この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
ここでは、スイッチの統計情報を表示する方法について説明します。
• RMON の管理
[インターフェイス] ページには、トラフィック統計情報がポート別に表示されます。情報のリフレッシュ レートを選択できます。
このページは、送受信されるトラフィック量とその分散(ユニキャスト、マルチキャスト、ブロードキャスト)を分析するのに便利です。
ステップ 1 [ステータスと統計情報] > [インターフェイス] の順にクリックします。[インターフェイス] ページが開きます。
• [インターフェイス] :インターフェイス タイプと、イーサネット統計情報を表示する特定のインターフェイスを選択します。
• [リフレッシュレート] :インターフェイス イーサネット統計情報がリフレッシュされるまでの時間を選択します。オプションは次のとおりです。
– [リフレッシュなし] :統計情報はリフレッシュされません。
– [15秒] :統計情報は 15 秒ごとにリフレッシュされます。
– [30秒] :統計情報は 30 秒ごとにリフレッシュされます。
– [60秒] :統計情報は 60 秒ごとにリフレッシュされます。
[受信統計情報] には、着信パケットについての情報が表示されます。
• [合計バイト(オクテット)] :受信されたオクテット数。不良パケットと FCS オクテットが含まれますが、フレーミング ビットは含まれません。
• [ユニキャストパケット] :受信された正常なユニキャスト パケット数。
• [マルチキャストパケット] :受信された正常なマルチキャスト パケット数。
• [ブロードキャストパケット] :受信された正常なブロードキャスト パケット数。
• [エラーがあるパケット] :受信されたエラーのあるパケット数。
[送信統計情報] には、送信パケットについての情報が表示されます。
• [合計バイト(オクテット)] :送信されたオクテット数。不良パケットと FCS オクテットが含まれますが、フレーミング ビットは含まれません。
• [ユニキャストパケット] :送信された正常なユニキャスト パケット数。
• [マルチキャストパケット] :送信された正常なマルチキャスト パケット数。
• [ブロードキャストパケット] :送信された正常なブロードキャスト パケット数。
•表示されているインターフェイスのカウンタをクリアするには、[インターフェイスカウンタのクリア] をクリックします。
•すべてのインターフェイスのカウンタをクリアするには、[すべてのインターフェイスカウンタのクリア] をクリックします。
[Etherlike] ページには、Etherlike MIB 規格定義に従って統計情報がポート別に表示されます。情報のリフレッシュ レートを選択できます。このページには、トラフィックを中断する可能性のある物理レイヤ(レイヤ 1)のエラーについての詳細な情報が表示されます。
ステップ 1 [ステータスと統計情報] > [Etherlike] の順にクリックします。[Etherlike] ページが開きます。
• [インターフェイス] :インターフェイス タイプと、イーサネット統計情報を表示する特定のインターフェイスを選択します。
• [リフレッシュ レート] :イーサネット統計情報がリフレッシュされるまでの時間を選択します。
• [フレームチェックシーケンス(FCS)エラー] :Cyclic Redundancy Check(CRC; 巡回冗長検査)に失敗した受信フレーム数。
• [単一コリジョンフレーム] :単一コリジョンに含まれるが、送信できたフレーム数。
• [レイトコリジョン] :データの最初の 512 ビットの後に検出されたコリジョン。
• [オーバーサイズパケット] :1518 オクテットを超える受信パケット。
• [内部MAC受信エラー] :受信側のエラーにより拒否されたフレーム。
• [受信済みポーズフレーム] :受信されたフロー制御ポーズ フレーム。
• [送信済みポーズフレーム] :選択されたインターフェイスから送信されたフロー制御ポーズ フレーム。
•選択したインターフェイスの Etherlike 統計情報カウンタをクリアするには、[インターフェイスカウンタのクリア] をクリックします。
•すべてのインターフェイスの Etherlike 統計情報カウンタをクリアするには、[すべてのインターフェイスカウンタのクリア] をクリックします。
[802.1x EAP] ページには、送信または受信された Extensible Authentication Protocol(EAP; 拡張認証プロトコル)フレームについての情報が表示されます。802.1X 機能を設定するには、802.1X の [プロパティ] ページに移動してください。
ステップ 1 [ステータスと統計情報] > [802.1X EAP] の順にクリックします。[802.1X EAP] ページが開きます。
ステップ 2 統計情報のためにポーリングする ポート を選択します。
ステップ 3 EAP 統計情報がリフレッシュされるまでの時間を選択します([リフレッシュレート])。
• [受信済みEAPOLフレーム] :ポートで受信した有効な EAPOL フレーム。
