Right Now の概要
Right Now アプリは、現在あなたのロケーションにいる訪問者の詳細を示す Right Now レポートを提供します。Right Now アプリを使用して、密度ルールを作成し、訪問者の密度やビジネスロケーションのデバイス数に基づいて、従業員などのビジネスユーザーに通知を送信できるすることもできます。
この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、Right Now アプリについて説明します。
Right Now アプリは、現在あなたのロケーションにいる訪問者の詳細を示す Right Now レポートを提供します。Right Now アプリを使用して、密度ルールを作成し、訪問者の密度やビジネスロケーションのデバイス数に基づいて、従業員などのビジネスユーザーに通知を送信できるすることもできます。
Right Now on WiFi レポートには、現在あなたのロケーションにいる訪問者の詳細が表示されます。
デフォルトでは、レポートには、現在すべてのロケーションにいる訪問者の詳細が表示されます。最大でフロアレベルまでフィルタリングできます。
Right Now アプリは、SEE、ACT、および EXTEND ライセンスタイプで使用できます。
(注) |
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Right Now レポートを表示するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 |
Cisco DNA Spaces ダッシュボードで、[Right Now] を選択します。 [Right Now] ウィンドウが表示されます。 |
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ステップ 2 |
[Location] ドロップダウンリストから、目的のネットワークロケーションを選択します。 選択したネットワークロケーションの Right Now レポートが表示されます。 レポート上部の [Right Now] セクションに、システムの現地時間が表示されます。 Right Now レポートには、次のチャートが表示されます。
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[Right Now on Camera] オプションでは、ロケーションに設置されている Meraki カメラでキャプチャされたデータに基づいて、ロケーションの Right Now レポートが表示されます。このレポートは、[Setup] の [Camera] オプションを使用して Cisco DNA Spaces 用に Meraki カメラを設定した場合にのみ利用できます。 Meraki カメラの設定の詳細については、を参照してください。
Meraki カメラのRight Now レポートを表示するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 |
Cisco DNA Spaces ダッシュボードで、[Right Now] を選択します。 [Right Now] ウィンドウが表示されます。 |
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ステップ 2 |
ウィンドウの左上に表示される 3 本線のメニューアイコンをクリックし、[Right Now on Camera] を選択します。 [Right Now on Camera] ウィンドウに、Meraki カメラの Right Now レポートが表示されます。 |
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ステップ 3 |
必要に応じて、[Location] ドロップダウンリストから、レポート表示の対象となるロケーションを選択します。
レポートには次の詳細が含まれます。
ロケーション、カメラ、またはカメラゾーンのピン留めについては、ロケーション、カメラ、またはカメラゾーンのピン留めを参照してください。 |
ロケーション、カメラ、またはカメラ ゾーンをピン留めするには、次の手順を実行します。
ステップ 1 |
[Right Now on Camera] ウィンドウで、ウィンドウの右上にある [Pin] アイコンをクリックします。 [Pin] ウィンドウが表示されます。 |
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ステップ 2 |
必要に応じて、次の操作を実行します。
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密度ルールを使用すると、ビジネスロケーション内の一意のデバイスまたは訪問者の密度を追跡できます。このオプションは、ACT ライセンスでのみ使用できます。
[Density Rule](密度ルール)オプションを使用すると、訪問者の密度、一意デバイスの数、またはビジネスロケーションの占有率に基づいて、ビルディング管理者などのビジネスユーザーへの通知をトリガーするルールを作成できます。SMS、電子メール、Cisco Webex Teams を介して、またはトリガー API を使用して通知を送信するように設定できます。
このルールを使用してロケーション内の訪問者を監視して、COVID 19 への対応状況を維持できます。また、ロケーションでの COVID 19 の影響を測定するためにも使用できます。
[Density Rule] オプションでは、ビジネスロケーションに設置された Meraki カメラでキャプチャされた人数に基づいて、ビジネスユーザーへの通知をトリガーするルールを作成することもできます。
密度ルールを作成するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 |
Cisco DNA Spaces ダッシュボードで、[Right Now] を選択します。 [Right Now] ウィンドウが表示されます。 |
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ステップ 2 |
ウィンドウの左上に表示される 3 本線のメニューアイコンをクリックし、[Density Rules] を選択します。 |
