セグメント ルーティングの VNF の比例マルチパスについて
ネットワーク機能仮想化インフラストラクチャ(NFVi)では、サービス ネットワーク(ポータブル IP)が仮想ネットワーク機能(VNF)によりアドバタイズされます。VNF は、ポータブル IP ゲートウェイ (PIP-GW) とも呼ばれ、VNF 内の VM 間でデータ パケットをルーティングします。セグメント ルーティング機能の VNF の比例マルチパスにより、EVPN アドレス ファミリでサービス ネットワーク(PIP)の VNF をアドバタイズできます。VNF の IP アドレスは、サービス ネットワークの EVPN IP プレフィックス ルート NLRI アドバタイズメントの「ゲートウェイ IP アドレス」フィールドでエンコードされます。
VNF の IP アドレスをアドバタイズすることにより、EVPN ファブリックの入力ノードは、VNF IP アドレスを VNF に接続されたリーフに再帰的に解決します。リーフは、サービス ネットワーク(PIP)をアドバタイズするのと同じノードである可能性があります。
ルートインジェクタは、IPv4 または IPv6 AF にルートを挿入する BGP プロトコルです。この場合、ルートインジェクタは、ネクスト ホップが VNF として設定されている VM にルートを挿入します。
ルート インジェクタとは異なり、VNF はルーティング プロトコルに参加して、VM の到達可能性をアドバタイズできます。サポートされているプロトコルは、eBGP、IS-IS、および OSPF です。