スタティック ルート ブリッジ ドメイン

この章は、次の内容で構成されています。

スタティック ルート ブリッジ ドメインについて

Cisco APIC リリース 3.0(2) では、ファイアウォールの背後にある仮想サービスへのルーティングを可能にする、パーベイシブ ブリッジ ドメイン (BD) でのスタティック ルート設定へのサポートが追加されました。

この機能は、通常の EPG の使用を通して、エンドポイント (EP) がパーベイシブ ブリッジ ドメインに直接には接続されていない IP アドレスへ到達することを可能にします。

スタティック ルートを設定すると、APIC は、それをブリッジ ドメインを使用しているすべてのリーフ スイッチ、およびそのブリッジ ドメインに関連付けられた契約を有しているすべてのリーフ スイッチに展開します。

エンドポイントの到達可能性は、APIC GUI、NX-OS スタイル CLI および REST API を使用して設定できます。

注意事項と制約事項

  • サブネットマスクは、/32(IPv6 の場合は /128) にしてファブリック内の 1 つの IP アドレスをポイントする必要があります。すでに定義されているブリッジ ドメインサブネット内にルートを追加しないでください。

  • ネクストホップは、この EPG が関連付けられているのと同じブリッジ ドメイン内にある必要があります。

  • この機能は、名前の末尾が EX である Cisco Nexus 9000 シリーズ スイッチとそれ以降の機種によりサポートされています (たとえば N9K-C93180LC-EX)。

GUI を使用してブリッジ ドメインでのスタティック ルートを設定する

  • スタティック ルートのサブネットを作成するには、epg (fvAEPg で fvSubnet オブジェクト)、普及 BD (fvBD) 自体 BD しないに関連付けられているように構成されます。

  • サブネットマスクが/32 にする必要があります (128/for IPv6) 1 つの IP アドレスまたは 1 つのエンドポイントをポイントします。これは、パーベイシブ BD に関連付けられている EPG に含まれます。

始める前に

テナント、VRF、BD、および EPG の作成

手順


ステップ 1

メニュー バーで、Tenants > tenant-name の順にクリックします。

ステップ 2

ナビゲーション ウィンドウで Application Profiles を展開し、アプリケーション プロファイル名をクリックします。

ステップ 3

Application EPGs をクリックして、スタティック ルートの EPG を展開します。

ステップ 4

Subnets を展開して、スタティック ルートのサブネットを右クリックし、Create Endpoints Behind EPG Subnet を選択します。

ステップ 5

エンドポイントの NextHop IP Address を入力して、Update をクリックします。

ステップ 6

[Submit] をクリックします。