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ステップ 3 |
表示される [Density Rule] ウィンドウで、ウィンドウの右上に表示される [Create New Rule] をクリックします。 [Create Density Rule] ウィンドウが開きます。 |
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ステップ 4 |
[Rule Name] フィールドに、密度ルールの名前を入力します。 |
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ステップ 5 |
[Sense] 領域で、[When a user is connect to WiFi and] ドロップダウンリストから必要なフィルタ条件を選択します。
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ステップ 6 |
[Location] 領域で、ルールを適用するロケーションを指定します。 ロケーション階層全体、グループ、ロケーション、フロア、ゾーンなどの 1 つまたは複数のロケーションにルールを適用するように設定できます。密度ルールには、Cisco Meraki、Cisco AireOS、Cisco Catalyst などの複数のネットワークタイプの場所を追加できます。ロケーション階層の作成に関する詳細については、「ロケーション階層の定義」のセクションを参照してください。 選択したロケーション、またはその親や子のロケーションに定義されているメタデータに基づき、ロケーションを再度フィルタリングできます。ロケーションのメタデータ設定の詳細については、「ロケーションのメタデータの定義または編集」のセクションを参照してください。特定のメタデータのロケーションにルールを適用するか、または特定のメタデータのロケーションを除外することができます。ロケーションのフィルタリングの詳細については、「ロケーションによるフィルタリング」を参照してください。 |
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ステップ 7 |
[Schedule] 領域で、ルールを適用する期間を指定します。
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ステップ 8 |
[Actions] 領域で、通知の頻度と通知モードを指定します。 |
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ステップ 9 |
[Save and Publish] をクリックします。 ルールがパブリッシュされ、[Density Rules] ウィンドウにリストされます。 ルールを今すぐパブリッシュしたくない場合、[Save] ボタンをクリックします。ルールを開いて [Save and Publish] ボタンをクリックすることで、後でいつでもルールをパブリッシュできます。また、[Density Rules] ウィンドウの右側にある [Make Rule Live] アイコンをクリックして、ルールをパブリッシュすることもできます。 |
密度ルールレポートを使用して、各密度ルールのレポートを表示できます。
密度ルールレポートを表示するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 |
Cisco DNA Spaces ダッシュボードで、[Right Now] をクリックします。 [Right Now] ウィンドウが表示されます。 |
ステップ 2 |
ウィンドウの左上に表示される 3 本線のメニューアイコンをクリックします。 |
ステップ 3 |
[Density Rules] を選択します。 既存のすべての密度ルールが一覧表示された [Density Rules] ウィンドウが表示されます。 |
ステップ 4 |
レポートを表示する [Density Rule] をクリックします。 該当するルールの密度ルールレポートが表示されます。 密度ルールレポートには、次の詳細が含まれます。
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密度ルールをテストするには、次の手順を実行します。
ステップ 1 |
Cisco DNA Spaces ダッシュボードで、[Right Now] をクリックします。 [Right Now] ウィンドウが表示されます。 |
ステップ 2 |
ウィンドウの左上に表示される 3 本線のメニューアイコンをクリックします。 |
ステップ 3 |
[Density Rules] を選択します。 既存のすべての密度ルールが一覧表示された [Density Rules] ウィンドウが表示されます。 |
ステップ 4 |
テストする密度ルールの右端に表示される [Test Rule] アイコンをクリックします。 [Test the Rule] ウィンドウが表示されます。 |
ステップ 5 |
選択したチャネルで通知をトリガーするには [Yes] をクリックします。 通知がトリガーされ、成功メッセージが表示されます。 |
ステップ 6 |
[Continue] をクリックします。 |
密度ルールを変更するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 |
Cisco DNA Spaces ダッシュボードで、[Right Now] をクリックします。 [Right Now] ウィンドウが表示されます。 |
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ステップ 2 |
ウィンドウの左上に表示される 3 本線のメニューアイコンをクリックします。 |
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ステップ 3 |
[Density Rules] を選択します。 既存のすべての密度ルールが一覧表示された [Density Rules] ウィンドウが表示されます。 |
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ステップ 4 |
