この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、テクニカル サポートに問い合せる前に従う手順について説明します。この章で説明する内容は、次のとおりです。
(注) シスコのサポートをシスコのリセラーからご購入された場合は、リセラーに直接お問い合せください。サポートをシスコから直接購入された場合には、次の URL にアクセスしてシスコのテクニカル サポートにお問い合わせください。http://www.cisco.com/warp/public/687/Directory/DirTAC.shtm
次の手順に従って、カスタマー サポート担当者または Cisco TAC が必要とする、ネットワークに関する情報を収集します。
(注) 必要なログとカウンタは、揮発性ストレージに保存されているため、リロード時に消去されます。この手順が完了するまでは、モジュールやスイッチをリロードしないでください。
ステップ 2 画面に表示される行の数を、一時停止が無効になるように設定します。
ステップ 3 ネットワークのトラブルシューティングに必要な設定情報を表示します。
ステップ 4 メッセージ ログ内のエラー コードをキャプチャします。
• show logging logfile
ログファイルの内容を表示します。
• show logging last number
ログファイルの末尾から数行を表示します。
• ファブリック内の Cisco Nexus 1000V ソフトウェア、ドライバのバージョン、オペレーティング システムのバージョン、およびストレージ デバイスのファームウェア。
• 実行している ESX Server および vCenter Server ソフトウェア。
• このイベントの発生前または発生時に、環境に変更(VLAN、モジュールの追加、アップグレード)が加えられたか。
• 同様の設定がされた他のデバイスで、この問題が発生したか。
• 問題の発生したデバイスの接続先はどこか(どのスイッチまたはインターフェイスか)。
• 問題発生時にキャプチャした出力のトレースまたはデバッグを行ったか。どのようなトラブルシューティングの手順を試みたか。次のどのツールを使用したか(使用した場合)。
– Ethanalyzer、ローカルまたはリモート SPAN
ステップ 6 問題はソフトウェアをアップグレードしようとしたことに関係していますか。
• Cisco Nexus 1000V の元のバージョンは何であったか。
• Cisco Nexus 1000V の新しいバージョンは何か。
シスコのカスタマー サポート担当者は、ユーザ システムのファイルを分析用に使用することがあります。このようなファイルの 1 つに、コア ダンプと呼ばれる、メモリ情報が含まれるファイルがあります。このファイルは、TFTP サーバ、またはローカル スイッチの slot0: にあるフラッシュ カードに送信されます。カスタマー サポート担当者の指導に基づいて、このファイルが生成されるようにスイッチをセットアップし、サポート担当者に E メールで送信できるように、生成されたファイルを TFTP サーバへ送信する必要があります。
コア メモリ情報のファイル(コア ダンプ)を生成するには、次の例に示すコマンドを使用します。
(注) ファイル(この例では jsmith_cores)が TFTP サーバのディレクトリ内に存在する必要があります。
ファイルをスイッチとの間で移動することが必要になる場合もあります。このようなファイルには、ログ ファイル、コンフィギュレーション ファイル、ファームウェア ファイルなどがあります。
Cisco Nexus 1000V は、常にクライアントとして動作します。つまり、ftp、scp、tftp セッションは常にスイッチで発生し、ファイルは外部システムにプッシュされるか、外部システムからプルされます。
copy CLI コマンドは、4 つの転送プロトコルと 12 の異なるファイル ソースをサポートしています。
転送メカニズムとしてセキュアなコピー(scp)を使用するには、次の構文を使用します。
ユーザ user1
を使用して 172.22.36.10 から /etc/hosts
をコピーする(コピー先は hosts.txt
)には、次のコマンドを使用します。
スタートアップ コンフィギュレーションを sftp サーバにバックアップするには、次のコマンドを使用します。
ヒント サーバへのスタートアップ コンフィギュレーションのバックアップは、毎日および変更を行う前に実施する必要があります。コンフィギュレーションの保存およびバックアップを行う短いスクリプトを記述して、Cisco Nexus 1000V 上で実行することもできます。このスクリプトには、copy running-configuration startup-configuration と copy startup-configuration tftp://server/name の 2 つのコマンドだけを含める必要があります。スクリプトを実行するには、run-script filename コマンドを使用します。