この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチにキックスタート イメージおよびシステム イメージをインストールするには、 install all コマンドを使用します
install all [ kickstart kickstart-url ] [ system system-url ]
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キックスタートおよびシステムの URL の形式は、ファイル システム、ディレクトリ、およびファイルの場所によって異なります。
次の表は、ファイル システムのタイプごとの URL プレフィックス キーワードのリストです。URL プレフィックスのキーワードを指定しない場合、スイッチは、現在のディレクトリ内のファイルを検索します。
表 1 は、書き込み可能なローカル ストレージ ファイル システムの URL プレフィックス キーワードのリストです。 表 2 は、リモート ファイル システムの URL プレフィックス キーワードのリストです。リモート ファイル システムでは、特に指定しない場合、パスはリモート サーバ上のユーザのデフォルト パスです。
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Secure Shell(SSH; セキュア シェル)をサポートし、Secure Copy Protocol(SCP)を使用するネットワークサーバのコピー元の URL を指定します。構文は次のとおりです。 |
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イメージ ファイルをリモート サーバからダウンロードしてインストールするとき、サーバに関する情報またはユーザ名を入力していない場合は、情報の入力を求められます。
このコマンドは、キックスタートおよびシステムのブート変数を設定し、イメージ ファイルを冗長スーパーバイザ モジュールにコピーします。
install all コマンドを使用すると、スイッチ ソフトウェアをアップグレードして、接続されているすべてのシャーシのファブリック エクステンダ ソフトウェアをアップグレードできます。ソフトウェアのコピー中、ファブリック エクステンダにより、通過中のトラフィックはオンラインのままになります。ソフトウェア イメージが正常にインストールされると、親スイッチおよびファブリック エクステンダ シャーシが自動的にリブートされ、親スイッチとファブリック エクステンダ間でのソフトウェア バージョンの互換性が維持されます。
install all コマンドを使用すると、スイッチの Cisco NX-OS ソフトウェアをダウングレードできます。ダウングレード ソフトウェアに、スイッチの現在の設定との互換性があるかどうかを調べるには、 show incompatibility system コマンドを使用し、設定の互換性に問題がある場合は、それを解決します。
Cisco NX-OS Release 5.0(3)N1(1) では、レイヤ 3 機能がイネーブルになっている Cisco Nexus 5548 スイッチおよび Cisco Nexus 5596 でのソフトウェア アップグレードは中断されます。スイッチと Cisco Nexus 2000 シリーズ ファブリック エクステンダをリロードする必要があります。
次に、bootflash: ディレクトリから Cisco NX-OS ソフトウェアをインストールする例を示します。
次に、キックスタートおよびシステムのブート変数に設定された値を使って、Cisco NX-OS ソフトウェアをインストールする例を示します。
次に、SCP サーバから Cisco NX-OS をインストールする例を示します。
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ライセンスをインストールするには、 install license コマンドを使用します。
install license [ filesystem :] [// server /] [ directory ] src-filename [ target-filename ]
(任意)サーバの名前。有効な値は、 /// 、 //module-1/ 、 //sup-1/ 、 //sup-active/ または //sup-local/ です。2 個のスラッシュ( // )を含む必要があります。 |
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(注) filesystem://server/directory/filename ストリングにはスペースを含めることはできません。この文字列の各要素は、コロン(:)とスラッシュ(/)で区切ります。
Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチのライセンスはすべて、工場出荷時にインストールされています。手動インストールは不要です。
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ターゲット ファイル名をコピー元の場所の後に指定した場合は、ライセンス ファイルがその名前でインストールされます。それ以外の場合、コピー元 URL のファイル名が使用されます。また、このコマンドはインストール前のライセンス ファイルも検証します。
次に、bootflash: ディレクトリに常駐する、license-file という名前のファイルをインストールする例を示します。
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