSE でウィザードを起動する場合、[Add MSE] オプションの代わりに [Edit MSE Details] として表示されます。
ヒント Cisco Adaptive wIPS 機能の詳細については、Cisco.com にアクセスして、マルチメディア プレゼンテーションをご覧ください。
(注) Prime Infrastructure リリース 1.4 は MSE 3355 を認識し、適切にサポートしています。
Mobility Services Engine を Prime Infrastructure に追加するには、Prime Infrastructure にログインし、次の手順を実行します。
(注) [Services] > [Mobility Services Engine] ページは、リリース 7.3.101.0 の仮想ドメインでのみ使用可能
設定時にユーザ名とパスワードを指定しなかった場合は、デフォルトを使用します。
デフォルトのユーザ名とパスワードはどちらも admin です。
ステップ 1 モビリティ サービス エンジンに対して ping を実行できることを確認します。
ステップ 2 [Services] > [Mobility Services] を選択し、[Mobility Services] ページを表示します。
ステップ 3 [Select a command] ドロップダウン リストから、[Add Mobility Services Engine] を選択し、[Go] をクリックします。
ステップ 4 [Device Name] テキスト ボックスに、モビリティ サービス エンジンの名前を入力します。
ステップ 5 [IP Address] テキスト ボックスに、モビリティ サービス エンジンの IP アドレスを入力します。
ステップ 6 (任意)[Contact Name] テキスト ボックスに、モビリティ サービス エンジン管理者の名前を入力します。
ステップ 7 [User Name] および [Password] テキスト ボックスに、モビリティ サービス エンジンのユーザ名とパスワードを入力します。これは、設定時に作成された Prime Infrastructure 通信ユーザ名とパスワードです。
(注) 自動インストール スクリプトの実行中にユーザ名とパスワードを変更した場合は、変更後の値をここに入力してください。デフォルト パスワードを変更しなかった場合は、自動インストール スクリプトを再実行してユーザ名とパスワードを変更することを推奨します。
ステップ 8 [HTTP] チェックボックスをオンにして、モビリティ サービス エンジンとサードパーティ アプリケーションの間の通信を許可します。デフォルトでは、Prime Infrastructure は MSE との通信に HTTPS を使用します。
ステップ 9 MSE からすべてのサービス割り当てを永久に削除するには、[Delete synchronized service assignments] チェックボックスをオンにします。このオプションは、ネットワーク設計、有線スイッチ、コントローラ、およびイベント定義に適用されます。既存のロケーション履歴データは維持されますが、今後ロケーション計算を実行するときには手動サービス割り当てを使用する必要があります。
ステップ 10 [Next] をクリックします。Prime Infrastructure により、選択されている要素と MSE が自動的に同期されます。
ステップ 11 同期完了後、[MSE License Summary] ページが表示されます。[MSE License Summary] ページから、ライセンスのインストール、ライセンスの追加、ライセンスの削除、アクティベーション ライセンスのインストール、サービス ライセンスのインストールを実行します。[Select Mobility Service] ページが表示されます。
ステップ 12 MSE 上のサービスを有効にするには、サービスの横にあるチェックボックスをオンにします。サービスには Context-Aware Service および wIPS が含まれます。
[CMX Dashboard Service] および [HTTP Proxy Service] を選択してサービスを有効にします。
CAS を選択すると、クライアント、不正アクセス ポイント、干渉、有線クライアント、およびタグを追跡できます。
タグを追跡するために、[Partner Tag Engine] を選択します。
新しいモビリティ サービス エンジンを追加すると、Prime Infrastructure を使用して、ネットワーク設計(キャンパス、ビルディング、および屋外マップ)、コントローラ、スイッチ(Catalyst シリーズ 3000 のみ)、およびローカル モビリティ サービス エンジンのイベント グループを同期できます。この同期は、新しいモビリティ サービス エンジンを追加した直後、または後で実行できます。ローカル データベースと Prime Infrastructure データベースを同期するには、「Synchronizing Mobility Services Engines」を参照してください。
CMX Browser Engage とダッシュボードを有効にするには、次の手順を実行します。
ステップ 1 [Services] > [Mobility Services Engine] の順に選択します。[Mobility Services Engine] ページが表示されます。
ステップ 2 [Mobility Services] ページで、[Device Name] をクリックしてプロパティを設定します。
ステップ 1 [Services] > [Mobility Services Engine] の順に選択します。[Mobility Services Engine] ページが表示されます。
ステップ 2 [Mobility Services] ページで、[Device Name] をクリックしてプロパティを設定します。
CMX ダッシュボードおよびプロキシ サービスを設定するには、Prime Infrastructure で次を実行します。
ステップ 1 [Mobile Concierge Service] > [CMX Dashboard] を選択します。CMX ダッシュボード MSE がマップおよびロケーション データを取得するロケーション MSE を選択します。これは同じ MSE であることも異なる MSE であることもあります。
ステップ 2 [Mobile Concierge Service] > [Proxy Configuration] を選択します。エンド デバイスにバナー情報を提供する CMX ダッシュボード MSE を選択します。CMX ダッシュボード MSE はこのプロキシ MSE から提供されます。
Web ブラウザを通じて CMX ダッシュボード ユーザ インターフェイスにログインするには、次の手順を実行してください。
ステップ 1 Web ブラウザに https://mseip/dashboard/ と入力します。
ステップ 2 admin をデフォルトのユーザ名に入力します。
ステップ 3 admin をデフォルトのパスワードに入力します。
(注) デフォルトのパスワードを変更するには、右上隅にある [My Account] をクリックします。新しいパスワードを入力および再入力し、[Submit] をクリックします。