この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
ここでは、システム情報の表示方法と、スイッチでのさまざまなオプションの設定方法について説明します。
• システム情報
• スイッチ モデル
[システムの要約] ページには、スイッチのグラフ、スイッチ ステータス、ハードウェア情報、ファームウェア バージョン情報、一般的な Power-over-Ethernet(PoE)ステータスなどが表示されます。
システム情報を表示するには、[ステータスと統計情報] > [システムの要約] の順にクリックします。[システムの要約] ページが開きます。
[システムの要約] ページには、システム情報とハードウェア情報が表示されます。
• [システムロケーション] :スイッチの物理的な位置。この値を入力するには、[編集] をクリックし、[システム設定] ページに移動します。
• [システムコンタクト先] :担当者の名前。この値を入力するには、[編集] をクリックし、[システム設定] ページに移動します。
• [ホスト名] :スイッチの名前。この値を入力するには、[編集] をクリックし、[システム設定] ページに移動します。デフォルトでは、スイッチのホスト名は、 switch という単語と、スイッチ MAC アドレスの下 3 バイト(16 進数値の右側 6 桁)との連結になります。
• [システムアップタイム] :最後のリブートから経過した時間。
• [ジャンボフレーム] :ジャンボ フレーム サポート ステータス。このサポートは、[ポート設定] ページで有効または無効にできます。
(注) ジャンボ フレームは、有効にしてからスイッチをリブートした後にのみサポートが有効になります。• [HTTPサービス] :HTTP の状態(有効または無効)が表示されます。
• [HTTPSサービス] :HTTPS の状態(有効または無効)が表示されます。
• [編集] :クリックすると、[TCP/UDPサービス] ページが表示されます。詳細については、「セキュリティの設定」を参照してください。
• [ファームウェアバージョン] :ソフトウェア イメージのファームウェア バージョン番号。
• [ファームウェアのMD5チェックサム] :ソフトウェア イメージの MD5 チェックサム。
• [ブートのMD5チェックサム] :ブート バージョンの MD5 チェックサム。
• [ロケール] :最初の言語のロケール (これは常に英語です)。
• [言語バージョン] :最初の言語または英語の言語パッケージ バージョン。
• [言語のMD5チェックサム] :言語ファイルの MD5 チェックサム。
• [言語バージョン] :2 番目の言語の言語パッケージ バージョン。
• [言語のMD5チェックサム] :セカンダリ言語ファイルの MD5 チェックサム。
• [最大有効PoE電力(W)] :PoE により給電可能な最大電力。
ステップ 1 [各種管理] > [システム設定] の順にクリックします。[システム設定] ページが開きます。
• [システムロケーション] :スイッチの物理的な位置を入力します。
– [デフォルトを使用] :これらのスイッチのデフォルト ホスト名(システム名)は switch123456 です。123456 は 16 進数のスイッチ MAC アドレスの下 3 桁になります。
– [ユーザ定義] :ホスト名を入力します。文字、数字、およびハイフンのみ使用できます。ホスト名の開始または終了はハイフンにできません。その他の記号、句読点、ブランクも使用できません(RFC1033、1034、1035 の規定により)。
• [カスタムログイン画面の設定] :[ログイン] ページにテキストを表示する場合は、[ログインバナー] テキスト ボックスにテキストを入力します。結果を表示するには、[プレビュー] をクリックします。
(注) ユーザが Web インターフェイスからログイン バナーを定義すると、CLI インターフェイス(コンソール、Telnet、および SSH)のバナーもアクティブになります。ステップ 3 [適用] をクリックし、実行コンフィギュレーション ファイルに値を設定します。
すべてのモデルがWeb ベースのスイッチ設定ユーティリティから完全に管理できます。
レイヤ 2 は、すべてのデバイスのデフォルトの動作モードになります。レイヤ 2 モードでは、スイッチは VLAN 対応ブリッジとしてパケットを転送します。レイヤ 3 モードでは、スイッチは IPv4 ルーティングと VLAN 対応ブリッジングの両方を実行します。
スイッチがレイヤ 3 モードで動作する場合、VLAN レート制限と QoS ポリサーは動作しません。その他の QoS 詳細モード機能は使用できます。
次の表では、ファスト イーサネット ポート(10/100)は FE 、ギガビット イーサネット ポート(10/100/1000)は GE として示されています。
次の表に、さまざまなモデル、それぞれのポートの個数とタイプ、および PoE をサポートするポートの個数を示します。
|
|
|
|
|
---|---|---|---|---|
ジャンボ フレームのサポートを有効にするなど、コンフィギュレーションを変更した場合、その変更を有効にするためにシステムをリブートしなければならないことがあります。ただし、スイッチをリブートすると、実行コンフィギュレーションが削除されるので、スイッチをリブートする前に、実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションに保存しておくことが重要です。[適用] をクリックしても、コンフィギュレーションはスタートアップ コンフィギュレーションに保存されません。ファイルとファイル タイプの詳細については、 システム ファイルの管理の ファイルとファイル タイプを参照してください。
