スタティック ルート ブリッジ ドメインについて
Cisco APIC リリース 3.0(2) では、ファイアウォールの背後にある仮想サービスへのルーティングを可能にする、パーベイシブ ブリッジ ドメイン (BD) でのスタティック ルート設定へのサポートが追加されました。
この機能は、通常の EPG の使用を通して、エンドポイント (EP) がパーベイシブ ブリッジ ドメインに直接には接続されていない IP アドレスへ到達することを可能にします。
スタティック ルートを設定すると、APIC は、それをブリッジ ドメインを使用しているすべてのリーフ スイッチ、およびそのブリッジ ドメインに関連付けられた契約を有しているすべてのリーフ スイッチに展開します。
エンドポイントの到達可能性は、APIC GUI、NX-OS スタイル CLI および REST API を使用して設定できます。
注意事項と制約事項
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サブネットマスクは、/32(IPv6 の場合は /128) にしてファブリック内の 1 つの IP アドレスをポイントする必要があります。すでに定義されているブリッジ ドメインサブネット内にルートを追加しないでください。
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ネクストホップは、この EPG が関連付けられているのと同じブリッジ ドメイン内にある必要があります。
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この機能は、名前の末尾が EX である Cisco Nexus 9000 シリーズ スイッチとそれ以降の機種によりサポートされています (たとえば N9K-C93180LC-EX)。