変更する密度ルールの右端に表示される [Edit Rule] アイコンをクリックします。 |
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ステップ 5 |
必要な変更を加えます。 |
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ステップ 6 |
変更を保存するには、[Save] をクリックします。または変更をパブリッシュするには、[Save and Publish] をクリックします。
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密度ルールを一時停止するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 |
Cisco DNA Spaces ダッシュボードで、[Right Now] をクリックします。 [Right Now] ウィンドウが表示されます。 |
ステップ 2 |
ウィンドウの左上に表示される 3 本線のメニューアイコンをクリックします。 |
ステップ 3 |
[Density Rules] を選択します。 既存のすべての密度ルールが一覧表示された [Density Rules] ウィンドウが表示されます。 |
ステップ 4 |
一時停止する密度ルールの右端に表示される [Pause Rule] アイコンをクリックします。 |
ステップ 5 |
表示されるウィンドウで、一時停止を確定します。 密度ルールが一時停止されました。 |
(注) |
複数の密度ルールを一時停止するには、一時停止する密度ルールのチェックボックスをオンにし、ページの下部に表示される [Pause] ボタンをクリックします。 |
密度ルールを再開するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 |
Cisco DNA Spaces ダッシュボードで、[Right Now] をクリックします。 [Right Now] ウィンドウが表示されます。 |
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ステップ 2 |
ウィンドウの左上に表示される 3 本線のメニューアイコンをクリックします。 |
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ステップ 3 |
[Density Rule] を選択します。 [Density Rules] ウィンドウが表示され、既存のすべての密度ルールがリストされます。 |
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ステップ 4 |
再開する密度ルールの右端に表示される [Make Rule Live] アイコンをクリックします。
密度ルールが再開します。 |
(注) |
複数の密度ルールを再開するには、再開する密度ルールのチェックボックスをオンにし、ウィンドウの下部に表示される [Make Live] ボタンをクリックします。 |
密度ルールを削除するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 |
Cisco DNA Spaces ダッシュボードで、[Right Now] をクリックします。 [Right Now] ウィンドウが表示されます。 |
ステップ 2 |
ウィンドウの左上に表示される 3 本線のメニューアイコンをクリックします。 |
ステップ 3 |
[Density Rule] を選択します。 [Density Rules] ウィンドウが表示され、既存のすべての密度ルールがリストされます。 |
ステップ 4 |
削除する密度ルールの右端に表示される [Delete Rule] アイコンをクリックします。 |
ステップ 5 |
表示されるダイアログボックスで [Delete Rule] をクリックします。 密度ルールが削除されます。 |
(注) |
複数の密度ルールを削除するには、削除する密度ルールのチェックボックスをオンにし、ページの下部に表示される [Delete] ボタンをクリックします。 |
[Settings] メニューは、[Right Now] アプリレポート内のデバイス、SSID、および訪問者を管理するのに役立ちます。[Settings] メニューには、[Include/Exclude Devices] タブと [Categorize Visitors] タブが含まれています。
[Include/Exclude Devices] タブを使用して、Right Now レポートの Wi-Fi、BLE、および RFID の各デバイスについて次のオプションから選択します。
Wi-Fi デバイス:分析に Wi-Fi デバイスを含めるには、[Include WiFi Devices] を選択します。
特定の SSID に接続されているデバイスを Right Now 分析から除外するには、[Add/Edit] または [Add/Edit excluded list] をクリックし、[Exclude SSIDs] リストから目的の SSID を選択します。
BLE タグ:Right Now レポートに BLE タグを含めるには、[Include BLE Tags] を選択します。
Right Now 分析から特定のデバイス グループを除外するには、[Add/Edit] または [Add/Edit excluded list] をクリックし、[Exclude BLE devices] リストから目的の BLE デバイスを選択します。
RFID タグ:Right Now レポートに RFID タグを含めるには、[Include RFID Tags] を選択します。
有線デバイス:有線デバイスを Right Now レポートのアクティブな訪問者の一部として含めるには、[Include Wired Devices] を選択します。デフォルトでは、有線デバイスは除外されます。
(注) |
RFID タグと BLE タグを選択すると、対応するデバイス数も Right Now レポートに表示されます。 |
[Categorize Visitors] タブを使用して、SSID に参加した訪問者を訪問者タイプに基づいて自動または手動で分類します。次のオプションを使用できます。
Auto
ゲスト
Employee
Custom