• [送信済みEAPOLポーズフレーム] :ポートが送信した有効な EAPOL フレーム。
• [受信済みEAPOL開始フレーム] :ポートで受信した EAPOL 開始フレーム。
• [受信済みEAPOLログオフフレーム] :ポートで受信した EAPOL ログオフ フレーム。
• [受信済みEAP応答/IDフレーム] :ポートで受信した EAP 応答/ID フレーム。
• [受信済みEAP応答フレーム] :ポートで受信した EAP 応答フレーム(応答/ID フレーム以外)。
• [送信済みEAP要求/IDフレーム] :ポートが送信した EAP 応答/ID フレーム。
• [送信済みEAP要求フレーム] :ポートが送信した EAP 要求フレーム。
• [受信済み無効EAPOLフレーム] :このポートで受信した認識されない EAPOL フレーム。
• [受信済みEAPパケット長エラーフレーム] :このポートで受信した、パケット本体の長さが無効な EAPOL フレーム。
• [最終EAPOLフレームバージョン] :一番新しく受信した EAPOL フレームに関連付けられていたプロトコル バージョン番号。
• [最終EAPOLフレーム送信元] :一番新しく受信した EAPOL フレームに関連付けられていた送信元 MAC アドレス。
指定したインターフェイスのカウンタをクリアするには、[インターフェイスカウンタのクリア] をクリックします。すべてのインターフェイスのカウンタをクリアするには、[すべてのインターフェイスカウンタのクリア] をクリックします。
Remote Networking Monitoring(RMON; リモート ネットワーク モニタリング)により、スイッチで一定期間、トラフィック統計情報を予防的に監視できます。
この機能により、最後にクリアになったとき以降の現在の統計情報(カウンタ値)を表示できます。
[統計情報] ページには、パケット サイズについての詳細情報および物理レイヤ エラーについての一部情報が表示されます。表示される情報は、RMON 規格に基づいています。オーバーサイズ パケットは、次の基準を満たすイーサネット フレームとして定義されます。
ステップ 1 [RMON] > [統計情報] の順にクリックします。[統計情報] ページが開きます。
ステップ 2 イーサネット統計情報を表示する インターフェイス を選択します。
ステップ 3 インターフェイス統計情報がリフレッシュされるまでの時間として リフレッシュ レート を選択します。
• [受信済みバイト] :受信されたオクテット数。不良パケットと FCS オクテットが含まれますが、フレーミング ビットは含まれません。
• [受信済みパケット] :マルチキャスト パケットとブロードキャスト パケットを含む、受信済みの正常なパケット数。
• [受信済みブロードキャストパケット] :受信済みの正常なブロードキャスト パケット数。この数にはマルチキャスト パケットは含まれません。
• [受信済みマルチキャストパケット] :受信済みの正常なマルチキャスト パケット数。
• [CRC & アラインメントエラー] :発生した CRC とアラインメント エラー数。
• [アンダーサイズパケット] :受信済みアンダーサイズ パケット数(64 オクテット未満)。
• [オーバーサイズパケット] :受信済みオーバーサイズ パケット数(1518 オクテット超過)。
• [フラグメント] :フレーミング ビットは含まず、FCS オクテットを含む、受信済みフラグメント(64 オクテット未満のパケット)数。
• [ジャバー] :1632 オクテットを超える受信済みパケット合計数。この数にはフレーミング ビットは含まれず、FCS オクテットは含まれます。この FCS オクテットには、オクテットの整数(FCS エラー)を持つ不良 Frame Check Sequence(FCS; フレーム チェック シーケンス)、または非整数オクテット(アラインメント エラー)を持つ不良 FCS のいずれかが含まれます。ジャバー パケットは、次の基準を満たすイーサネット フレームとして定義されます。
• [コリジョン] :受信済みコリジョン数。ジャンボ フレームが有効である場合、ジャバー フレームのしきい値はジャンボ フレームの最大サイズまで引き上げられます。
• [64バイトフレーム] :受信された 64 バイトを含むフレーム数。
• [65~127バイトフレーム] :受信された 65 ~ 127 バイトを含むフレーム数。
• [128~255バイトフレーム] :受信された 128 ~ 255 バイトを含むフレーム数。
• [256~511バイトフレーム] :受信された 256 ~ 511 バイトを含むフレーム数。
• [512~1023バイトフレーム] :受信された 512 ~ 1023 バイトを含むフレーム数。
• [1024バイト超のフレーム] :1024 ~ 1632 バイトを含むフレーム、およびジャンボ フレームの受信数。
ステップ 4 [インターフェイス] フィールドで別のインターフェイスを選択します。RMON 統計情報が表示されます。
カウンタをリセットするには、[インターフェイスカウンタのクリア] または [すべてのインターフェイスカウンタのクリア] をクリックします。