[各種管理] > [コンフィギュレーションのコピー/保存] の順にクリックするか、ウィンドウの上にある [保存] をクリックして、コンフィギュレーションをバックアップできます。リモート デバイスからコンフィギュレーションをアップロードすることもできます。詳細については、 システム ファイルの管理の コンフィギュレーション/ログのダウンロード/バックアップを参照してください。
ステップ 1 [各種管理] > [リブート] の順にクリックします。[リブート] ページが開きます。
ステップ 2 いずれかの [リブート] ボタンをクリックし、スイッチをリブートします。
• [リブート] :スイッチをリブートします。スイッチをリブートすると実行コンフィギュレーション内の保存されていない情報は破棄されてしまうので、ウィンドウの右上隅にある [保存] をクリックして、起動中に現在のコンフィギュレーションが保持されるようにする必要があります。保存オプションが表示されない場合は、実行コンフィギュレーションがスタートアップ コンフィギュレーションと一致しており、保存が必要ないということです。
• [工場出荷時設定に戻す] :工場出荷時のデフォルト コンフィギュレーションを使用してスイッチをリブートします。このプロセスは、スタートアップ コンフィギュレーション ファイルを消去します。つまり、このアクションを選択すると、別のファイルに保存されていない設定はすべて削除されます。
[ヘルス] ページには、次のデバイスのスイッチ ファンの状態と温度が表示されます。
上記以外のデバイスについては、ファンの状態のみが表示されます。
スイッチの状態パラメータを表示するには、[ステータスと統計情報] > [ヘルス] の順にクリックします。[ヘルス] ページが開きます。
• [ファンステータス] :ファンの状態。[OK] は、ファンが正常に動作していることを示します。
[アイドルセッションタイムアウト] では、タイムアウトが発生するまでに HTTP セッションがアイドル状態を継続できる時間を設定します。タイムアウトが発生すると、ユーザは再度ログインし、セッションを再構築することが必要になります。
HTTP または HTTPS セッションのアイドル セッション タイムアウトを設定するには
ステップ 1 [各種管理] > [アイドルセッションタイムアウト] の順にクリックします。[アイドルセッションタイムアウト] ページが開きます。
ステップ 2 対応するリストからセッションのタイムアウトを選択します。デフォルトのタイムアウトは 10 分です。
ステップ 3 [適用] をクリックして、スイッチのコンフィギュレーションを設定します。
Ping は、リモート ホストに到達できるかどうかをテストし、スイッチから宛先デバイスに送信したパケットが往復に要した時間を計測するためのユーティリティです。
Ping は、Internet Control Message Protocol(ICMP; インターネット制御メッセージ プロトコル)エコー リクエスト パケットを対象ホストに送信し、pong とも呼ばれる ICMP 応答を待機することで動作します。往復にかかった時間が計測され、すべてのパケット ロスが記録されます。
ステップ 1 [各種管理] > [Ping] をクリックします。[Ping] ページが開きます。
ステップ 2 次のフィールドに情報を入力して Ping を設定します。
• [ホスト指定方法] :IP アドレスでホストを指定するか、名前でホストを指定するかを選択します。
• [IP バージョン] :ホストを IP アドレスで指定する場合は、IPv4 または IPv6 を選択し、選択した形式で入力することを示します。
• [IPv6アドレスタイプ] :入力する IPv6 アドレスのタイプを選択します。
– [リンクローカル] :IPv6 アドレスによって、同一ネットワーク リンク上のホストが一意に識別されます。リンク ローカル アドレスのプレフィクス部は FE80 です。このタイプのアドレスはルーティング不能であり、ローカル ネットワーク内で通信する場合にのみ使用できます。リンク ローカル アドレスは 1 つだけサポートされます。リンク ローカル アドレスがインターフェイス上に存在している場合、この入力値が、コンフィギュレーション内のアドレスと置き換わります。
– [グローバル] :IPv6 アドレスは、他のネットワークからも認識かつアクセス可能なグローバル ユニキャスト IPv6 タイプになります。
• [リンクローカルインターフェイス] :IPv6 アドレス タイプがリンク ローカルである場合は、どこから IPv6 アドレスを受け取るかを選択します。
• [ホストのIPアドレス/名前] :Ping 対象デバイスのアドレスまたはホスト名。IP アドレスかホスト名かは、[ホスト指定方法] によって決まります。
• [Ping間隔] :システムが Ping パケット間で待機する時間。Ping は、正常に実行されたかどうかに関係なく、[Ping回数] で指定した回数繰り返されます。デフォルト値を使用するか、特定の値を指定します。
• [Ping回数] :Ping 操作を実行する回数。デフォルト値を使用するか、特定の値を指定します。
• [ステータス] :Ping が正常に実行されたかどうかが表示されます。
ステップ 3 ホストを Ping するには、[Pingの実行] をクリックします。Ping のステータスが表示され、メッセージのリストに別のメッセージが追加されて、Ping 操作の結果が示されます。
ステップ 4 このページの [Pingカウンタとステータス] セクションに Ping の結果が表示されます。