この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この付録には、統合コントローラの論理接続図および関連するソフトウェア コマンドが記載されています。この章の内容は、次のとおりです。
• 「Cisco 28/37/38xx サービス統合型ルータ」
• 「Catalyst 3750G 統合型無線 LAN コントローラ スイッチ」
この項には、他のシスコ製品に統合されたコントローラ、特に、Catalyst 3750G 統合型無線 LAN コントローラ スイッチ、Cisco WiSM、および Cisco 28/37/38xx シリーズ サービス統合型ルータの論理接続図が記載されています。これらの図は、スイッチまたはルータ、およびコントローラとの間の内部接続を示しています。また、デバイス間の通信に使用されるソフトウェア コマンドも記載されています。
Cisco WiSM、Supervisor 720、および 4404 コントローラ間の通信で使用されるコマンドについては、次の URL からアクセスできる『 Configuring a Cisco Wireless Services Module and Wireless Control System 』を参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/docs/wireless/technology/wism/technical/reference/appnote.html#wp39498
図 E-2 Cisco 28/37/38xx サービス統合型ルータの論理接続図
次のコマンドは、28/37/38xx サービス統合型ルータおよびコントローラ ネットワーク モジュール間の通信で使用されます。これらは、ルータから起動されます。このコマンドは、ネットワーク モジュールのバージョンによって異なります。
次のコマンドは、ルータおよびファスト イーサネット バージョンのコントローラ ネットワーク モジュール間の通信で使用されます。
• interface wlan-controller slot/unit(サブインターフェイスをサポートする場合は、dot1q encap を追加)
• show interfaces wlan-controller slot/unit
• show controllers wlan-controller slot/unit
• test service-module wlan-controller slot/unit
• test HW-module wlan-controller slot/unit reset {enable | disable}
• service-module wlan-controller slot/port { reload | reset | session [ clear ] | shutdown | status }
次のコマンドは、ルータおよびギガビット イーサネット バージョンのコントローラ ネットワーク モジュール間の通信で使用されます。
• interface integrated-service-engine slot/unit(サブインターフェイスをサポートする場合は、dot1q encap を追加)
• show interfaces integrated-service-engine slot/unit
• show controllers integrated-service-engine slot/unit
• test service-module integrated-service-engine slot/unit
• test HW-module integrated-service-engine slot/unit reset { enable | disable }
• service-module integrated-service engine slot / port { reload | reset | session [ clear ] | shutdown | status }
(注) 詳細は、『Cisco Wireless LAN Controller Network Module Feature Guide』を参照してください。このドキュメントには、次の URL からアクセスできます。
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/software/ios124/124newft/124limit/124x/124xa2/boxernm.htm#wp2033271
図 E-3 Catalyst 3750G 統合型無線 LAN コントローラ スイッチの論理接続図
次のコマンドは、Catalyst 3750G スイッチと 4402 コントローラ間の通信で使用されます。
次のコマンドは、スイッチからコントローラへの Telnet セッションを開始するために使用します。
session switch_number processor 1
スタック内には複数のスイッチが存在することがあるため、switch_number パラメータを使用して、このセッションのスタック内のコントローラにダイレクトされるスイッチを示します。セッションが確立されたら、コントローラの CLI と対話します。exit を入力すると、セッションが終了し、スイッチの CLI に戻ります。
次のコマンドは、内部コントローラのステータスを表示するために使用します。これらは、スイッチから起動されます。
• show platform wireless-controller switch_number summary
• show platform wireless-controller switch_number status
• show platform wireless-controller switch_number management-info
Wireless Control Protocol(WCP)は、スイッチとコントローラの間で実行される内部キープアライブ プロトコルです。このプロトコルにより、スイッチは、コントローラの状態を管理できます。このプロトコルは、UDP を使用し、2 つの内部ギガビット ポート上で実行されますが、内部 VLAN 4095 を作成してコントロール トラフィックをデータ トラフィックから区別します。20 秒ごとに、スイッチは、キープアライブ メッセージをコントローラに送信します。コントローラが 16 回の連続したキープアライブ メッセージに応答しなかった場合、スイッチは、コントローラがアクティブではないことを宣言し、リセット信号を送信してコントローラをリブートします。
次のコマンドは、内部コントローラの状態を監視するために使用します。
• debug platform wireless-controller switch_number ?
次の 2 つのコマンドは、スイッチからコントローラをリセットするために使用します(示されている順序で使用します)。これらのコマンドは、現時点ではまだ使用できませんが、今後のリリースでサポートされる予定です。
• test wireless-controller stop switch_number
• test wireless-controller start switch_number
(注) コントローラへの直接コンソール接続は、PC でハードウェア フロー制御が有効になっている場合は動作しません。ただし、スイッチのコンソール ポートは、ハードウェア フロー制御が有効になっている状態でも動作します。