Cisco DNA Spaces ユーザーの管理
Cisco DNA Spaces では、ユーザーが実行するロールに基づいて、ユーザーにさまざまな権限が付与されます。
Cisco DNA Spaces ユーザーの招待
Cisco DNA Spaces アカウントが作成されると、提供された電子メール ID を持つアカウントに対して Dashboard Admin Role ユーザーが作成されます。このダッシュボード管理者は、他のユーザーを Cisco DNA Spaces に招待できます。
Cisco DNA Spaces は、デフォルトのユーザーロールである Dashboard Admin Role のみを提供します。デフォルトでは、Dashboard Admin Role には、DNASpaces(ダッシュボードの左ペインのメニュー項目、および Behavior Metrics、OpenRoaming、Location Analytics、Location Analytics、Location Personas の各アプリを含む)、CaptivePortalsおよび OperationsInsights の各ロールタイプに対してのみ読み取りおよび書き込みアクセス権が付与されます。
(注) |
|
Cisco DNA Spaces では、さまざまなアプリへのさまざまなアクセス権を持つユーザーロールを定義できます。たとえば、Captive Portals アプリでは読み取りと書き込みのパーミッションを持ち、Operational Insights アプリでは読み取り専用のパーミッションを持つユーザーロールを作成できます。
アカウントで特定のサービスが有効になっている場合は、ユーザーロールに次のロールタイプ(アプリ)を含めることができます。
-
[DNASpaces]:このロールタイプは、[Location Hierarchy]、[Admin Management]、[Monitoring and Support]、[Setup] など、Cisco DNA Spaces ダッシュボードの左ペインにあるすべてのメニュー項目へのアクセスを提供します。さらに、このロールタイプは、Behavior Metrics、OpenRoaming、Behavior Metrics、Engagements、Location Personas などのアプリへのアクセスを提供します。
[Asset Locator]:このロールタイプは、Asset Locator アプリへのアクセス権を提供します。
-
[Detect and Locate]:このロールタイプは、Captive Detect and Locate アプリへのアクセス権を提供します。
-
[CaptivePortals]:このロールタイプは、Captive Portals アプリへのアクセス権を提供します。
-
[MapService]:このロールタイプは、[Map Service] へのアクセス権を提供します。
-
[IoT Services]:のロールタイプは、[IoT Services] へのアクセス権を提供します。
-
[Location Analytics]:このロールタイプは、Location Analytics アプリへのアクセス権を提供します。
(注) |
Map Services へのアクセスは、DNASpaces の一部としては提供されなくなりました。ただし、MapServices のロールへの割り当ては、DNASpaces の割り当てと同時に行う必要があります。たとえば、MapServices への読み取りおよび書き込みアクセスと、DNASpaces への読み取り専用アクセスを持つロールを作成できます。 Dashboard Admin ロールの場合、Location Analytics へのアクセスはデフォルトで提供されます。他のロールについては、アクセスを個別に割り当てる必要があります。ただし、Location Analytics のロールへの割り当ては、DNASpaces サービスの割り当てと同時に行う必要があります。たとえば、Location Analytics への読み取りおよび書き込みアクセスと、DNASpaces への読み取り専用アクセスを持つロールを作成できます。[Location Analytics] タイルは、Location Analytics へのアクセス権のない Cisco DNA Spaces ユーザーアカウントでは無効になります。 |
Cisco DNA Spaces ユーザーを招待するには、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1 |
Cisco DNA Spaces ダッシュボードで、[Admin Management] を選択します。 |
ステップ 2 |
[Invite Admin] をクリックします。 |
ステップ 3 |
[Invite Admin] ウィンドウで、次の詳細を入力します。 |
ユーザー ロールの作成
Cisco DNA Spaces ユーザーロールを作成するには、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1 |
[Cisco DNA Spaces] ダッシュボードで、[Admin Management] をクリックします。 |
||
ステップ 2 |
[Roles] タブをクリックし、[Create Role] をクリックします。
|
||
ステップ 3 |
[Create New Role] ウィンドウで、次の詳細を入力します。 [Invite Admin] ウィンドウの [Role Name] ドロップダウンリストにユーザーロールが表示されるようになります。 |
Cisco DNA Spaces ユーザーの編集
「読み取り」および「書き込み」権限を持つダッシュボード管理ユーザーは、ユーザーのユーザーロールを変更できます。たとえば、ダッシュボード管理者の「読み取り」は、ダッシュボード管理者の「読み取り」および「書き込み」ユーザーに昇格できます。
Cisco DNA Spaces ユーザーのユーザー権限を変更するには、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1 |
Cisco DNA Spaces ダッシュボードで、[Admin Management] を選択します。 Cisco DNA Spaces ユーザーの電子メール ID のリストを含む [Admin] ページが表示されます。 |
ステップ 2 |
編集するユーザーの電子メール ID の右端にある [Edit] アイコンをクリックします。 [Invite Admin] ウィンドウが表示されます。 |
ステップ 3 |
[Role Name] ドロップダウンリストから、ユーザーに付与するアクセスのタイプを選択します。 デフォルトのユーザーロール、および以前に定義したユーザーロールが、選択用のドロップダウンリストに表示されます。必要なユーザーロールがない場合は、[Create New Role] を使用してユーザーロールを定義できます。新規ユーザーロールの作成の詳細については、「ユーザーロールの作成」を参照してください。 |
ステップ 4 |
[更新(Update)] をクリックします。 |
Cisco DNA Spaces ユーザーの削除
あるユーザーが Cisco DNA Spaces にアクセスする必要がなくなった場合は、そのようなユーザーを Cisco DNA Spaces のユーザーリストから削除することを推奨します。[Dashboard Admin Role] のユーザーは、他のユーザーを削除できます。
既存の Cisco DNA Spaces ユーザーを削除するには、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1 |
[Cisco DNA Spaces] ダッシュボードで、[Admin Management] を選択します。 [Admins] ページに、Cisco DNA Spaces ユーザーのリストが表示されます。 |
ステップ 2 |
削除するユーザーの電子メール ID の右端にある [Delete] アイコンをクリックします。 複数のユーザーを削除する場合は、対応する電子メール ID のチェックボックスをオンにして、ウィンドウの右上に表示される [Delete Admins] をクリックします。 |
God Admin
Cisco DNA Spaces は、シスコ社内ユーザーのみが使用できる God Admin ダッシュボードにアクセスするための God Admin ユーザーロールを提供します。現在、一度に利用できる God Admin アカウントの数に制限を設けています。[チーム] オプションでは、God Admin ユーザーロールの作成をサポートしていません。このユーザーロールは、Cisco DNA Spaces チームによって内部的に作成されています。God Admin ダッシュボードは、すべての Cisco DNA Spaces のお客様のデータに基づいて生成されたレポートを提供し、シスコが Cisco DNA Spaces の全体的なパフォーマンスを分析するのに役立ちます。
God Admin ダッシュボードに表示されるデータは次のとおりです。
-
ロケーションの総数
-
AP の総数
-
ロケーション情報更新の総数
-
Cisco DNA Spaces がカバーする総平方フィート面積
-
訪問および訪問者の総数
-
マップビューおよびリストビューでのロケーション別の訪問者数
-
上位 5 つのロケーション
-
さまざまな訪問時間範囲における滞在時間
-
さまざまな訪問時間範囲における訪問回数
-
時間ごとの訪問数のグラフ
-
キャプチャされた携帯電話番号の件数、電子メール ID の数、名前の数と、性別がキャプチャされた訪問者の数。
-
オプトインユーザーの数